2017/06/13 のログ
メンシス > 「あぁ…それじゃ、このことは黙っておく。
 俺自身も確認が取りたかっただけだしな」

傷が無いかを確認する彼女へそう告げる。
確認が取れたならば、特に何かする理由はない。
知ったところでそれを利用する予定はない。今のところは…だが。

「うぅむ…姿はともかく、中身が中身なだけに守りたいとか保護したいとかは一ミリも思わねぇけどな。」

愛らしくウインクする彼女。
何回かの出会いで彼女の本質は既に見切っており、そのウインクには動じずにそう返す。
一応、頭を撫でられるのは拒まれていないそうだから、撫で続けよう。うん。

「いやらしい目で見るのは否定しねぇけど、馬鹿って所は訂正してもらいたいね。
 …まぁ、初見で確かに襲いたくはなったが、俺は頭がいいからな。
 襲わないで、敢えてお前の誘惑に乗ってやったって訳だ」

最初に会った時の事を思い出す。
あの時は胸を、尻を、それはもう挑発的に揺らしていた彼女。
その挑発に対し、下半身が猛っていたことをワザと誘惑に乗ってやったと言い訳がましいことを告げつつ、頬をぷくっと膨らませる彼女を見つめる。

不覚にも、ちょっとだけ可愛いと思ってしまい、自然と笑みが零れる。

トール > 「はっはっは、中身も最高だったろう?」

保護紙に包んだ皿を箱に入れ、棚の引き出しに仕舞う。
頭を撫でられるのには慣れている。
買い物等で少し頭を撫でさせてやればサービスしてくれるのだ、安いものだ。
配達に出た店員の帰りが遅いなと窓の外を眺め、男の手をすり抜けカウンターへと向かう。

「まあ、そういうことにしておいてやろう。実に頭の悪い言い訳だったがね。」

撫でられたせいで少しずれたボンネット帽を直しつつ、カウンターに備え付けた椅子に飛び乗るように座り、男へと視線を向け。

「で、今日は何を買って行くのだね?」

にっこりと満面の笑顔でプレッシャーを掛ける。

メンシス > 「その自信は何処から湧いてくんだよ」

棚を引き出しにしまう彼女をジト目で見つめる。
頭を撫でる手をすり抜け、カウンターへと向かう彼女を見つめながら腕を組む。

「何だとてめぇ!」

頭が悪いと言われれば腕組みを解除して拳を作る。
沸点が低い訳ではないが、罵倒されて黙っていられるほど寛容ではない。
本気で怒っている訳ではないので次の彼女の発言が飛べば忘れる。

「…そう、さな…。この【白蜜】ってのは何だ?」

満面の笑顔でプレッシャーを掛けられれば、顔を引きつらせる。
棚に飾られている商品を一瞥すれば、小瓶とそれに張られたラベルが目に留まる。
それを手に取り、彼女の方へと近づく。

トール > 「おや?こんないたいけな幼女に手を上げるのかね?それは男としてどうなのだろうね?」

手を出さない、そう信じているからこそからかい、にこにこと笑顔を向ける。
カウンターにちょこんと座ったまま、逃げる素振りも見せず膝の上に両手を置いてまるで人形のように振る舞う。

「ああ、それは所謂媚薬だよ、塗るほうのね。それ一瓶で20~30回は使えるよ、お値段五千ゴルドだよ。ああ、男には効きが悪いから注意し給え。」

男が手に取った商品を見てすらすらと説明する。
彼女に使ってはどうだい?と可愛らしく小首を傾げて見せた。

メンシス > 「バーカ、手ェ出す訳ねぇだろ…」

余裕そうに笑顔を見せる彼女。
勿論、手を出さないことを知っているからこその余裕なのだろう。

「ほうほう、媚薬…ね」

彼女の説明を聞けば、瓶を照明に翳す。
蓋を開けて匂いを嗅げば、ふむと小さく頷いて彼女の方を見る。

「…出来れば、試しに誰かに使ってみてぇんだけど?」

ニヤニヤと彼女に笑顔を向け、一歩、また一歩と迫る。
手をワキワキと厭らしい手つきで動かし、これからすることを想像させる。

トール > 「はっはっは、儂に使っても無駄だよ。仮に気持ちよくなっても君には頼まんからね。」

はっはっはっと余裕の笑みを浮かべつつ、顔の前で両手で×印を作って見せる。

「まあ、誰かに同意を取って使って見給え。なかなかに素晴らしい効果を発揮するよ。ああ、でも……。」

匂いを嗅ぐ様子を眺めつつ、片方の眉を上げて見せ。

「膣内に塗るのはやめておき給えよ。原材料に男の精を使っているからね。」

近寄ってくる男へとお代、とばかりに両手を差し出し、最高に愛らしい満面の笑顔を向ける。

メンシス > 「むっ…何だと!?」

バツ印を作る彼女に向って、驚いたような少しムッとしたような表情を浮かべる。
自分には頼まない。つまり自分をそういう対象として見てないということか?

