2017/04/18 のログ
チューベローズ > 「もうっ… ちゃんと食べてますわ…」

軽すぎるといわれれば少女はほっとしたように笑みを浮かべながらも形ばかりの抗議の声を上げ。
相手の胸の中で聞く告白。
顔を上げ、喉を舐めたところでおでこに落とされたキス。
少女は言葉を返さず。
ただ穏やかで優しく相手を包み込むような慈愛の笑みを浮かべ相手の体にまたぐように膝建ちになると、先ほどまでして貰ったかのように、相手を薄い少女の胸に包むように頭を抱き、頭を撫でようと。

「お姉様… 私もお姉さまの子として生まれてみたかったわ…」

小さく呟くと胸に抱えた相手の頭、少女は優しく口づけを落とし愛おしむように頭を抱き撫でていく。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にチューベローズさんが現れました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にチューベローズさんが現れました。
トール・サンダーフェロウ > 「なら、よい。」

抗議の声を上げる少女の柔らかな頬を左右に引っ張りながらその顔を覗き込み、からかうような愛おしむような笑みを向ける。
正面から抱き合うような体勢になるとその薄い胸へと顔を埋め力いっぱい抱きしめる。

「そうかそうか。嬉しいことを言ってくれる。」

少女の胸の中、喉を鳴らすように笑い、背中をぽんぽんと叩いてやる。

チューベローズ > 「ふふ、お姉さま~」
頬をむにゅむにゅ引っ張られながらも軟らかい表情を向けられれば少女もうれしそうに微笑んでいて。

自身の胸に力一杯抱きしめられればころころと笑いながら優しく頭を撫で。甘い花の香りと少女の心臓の鼓動、温もりで相手を愛おしむ様に包み込んでいく。

そこで自身の名前を告げていないことを思い出せば…
「チューベローズと申しますの… チューデも、ローズでもお姉様の好きなように呼んで下さいね。
お姉様はなんてお呼びすればいいのかしら…
お姉様… お母様… ママ…?」

耳元で自身の名をささやき背中を撫でて貰うお返しとばかりに少女はじゃれるようにキスの雨を降らせていく。
相手の呼び名に悩む少女。案をいくつかあげてから…
相手が気分を害さなかったか不安そうな表情を浮かべ。
銀色の大きな瞳を不安そうに曇らせ。
「お嫌でしたよね… 私のような子にお母様とかママとか呼ばれるなんて…」
嫌われてしまったらどうしようとばかりに少女の表情は不安や悲しさ、後悔と様々な感情が入り乱れ今にも泣いてしまいそうになっていた。

トール・サンダーフェロウ > 「うむ、可愛いな、君は。」

柔らかく伸びる頬、そして、柔らかな笑みを眺めながら真顔で頷く。
少女の肢体から香る甘い鼻のような匂い。それがヒトの理性を狂わせると知りながら豊かな胸と薄い胸を合わせるよう抱き上げその首筋へと顔を埋める。

「チューベローズか。うむ、良い名だな。では、チュロと呼ぼうかの。他の者には呼ばれたことはないだろう?」

キスの雨を浴びながら少女の顔を見つめ、満面の笑みを浮かべて見せる。
そっとボンネット帽を外すとこの街では誰にも見せたことのないミレー族の象徴たる狐耳を晒す。それは偶然にも少女と同じ銀色の耳。

「儂はな、名を覚えておらんのだよ。今はトール・サンダーフェロウと名乗っておるがな。だから、チェロの好きな呼び方をするといい。」

不安そうな少女の顔を見つめ、その頬を撫でながらにっこりと笑みを浮かべて見せる。

チューベローズ > 「お姉さまったら…」
先ほどほぐされた頬はぷくぅっと大きく膨らせて見せ。
再び抱きしめられれば相手の柔らかい胸に薄い胸が重なればうれしそうに体をすり寄せていく。
首筋に顔を埋められれば、相手の顔を撫でるのは少女の染み一つ無いシルクの手触りのように艶やかで吸い尽く様な感触。

そして相手が呼んでくれた名前。
ぱぁっと表情を明るくさせてこくこくと頷き。
「えぇ お姉さまの私だけの呼び名…」
名前を呼ばれるだけで嬉しいのか鼻先にちゅっとキスを落とし。

