2017/02/26 のログ
ご案内:「九頭龍山脈ふもとの森」にシンシアさんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈ふもとの森」にアンセルさんが現れました。
■シンシア > 森に果物を取りにいこうというお誘い、魔剣探しに文献やら読みあさって
頭が湧きそうになってたときだったから、早起きしてサンドイッチのお弁当も持って
王都に近い北側の九頭龍山脈のほうまで出てきてた
足元の悪い森や山に近いとこだし、アンセルの背中に乗ってついたとこ
森の中は詳しいということに行き先は任せていて
■アンセル > すっかりとペットのように暖炉の前で寝転がり、時折に狩りにと出たりお手伝いをする毎日
色々と読み漁り調べている彼女の様子を見ていれば気晴らしも必要と森にと誘う
あまり遠出をすればかえって疲れさせると考えれば比較的近い九頭龍山脈の北側へと
何時ものように背中へと彼女を乗せて慣れ親しんだ森の中を獣道を進んで歩き
そうしていればやがて季節の果実がなる木々が生える場所が見えてくるはずで
■シンシア > 「このへんだと何があるのかな…あれは、りんご?」
黒い毛並みは暖かく大きくて安定してた、のせてもらうまま楽チンに移動して
果物とりにいく…けど魔剣も探しもするつもりで
おそらく、あの人もどこかで探索中かもしれない、多めのお弁当を持ってきてた
アンセルの鼻で見つけることができたら一緒に食べれるようにしてて
「アンセルは、すごいね、いつもいっぱい果物のあるとこ知ってる」
背中に乗せてもらうまま頭のとこを撫でながら、見えてきた果樹に関心して
ご案内:「九頭龍山脈ふもとの森」にノーガルトさんが現れました。
■アンセル > 「赤くて甘いのがあったはずだ…そう、それだ」
最近では彼女を乗せるときは鞍でも用意した方がいいかなどと考えたりするオオカミ
オオカミ用の鞍などない事に気が付かないままいつものように彼女を背に乗せゆっくりとした足取りで歩く
果実だけでなく探している魔剣も見つけたいところであるが流石に心当たりはこの辺ではなくて
もう一人の家族も探している魔剣
もしかすれば遭遇するかもという事で多めのお弁当を用意していた彼女の朝の様子を思い出せば笑みを自然と浮かべ
「この辺りもよく歩いた。だから覚えていたまでだ」
褒められればやはりうれしく、目を細め撫でられて
そのままに果樹へと近づいていく
■ノーガルト > (探索中、その言葉はいささか間違いであるだろう。
以前、シンシアと一緒に行った森の中では、地図があったので迷うことはなかった。
しかし、森の中で地図がない。
そして、一度はぐれてしまったと来れば、この男は決まってある一言をつぶやくのだ。)
「…………どこだ、ここは。」
『また迷子か、貴様!?いったいどれだけ迷えば気が済むんだ!?』
(さすがのダインも、大声で突っ込みを入れる始末。
方向音痴というものはなかなか、治らないというものだ。
地図があれば迷うことはない。
ダインの言葉もあるし、目印さえあれば迷うことはほとんどない。
しかし…それがないとさすがのダインも案内などできるはずもない。
そして、ノーガルトが迷うというのはもはや自然の摂理に近い状態となっていた。)
■シンシア > 「アンセル、もし近くにノルがいたら教えてね」
一緒に出かけてたわけでもない、彼は彼で役目があって動いてるはず
広い森の中だし、待ち合わせができるものでもない
アンセルの背中に乗ったまま赤い果実の木のそばまできたら見上げるようにして
「んー…少し、登らないとだめかな」
身長、高くない自分としては手を伸ばしても届くとこの低い位置にはない
木登り、できなくはないけど得意ではない…背中から降り
他に方法がないかと周囲をキョロキョロして
■アンセル > 「近くに来れば匂いで判る。任せておけ」
恐らくこの辺りに来ている男の匂いさえ感じる事が出来れば見つけるのは容易
任せておけという様に頷いても脚は止めず
背中に彼女を乗せたままに果樹の下まで来たのはいいが少し果実の高さが高い様子
背中から降りる彼女に視線を向けて地面にとぺたりと腰を下ろして
「肩車をすれば足りそうだが……シンシア、適任者がこちらに来るぞ」
鼻を引くりとさせれば先ほど話に上がった男の匂いを感じる
