2017/04/06 のログ
エリック > 「この店の物は品がいいって知り合いに聞いたんだよ。こう疲れがすぐに取れるのがあれば……」

カウンターに近寄れば大きな瞳に金色の綺麗な髪、そこから除く耳には特徴的なイヤリングに手には指輪が見え。
白いドレスと合わせてよりかわいく見える少女を見下ろすのだが、告げられた言葉には驚きを隠せず。

「君が店主…?いや、見た目で判断するのは悪いか……。こっちの棚だね。
もしないのなら作れるならお願いしたいかな。こう……徹夜の仕事でも疲れや眠気の来ないような魔法薬はあるかい?」

子供扱いも気にした様子もなく余裕を感じさせる少女に探している薬を告げて。

トール・サンダーフェロウ > 「ふむ。立派なものだね、君は。そう、人を見た目で判断しないのは大切なことだよ。儂はこれでも齢数百の大魔法使いだからね。」

偉い偉いと二度三度頷き、とてっと音を立てて足の届かない椅子から飛び降りる。外見通りの年齢ではない……そう告げる少女。しかし、店の中の調度品はどれも大人用の物ばかりで、わざわざ使いにくいサイズの調度品を揃えていることに違和感を感じるだろう。

「徹夜は健康に悪いからお勧めしないがね。とりあえずはこのあたりかな?マンドラゴラを原材料にちょちょいと手を加えたトールちゃん印の逸品だよ。」

ゆっくりと青年の傍へと歩み寄ると棚の一角を指差し、紫色の液体が詰まった小瓶を指差す。明らかに背の届かない高さの棚だった。

エリック > 「仕事柄見た目で人を判断しないことにしているんだよ。見た目だけで判断すると早死にするからね。それは……随分と長生きで…」

少女に偉いと告げられても素直に喜べない顔をしてしまい。見た目通りの年齢でないという言葉には驚きを隠せず。
椅子から降りた少女と店内にふと違和感を感じて店内を見回し…調度品のサイズと少女のサイズが合っていないことがその原因かと感じる。

「見回りや警備はしたくなくても必要になるんだよ。それであればね…。マンドラゴラ?それだと高くならないか?」

傍にと来る少女が棚の一角を指さすのを視線で追い、その先の紫の液体が詰まった小瓶を目にして。
どう見ても背が届かないと見れば小瓶を手に取って少女を見下ろす。

「これが疲れや眠気に聞くのか……あとはそうだな……鎮静剤とかもあったりはするかな?」

小瓶を落とさないように注意をしながら手の中に持ち、少し聞きにくそうにもう一つの薬について問いかけて。

トール・サンダーフェロウ > 「と言うのは全部嘘で本当はあたし10歳なの」

微妙な表情を浮かべる青年をにっこーと天使のような満面の笑顔で見上げ、てへっと可愛らしく短い舌を出して見せる。

「というわけで、数百やも知れぬし十かも知れぬな。はっはっは、素直な心を持っているようだが、あまり人を簡単に信じると足元を掬われるぞ。」

はっはっはっと演技掛かった笑い声を上げながら青年が手に取った瓶を受け取り軽く振って見せる。

「まあ、それなりに値は張るが効果は抜群だぞ。一晩の徹夜程度ならコップ一杯の水に一滴垂らせば十分だから、それで一月は持つ分量だよ。ちなみに原液のまま口にしてはいかんよ?干からびた爺でもここがビンビンになって3日は勃ちっぱなしになってしまうくらい効いてしまうからね。」

青年の下半身をちょいちょいと指差し、にまぁと小悪魔のような笑みを浮かべて見せる。

「で、それを鎮める鎮静剤はこちらだよ。いやいや、エロいね、君も。」

今度は手の届く高さに置かれた錠剤が詰まった小瓶を手に取り、軽く振ってちゃらちゃらと音を鳴らして見せる。

エリック > 「そういう悪趣味な冗談は勘弁してくれると助かる。なら店主というのも嘘なのか?」

世の中は広いものだと思っていればあっさりと嘘と満面の笑みで告げる少女の言葉にどういっていいかわからないという顔になり。
可愛らしく舌を出すしぐさに怒ることもできずに肩を落として。

