2017/05/02 のログ
トール > 「うむ、君はなかなかに良い奴なようだ。おっと、年上だったかな?まあ、君なら許してくれるのだろう。」

背を向ける男、その後頭部を眺めつつ、その見た目の割に初心な様子に愉しそうに口元に笑みが浮かぶ。

「はっはっは、儂の身体を味わって良いのは恋人だけだよ。残念だったね。」

そして、男が慌てて振り向いた先、カウンターに座った少女はドレスの谷間に指を掛けて限界までずり下げていた。
今にも膨らみが飛び出しそうなほど白い果実が露わとなり、悪戯っ子の笑みで男の顔をにまにまと見つめる。

「どうしたね?紳士かと思ったら普通にエロ親父だったようだね。」

はっはっはっと笑いながら待ち受けていたとばかりにからかい倒す。
もっとも、そこまで見せるつもりはなかったにも関わらず、薄い色合いの肌との境があやふやな乳輪がちらりと覗いてしまっていた。
それは清楚な顔立ちの割に卑猥に大きく拡がっているようにも見える。

メンシス・パール > 彼女の発言に返答しようとした矢先の出来事。
カウンターに座ったその少女が谷間に指をかけ、こちらに挑発するようにずり下ろしているではないか。
白い果実が露となり、よく見れば布からピンク色の乳輪が顔を覗かせている。

ゴクリと固唾を飲んで、その光景を見つめる。
まんまと彼女の悪戯に乗っかり、それでもと、続きを待ち望むように熱い視線を向ける。
そして、次の場面を想像すれば自身の下半身のモノが熱を帯び、徐々に大きく硬くなっていくのを感じていた。

しかし、その熱い視線も彼女の次の発言で鳴りを潜め、ハッと我に返る。

「…俺はまだ26だ。エロ親父じゃなくて、エロお兄さんにしてくれ」

変な所に拘りがあるのがこの男。
まだお兄さんという年齢であることを主張すれば、カウンターに座ってる彼女に近づき、頭をぽんぽんと触る。
そして、元気になり始めている自身の息子を悟られないように背を向けるのであった。

トール > 「はっはっは。なるほど、その年ならお兄さんだな。若作りの中年でなくてよかったよ。」

熱い視線を向けながらも必死に矜恃を取り繕うとする姿は可愛らしく好ましく思える。
近づいてくる様子に揉まれるかと思ったら、軽く頭を撫でるだけ。
その自制力に内心感心しつつ、男が背中を向けたのを確認すると乳首まで露出して見せる。
もし、男が振り向く気配を感じればすぐさま元に戻す構え。
万が一振り向いても男が見ることが出来るのはドレスを戻す仕草のみ。
それはつい先程まで『戻す必要があるほど露出していた』ことを示す。

「その有様では帰り辛かろう?何なら懇意にしている娼館を紹介しようか?」

にまにまとした笑みと共に投げかけるトドメのからかい。

メンシス・パール > 「あまり大人を揶揄うな。俺だから良かったものの…他の連中なら襲い掛かってたぞ」

頭を抱え、下半身の猛りを治めつつそう告げる。
18という若々しい年齢に魅力的な身体。しかも二人きりの密室となれば、襲った方が断然得だ。
勿論、相手が特殊な力を持ってないことを前提での話だが。

「っ、間に合って…」

最後の彼女の台詞に振り返りつつ反論しようとすれば、服を正す仕草をする彼女。
何故今になって、俺が振り返ったタイミングでドレスを戻しているのだろうかと疑問に思う。
そして、たどり着いた答えに少し顔を赤くさせると共にまた、猛りが戻ってくる。

「…お前、名前は?」

顔を赤くし、前かがみになりつつ彼女の名前を問いかける。

トール > 「はっはっは、相手は見てからかうよ。君は短絡的に襲い掛かってくるような外道とは違う、そうだろう?」

「おや、何か間に合わなかったのかね?」

男の悔しそうな声と恥ずかしそうな表情に、してやったりと満面の笑顔を浮かべる。
ここまでからかい甲斐のある人間はそういないだろう。
絶好の玩具を見つけたとばかりに紫の瞳を輝かせ、豊かな胸をカウンターへと押し付けるよう両肘で頬杖を突いて男の顔をにまにまと眺める。

「儂はトール・サンダーフェロウと言う。この店『ビルスキルニル』の店主だよ。可愛いトールちゃんと覚えておき給え。」

にっこりと満面の笑顔を浮かべるとカウンターの引き出しを一つ開け中からチラシを取り出す。

「大丈夫かね?随分苦しそうだよ?いい病院を紹介しよう。」

大きく膨らんだ男の股間。
そういえば最近シていないなと思いながら、それをちらりと眺めた後に取り出したチラシを男へと差し出す。
それは近所の娼館のチラシ(割引券付き)だった。

メンシス・パール > 「当たり前だ。間違ってでもそんな連中と…
 い、いや、こっちの話だ。忘れろ」

満面の笑顔を浮かべる彼女に少し恥ずかしそうに視線を逸らす。
深呼吸をして、沸騰した頭を冷まそうと、冷静になろうと心を落ち着かせる。
ニマニマとこちらを眺める彼女の視線が少し気になるが、深呼吸したことによって少し気が楽になった。

