2017/05/29 のログ
オーソン > 「将校と繋がりを持てば不正をもみ消せると思うのだろうな。あの時はそうだったが正体を知っても態度を変えはしなかったのでな。
いや、騎士としては良い身構えだと思うぞ。それが芯まで染みついている訳だな。
いや、可愛いぞ。クロエが嫌でなければこの後も付き合わないかと誘いたくなるぐらいにな。
魔法として使えずに魔剣をか…それも一つの才能であろうな。
魔法の勉強はか……あれは少しかじったが中々に難しい物だったか。
今頃も警邏はせずに酒か女だろうな」

己としては親切で勧めたのだが怒ることに何故だと不思議そうに食べる姿を見て。

「打算で生きるのは騎士道ではなく卑しい貴族という訳か。
そのような御仁だと俺も嫌われそうだな、注意をせねがいかんか。
クロエながら金髪でも美しかっただろうな。それは姉にも手を付けてもいいという事か?
大変と知りその上で真面目に取り組めるのがクロエの良い所だ、その心を忘れない事だ。
良い習慣の筋金入りは良い事だ、今度も父上を敬うようにするべきだ。
もし見つからなければ……傷物にした責任としてクロエを娶るのも悪くはないな」

少女が嬉しそうに注文するのを見て食後のコーヒーだけを注文し。
やがて運ばれてきたそれを楽しむ少女の満面の笑みを眺め、楽しんでもらえて何よりとご満悦にコーヒ―に口をつける。

クロエ > 「んー、不正をもみ消すっていうのは弱みを握られるのと同じなのだけどねぇ。
 あはは、だって、あそこで態度を変えた処で、取り繕ってるのバレバレだし、何の意味もないじゃない。
 うぐ、ほ、褒められるのはやっぱりむずがゆいなぁ……あ、えと、その、今夜は、ダメ。うん、ダメ。
 才能、と言うよりは、多分魔剣にとっては、無知で体の良いごはんなんだろうなぁ、ボク。
 魔剣を使いすぎれば、ボクの体調とか気にせずにごっそり魔力をとっていくからね、こいつら。
 ――でも、いつも必ず傍にいてくれるから、何より頼りになる相棒でもあるけどさ。
 酒か女か、あるいは寝てるかもねぇ。どれにしても、お仕事はしてない」

照れ隠し半分、隠したのを察してという思いが半分のぷんすかは、残念ながら不思議なものにしか見られなかった。
言わずに察して、と言うのが烏滸がましいのだから、仕方ないことである。
この後、と言われると少女は首を横に振る。何せ、自身を苛む金のリングが、まだ外せてないのだから。
きっと心配されるから、絶対に裸身は晒せない。だから、夜はダメだと告げるのだった

「卑しい、と言うより、強かって捉えるんじゃないかな、父様は。
 政治の世界に生きるなら、悪辣さや打算が大事だって言うのも分かってると思うし。
 ただ、騎士は打算をするようになったら、目先の利益に捕らわれて、その奥を見られないって感じなのだと思う。
 んー、そればっかりはねぇ……って、ちょっと、姉様はダメ!絶対ダメっ!姉様はボクよりほいほい騙されるもん!
 ……勿論、忘れないし、ずっと抱いてるよ。それこそ殉じる覚悟だってある。
 ――ぶふっ、な、なんでそこでボクになるのかなっ!?ボクは当分結婚なんて考えないよっ!」

危うく紅茶を吹き出しそうになりながら、慌てて結婚を遠のかせる。
そして甘いケーキと紅茶を楽しめば、この食事会も終わりの時。
店を出れば、あとは彼に送ってもらって自分の寮に帰るだけだ。
その間もきっと、他愛無いことを話して、過ごすことになるのだろう。
こうして、楽しい思い出が一つ増えたことを喜びながら、安らかな眠りにつく。
その寝顔は安らかなものだったとか――。

オーソン > 「そこまでは頭が回っていないのだろうな、甘やかされ育った者にはよくある事だ。
確かにその通りだ、そう言う意味ではクロエは信頼できるという事だな。
本当に褒められ慣れしていないのだな…そうか、それは残念だ。
無理で良い食事か…ならばなおの事魔剣の事は知っておかねば大変な事にならない…既に経験済みという事か。
頼りになる相棒か、ならば大事にしてやることだ。
どれだとしても救いがない事だ……」