「言葉に貫禄があるから信じたよ。けどな、客を相手にそういう冗談がよしてくれ…」

普通に信じてしまっただけにそれだけしか言えずに小瓶を手渡し。

「効果と値段が釣り合うなら構わないんだよ。それだけで一晩持つならすごいものだな…。一月分の量もあれば…半年は持ちそうだ。原液で…ば、バカ言うな。そんなことに使うわけないだろ」

少女が下半身を指して笑みを見せる姿に慌ててしまい。

「そういう効果を知らないのに鎮静剤を求めたんじゃないよ…」

錠剤の詰まった小瓶を手に鳴らす少女に僅かな仕返しと子供扱いしてやろうと綺麗な金髪に手を伸ばせば子ども扱いするように撫でていく。

トール・サンダーフェロウ > 「店主と言うのは本当だよ。どうやら君にここを紹介した友人殿も性格が悪いらしい。次に会ったらきっと今日のことを聞かれるだろうね。」

肩を落とす青年の背中を慰めるようぽんぽんと叩いて見せ、その顔を覗き込み――その大きな瞳はどこかキラキラと輝いているようにも見えた。慰めているようで、青年の反応を愉しんでいる……のかも知れない。

「はっはっは、冗談だよ。まだ若いからこんな薬に頼らずともビンビンだと言いたいのだろう?うんうん、良いことだよ。」

頭を撫でられるとくすぐったそうに瞳を細め、しかし、慣れているのか嫌がる様子も見せず青年を見上げ。

「まあ、鎮静剤など普段なかなか売れぬ物だからね、少し気になっただけだよ。分量を増やせば『悪いこと』にも使えるものだからね。君には心配なさそうだが。」

両手に持った小瓶を日に翳して見せ、大きな瞳で青年の顔を覗き込む。

「本来ならこうふ――こほん、栄養剤だけで2万だが、素直な君に免じて鎮静剤も付けて1万5千で売って上げよう。どうだい?買うかい?今ならさらにおまけでトールちゃん撫で放題も付けてやろう。」

髪を撫でる青年の手へともっと撫でろと言わんばかりに頭をぐいぐいと押し付け、悪戯っぽく笑って見せる。

エリック > 「どうやらそのようだよ。あいつも先に言ってくれておけばよかったのに…きっと聞かれるね」

少女に慰められるように背中を叩かれれば情けなくなった気がしてしまい。
視線に気が付きそちらを見れば…瞳を輝かせている少女の顔が見え、慰められているはずなのに違うようにも見えてしまって。

「そういう悪趣味な冗談はよしてくれると助かる。発散するのにも苦労するんだからね」

少女の頭を丁寧に撫でながらつい要らぬ事を口にしたのも気が付かないままに見上げる少女を見下ろして。

「使い方は間違ってはいないんだよ。生理現象だけはどうにもならないからね。特に徹夜はね…。そう言う事に使うつもりはないから安心していいよ」

そこまでよく効く鎮静剤なのかとわずかに驚き、両手に小瓶を持つ少女にを見れば顔を覗き込まれて瞳があい。

「今興奮剤って言おうとしただろ……セットで15000か。もう少しまけてもらえないかな?」

押し付けられる少女の頭を構わないというように優しく撫で続け、僅かな揶揄われた仕返しと撫でるドサクサにうなじや耳裏にも指を這わせ。
1万5千はなくはないが結構な出費、もう少し値切ってもらえないかと頼むように見下ろして。