強くなる匂いにもう少しすれば顔を見せるはず
あちらだと匂いのする方角へと顔を向けて彼女にそれを告げて
■ノーガルト > 『そもそも、時間を間違えて商業地区に居続けた気様の責任だろうが!』
「わかった、わかったからもう怒鳴るな……。」
(結局、気付け薬用の材料を買うことで頭がいっぱいになっていた。
もちろん材料も見つけたし、後は家に帰って作るだけだと思っていた。
思っていたのだが、あまりにも時間をかけすぎていたのが問題だった。
今日は、森へと一緒に出掛けることを約束していたのだが、そのことをすっかりと忘れていた。
そのせいで、家の中に帰ると書置きだけが残っていたのだ。
それに慌てて、森のほうへと走ってきたのはいい。
だが、肝心の二人を見つけられないまま、森の中で迷う羽目になったのだ。
だが、アンセルが匂いを嗅ぎつければ、その視線の先に明後日の方向を向いている、大男の姿があるだろう。)
「さて……どうするか。まずはあの二人を見つけないことには話が始まらないな。」
『先に言っておく、あの二人を見つけることは俺には出来んぞ。やつらから魔力でも感知できれば話は別だがな。』
■シンシア > 「ん?…肩車ってアンセルがするの?」
自分より背が高いアンセルのことかと思って聞き返す
森の中に果物をとるような長い竿などなくて
木登りする木でいたとこ靴をぬごうとしてたときにアンセルの声に
鼻先の向いてる方向を目を凝らすように見てる
黒い頭の先が動いてる、人が近くにいるらしいノルに言われてた貴族の話を思い出して
離れてたアンセルに近づいて背中で隠すように
■アンセル > 「ここには俺しかいないが……もう少しすればこちらに来るはずだ」
自分が彼女の肩車をしてもいいのだがどうせなら匂いの元にお願いするのも良いかもしれないと視線を向け
そして彼女に視線を戻せば靴を脱ごうしている姿
こちらに来るはずと見える頭を見ていればなぜか自分を背に隠すようにする彼女?
首をかしげて前足でその腰あたりをペフペフと叩き
「シンシア、あれはノーガルトだ。間違いない」
家族の匂いを間違うはずなどないという様に胸を張って言い切り
「ノーガルト、どこへ行く。こっちだ」
と見える影に向けて声を上げる
■ノーガルト > 「……ん?」
(どこかから、自分を呼ぶような声がする。
それも、いつも聞いているとても知っているような声だ。
後ろを振り返り、そこにいるのは…よかったと胸をなでおろした。
探している人物がその方向にいるようで、どうやら方角は合っていたらしい。
大男がそっちに向かってくるけれど、二人にもよく知っている顔だろう。)
「よかった、二人ともこっちにいたか……。すまん、買い物をしていて遅れてしまった。」
(家にいて二人がいないから少し驚いたぞと、苦笑を向けながら答える。
幸い、こっちに歩いてくるさなかにシンシアが考えている危険そうな人物はいなかった。
どうやら、このあたりに来ることはめったにないらしい。)
■シンシア > 背中に隠しきれないアンセルが腰のあたりを叩く
遠目に黒い人影の頭の先しかわからず見分けがつかなかった
アンセルからノルの名前が出れば、緊張も解けて
「…ノルなの?」
魔力も感じない匂いもわからない、視力は普通くらい…目をこらしてると
顔が出てきてコチラに近づく長身の人影そのシルエットを間違うこともなくて
「ほんと、ノルだ…よかった会えて」
いいタイミングで合流できたとばかりに、表情も綻んでいく
後ろのアンセルに体をずらし頭を撫でながら
もう片手で、頭の上のリンゴの木を指差して
「ノルだと背が高いから…助かるね
ねぇ、あれ…届く??」
■アンセル > 「シンシア、そこまで背の高い男はそうはいない
それに違うならまず俺が警戒をする」
緊張を解く彼女に大丈夫とだいう様に何度も腰を叩き
目を凝らしている彼女に並ぶように前にと出て尻尾を揺らして待ち受ける
「ノーガルト、遅いぞ。この辺りで迷っていないだろうな?」
比較的判りやすいはずの場所で迷うはずはないと信じて見返し
そうして向かってくる男を見れば間違っていなかったと自信を見せて
彼女の隣に腰を下ろして近づくのを待つ、頭を撫でられている姿にはオオカミとしての威厳は全くなくどう見ても大きなワンコであり