「ん?…マジか!?」

彼女の言葉を聞いていれば、男性の精を原料としていると知る。
その事に驚きつつ、ほえ~っと言った風に小瓶の中のものを眺める。
お代とばかりに両手を差し出す満面の笑みの彼女に、渋々ながらも財布を取り出す。

「しっかしよぉ…俺は常連客なんだぜ?
 少しは"そういう"サービスとかしてもいいんじゃねぇのか?」

財布から5千ゴルドを取り出し、彼女の差し出された手にぽんっと置く。
実はちょっとそういったサービスを期待してた手前、断られると少しガッカリというか、ショックであった。
以前、店を訪れた時に感じた快感をもう一度とは行かず、ため息を漏らす。

トール > 「ふふ、最近店員を一人雇ってね。まあ、そういうことだよ。」

ムッとした表情を浮かべる男へと悪戯っぽい笑みを向け、ちゅっと投げキッスして見せる。
つまり、おかしくなっても相手してくれる男がいる、と。
もっとも淫らに躾けられた身体が果たしてひとりの男で満足できるかどうかは分からないが。

「本当だよ。ちなみに材料はいつでも歓迎だよ。気が向いたら絞って持ってき給え。他の女に君の精液が塗られると考えると中々興奮するのではないかね?」

差し出された代金を確認し、毎度ありと満面の営業スマイルを向け、ぴょこんと椅子から飛び降りると男の傍へと歩み寄る。

「何度も言っているが、うちは娼館ではないのだよ。これをやるから大人しく帰り給え。」

ポケットから提携先の娼館の割引券を取り出すと男の手に握らせる。

メンシス > 「むぅ…くそう、羨ましいぃ~~!」

投げキッスをする彼女とその発言。
それを聞いて隠すことなく羨ましいと叫び、拳を握る。
続けて聞こえてくるかも所の発言に落ち着きを取り戻し、今度は頭を抱える。

「いや、それはそれで確かに興奮はするが…だな。
 一人でシコシコと材料確保も悲しいし、そもそも金が発生しねぇならやる理由が…だな」

頬を掻き、買ってしまったと小瓶を見つめる。
何かに使えるかもしれないから一応は持っておく。
胸ポケットに小瓶を仕舞いつつ、近寄ってきた彼女に「ん?」と注意を向け。

「これ最初に渡した奴だろ!?要らねぇッつの!!」

初見でも見た娼館の割引券。
それを握らされればべしーんと地面に叩きつける。
完全に彼女のペースにはまり、良いように揶揄われている。

トール > 「はっはっは、羨ましいだろう?まあ、もっともそんな猿のようにヤらせてやるつもりはないがね。たまのご褒美くらいが興奮するだろう?」

百面相を見せる男を愉しげに見上げつつ、投げ捨てられた割引券を拾い上げ、ぱんぱんと誇りを払ってポケットに仕舞う。

「そうか。それは残念だよ。最近儂に負けず劣らずな愛らしい子が入ったと聞いたのだがね。」

ああ、残念だと肩を竦めつつ、男の尻をぺんぺんと叩く。

「さて、そろそろ閉店だ。他に買うものがなければ退散し給え。本当にお茶漬けを出してしまうぞ?」

にっこりと笑みを浮かべると左手の中指から翡翠の指輪を抜き取り、一瞬で幻が晴れるよう黒いゴスロリドレスに身を包んだ銀髪の少女が姿を表す。

「それではまたのお越しをお待ちしていますわ♪」

前屈みに深い谷間を強調するポーズを取り、ちゅっと投げキッスをして男を見送る。

メンシス > 「うぐぐ…」

実に愉しげにこちらを見上げる彼女。
それとは正反対にこちらは苦い表情を浮かべる。
割引券をポケットに仕舞う様子を見守れば、次の発言に耳をピクッと動かして反応する。

