2017/05/03 のログ
トール > 「ふふ」

顔を赤くして何かに連れて視線を胸元へと向けてしまう少年の様子に思わず楽しげな笑みが零れる。
可愛らしい、そう言う印象を受ける少年の初心な反応に生来の悪戯心がむくむくと頭をもたげてくる。

「パパのお使いかね?」

差し出された羊皮紙を眺めるとそこに記されていたのは明らかな大人の筆跡。
数と納期を確認するとカウンターの引き出しを開き、中から台帳とソロバンを取り出し弾く。

「見積もりはこれくらいになるが大丈夫かパパに確認してくれ給え。」

伝票にすらすらとそれぞれの単価と合計金額を記し少年へと差し出す。
使い終えたペンは少年の顔を見つめながら胸の谷間へと差し、いたずらする子供のように口元に隠しきれない楽しげな笑みを浮かべる。
見積もりの内容としては単価的には市価より少し安い程度。だが、合計金額がかなり低くなっていた。
見れば代用品になると言った護符と媚薬の単価が市価の半額いかと言う値段。

シエル > 笑みを浮かべる女性にどうにも気まずいような居心地の悪さを感じてしまう。
からかわれているのがわかっているけれど、という雰囲気。
ちょっと困りながら、そうです、と女性の問いかけに答えた。

「使いと、勉強です。代替え品なんかは判断しろって言われてますから。」

ありがとうございますと伝票を受け取って、値段に少し驚いた。
材料費などの都合なのだろうか、ずいぶんと安い。

いいのだろうか、と確認しようと女性を再度見て、その悪戯の様子に口をつぐんでしまう。
ふるん、ふるん、と揺れる胸元と、そこから覗くペンの頭。
揺れるペン先が催眠術でもかけるかのように少年の視線を捉えてしまい、かーっと顔が熱くなってしまう。

「あ…その。」

口からでたものは、うまく言葉にならず。

トール > 「なるほど。では、一つ勉強して行き給え。代替品はちゃんと質や値段を確認してから判断し給え。」

にっこりと笑顔を浮かべるとゆっくりと立ち上がり、胸の谷間にペンを差したまま商品棚へと歩み寄る。

「これとこれは儂が製作したものでね。故に値段が安いのだよ。」

小さな薄い空色の薬瓶と琥珀を加工した護符を右手と左手に掲げ持ち少年の前で揺らして見せる。

「で、何かね?言いたいことがあるならはっきりと言ったほうがよい。男の子なのだろう?」

揺れる豊かな膨らみを強調するようy押し付けるよう前屈みになると笑顔を浮かべて少年の顔を覗き込む。

シエル > 「え。…あ、はいっ。」

ペンを刺したままとは不思議な動きだが、それ以上に照れが勝ってしまった様子。
顔を赤くしたまま女性の動きを見守り、ちょっと困った様子だったが、
二つの品が提示されれば、興味がわくのがしげしげとそれを眺める。
見ていいですか?と小瓶の方に手を伸ばしてみるが。

「え? あ…その。でも、初対面ですから。その。」

初対面だからなんだというか。抜いてくれとでも言うのか。と内心葛藤している様子。
しどろもどろになった様子で女性の問いに答えて。
けれどずいっと詰め寄られれば、その綺麗な顔と、柔らかな胸が押し付けられて、更に困惑していく。

まさに女性の悪戯の玩具、といった風情。
ズボンの前に触れれば、中ではすっかり硬くなってしまっているだろう。

トール > 「初対面だから何だと言うのかね?ちゃんとはっきりと言わなくてはわからないよ?」

媚薬の小瓶を少年の手に握らせるとその上から細い指を這わせて見せる。
前屈みになったせいで少し重力に引かれた膨らみはより一層その大きさと柔らかさを際立たせ、挟まれたペンが揺れながらもその圧力で保持される。

「それは儂が調合した媚薬だが、効果はどうやって確認するのかね?君が飲んでみるかい?それとも儂が飲んで君のパパの所に行こうか?」

少年を子供扱いするよう優しく頭を撫でながら艶っぽい吐息混じりに囁く。
媚薬を飲んで父親の所へ行く……その言葉は初心な少年に目の前の銀髪の少女が父親に貫かれ悦ぶ姿を想像させるかも知れない。

シエル > 「…う。」

まだ理性は残っており、それが言葉を押しとどめる。しかしそれも時間の問題といったところ。
媚薬の小瓶を持った手がくすぐるように愛撫される。
目の前でゆるゆると揺れる柔らかそうな乳房は理性を吸い込むように少年の心を捕えていくだろう。