■ノーガルト > (会えてよかった、というのはこっちのセリフではあるのだが、あえて黙っておいた。
二人はどうも、自分をかなり信頼しているようだし、それを揺らがせるのはあってはならないような気がする。
せっかくの家族に、幻滅されるようなことを無意識に避けているのだ。
しかし、アンセルに言われた言葉がぐさりと突き刺さる。
疑われているならばまだしも、アンセルの目はどちらかと言えば冗談を言っているような感じだ。
信頼をしている瞳をされると、一瞬どもってしまう。
だが、うそはいけないと散々教えられているノーガルトだ。
嘘をつくべきか、それとも真実を打ち明けるべきか。
今まさに、男は葛藤を抱える羽目になってしまっていた。)
「(シスター……すいません!)も、もちろんだアンセル。俺が迷うはずないだろ?」
『………人生初の嘘だな、ノル。』
(さらりと言われるダインの突込みが、また痛い。
もし自分が死んだら、まず真っ先にシスターに謝ろうと心に誓った瞬間であった。
そんな葛藤を抱えてしまった大男の救いの手は、シンシアだった。)
「あれ?……ああ、リンゴか。」
(比較的高い位置にあるリンゴ。
確かにシンシアやアンセルでは届かないだろう、アンセルが肩車をすれば話は違うが。
だが、背の高いノーガルトならば手を伸ばせば届く位置だ。
大きな体が手を伸ばせは、それはまさに壁のようなものに見えるだろう。
その手が、リンゴをつかみもぎ取って見せた。)
■シンシア > 「そうだけど…」
ノルから聞いてた貴族やミレーの奴隷狩りのような話
街でも酒場からも噂になりはじめてた
アンセルに何かあるといけない、正体がわからないうちは気を張るもので
それが家族の1人とわかると、一気に緊張はなくなって
近づいてくると手をあげてむかえる
ノルの言葉を疑うことなくニコニコして返すと
軽々と手を伸ばしリンゴをもぎとる様子に口をあけて見上げてた
「すごーい、ノルあっちのもとって」
背が高いと便利だ…すぐ隣のリンゴもとってほしいと
手の届くとこのリンゴをお願いしていく
■アンセル > 「もし危険な匂いがすればシンシアを強引に背に乗せて逃げている
シンシアは守ると約束をしている」
何をそんなに危機感を持っている荷だろうと不思議そうに見て
そういえばご近所さんも以前よりも気を使ってくれている気がすると今更に感じて
緊張が無くなれなもう大丈夫と腰を叩くのをやめて
「そうだったな、ノーガルトは迷うはずがないな
失礼な事を言って悪かった」
僅かなどもりにおや?と首をかしげるも深くは追及はせずに
彼女の頼みでりんごを取る男をじっと見ている
■ノーガルト > (アンセルに心強さを抱きつつも、やはり視線が痛い。
神格化されているわけではないだろうが、どんなに言い聞かせてもあの恩人と慕うことだけはやめてくれなかった。
確かに、アンセルの背中を押したのはノーガルトだろう。
だが、ノーガルトも結局は自分の考えに従ったまで。
そこまで感謝されるほどの事でもないのだがと、常に思っていた。)
「(…はぁ、自分を偽るというのも疲れるものだな…。)」
(今度、九頭竜山脈の中腹にあるという温泉にでも出かけようか。
普段の疲れをいやす、という名目もあるが本当の狙いも別にある。
九頭竜山脈のどこかにあると言われている魔剣。
ノーガルトが探しているものの一本である可能性が高いそれを、一ずれ取りに行くつもりだった。)
「…この辺りは果物がたくさんなっているんだな……、こんな場所があったとは。」
(あたりを見渡せば、リンゴがたくさんなっている。
時期的にはそろそろ終わりも近い果物だが、見事に赤く熟れているのは、しっかりとした栄養がいきわたっているということか。
あっちもこっちも、と指示されるままリンゴをもぎ取っていく。
両手で持てるのは2つが限界、アンセルへとリンゴを手渡していこうか。)
■シンシア > 「うん、そうだけどね。私もアンセルを守るのっ」
人狼と知っててもアンセルを知らない人からしたら、ミレー族と思い込まれるだろう
頭を撫で続けながら
ノルが手を伸ばしリンゴをとってくれる
アンセルに渡したものを、持ってきた袋にもいれていく
「こんなにあると、なんでもできるねジャムもいいし、ジュースやお酒にも混ぜれるし」
お菓子にしてもノルは甘い物をたべないから…3人で食べれるものにしょうと考えながら