トール・サンダーフェロウ > 「そうか、そうか、大変か。中々の絶倫のようだね、君は。」

青年が思わず漏らした言葉にからかうような瞳の輝きがさらに強くなる。頭を撫でてくる青年の姿を頭の天辺から足の先まで眺め、にまにまと悪戯っぽい笑みを浮かべる。

「そうだね、負けてもいいが……ん。」

敏感なうなじや耳に触れられると言葉が途切れ、小さな鼻息が漏れる。イヤリングで感覚を鈍らせているとは言え快楽に慣れた身体は簡単に甘い感覚を生み出してしまう。

「では、こうしよう。次来る時にその小瓶一杯に精を溜め込んで来てくれるなら1万3千まで負けてあげよう。若い男性の精は何かと有用でね。定期的に必要になるのだよ。」

見上げる笑みはまるでお尻に黒い尻尾が見えそうな小悪魔の笑み。興奮剤の入った瓶へとぺろりと短い舌を這わせて見せる。

「何なら儂がしゃぶってやってもよいがね。もちろん、その瞬間、君はロリコン確定だよ。」

指先で腹筋を軽く突きながら可笑しそうに笑って見せる。

エリック > 「討伐の仕事を受けたりした後に使うんだよ、死にそうな目にあった後は特につらいからね」

少女の言葉に口に出ていたと慌て、瞳の輝きが強くなっているのを見れば諦め。絶倫というわけではないと付け加えたうえで。
少女の印象はしっかりとしているが最初に持ったのだが、今の姿を見れば小悪魔という言葉がぴったりに感じて。

「負けてもいいが…何が条件なんだ?」

耳の後ろやうなじに触れれば言葉が途切れるのに小さくでも女なのだなと見れば髪を撫でながらにそちらへの刺激も続けて。

「できれば今欲しいから次だと……金が残っているかどうか…。何より小瓶とはいえ一本分は結構な量にならないか?」

なぜか少女のお知りに悪魔のようなしっぽが見える小悪魔な笑み。小瓶を舐めるしぐさに思わず反応をしてしまい。

「それなら……トールだったね?キミでそうするよ。どうせロリコンなら据え膳と聞くしね」

腹筋を突く少女にそれなら最後までと冗談のように口にして。

トール・サンダーフェロウ > 「なんだ、絶倫じゃないのか。」

青年の言葉に残念そうに大げさにひとつ嘆息して見せる。
首筋への刺激には慣れたとばかりに平然な態度を見せるものの、時折唇が震えるのは刺激に耐えているからだろう――10歳ほどの見た目にも関わらず耳への刺激で快感を感じる程度には熟した身体であることが感じ取れる。

「よいよい。今1万3千で売ってあげようと言うのだよ。次の機会に君が精を持ってきてくれるのならね。」

これくらいの量、男ならすぐだろう?と小瓶を揺らして見せる。きょとんとした表情はからかっていると言うより、不思議そうな、そんな表情。

「最後まではさすがにしてやれんよ、恋人でもない限りね。大体、この身体では男を受け入れるのは結構厳しいしね。」

冗談を告げる青年の顔を下からにんまりと覗き込み、指先をつぃっと下腹部まで這わせる。)

エリック > 「絶倫ほどじゃないけどそれなりにはできるよ。ただね……一度それをして一軒出入り禁止になったんだよ」

残念そうにする少女に困った声色でそう答え、自覚は全くないのだが実は絶倫であり。
少女に耳裏やうなじに刺激をする背徳的な事に僅かに興奮を覚えながらもこれ以上はいけないと頭を撫でるだけに戻り。

「そういうことか。ならそれでお願いするよ。それぐらいなら…直ぐにだしね」

そういう事かと納得をすれば悩みはするが不思議そうな表情の少女に勘違いしていたことを告げてそれでいいとうなずいて。

「わかっているよ、冗談だよ。俺がもっと若いかキミが俺ぐらいなら本気で言ったかもしれないけどね。それ以上は本当にまずいから」

この可愛らしい少女が同年代まで育てはきっと美人になるだろうとふと考えてしまい。下腹部にまで這う指にそれ以上は本当にまずいとその手を止めて。
そして少女が言ったように1万3千を支払い薬と精を溜める小瓶を受け取れば礼を告げて店を後にする。
帰り道に少女の小悪魔な仕草に滾ってしまったものを抑えるのに鎮静剤を口にしながらに…。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からエリックさんが去りました。
トール・サンダーフェロウ > 「ほう、ほうほう。それは大したものだ。」