「ぁ。…は、ぁ…。」

耳元に囁かれる妖しい言葉と、甘く熱い吐息。
女性の思惑通り、少年の脳内に性的な妄想がゆっくりと広がっていく。
それは父親が目の前の少女を犯す姿であり、または自分が犯されている姿であった。
目はとろんと蕩け、は、は、と熱い吐息が少年から零れる。

「あの…して、ください…。その、セックス…。」

夢を見ているような瞳のまま、うわごとのように呟いていくだろう。

トール > 「それは初対面の相手におねだりすることかね?ふふ、可愛い顔をしてえっちなのだね、君は。」

熱い吐息と共にセックスを強請る少年を可笑しそうに眺め、その張り詰めた股間を優しく撫でてやる。
だが、少年が果てるよりも前に手を引くと、握らせた媚薬の小瓶をそっと取り上げ、代わりに伝票を握らせる。

「ふふ、それをパパに渡してくれ給え。それと明日にでも一度伺うと伝えておいてくれ給え。」

耳元で甘く囁く言葉。それはセックスを強請る少年におあずけをさせつつ、少年が夢中になっている肢体を実の父親に提供すると暗に伝えていた。

「では、気を付けて帰り給えよ。パパによろしく言ってくれ給え。」

少年の背中をぽんと叩くとドアへと促す。
その後……父親の元を訪れた少女が本当に抱かれたのか、どんな声を上げたかは覗き見た少年だけが知ることとなるだろう。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からシエルさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からトールさんが去りました。
ご案内:「九頭竜山脈山中」にレイカさんが現れました。
レイカ > 九頭竜山脈は、日中でも少し薄暗い。
春も半ばになり、ずいぶんと植物が元気になり始めていた。
もうすぐ梅雨の時期になり、そして暑い時期になればもっと元気になる。
そして秋になれば、実りを私たちに分けてくれる…。

その森に踏み入る物がいる。
お金になるからと、ミレー族の里を洗いざらい襲っていく人間。
その中の一人が、私の目の前で命乞いをしている。
それを見る私の心は…ちっとも揺るがなかった。

「…………。」

周りの人間はすでに息はない…。
当然だ、私が全員なぎ倒すようにしたのだから。
今の私に、誰かの命を奪うことに罪悪感など感じることはなかった。
心が死んだと、人によっては言うかもしれない。
まるで、その瞳は凍るようだと…言われた。

でも、だからどうした。
命乞いする人間に対し、私は弓を引き絞り…何の合図もなく、その人間の眉間を射抜いた。

レイカ > 何も言わなくなった人間を見下ろし。
私は一度里へと戻った…。

ご案内:「九頭竜山脈山中」からレイカさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にトールさんが現れました。
トール > 王都の片隅、メインストリートから外れた寂れた裏路地に看板を出す小さな魔法具店。
少し傾いた看板には『ビルスキルニル』の店号と共に『魔法具捜索、薬品作成等』『何でも承ります』の文字。
ドアには『店主外出中』の下げ札が吊り下げられていた。
日も暮れそうな時間帯、布の鞄を肘から下げた銀髪の少女が夕日を背に細い路地を戻ってくる。
ドアの前、黒いドレスで強調された胸の谷間から鍵を取り出し扉を開き、外出中を示す札を回収し、代わりに『開店中』の札を提げた。

「ふぅ、少し遅くなってしまったね。」

お得意先への配達だったが、少々重い荷物だった為、十歳の身体では辛く本来の姿で行って来た帰りだった。
カウンターの上に鞄を置き、両腕を上げて背伸びした。
大きな膨らみが弾むように揺れ、長いスカートの裾から白い足首が覗く。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にホウセンさんが現れました。
ホウセン > 数日前に物資の買い付けをした、一見の客。
本来ならば、その体は国境付近の地域に向けて移動中か、或いは依頼の処理の真っ只中。
それでも、極めて汎用性の高い”帳”という能力で、ひょっこりと王都に戻ったらしい。
曰く、買い忘れがあったとか何とか。

「御免、店主はおるかのぅ?」

ドアに付けられたベルを鳴らし、小さなシルエットが店内へと滑り込む。
見出した店の人間は、前回の訪問時に見かけた金髪の小娘ではなく、歩みが一瞬止まる。
記憶の底を攫い、買い付けの次の日に商品の搬入に訪れた者だと思い至れば、ようやく店の奥に向けて歩を進める。

「ふむ、お主は荷物運びの…
 この間は、朝も早ぅからご苦労じゃったのぅ。」

労いの言葉をかけるが、その時は別の仕度で慌しく、遠目で姿を見たのが精々。
こうして直接話しかけるのは、今が初めてだ。

トール > ドアに吊り下げた鈴が軽やかな音を奏で来客を告げる。
振り向けばそこには数日前に大口の取引を行った相手。
両腕を下ろし姿勢を正すとにこりと笑みを浮かべる。