「自分で可愛いとか言うか?普通。
 …俺はメンシス。メンシス・パール。最近ここら辺に越して来た者だ。
 アンタみたいな面白い奴に出会えて、少しこの街が楽しみになって来たよ」

笑顔を浮かべる相手にこちらも柔らかい顔で自己紹介をする。
カウンターの引き出しを開け、チラシを取り出した彼女にきょとんとする。

「…こら、いい加減にしろ」

差し出されたチラシ、それもご丁寧に割引券のついたそれを見れば軽く彼女の頭にチョップする。
確かに特定の相手は居ないが娼館にまで行くほど飢えてない。
大きくなったそれも落ち着きを取り戻して元のサイズに戻れば、ジト目で彼女を睨む。

トール > 「おや、可愛くないかね?これでも見た目だけはかなり自信があるのだが……。」

メンシスと名乗った男へと不満げに唇をへの字にして店見せ、自分の豊かな膨らみや締まった腰回りを見下ろす。

「それに面白いと言うのは婦女子に対する評価としてはどうなのだろうね?」

不満げなジト目。しかし、男の手が上がればきょとんとした表情を浮かべその動きを眺める。

「んぅ、痛いじゃないか。」

ボンネット帽越しに触れた男の手の重さ。まったく痛くなかったにも関わらずこれみよがしに唇を尖らせて見せる。
ボンネット帽の中に隠したミレー族の証たる大きな狐耳はふにょっと柔らかな感触を男の手に伝え、無意識に奴隷の証たる黒いチョーカーに指を這わせる。

メンシス・パール > 「いや、事実がどうこうって話じゃなくてだな。…まぁいい」

不満げに唇を曲げている彼女に対し、腕を組んでその姿を見つめる。
初見は戸惑った豊かな膨らみもなんやかんやでもう既に慣れてしまった。
先ほどの行為の刺激が強すぎただけに、このレベルではすっかりと興奮することはなくなってしまったのだ。

「じゃあ何か?気を遣って『可愛い』だの『美しい』だの褒めりゃいいのか?
 そういうのは恋人とか常連客にして貰え。一見さんに求めるようなもんじゃねぇだろうが」

またも不満げに、今度はジト目でこちらを見つめる彼女。
冷静にそう返すもその声色に怒気や苛立ち、呆れは無く、言葉遣いに反して柔らかい声色で発言する。

そして、チョップした時に感じた柔らかい感触と、僅かに見えた首元のチョーカーに自身の柔らかい表情が消え失せる。

「っ―――――」

訳アリか。そう判断するのに時間は必要なかった。
奴隷を意味する黒いそのチョーカーとミレー族の一般的な立場。そして、彼女がここに居る理由。
大方の予想を立て、大方の事を察すれば、再び小さく微笑む。

「…そろそろ時間だ。
 何も買わなくて悪いが、今日はこの辺で失礼する。見学って事で許してくれ。
 また来る」

身長差のある彼女を見下げ、頭を軽く撫でる。
軽く時計を一瞥すれば、他の用事があるようなことを仄めかして扉へと向かっていく。
ドアノブを捻り、扉を開ければ、笑顔を彼女に向けて店を後にした。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からメンシス・パールさんが去りました。
トール > 「おや?常連になってくれるのではないかね?」

にこにこと笑みを浮かべながらちろりと赤い舌を出して自分の親指を舐めながら口へと含む。
これみよがしに親指をしゃぶりながら男の様子を伺えば一瞬見せる複雑な表情。
しかし、それ以上問いかけや詮索がなければ嬉しそうに瞳を細める。
信用出来る…そう感じられる男が背中を向けるとわずかに胸に去来する物寂しさ。

「そうか。では、また来てくれ給え。次はもっとサービスしてやろう。」

去っていく男の背中を見送りながら、最後に振り向かないかなとドレスの胸元を押し下げ、豊かな膨らみを露出する。
そのまま男が去ってしまえば片手で豊かな膨らみを揉みしだきながらカウンターへと突っ伏し、大きく息を吐く。

「…はぁ、これが欲求不満と言う奴なのだろうかね。」

とある少年へと恋心を自覚してより男を受け入れていない身体は甘い疼きを訴え、何年ぶりかの自慰に身を任せるのだった。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からトールさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にトールさんが現れました。
トール > 王都の片隅、メインストリートから外れた寂れた裏路地に看板を出す小さな魔法具店。
少し傾いた看板には『ビルスキルニル』の店号と共に『魔法具捜索、薬品作成等』『何でも承ります』の文字。
日も傾き暮れようと言う時間、長い西日が小さな窓から店内へと差し込み、一筋の赤い道を形作る。
その赤い道の先、カウンターに備え付けられた椅子に腰掛けた黒い衣装に身を包んだ少女は銀色の長い髪を赤く染め上げられながら、豊かな胸を持ち上げるよう腕を組んだ姿勢でうとうとと軽く船を漕いでいた。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にシエルさんが現れました。
シエル > 革のカバンを背負った少年姿はキョロキョロとしながら裏通りを歩く。
父から商いに関する話を受け、店を探している所。

