2017/08/20 のログ
ご案内:「アングラな酒場」にシェイアさんが現れました。
■シェイア > 「えぇ、それでは。今後ともごひいきに。」
テーブル席の一角。
そこで蜜を含んだような声が囁くように漏れた。
ローブ姿の女は顔も隠さず、ここを利用している。
向かい合って座るのはフードを目深に被っており、人相は把握できない。
しかし男性の様子。女の声にひくりと身体をひくつかせるものの、
わずかに頷くとテーブルの上の革袋を持って席を立った。
立ち去る姿を横目で見つつ、ふ、と一息。
今更緊張するような魔女ではないが、思うところもあるのかもしれない。
やがて男が姿を消せば、くるりとカウンターの店主へと目線を向ける。
「……強めのカクテルをくださる?」
それだけを店主に告げると、きぃ、と古びた椅子の背もたれに身を預けた。
周囲には何人か。ここにいるのは無防備そうな女だが、誰も声をかけたりはしない。
暗い雰囲気を纏った者が周囲を気にするようにわずかに視線を交わすだけだ。
女も、そんな雰囲気は嫌いではなかった。
やがて、注文したカクテルが安物のグラスで差し出されれば一言礼を告げて一口含む。
はぁ、と小さく艶っぽい息を吐き出しながらようやく喉を潤せた様子を見せた。
ご案内:「アングラな酒場」からシェイアさんが去りました。
ご案内:「九頭竜山脈 山道」にレナーテさんが現れました。
■レナーテ > 「はぁ…っ、はぁ…っ」
化物に体中を陵辱されてから数日、組合にも、集落にも戻れずに居た。
排泄の度に感じさせられる、強烈な性感と、時折意識を奪い取ろうとする何かの存在。
下腹部に感じる魔力の流れは、自分以外の何かが、そこに潜んでいる証拠だった。
仲間たちのところにいけば、同い年の少女達を巻き込むことになる。
それは出来ないと、普段とは違う馬車に乗り、集落の傍で卸してもらった後、荷物を詰め込んだ鞄を背負ってここに至る。
自分に魔法銃を教えてくれた人、その人が持つ命を焼き払う炎なら…胎内に宿った何かを除去できるはずと。
険しい山道を歩く度、薬漬けにされた子宮が振動を受けて甘い痺れを身体に走らせる。
鼻にかかった熱っぽい声が零れそうになるのを、口元に手のひらを当ててぐっと堪えると、道中に拵えた杖で地面を突きながら、一歩一歩…上へと進むが。
「んぁぁっ!? ……こ、の…っ…!」
何かが膣内を通り抜けた瞬間、明らかな嬌声を上げながら背筋を跳ね上がらせ、崩れるように尻餅をつく。
ビクビクと不規則に体を震わせながら、腰のベルトにとめたポーチから魔法銃の増幅弾を一発取り出す。
魔力をコンデンサーのように蓄えて、効力を強めるそれは、普通に魔法を使うときにも使用すれば、力を強めることが出来る。
ぎゅっと握りしめると、光の魔法の一つを唱え、石を弾けさせた。
真っ白い光が掌に集まると、それを下腹部に押し当て、自身の体内にある何かを封じ込めようとするのだが……。
「っ…は…! んんっ、ぅあ……っ、は…ぁぁ…っ…!?」
やめろと言わんばかりに胎内で暴れる何かは、肉棒の注挿を思わせる動きでのたうち回り、肉襞をかき回す。
サラサラの蜜が洪水のように滴り落ち、土を一部黒く湿らせていく。
震えるような呼吸を繰り返し、どうにか封じ込めに成功するも、徐々に解除される時間が狭まっていた。
早く行かないと……そう思いながら、胸に手を当て、呼吸が整うを待つことに。
ご案内:「九頭竜山脈 山道」からレナーテさんが去りました。