何が少女を怒らせたの考えはするが答えは出ず、問う事も出来ずに悩むだけいなり。
こうして気に入り食事に誰かを誘うなど記憶にある範囲では何時か思い出せないだけに直ぐには察しれず。
この後の誘いを口にはするが少女の断りにそれ以上は押さずに引き、強引に又は最初のように力を使わなかったのは少女を性欲解消の対象と見ていない証であり。
ただ、あの可愛い姿が見れずに残念だ、と揶揄う様にだけ告げて。

「なるほどな、そちらの方か。真に強いものから見れば強がる姿はさぞ滑稽に見えるだろうな。
政治ではなく騎士として生きる潔さは本当に好意に値する。
打算や目先の利益に惑わされるようでは何時はかこの国の貴族のように堕落するしかない。
遺伝ばかりは仕方のない事だ。それは残念だ、クロエの姉ならばさぞ美しく舞うと思ったのだがな。
まさに歩く騎士道精神だな…クロエがその気持ちを失わない限りは俺は力を貸そう、覚えておくといい。
何故か?クロエが傍にいれば毎日が飽きずに楽しめると思ったまでだ。後は責任だな」

慌てる姿にどうしたと言う様に真顔で見つめ。
少女のデザートが終われば食事会も終わりに。
店を出れば最後までエスコートをすると少女を寮に送る事を買って出て。
途中に他愛もない話をして送り届ける事になり。
久しぶりに楽しく充実できる時間が遅れた事に満足して戻る事に。

ご案内:「平民地区のレストラン」からクロエさんが去りました。
ご案内:「平民地区のレストラン」からオーソンさんが去りました。
ご案内:「平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 平民地区の一角にある、昼下がりの雑貨屋。
繁盛しているとは言い難いその店で、今日も店主は相変わらず商売には勤しんでいなかった。

洗浄用と銘打たれた、その実、淫具扱いである特殊スライムが色々と面白い反応を見せたのがそもそもの始まり。
人間の体の敏感な部分を這い、その体液を吸い上げるのが主の生態である筈だったのだが。
変な所で愛着を覚えた店主が世話をしたのが効いたのか、はたまたただの突然変異か。

ともあれ、目の前のカウンターにはピンク色で半透明の、けれども不定形ではないスライムが直立していた。
その形は、慣れ親しんだ自信の男根―――破廉恥に言うとエビ反ってる勃起ちんぽそのものだった。

「なんて凄い子なんだお前は……!オイラの形を覚えてくれたんだなぁ、良い子だ良い子だ、よぉし、ぴんくと名付けてやろう」

名前まで付ける溺愛っぷり。褒められたことを感じたのか、ぷるぷるとその身を揺らす、見た目は男根な命名ぴんくちゃん。
己の名と微妙に似ており、且つ色合いから決めた安直なネーミング極まる。

ピング > 何せこのスライム、仕込めば色々覚えるのだ。
スライムとしての特性なのか、一部を千切ってもそれが自立し、けれども元の仕込みを覚えている様で形状を変える。
今も、本体と呼んでいいか判らんが――大部分のスライムが、水槽の中でうにうにしている。

傍目にはカウンターから生えてるピンク色の男根に語り掛け、愛でる様に撫でているちょっとアレな光景だった。
―――雑貨屋ピングは、本日も絶賛営業中です。

ピング > 「それじゃあな、次は、ほれ。あの子覚えとるか?」

もちゅ、と。水槽からもう一掬いスライムを手に取るとカウンターに広げ。
何やら語り掛けると、心得た!とばかりにぷるんと震えて、その形状を変えていくぴんくちゃん。
うにょーん、とそれなりの速さで変形を終えると果たしてそこには。

女性の股座を切り取った様な物体が出来上がっていた。
腿から恥丘、女性器に加え尻穴まで再現するそのクオリティ。
つまりは設置型のオナホール。

そう、どうやらこのスライム、絡みついた事のある人体の一部を忠実に再現できるらしい。
無論、中に入り込んだこともあるならば、その内側すらも完全に。

「おぉ…♡このヒダ具合…正しく…!完璧だ…!」

半透明なその物体に指を添え、くぱぁ、と割れ目を広げて中を確認し。
記憶にあるそれと同一のものであると確信すれば、これは捗る!と一人興奮する阿呆。
カウンターには男性器と女性器、それぞれを模した――というか、再現したスライムが並ぶ。
そんなお昼のひと時。

ピング > こうして店主に新たな趣味が出来上がる。
そう、「型」を集めるのだ。
様々な女性の、特定の場所の型を。

この出来事があってから更にセクハラに対する気概が強まったのは言うまでもない。
自分で使用し、楽しんでも良い。或いは手作りのオナホとして売っても良いと。
碌でもない計画を打ち立てる、雑貨屋の日常は今日も過ぎてゆく。

ご案内:「平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。