娼館を一軒出禁を食らう程となれば大したもの。興味津々と言った表情で瞳を輝かせて青年の下半身へと視線を向ける。

「なんだ、ロリコンではないのか。残念だよ。」

わざとらしく肩を竦めながらカウンターへと戻ると小瓶を3つ紙袋へと突っ込み、そのまま袋の端を持ってくるくると回して口を閉じる。

「君くらいなら、か。ふふ、では、本当にそれ一杯に精を溜めて来てくれれば特別サービスしてあげよう。楽しみにしておきたまえ。」

娼館を出禁になるほどの絶倫、試してみるのも悪くないと、ほんのりと悪い笑みを浮かべ、代金と商品を交換する。

「では、またのお越しを待っているよ。」

ドアに吊り下げた鈴が軽やかな音を立てて来客を送り出す様子を眺めながら右手を顔の高さで振って毎度ありと青年の背中へと声を掛ける。

「さて、今日はもう閉店だな。」

高い薬が売れたから今日は店仕舞い。ドアから開店中の札を回収すると、んーっと背伸びをしながら奥へと続くドアを開く。
そして、その奥へと消えるわずかな間、少女がイヤリングを外すと長い銀髪がふぁさりと風に靡き、黒いドレスを身に着けた妙齢の少女の姿が一瞬覗いたのだった。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からトール・サンダーフェロウさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にトール・サンダーフェロウさんが現れました。
トール・サンダーフェロウ > 涼やかな風が吹く夕暮れ、入り組んだ路地の奥にこじんまりと構える店があった。
少し斜めに傾いた看板には『魔法具店ビルスキルニル』の文字。ドアには開店中の札が提げられ、とりあえず営業中であることがわかる。
だが…ドアの傍の小さな窓から覗き見える店内には客の姿はなく、カウンターに腰掛けた年の頃十ほどの幼女が暇そうに足をぶらつかせていた。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にアシュトンさんが現れました。
アシュトン > (こんな場所にある店で、店主が如何にも訳ありっぽいとなれば、訳ありっぽい客もそれなりにとやってくる訳で。
不意に扉が開けば、比較的背丈のある、重そうなコートを羽織った男が入ってくる)

てんしゅー、頼んでた魔道具入ったかー?

(開口一番は、なんとも呑気な声であった。
どうやら何度か来ているらしく、以前に探しておいてくれと注文したらしい。
あくまで客としてやってきている、程度の面識だが。
購入の方向性としては、金払いはいい、というか必要で良いモノなら糸目をつけない。
が、携帯するタイプで常時魔力ダダ漏れとかは見向きもしないようだ。家設置なら別なのだけど)

今日も小さくてどこに居るのかわかんねぇな。

(視線は明らかに店主の方へと向けているのに、わざとらしくそんな事を言えば喉を鳴らす笑い声。
ちなみに、欲していたのは接触非接触問わず、小型で、使用時のみ魔力反応のでる、対象に強烈な快感を流し込む道具である。
苦痛に耐えられる人間ってのは多いが、快楽となれば話は別。屈強な兵士であっても、一撃KOである。
まぁ、内容からして明らかに訳ありだ)