2人がりんごをとってくれてるそばで
持ってきたカバンから敷物を広げたりしてお昼の用意を…
「ノル、それとっておわったら食べよ」
ちょうど開けた場所だしと
朝から用意してきたサンドイッチやら、暖かいスープなどを広げはじめて
■アンセル > 「この姿でいれば大きな飼い犬で通せるはずだ
だからシンシアは無茶は本当にするな」
人の姿でなら危ないかもしれないがオオカミの姿なら誤魔化せるだと
実際近所では一部で大きなワンワンで通りだしている最近でもあり
撫でられて喜ぶ姿は完全に犬で
ノーガルトに渡されるりんごを器用に受け取ればシンシアにと渡して
「そのまま食べても甘くてうまいぞ。搾るのが俺は好きだ」
一人の時はよくそのまま食べていたりんご
それを調理してもらえるならと尻尾を振って喜びを見せて
りんごを受け取って渡していたがシンシアがお昼の用意を始めれば直接袋にと入れて
「果樹のある場所や温泉、洞窟に遺跡、何でもあるぞ
もし機会があれば案内もしてもいい」
どうせならノーガルトにもこの辺りを知ってもらいたいと考えそんな事を提案し
お昼の準備が整えばノーガルトの足元にいき、ぐいぐいと広げられた敷物の方へと押して
■ノーガルト > (守り、護られる二人の間柄。
もし自分という存在がいなくても、この二人はうまくやっていけたのではないだろうか。
この二人に家族として認められたことは、ノーガルトもやっぱりうれしいのか。
自然とほおが緩み、最後のリンゴをアンセルへと手渡した。)
「リンゴか…、ワインにつけるのも悪くないと思うぞ。」
(酒にするならばシードルが有名だろうか。
リンゴから作ったお酒というが、甘い酒も基本的にはシンシア向け。
いつも家にいるときは一緒に飲む機会もあるし、三人で食事をするときもある。
シンシアの調理も捨てがたいが、知恵だけならばいくらでも貸そう。)
「そうだな……。」
(足元にやってきたアンセル、敷物のほうへとせかすように足を押す。
もう完全に飼い犬のようになってしまっているが、これでも大きな狼だ。
狼は本当は気高い一族と聞くのだがすっかりなついたアンセル。
…まあ、彼がいいならばそれでもいいか。
だが、このあたりの地理に詳しいのはありがたい。
もしかしたら、アンセルならハバキリのありそうな場所を知っているのではないだろうか。)
■シンシア > 「…うん、わかった」
これ以上、心配に不安にと考えてもきりがないし、ノルもいてくれることが心強く
2人でりんごをとってくれてるのを、楽しげに見つめながら
お昼の用意もできたし、ダインたちのお供えものも確保できた
「はい、アンセルも人になってね、お昼食べよ」
広げたサンドイッチの具はいろいろ、潰した玉子・ローストビーフ・野菜ばかりのもの、焼いた玉子とチーズを混ぜたものなど
金属の水筒に入れたスープもまだ暖かくて
アンセルが詰めてくれたりんごの袋を見ながら、帰って何をつくるか楽しみになってくる
ワインとりんごは結びつかなくて、ノルに聞きながら作ってみるのもアリかと
一緒に晩酌をするようになって甘い果物のお酒なら1杯くらいは飲めるから
「温泉とか遺跡か…じゃあノルとアンセルで魔剣探しにでかけるとかも
いいコンビになるかもね、その時は、お弁当頑張るから」
森に詳しいアンセルなら自分よりもノルの力になれそう、自分にできることは2人に
おいしいお弁当を持たせてあげることを思いついて
■アンセル > 「この辺りには今は俺たち以外の匂いはしない
警戒しなくても大丈夫だ」
それにノーガルトもいると告げ、気を楽にするようにとシンシアに告げて
袋にりんごがいっぱいになれば満足そうにうなずいて
「解った、少し待ってくれ」
ぐいぐいとノーガルトを敷物の傍まで押していき
並べられたサンドイッチを見れば自然とお腹が鳴る
りんごも色々なものに調理される様子にそれの完成も楽しみが増えたと尻尾を振り
すっかりな飼い犬状態も幸せな今ならばさほど気にもならずに受け入れて
「魔剣か……そういえば…」
オオカミから人型にとなって敷物に座り、その言葉にふと何かを思いあすように空を見上げて
■ノーガルト > 「ああ、俺がいる。…任せてくれ、シンシア。」
(そうだ、自分がいる。
この二人と一緒にいるときは、ノーガルトは絶対に傷をつけさせたりはしない。
