2017/08/02 のログ
ご案内:「海岸沿い」にノーガルトさんが現れました。
ノーガルト > (ダイラスを朝遅くにて、この場所。
昼飯はこの近くで食べて、キャンプを張りしばらく。
ノーガルトは、海岸沿いに寝そべり一眼望遠鏡をのぞいていた。

今日の海は、ずいぶんとあれている…。
この近くは遊泳をするにはずいぶんと不向きだし、飛び込むというよりも飛び降り自殺を図れるほどの高さだ。
そんな場所のぎりぎりで寝そべり、覗くその先は…ただの岩壁。)

「うーーーん………。」

(ノーガルトは、唸りながらそれでもまるで睨みつけるように望遠鏡を覗いていた。
この近くにあるという古文書の情報を頼りに、どこかに洞窟でもないだろうかと探し始めたのが、昼飯を食べてすぐ。
かなり広いのだから、どこかに洞窟の一つでもないかと探しているのだが…。)

ノーガルト > 『……ノル、この近くに魔力の奔流はない。巧妙に隠されている可能性は捨てきれんがな。』
「……そうか…、ハバキリを持ってくるべきだったな…。」

(ハバキリは現在、ダイラスの宿屋に預けている。
かなり大きな剣だから、邪魔になりそうだというノーガルトの判断だった。

しかし、あの剣の能力―――『視力』を強化できる能力は、こういう時にかなり役に立つ。
負担はそれなりに大きいものの、やはり見えないものをみえるようになるというのは、探し物にはうってつけだった。

ノーガルトは、やはりその剣を持ってくるべきだったと内心後悔している。
だが、あの剣を他人が触れると、大蛇にかみ殺されるという無限の『恐怖』を見せつける。
ノーガルトもまた、それを乗り越えてハバキリと契約したのだ。)

ノーガルト > 「……ダメだ、見つからん…。ハバキリをもって出直そう。」

(結局、探せど探せど洞窟のようなものは見当たらなかった。
そもそも、考えてみたら悪のとはつくものの、破壊神を祭っていたのはミレー族だ。
そのミレー族の結界に守られているとなると、人間であるノーガルトがいくら目を凝らしたとしても見つかる物ではない。

キャンプで任せている二人のもとへ、ノーガルトは歩く。
今日は出直して、また明日ハバキリをもって来るとしよう…。)

ご案内:「海岸沿い」からノーガルトさんが去りました。