トール・サンダーフェロウ > ドアに吊り下げた鈴が軽やかな音を立て、来客を伝える。
少し眠たげな蒼い瞳をドアへと向ければ顔見知りの大男の姿。

「うむ、入荷しておるよ。というか、儂が組み立てた。」

呑気な声ながらも、その身体付きは歴戦を想像させる強靭そうな物。
足の届かない椅子から飛び降りるよう床へと降り立ち、その前へと歩み寄ればまさに大人と子供の体格差。

「はっはっは、相変わらず小さくて可愛いだろう、トールちゃんは。」壁にもたれ掛かるよう置いた棚の一番下の引き出しを開きながら、年に似合わぬ余裕を持った笑い声を上げる。

「それにしても相変わらず悪趣味な物を所望するな。使い道は聞かんが。」

引っ張り出したのはビー玉ほどの大きさの青色の玉が十ほど連なったブレスレット。

「ほれ、これだ。包むか?」

ちょうど男の手首にフィットする程度の大きさのそれを男の前へとかざす。その身長差約50cm、顔を見上げるだけで首が痛かった。

アシュトン > 腕と入荷品の質は信用してるから、その辺は問題ない。
魔道具ってのは便利だが、どうも手に入れるに良い場所が限定されるんでな。

(床へと降り立った少女に近づけば、その体格の差も歴然と分かる所だろう。
もっとも、こういうタイプは、見た目通りの実年齢じゃない確率は9割程度あるとみてもいい。
経験上の話だが、俺は詳しいんだ。……という訳で)

ソウダネーとーるチャンハチッチャクテカワイイネー

(こんな反応になって、言い方が妙に棒読みであった。
取り出された道具を視線でおえば、値踏みするような真剣な光が黒い瞳の奥に見える)

街中で迂闊に使って、兵士のお縄になるようなマネはしないさ。
この店の名前を口に出す心算もないしね。

(ヒラヒラと手を振る。こういうのはお互いに干渉しないのがマナーというモノだ。
あちらは料金分で物品を用意し、此方は自分の責任で使用する。
平たく言えば裏の世界での取引である)

いや、そのままでいい。
説明書は別にあるよな。とりあえず使い方だけ教えて貰えないか?

(かざされたソレを片手で受け取れば、しげしげと眺めた後。
装着した感じを確かめるように、腕に通してみる。
数珠型なら、常時や付けたまま戦闘はちょっと向いていないか。
まぁ常に用意しておくモノでもなし、必要な時に取り出せばいいだけである)

トール・サンダーフェロウ > 「買い物に行けば大概おまけしてもらえるのだから、子供の姿というのは便利なものだよ。」

平然を装いながらも棒読みはちょっと傷ついたのか、ほんのりと三白眼で見上げながら唇を尖らせる。

「まあ、その辺は信用しておるよ。どっちにせよ、ワンオーダー品だ。うち謹製である証拠は何も残しておらんしな。」

カウンターへと戻ると羊皮紙を一枚取り出し、それへとペンを走らせていく。どうやら今から説明書を書くつもりらしい――忘れていたか。

「とりあえず、基本的な使い方は簡単だ。それを着けた手で相手の頭に触れればよい。肉体ではなく脳へと直接快感を流し込む仕様だ。この使い方だと、そうだな……大体オークのアレを突っ込まれた程度の快楽を与えることが出来る。快楽の強さはそこそこだが、脳に直接流し込む仕様上、快楽を逃がすことが出来んからの。なかなかに効くはずだ。」

短い舌を出して、ぺろりとペン先を舐めて幼い見た目の割に流暢な文字を連ねていく。

アシュトン > ははは、そういう仕草は年相応っぽく見えるけどな。可愛らしいじゃないか。
ただ、商売してると子供の姿じゃ客に信用してもらうまでが大変そうだがね。

(『店の責任者……お父さんかお母さんいる?』なんて聞かれた回数は、一度や二度ではない、と思う所。
相手がカウンターへと戻れば、それを覗き込むような姿勢をとって)