大事な家族を傷つけようとするならば、ノーガルトは悪魔にでもなる。
もし、どっちかが攫われようものなら、草の根をかき分けてでも必ず見つけ出す。
誰かが、この二人をさらって嗤うならば…その笑みを必ず消し去ってくれる。)
「サンドイッチか……弁当の定番だな。」
(だが、その中身はアンセルと自分が好きな者がいくつかある。
野菜が少し多めになっているのは、彼女なりに栄養のバランスを考えてくれたからであろう。
そのことを思えば、肉が少ないとかそんなわがままを言うべきではない。
だが、シンシアの出した話題には、ノーガルトは静かに首を横に振った。)
「シンシア…危険な場所なら、アンセルも連れていくつもりはない。」
(遺跡や、危険そうな洞窟ならばアンセルも留守番させるつもりだった。
長期で離れそうなものであっても、シンシアを護ってほしい。
アンセルには、そう約束しているから。
そのアンセルが、少し何か思うことがあるようだ。
魔剣の事なら、ノーガルトはサンドイッチをいくつか取り皿に取ったところで、手を止めた。)
「何か、思うところがあるのか?」
■シンシア > 「…うん、よかった」
心から思うようになった、安心できる頼れる相手がいることに
2人の言葉に微笑みながら
「サンドイッチなら、今日みたいに日帰りとかだとお弁当も軽いでしょ
でもお肉もちゃんといれてるから腹持ちはいいはずよ」
果物をとりに森へいくだけ…だったから
荷物は軽めに、帰りには果物の重さも考えて
「ん、危険かどうかはノルの判断に任せるから、アンセルでも案内にいけると思うときは
手伝ってあげて?」
いつも、探索の仕分けをしてるのを知ってる
1人でいくとこ、3人でいけそうなとこその判断は長年のノルを信頼してるから任せてることで
アンセルが何か気にした言葉にノルが気にしてる
2人にスープを注いだコップを置きながら
■アンセル > 「ノーガルトがいて、シンシアがいて俺がいる
家族は必ず守らないと駄目だ」
今の幸せな時間は二人がいるから
だからこの時間を守りたいと心の底から思い
「サンドイッチは運びやすくていい。それに美味しいから好きだ」
野菜だけでなくお肉や卵もあり食べごたえも十分にあるように見えてお腹が鳴り
食事バランスはよくわかってはいないがどれを食べても飽きが来ないと嬉しそうで
「危険場所にシンシアが行くのは反対だ。だが森の案内がいるなら俺がいる方がよくはないか?」
連れていくつもりはないというノーガルトにそう告げて
シンシアを一人残すのは不安なので片道の案内になるのはそこは許してほしいのだが……
思い出そうとしながらもサンドイッチを口にしては首をひねって
「昔に、本当に昔に遺跡と繋がった洞窟の奥で剣を見た記憶がある…」
そんな事を口にした
■ノーガルト > (家族だということが、こんなにも心強いとは思わなかった。
だからこそ、この二人を傷つけようとするものは何人たりとも赦すつもりはない。
地の果てまでも追いかけ、必ず取り戻して見せよう。)
「確かにな…、食べやすくもあるし。」
(片手間で食べられるそれは、携帯食としても最高だった。
一人の時は弁当など持ち歩くことなどなかったし、彼女が一緒にいるようになって、そのありがたさがよくわかるようになった。
一応携帯食は買い込んでいるのだが…ここのところ減り具合が極端に悪くなっている。
世話になっている女将さんに預けて、配ってもらおうとも考え始めていた。)
「ああ、道案内なら…な。」
(だが、少しでも危険だと感じればすぐに返すだろう。
いくら信頼しているアンセルとは言え、戦闘技術がないとなると不安が残る。
ノーガルトでも、命の危険があるときはいくらでもあるのだから。
だが、アンセルの情報というのは非常に大きな意味を持っていた。)
「……遺跡と洞窟がつながった場所…?アンセル、どのあたりにあるかわかるか?」
■シンシア > 「うん、そうね」
あとから後から、家には人が増えていってた、ご近所さんとも仲良くやってる。
3人の生活のおかげで前ほど淋しさは感じない
2人の言葉が嬉しくて、少し泣きそうになるのを我慢するために後ろの敷物を気にするようなフリして
目元を拭う
2人が話してるのを楽しげに黙って聞きながら食べてく
アンセルは野菜も食べるけど、ノルは肉メインな気がして今日の夕食はなににしょう
