2017/08/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露店通り」にジードさんが現れました。
■ジード > 昼間であれば様々な商人でにぎわう露天商の多い通りも深夜に近い夜であれば
しんと静まり返り看板を掲げた数少ない店が人目を忍ぶ様に商談を繰り返している奇妙な場所となる。
通りの入り口付近でいまだに開店を示す看板を掲げたその店はあった。
看板に掛かれた目録は装飾品、香辛料と書かれた後によろず薬、とだけ書かれた怪しげな物である。
「――出店の許可が下りたのがこの時間だけというのは何かマズったかな」
ロクに通りがかる人もいない通りを眺め見ながら煙管を吹かして胡坐をかいた店主が声を上げる。
許可の原因はいかにも怪しげなその風体と向か系は無さそうだ。