そいつは重畳。この店の証拠がないって事は、万が一何者かに奪われても、少なくともこの店経由で俺に繋がることは無いって訳だ。

(軽くと頷く仕草。
何を始めるのかと思えば、どうやら仕様書はまだできていなかったらしい。
魔道具というのも扱い方を間違えれば危険なため、詳細な説明は欲しい所だ。危機管理の関係からさっさと覚えて、燃やしてしまう事になるが)

オークのアレか、中々強烈そうだな。俺自身は流石に体験したことはないが。
頭ってのは少々不便だが、不意をつければ何とかなるのと、安定した効果が期待できるのなら、仕方ないな。
ん、分かった。金額は前に提示させてもらった通りに払うよ。

(金の入った皮袋をすとんとカウンターに置く。金額の方は、同等のモノを買うよりも幾分上乗せされているようだ。
描かれている文字を眺める――姿勢はそのままに、ブレスレットをはめた手を、相手の頭にへとちょんと載せてみようとする。
仕事柄、相手に気づかれないように何かをするのは得意であるが。そんなに手早くやった訳でもないので、気が付けば避けるのも可能だろう。
もっとも、作った本人故、作者には効かないようになっている可能性もあるが)

トール・サンダーフェロウ > 「こんな辺鄙な場所にやってくるのは大概誰かの紹介を受けた人間だからな。あまり困ることはないよ。もっとも、たまには一見もやってくるがね。その時はお手伝いをしている幼女という体でも構わんよ。商品が売れればそれで十分だからな。」

羊皮紙の上をすらすらと踊るペン先は楽譜のように文字を紡ぎ、集中しているのか白いボンネット帽で死角になってしまっているのか……延びてくる腕には気付かず隙だらけの姿を晒し。

「それなら今度経験してみるとい。中々に――」

蒼のブレスレットを着けた男の大きな手のひらが頭へと触れた瞬間、幼女の言葉が途切れる。

「……なあ、君はロリコンか?年端もいかぬ幼女をオークに犯させて楽しいかね?」

じろり、と見上げる吊り気味の瞳は完全に三角。ほんのりと頬に朱が差している様子から無効化はしていないようには見える。
感覚を愚鈍なトロール並に鈍らせるイヤリングを着けていなければ、今頃はひどい姿を晒してしまっていたことだろう。

「ちなみにそれには違う使い方もあるのだが、知りたいなら今すぐその手を退け給え。」

昔使われた薬の影響で常時とろとろに濡れている穴をオークの極太で掘り返される快楽を脳へと直接与えられながらも平然とした…否、憮然とした表情で男を睨みつける。
朱が差した頬がぷぅっと膨らんだ。

アシュトン > 俺は噂を仕入れてやってきた口だがね。あぁ、幼女がやってる云々ではなく、腕が有って信用が出来て、訳ありっぽいって話でだがね。
流石にお手伝いの幼女に、高度な道具は頼みにくいんじゃねぇかな。やり取りで解けるかもしれんが。

(まぁ主人がどういう外見かって時点で、何か理由がありそうなモノだが。
此方も視線で文字は追っているものの、そことは完全に独立したかのような動きで、頭にピタリと手が)

快楽耐性の訓練は受けてるが、掘られる感覚は出来れば遠慮しておきた――おや?不良品、という訳でもなさそうだな。

(肩を揺らす仕草をした後に、割かし落ち着いた反応が返ってきて首をかしげた。
とりあえず道具自体は発動している様である。となると、効かないように細工がしてあるのか、何かで防いでいるのか。
前者なら証拠になってしまうし、後者の可能性が高そうではあるのだが)

おっぱいたゆんたゆんのエルフを一人匿ってる俺がロリコンと申すか。
…………守備範囲は広いがね。とりあえず、架空のオークにやらせるより、自分でやった方が楽しいわな。

(心外だ、とばかりに顔を横に振って言った後。
相手に視線を向ければ、唇で緩く弧をえがいた。
どういう意図のモノだったかは、相手の解釈に任せるとしよう。
とりあえず雰囲気からして、全く効果が出てないとう訳ではないらしい。
続ければもう少し面白い結果が見れそうではあるのだが)