そして相手が帽子をはずせば、自分と同じ様な銀色の狐耳…
少女は細い指先で優しく耳を撫で。
狐耳の先端に頬をすり寄せ嬉しそうにキスを落とした。
「じゃぁ 私も… 私だけが呼ぶお姉さまの呼び名…」
撫でられる頬に先ほどまでの表情はどこへやら幸せそうな笑みを浮かべながら…なにやら悩み始める。
「あのね お姉さま… これからはルーフェママとかママって呼んでもいい?」
自分が呼ばない呼び名の中に母を意味するママがないということは今現在少女にそういった相手がいないことを暗に伝わるだろう。
記憶にもう無い朧気な母の面影…それをふと思い出してしまったのか…そして相手を求めるようにちゅ、ちゅとキスの雨を手のひらに降らせてから…
「ルーフェママ…」
もう一度そう静かに囁き胸に刻むように囁いてから、潤んだ瞳を相手に向け、ゆっくりと顔を寄せちゅっと軽く吸いつくような甘いキスを唇に落としていく。

トール・サンダーフェロウ > 「うむうむ。」

少女が嬉しそうな満面の笑顔を見せるとしてやったりと言った表情を浮かべ、少女と同じように鼻先へとキスを返してやる。

「はっはっは、構わぬよ。もしかしたらそれが本当の名やも知れんな。」

少女が悩んだ末に選んだ呼び方。久しぶりに解放した狐耳を擽ったそうにぴんぴんと振って、まるで孫を見守る婆のような笑顔を向ける。

「うむうむ、今日からは儂がママだ。好きなだけ甘えるがよい。」

手のひらへと何度も触れる柔らかな唇。キスしやすいよう少女の口元へと手のひらを向け、少女のミルフィーユをそっと捲るとその耳を軽く唇で咥える。

「よしよし、可愛いチェロ。」

唇へと柔らかな少女の唇が触れると身体の奥がずくんと疼く。
唇へと直接流し込まれる少女の香りは理性を溶かすには十分すぎるほど甘く……しかし、それでも数度口付けを返すと少女の頬を両手で包み込み顔を離させる。

「だが、今日はもう帰りなさい。家族が心配しておろう。また今度遊びにくればよい、いつでも待っておるからな。」

ちゅっちゅっと唇や瞼、頬へと何度も口付けを落としつつ、少女の身体を膝から下ろさせる。

チューベローズ > 鼻先に落とされるキスに笑みを浮かべ。
相手と同じように少女の耳もピコピコうれしそうに動いていて。
手のひらにキスを落としながら時折ぺろっと舐め。
耳を唇で咥えられればふるふるっと体をふるわせ。

甘く重ねるキスに少女もうっとりとしていて。
頬を包まれ顔をはなせばコクリと頷き。
それでも相手は優しさで返してくれれば少女は心の底から愛おしく感じる。
「えぇ、お爺さまが心配しないように今度はちゃんとお泊まりの許可を頂いてきますね…」
相手の体の上からおろされれば名残惜しそうに寂しそうに一度相手を抱きしめて胸に顔を埋めていく。

「ルーフェママ…約束。私…また帰ってくるね…?」
飾ったお嬢様風の言葉ではない素直な言葉。相手の胸の中で呟いてから体を離していく。
そして、店内扉に至るまでちらちらと振り返りながら、最後にパタパタと手を振って店を後にしていった。

店内に残されたのは少女の甘い香りと服やからだに残る少女の温もりだけであった…。

トール・サンダーフェロウ > 「うむ、そうし給え。お祖父様に心配を掛けぬようにな。」

名残惜しげに抱きついてくる少女の背中を抱き返し、狐耳へとちゅっちゅっと口付けを落とす。
胸の中での呟きには柔らかな頬を引っ張って返し、離れていく少女へと満面の笑顔で頷いて見せる。
元気に手を振って出ていく少女へと椅子に座ったまま優雅に手を振って返し、少女の姿が見えなくなるまで笑顔を崩さず……そして……。

「く…かは。不憫…だな、あのような幼子が……。」

詰まっていた息を吐き出し、カウンターへと突っ伏す。
自ら望んだモノではないだろう……しかし、ただ存在するだけで他者を狂わせる魔性を孕んだ幼き少女。
その有り様はあまりにも不憫で、故に堪らないほどに愛おしい。
本当の娘のように思えた少女の前では平然と気丈に振る舞いながらもスカートの中は椅子から立てない程にひどい状況。

そのまま身体が落ち着くまでカウンターに突っ伏しているか、それとも自ら慰めるか……それでも足りなければ…‥…客の男の前で股を開くのだろう、自らの淫乱さを呪いながら。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からトール・サンダーフェロウさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からチューベローズさんが去りました。