「やあ、いらっしゃい。もう戻って来たのかね?」

ねぎらいの言葉に軽く会釈で返し、確か遠出しているはず…と小首を傾げて見せる。

ホウセン > 怪訝に思われるのは当然だが、己の手の内を全て語るつもりも無いらしい。
薄っぺらい肩をひょいっと竦める。

「なぁに、少しばかり用立てるのを失念しておったものがあってのぅ。
 幸か不幸か出立してから日が浅かった故、身一つでとんぼ返りじゃ。」

適当にそれっぽい説明をでっち上げ、然し”嘘”は口にしない。

「して、お主でも商品の在庫は把握しておるのかのぅ?
 魔映石を一ダース、音声入りにできるものがあれば尚良し。
 ついで意識投影型の再生装置を同じだけ欲しいのじゃが…」

一度は足を踏み入れた事のある店内。
迷うことなくカウンターに辿り付き、用件を切り出す。
少なくとも、今はまだ以前の金髪少女と目の前の銀髪娘を別の存在と認識しているようで、取引に差し支えが無いか前置きを挟む。

トール > 「ふむ、なるほど。しっかりしているようでドジっ子属性持ちだったのだね。」

ふふ、と悪戯っ子のような笑みを浮かべ、カウンターへと片手を置いて体重を預ける。

「ああ、大丈夫だよ。任せてくれ給え。魔映石はあるが、音声は別撮りになるな。投影装置は残念ながら在庫にはないよ、さすがに高くてね、五日ほど待ってくれれば取り寄せるが間に合うかね?」

商品棚へと歩み寄ると並べてある魔映石の数を確認し、背伸びして棚の上に置いてある箱を下ろす。
それは金髪の店主ではとても届かない高さに置かれていた。

「一ダースでよいのだね?音声は保声岩になるが構わないかね?」

ひのふのみと石を取り出し、必要な数を並べ、続いて棚の下の引き出しを開き、音を吸収する習性を持つごつごつとした石を引っ張り出す。

ホウセン > 事実であるが故に、すっきりとした眉目を歪めて眉間に皺を一本。
ぐぬぬっと声が聞こえそうな面を晒すのは一瞬。

「反論の余地は無いのぅ。五日は…ふむ、実際に使う時期を鑑みると差し支えなかろう。手配願おうか。
 別撮と機材の材質は問わぬし、数もその通りじゃ。」

カウンターの上に並べられた石を、小さな手で両手持ちにし、ふんふんと善し悪しを検分する。
品質は悪くなさそうだし、何しろ急場の話だ。余程のものでない限り否を投げるつもりも無い様子。

「いやいや、毒抜き呪抜きとして鍼を買うたのは良いが、最後まで面倒を見るのを忘れておってのぅ。
 儂が手を下したせいで、患者を片っ端から衆道に引き擦り込んでしまう訳にもいかぬし、彼奴らに自家発電するための彼是を用意せねばという次第じゃ。」

頬杖をついて、短く嘆息。
見た目は完全無欠のお子様の癖に、しれっと男同士の性愛について言及するも涼しい顔。
然し、機材は揃うとしても、肝心の投影するべき中身が存在していない。
 
「…のぅ、割の良い臨時収入に興味はないかのぅ?」

黒い瞳が向けられているのは、如何にも男好きしそうな体のライン。
金髪少女というのがドストライクの輩もいるだろうが、汎用性ならこちらか等と口の中で小さく呟いて。

トール > 「わかった。では、手配しよう。先日の店へと届ければいいかね?」

キャッツアイを思わせる宝石の隣に無骨な岩を置き、台帳を取り出し、ペン先を赤い舌で舐めてから明日の注文リストへと機材を書き加える。

「別にそれでもよいのではないかね?男同士が悪いというわけではないだろう?」

スカートを抑えながらカウンター備え付けの椅子に腰掛け、口元に楽しげな笑みを浮かべ瞳を細める。
ドレスで強調された豊かな膨らみはいかにも柔らかそうに波打ち、いかにも重たげにカウンターの上へと乗る。

「ふむ、興味はあるがどのような内容の仕事かね?」

割のいい臨時収入、その言葉に片眉を上げ、カウンターの上へと両肘を突いて手を組み、続きを促す。

ホウセン > 手の中の石をカウンターの上に戻し、短い思案をするも、結局配送先は妖仙の店でよいと首肯する。

「善悪の彼岸で、儂の心が温まらぬ。少しも、僅かにも、これっぽっちも。」

世の中に様々な性趣向があることは否定しないが、己は異性愛主義者なのだとアルカイックスマイルで投げ返す。
万が一、奴隷市場に繋がれていたならば、確実に少年趣味の輩に大枚を叩かせてお釣りのきそうな風体だというのに。