「何!?それは…」

本当かと聞こうとしたところで尻をぺんぺんと叩かれる。
子供に叩かれるのも妙な感じだと思いつつ、お茶漬けの話にピンと来ないまま出口へと向かう。
ドアに手を掛けた時、背後に感じる雰囲気に変化を感じ、そちらを振り返る。

「くっ!良い胸だなっ!また来る!!」

最後に見れた黒いゴスロリの銀髪少女。
谷間を強調するポーズと投げキッスに目を奪われていれば、また意味不明な誉め言葉を投げつけて店を出る。
久しぶりに見た彼女の姿に、鼓動はしばらくの間収まらなかった。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からトールさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からメンシスさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にトールさんが現れました。
トール > 王都の片隅、平民地区の大通りから少し入り込んだ路地に構えられたこじんまりとした店。
少し傾いた看板には『魔法具店ビルスキルニル』の屋号と『何でも承ります』の文字。
そろそろ昼に差し掛かろうと言う時間、窓がひとつしかない店内は逆に少し薄暗く、棚の影でごそごそと商品を整理する少女の金髪がよく映える。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にピングさんが現れました。
ピング > 肩に提げた大きなカバンを揺らしながら、入り組んだ路地を歩く。
最短距離を行くならば、更に細かく判れた小道があるのだけれども。
以前、その道を歩き腹がつかえたという悲しみがあるのでぐるりと大回り。

やがて辿り着いた店を見上げ、相変わらずの看板の様子を確かめると扉へと向かい。
店内へと足を踏み入れると同時に、声を張り上げた。

「邪魔するぞーい。トールちゃんやーい、ちょいと相談がー」

トール > ドアに吊り下げた鈴が涼やかな音色で来客を――告げるよりも大きな声でせっかくの風流が台無しに。

「おや、君か。どうしたのかね?」

振り向かずとも分かるその声。
同種の店として付き合いのある雑貨屋の店主の声に棚の隅でしゃがみこんで在庫の生理と数量の確認を続けながら答える。
ぺたんと座った後ろ姿は人形のようでありながら、テキパキと動く両手は働き者のそれ。

ピング > あぁすまない。基本的に空気は読めぬ男である。
ともあれ、誰何の声も、挨拶染みた声も無く始まる会話は毎度の事。
客とも言えぬ間柄であるが故に、そのまま仕事を続けられるのは特に気にはしない、のだが。

頑張ってお手伝いをしている子供感が凄い。
我が子にも何れこんなお手伝いを―――と夢想をしたが、扱っている品を思い出して直ぐに止めた。
緩んでた顔が、ふぅ、としょぼりとしてから溜息を零し。

ちょいとカウンターをお借りすると、カバンをその上にどっかりと置く。

「いやさ、ちょいと相談っちゅうか相談にな。忙しそうならちぃと間を置くが」

ごそりとカバンの中から何かを取り出し、カウンターの上に置く。
油脂の上に布を巻き、厳重に包装されたそれを何とはなしに指で突きながら。
何ぞ面白いものでもあるかしらと視線巡らせるのは商売柄。相手が此方の店に来た時と同じような反応だ。

トール > 「別に構わんよ。今日はまだ客も来ていないのでね、暇潰しのようなものだよ。」

まとめた商品を棚の下の引き戸の中へと仕舞い、のそりと立ち上がる。
立ち上がってもカウンターから顔が出る程度の背の高さしかない少女は置かれた鞄を眺めつつ、定位置であるカウンター備え付けの椅子に飛び乗るように腰掛ける。

「とりあえず、相談なのか相談なのかはっきりさせ給え。」

呆れたような半眼を雑貨屋店主へと向けてから、油紙に包まれた物へと興味深そうに視線を落とす。

ピング > 「暇潰しならもっと他にやることがあろうよ」

恐らくは相手の動きが店を持つ者として当然のものなのだろうけれど。
エロ本を読んだり、お気に入りの淫具を手入れしたり、と幼女に向かって何やら真面目に語る駄目オヤジ。
脱線しかけた話であったが、相手の突っ込みを受けると、たは、と笑い。
失敬失敬、と手を揺らすと、満を持して包みを御開帳。