「…なかなか難しいと思うけどなァ」

と一人ごちた。
それなりに名の通った店、問屋よりも安い値で卸てくれる場所があれば、という事だった。
少数ながら仕入れのメモを時折見ながら歩くこと数刻。
そろそろ疲れてきたなぁ、という頃合いにて別の店を見つけて足を止めた。
魔法具店、という響き。まぁ、ダメ元でも聞いてみよう。

「ごめんくださぁい。」

扉を開く音と共に、控えめな声をかけてみる。少年らしい、低さのあまりない声が店内に響くだろう。

トール > ドアに吊り下げた鈴が軽やかな音を奏で来客を告げる。
開いたドアとドアの傍の小さな窓から差し込む2本の赤い道が差し込む店内は、狭いながらも様々な道具や薬品が商品棚に並び、雑然としながらも乱雑な印象は与えず秩序を感じさせる趣を持っていた。
しかし、肝心の主人は――。

「…すぅ……すぅ…。」

椅子に座ったまま静かな寝息を立てていた。
薄く開いた可憐な唇から小さな呼吸音が聞こえる度に黒のゴスロリドレスで強調された深い谷間を刻む胸元がいかにも柔らかそうに揺れて波打っていた。

シエル > からん、という涼やかな音が心地良い。
挨拶をしたけれど、返事がないという事は留守だろうか。

「…なワケないよね。」

鍵、あいてたしなぁと思いながら店内へと入っていく。
ひょっとしたら聞こえなかっただけかもしれないし。
控えめな足音を響かせながら店内を歩いていくと、あまり見慣れない道具類が整頓されて並んでいる。
興味は沸くものの、手は出さない。そして几帳面さが伺える品の並びに好感を覚えながら奥へ。

と、人の呼吸音を耳にして向かえば、カウンターで一人の少女が居眠りしていた。
まさか店主さん?と思いつつ、声をかけようとして…止まった。
その深い胸の谷間に視線を奪われたせいだ。ついでに若干顔が赤くなっていき…。

「あっ、あの。すいません…!」

それを振り払うようにして声をかける。迷惑にならないように、起こすつもりで。

トール > 「……ん?」

ふと聞こえた誰かの声。意識を取り戻した瞬間、寝ていたのかと自分の状況を把握し、ゆっくりと紫の瞳を開く。
目の前にはおそらく年下であろう少年の姿。少し覚醒が遅れている頭で、ああ、客だなと確認しつつ両腕を上げて大きく背伸びをする。
腕に釣られ胸の膨らみが柔らかそうに形を変え、まるでプリンのように震える。

「ああ、いらっしゃい。すまないね、少し寝てしまっていたようだ。何がご入り用かね?」

すっきりとした表情で少年を見つめ、にこりと笑みを浮かべ小首を傾げ、長い銀髪を揺らす。
両手をカウンターの上へと置き、お尻を揺らして座りを直して背筋を伸ばす。

シエル > よかった、起きてくれた、と内心胸をなでおろす。
女性の寝姿をじっと見つめているというのはどうにも外聞も悪い。
そう考えているとゆっくりと伸びをする少女胸がふるりと揺れた。
少年とは言え男性である。当然目を奪われたりするものだ。
そのため、若干顔を赤くしながらも問われた事に口を開いた。

「お休み中すいません。あの、ここは商品を卸す事はできるんでしょうか?」

にこりとした笑み。営業スマイルであろうが、綺麗な人だな、とちょっとドギマギしつつメモを差し出す。
こんな品なんですけど、と付け加えながら差し出されたそれには、
主には少々値の張る強めの傷薬などの薬品、簡易な魔除けの護符などが書かれている。
一般人よりは傭兵や冒険者が少量だけ用意するような若干高めの品々。
量はそれほどでもないが、少なくもない。

なお、中には媚薬も含まれてはいた。

トール > 「ふむ?」

差し出されたメモを手に取り眺める。
なるほど、確かに少し入手に手間がかかるものがいくつか混じっている。
が、まあ、何とかなるだろう。
一通りメモを読み終わると視線を少年の顔へと向け、笑みと共に左目を閉じて見せる。

「うむ、大丈夫だよ。数と納期に寄るがね。ちなみにコレとコレは代用品になるが構わないかね?」

メモのうち、護符と媚薬に軽くペンで印を付け、少年へと返す。
下着を着けていないのか、何か動きを見せる度に深い谷間を刻む膨らみが柔らかそうに波打ってしまう。

シエル > ぱちん、というウインクにまたドギマギ。
少し年上の女性に微笑まれて赤くなるのは思春期の少年らしいというか。
ふよん、と揺れた胸元にまた視線をとられてしまう。

あ、と声を小さくあげて手を止めてしまうけれど、
慌てて印をつけられたメモを受け取ると、確認。

「えぇと。大丈夫です。とりあえずって所ですから。」

背負ったカバンを開き、中からまた別の羊皮紙を取り出す。
さきほどの商品リストに数と納期の書かれたもの。
ついでに父親のものではあるが、連絡先なども書かれている。それを差し出した。