触ったままで教えて貰うってのは駄目? 駄目だよな。
相変わらず、そう言うリアクションは可愛いんだがな。

(そのまま撫でまわそうとしてた手をぱっと話せば、両手を耳の高さに持ち上げ。
頬を膨らませた姿を見るや、また肩を揺らして笑うのであった
反応を続けて見たいのはやまやまだが、機能を知らないままってのも死活問題である)

トール・サンダーフェロウ > 「その時はそれなりの方法もあるのだよ。」

どうしても信用出来ない、そんな客には余り気乗りしないが奥の手を使うこともある。
即ち、指輪を外して本来の姿で応対すればいい、もちろん耳は隠して。
そのせいか、ちらほらと出回り始めている巨乳の銀髪少女の噂。
出会えればラッキー、そんなレアキャラとして。

「儂が作ったのだ、不良品なわけがあるまい。大体、幼女が犯されて喘ぎ声を上げるとでも思っているのかね?初潮もまだ来ておらんのだぞ?」

見た目は幼女だが、中身はお年頃。もちろん犯されれば感じてしまうが、わざわざそんなことを教えてやることもない。
あくまで肉体的な素養がまだ備わっていないと主張する。
もっともそれならそれで泣き叫んでもおかしくなかったわけだが。
男の手が離れると両手を頭の上へと伸ばし、ボンネット帽の位置を直す。

「なんだ、おっぱいがいいのか。男の子だのう。」

男は皆おっぱいに惹かれおると喉の奥で笑い、羊皮紙の上へと数行踊らせてからペンを置く。
中途半端に与えられた快楽は普通の流れとは逆に脳から肉体へと伝わり、幼い蜜穴から白い清潔な下着へとよだれが垂れ始める。
男の笑み、それを自分とセックスしたいのかと勘ぐりながらもあえて触れず、丁寧に羊皮紙を折り畳む。

「で、その辺に留め金があるだろう?それと外して留め紐を引っ張ると石が一直線に並ぶのだが――。」

自身の頭上50cmの位置まで上げられた男の手首、人差し指でそこに着けられたブレスレットの一点を示す。
白ロリドレスにたっぷりとあしらわれたフリルがふるふると揺れているのは限界まで背伸びしているからだろう。

アシュトン > ふーん、それなりに用意はあるって事ね。
見かけたときの楽しみにしておくか。
(興味はあるような反応である。そっちのレアキャラは見たことがないので、予想は出来ないのだが)

自信があるのは良い事だな、そうじゃないと頼まないが。
そう?トールと見た目そう変わらん位のミレーを匿ってた事もあるが、相当いい反応してたぞ?アイツは経緯がかなり特殊ではあったけど。
月のモノが来てなくても、相応に準備すればそれなりに、ね?

(片目を閉じると、首を小さく横に傾けた。
初物がいきなり感じる、なんてのは流石に無理だろうが。用意と手段があれば案外なんとかなるのは『経験済み』である
そういう仕事がない、訳でもないので)

確かに男はおっぱいが好きだが、大きいから、小さいからではないのだよ
そもそもおっぱいに、貴賤はない。なんなら実践で証明してみてもいいぜ?

(無駄に言葉が力強い、平たく言えば大きいのも小さいのも好きという訳である。
くくっと喉を鳴らせば、両手の指を曲げたり伸ばしたり、揉むような仕草をした)

ふむふむ、こうか。
でこうするとどうなるんだ?