「見よ、これこそ雑貨屋ピングと、魔法具店ビルスキルニルのコラボ商品…!」

コラボと銘打ちつつも、特に相手には事前相談はしていない。
故に何のことかと判らないかもしれない。

だがしかし。

包みが解かれた代物を見ればどうだろう。
それは雪の様に白い肌色で、横から見ると円柱の様にある程度の長さを持っていた。
前から見るともう色々丸わかりだろうが、妙にリアルな質感を持つ、女性の股間部分を抜き出した作り物。

オナホである。

それを見て、自身で気づくことがあるかどうかは判らないが。目の前に居る相手の、本性バージョン時の股間を精巧に再現した代物だった。
コラボである理由とはつまりそういうこと。

トール > 「本を読んで興奮する理由がわからんよ、儂は。文字や絵でどうやって興奮するというのだね?」

仕事をしているよりエロ本を読んでいることのほうが多い雑貨屋店主へと頬杖を突いて呆れたような表情で眺める。
そもそも自慰よりもセックスするほうがよっぽど気持ちいいのだから、自ら慰める意味がわからない。
というのも、その気になれば相手に困らない見た目整った少女故の、持ちたる者の感想。

「順番がおかしくないかね?相談する前に何故コラボ商品が存在しているのかね?」

何やら効果音が聞こえてきそうな男の声と共に開かれた包みの中身へと嘆息混じりに視線を向ける。
それは何やら筒状の……そして、一端に女性器をあしらったモノ。
見た瞬間、目的も使い方もわかってしまうのは道具に関わる仕事をしているからだろう。

「ほう、なるほど?材質は一体何で出来ているのかね?」

具合を確かめるよう、躊躇なく穴へと指を二本差し込み、中をぐりぐりとかき混ぜる。
なかなかに良い手触り、ちょっと癖になるかも知れない。

ピング > 「そこは想像と妄想の出番じゃあないのかね。
 そうさなぁ…例えば、恋愛ものの本についてもトールちゃんは同じことが言えるのかぇ」

尚、此方は自慰は自慰、セックスはセックス。別物で別腹。
さて、一緒くたにしていいものかどうかは判らぬが、
相手もイメージしやすかろうと少し対象を変えて同意を得ようとしてみた。
実体験と妄想はそれぞれがきっと素晴らしいと――――高尚っぽくも、まるでそうではないお話。

「まだ売っていないからセーフ!
 これを!トールちゃんの名前…いや、名前はあれか。目線を入れた写真でも付けて売ればウハウハって寸法よ」

以前、スライムさんが色々致した際に、相手の型を覚えてしまっていたというお話。
膣の形状まで再現しているという、素晴らしい代物だ。
柔らかくしっとりと絡みつくその再現度たるや。それを相手本人が指で掻き混ぜる様は中々マニアックな光景だった。
頬がにやける。

「材質はなぁ。あの特殊スライムでそのまま作っちまうのがやっぱ一番なんだけどなぁ。流石に採算あわねぇっちゅうか。特注品としちゃありなんだがなぁ。
 つーわけでちょっと妥協したんだけんども。少しだけお高いスライムに粘度調整薬入れて貰ってなぁ…」

そこだけが不満であるとつらりと語る。後は素材について説明をし、と言う訳で売りに出そうと漸く相談の内容のゴールとなった。
さて。相手にはこのオナホの形が相手自身であることがきちんと説明できているか不明だが。相手も当然理解している体で話を進めている為、すれ違いが怖い。

トール > 「ふむ……。まあ、そうだな。しかし、その辺は経験値の問題ではないのかね?君は浮気しまくってるんだから、妄想の余地などないだろう?」

綺麗な奥さんがいるにも関わらず女の子と見るや手を出しまくる男へと不思議そうに小首を傾げて見せ、ふわふわの金髪がサラリと揺れる。

「ちなみにコラボと言うからにはうちにもマージンが入るんだろうね?顔写真はNGだよ。どうせなら君の奥さんの写真でも張り付けておき給え。」

唇を尖らせ、不機嫌そうに半眼を向け、親指だけ立てた右手を下へと向ける。

「ほう、スライムを使っているのか?しかし、それだと死んでしまったら腐らないかね?あと、生きている状態でも色々と不都合がないかね?」

材質の話になると真剣な表情で大人の玩具を眺め、両手の指を差し込んで穴を目一杯拡げ、中を覗き込む。
――それが自分の穴を象ったモノとは気付かずに。