「なぁに、即日、シンプル、未経験者歓迎の簡単なお仕事じゃよ。
 今の所、これらの中身は空っぽじゃろう?」

他に聞く者もいないが内緒話の雰囲気が良かろうと、妖仙の側もカウンターに肘をついて上半身を前傾させる。
小さな手を伸ばして、卓上の魔映石と保声岩を交互に指で突っつく。
それらの用途は”自家発電”支援用と語ったし、その先は言わずもがな。
金払いの良い客である事は照明済み故に、”割が良い”のは保証されよう。

トール > 「はっはっは。下半身は温まるのではないかね?」

可憐な顔立ちながら大口を開けて楽しげな笑い声を上げる。
下着を着けていないのか、柔らかな膨らみは少し肩が揺れるだけで柔らかそうに波打つ。

「ふむ?」

少年が突く石へと視線だけを向ける。
どんな仕事か大体の想像は付いたものの、軽く頷くだけで話の続きを促す。

ホウセン > 「呵々!愛の無い情交は空しいだけと聞くがのぅ。」

笑いには笑いで応じるが、黒い瞳はタプタプと揺れる膨らみをチラ見するのに忙しい。
それでも先を促されたのなら、さらにズズイっと前に。
短躯故に、上半身の半ば以上を天板の上に載せる羽目になってしまうけれど。
その上で、華奢な手で己の口元を隠す。

「もうちっと耳を近ぅ。そうそう、そうじゃ。
 おおよそ察していると思うが、若い牡共の情欲を一気呵成に発散に導く卑猥な画と声とを提供願いたいと思うてのぅ。
 疲れマラならぬ病み上がり勃ちのそれから、ドロドロの濃ゆい牡汁を引っこ抜く為にのぅ。」

声変わり前の少年ボイスで、露骨気味な表現はアンバランスか。
実際にどの様な趣向の画を求めているのかは、銀髪娘が高額報酬に喰い付いた後に説明する事になるだろう。

トール > 「うむ、その点は同意するよ。愛があれば短小だろうが早漏だろうが愛があれば満足出来るというものだ。」

少年の言葉にうむうむと頷きつつ、顔を寄せる少年の顔を覗き込むよう見つめる。

「ふむ。しかし、それは娼婦でも宛てがってやったほうがよいのではないかね?手で抜いてもらったり、目の前で実演したほうがよっぽど滾ると思うが。」

ふむ、と頷きつつ小首を傾げる。
それは五年もの間ありとあらゆる穴を犯されセックスの快楽をその身に嫌になるほど刻まれた少女故に疑問だった。
果たして自慰なんかで満足出来るのだろうか、と。

ホウセン > 「くくっ、中々に含蓄のある話じゃな。お主にも経験が…というのは野暮か。」

銀髪娘の台詞に、にぃっと唇の端を吊り上げる。
伝聞形ではないからこそ、実体験に裏打ちされた何かなのではないかと、野次馬根性を覗かせて。
もし予想が正しければ、少しばかり趣向に捻りを加えようか等と、獲らぬ狸のなんとやら。

「それが手配できる、場所と患者の規模ならばそうしておる。
 使えるスペースは野営の為に雑魚寝するテントぐらいしかないとなれば、件の意識投影型のもので耳目を満たしてやるのが次善策じゃろう。
 ま、牡というのは、溜まりに溜まってしまうと欲求水準が下がるものじゃし、本来の目的も性的に満足させるというよりも、放出をスムーズにさせることじゃ。
 物足りなければ、快復後に自腹で見繕ってもらうということになろうさ。」

手持ちの材料では、その辺りが精一杯と見切りをつけている…と。
事前に説明できるものとしてはこの位と話を締め、最後に報酬額をポソっと耳打ちする。
これで口説き落とせぬのなら、資材だけを収穫とするだろう。

トール > 「ふむ、なるほど。そういうことであれば協力もやぶさかではないが……。」

口元に右手を当ててしばしの思案。
目的、そして、報酬の額と自らの矜恃を秤にかける。

「肌を晒して誘い言葉を囁く程度なら受けても構わんが、それでもよいかね?ああ、それとそういう話であればいい品もあってね。」

椅子から立ち上がると棚に飾ってあった紡錘型の宝石を手に取り、それを少年の顔の前へと掲げる。

「これは雨後の筍と言ってね、尻に入れておけば勃ちっぱなしになるという代物だよ。どうかね?儂の自信作だ」

にっこりと笑顔を浮かべるとそれを胸の谷間へと挟み込み、前屈みの姿勢となって豊かな膨らみを強調する。

「こうすれば患者も興奮するのではないかね?」