(説明する相手が大分プルプルしているので、脚を折るとしゃがみ込み。大体の視線を合わしてやって。
言われた通り、腕から外すと止め紐を引っ張って一直線に並ばせてみて。
つぎの言葉を待ちながら、表情や仕草、太ももの辺りなんかを眺めていた。効果の片りんでも見れた面白いなと)

トール・サンダーフェロウ > 「君には絶対見せん。」

鼻筋に皺を寄せ、んべーと短い舌を出して見せる。
扇情的な本来の肉体を見せれば必ず犯したくなるだろう、そう思える程度には客は本能に忠実に見えたから。
最も……試して見たくないと言えば、それも嘘になるが。

「はいはい、そういう奴もおるだろうな。……ちなみに無理矢理は犯っておらんだろうな?」

同族、しかも、まだ幼い子供が毒牙にかかったと聞かされると眉間に皺を寄せて上目遣いに三白眼を向ける。

「君はほんっとうにエロいな。下半身でしか物を考えられないのかね?」

熱く胸について語る様子に辟易したように半眼を向け、にぎにぎと動く男の手を小さな手でぎゅっと掴む。

「まったく…話を脱線させるではない。で、だ、先程までは魔石が並列に働いておったのが、そうすることによって直列に働くようになる。意味はわかるか?つまり、魔力の消費は激しくなるが、威力は最大でブレスレット状態の10倍になるというわけだ。」

見た目的にはアナルパールのようになった魔法具の先端を細い指先でちょんちょんと突く。

「直列状態だと、対象の粘膜に触れた石だけが起動するようになるのだ。粘膜なら口なりアソコなり尻なり、どこでもよい。一つ突っ込めばオーク一匹分、二つ突っ込めばオーク二匹分というわけだな。まあ、そんな簡単な計算ではないが。」

石の先端に当てた指を一つ二つと石を数えるよう根元へと滑らせていく、男の視線が自らの身体へと向いているとは気付かずに。
長いスカートが幸いしていた…下着で吸いきれなくなったよだれはスカートの中で既に膝まで垂れていた。

アシュトン > えー?そいつは残念。
しかし絶対って言われると、確かめてみたくなるのも確かだな。

(とても楽しげに答える声。
隠された何かを探し出すのも仕事の内、となれば火の付くモノがあったのだろう。
ちょいちょい店の様子でも確認するかな、なんて考えていた)

あん? あぁ、街に期待っつーから連れてきてやったんだが、元々そういう行為が好きな子でな。
同意の上だし、本人もかなり俺になついてたぜ?

(妙にそのミレーの事を気にしているな、とそんな風に聞こえる。
まぁ別段嘘を言う必要もないし、実際の事であるので思い出し気味につらつらと。種族上街だと色々とあるので、自分の奴隷として登録はしたが。
行為を除けば扱いとしては家政婦みたいな感じで、不自由はさせてなかったと思う。敢えて言う必要もないだろうが)

エロいのは褒め言葉として受け取っておこう。
ま、男は下半身に脳みそがある、とも言うがな。
これでも普段は冷静な心算だぜ?そういうノリの時はそうするだけでな。

(半眼向けられれば……女性としては当然のリアクションなのだろうが。
何故か手を掴みとられると、指を曲げて握り返し、にぎにぎとしてみた)

仕組みは後で確認するが、言ってる事は大体分かる。
最大で十倍ね……初期状態が分からんから想像がつかんが、一番強烈なのは使いどころを考えたほうが良さそうだな。

(微妙な卑猥な形に見えるそれの先端を相手がつつけば、思案気に双眸を細める。
気絶される位ならいいが、廃人にでもなられたら後が面倒だ)

二本突っ込まれたら快感が二倍になるって訳でもないし、快感がその分上乗せされるって感じかね。
手にはめてる時は頭限定だが、直線にすれば粘膜であればどこでもいい、と。

(棒をプラプラとさせつつ、どうしたモノかと考えて。
ひとまずと、ぱっと見たところでは、相手の様子に変化はないのだが。
視線を上に向けて少々と悩ましげな声を漏らした後)

――えい

(といったかと思えば、説明する相手の口に、道具の先端を突っ込んでみようとする。
短期間で二度目の犯行。
一個では効果が無かったようなので、とりあえず三つ程いってみるようだ)