なんて…2人を見ながら考えるのも楽しい
玉子とチーズは自分の好きものをモグモグし、スープも飲んでる
日差しはよくて暖かい…とりたてのりんごのいい匂いもしてウトウトしそうになってくる
■アンセル > 果実取りに来て家族で食事をする
こんな満たされた日々がずっと続けばいい、続けたいと
そのために家族は絶対に守ろうと誓って
「家で食べる食事も良いがこうやって食べやすいのも大好きだ」
サンドイッチならと普段はあまり食べない野菜も食べる事が出来
肉だけでなく卵や野菜も食べ進めて
敷物を気にしている様子のシンシアに気が付けば目を向ける
道案内ならというノーガルトに頷きスープを口にして
「かなり昔だ……思い出しておく
それでもいいか?」
記憶には残っていたが場所までははっきりとは思い出せず
早く思い出すようにすると申し訳なさそうにして
そしてふと眠そうにしている様子のシンシアを見れば大丈夫かとまた見てしまって
■ノーガルト > (外で飯を食べることは、ある意味ノーガルトにとっては目新しいことではなかった。
冒険者として、野営することもあるしそういう時は外で寝て外で飯を食べるなど、ある意味日常だ。
だが、そこに親しい人が二人もいるということ。
そのことが、その当たり前の食事を当たり前ではないことにしていた。
ただのサンドイッチが、これ以上なく旨く感じる。
コップに注がれたスープでのどを潤し、腹が満たされていく感触を感じる。
満足している自分がいて…なんだかこそばゆかった。)
「シンシア、リンゴならしばらくつけて果実酒にすると良い。甘みが出るから、お前でも飲めるはずだ。」
(最近、酒の基準がシンシアでも飲めるかどうかを、先に考えるようになった。
彼女と飲む酒は格別に美味いし、何より話も進む。
森の中の木漏れ日に埋もれれば、眠くなるのは仕方がないことだ。
ここでしばらくの団欒というのも、悪くはないだろう。)
「ああ、いや…無理に思い出さなくてもいい。思い出せた時でかまわないからな。」
(思い出しておくという言葉に、ノーガルトは軽く首を振った。
長年探しているのだから、そんなに慌てるようなことでもない。
だから、アンセルにも慌てないように言い聞かせた。)
■シンシア > 1人の時間が長くて、外で家族で食事などはじめてすることばかり
今では当たり前のようになってきたけど、自分には縁遠いものと思ってたものが目の前にあって嬉しくなる
「大丈夫、あったかいのと、お腹いっぱいなのとね
アンセルがノルのお手伝いとかできるといいね、そうなるとうれしい」
目的のりんごはたくさん手に入ったし帰ったらノルの言うように
りんごのお酒をつくってみようろ思いながら
座り直して、ノルの傍らに背が高いしちょうどいい身長差
その背中にもたれ掛かるようにして、風もない日差しには
この季節としても珍しく暖かい
「少しお昼寝…ゆっくり食べて、それで男ふたりでたくさん、お話もしてみて
片付けるときは起こしてくれていいから」
早起きとお弁当と…暖かな日差しが重なって
ノルの肩へともたれかかりながら目を閉じる
ご案内:「九頭龍山脈ふもとの森」からシンシアさんが去りました。
■アンセル > 楽しい食事の時はつい食べる手が早まってしまい
サンドイッチを頬張っては次と食べ
ノーガルトがシンシアにどう料理をすると良いという話に聞き耳を立て
「そうか?だがなるべく早く思い出すようにする」
慌てなくていいという言葉にそうもいかないと早く思い出すと返して
「あぁ、手伝いも頑張るぞ。お礼できることならな」
ノーガルトの傍に座りなおしたシンシアを見てスープを口に運び
そしてノーガルトの肩を借りて眠ってしまったシンシアを見て
どうする?とノーガルトを見る
■ノーガルト > (今日も、朝早くから頑張っていたらしい。
よく眠っているようなので普段は起こさないようにしているが、夜中に目でも覚めてしまったのだろうか。
背中で眠ってしまったシンシアを横目に見ながら、スープに口をつけた。
男二人で話してみると良いと言い残し、寝息を立て始めたシンシア。
少し、肩をすくめて見せた。)
「アンセル…あの時も言ったが、別にそこまで恩を感じる必要はないぞ。」
(ノーガルトは、アンセルが迷っている時に少しだけ。
本当に、ノーガルトは少しだけアンセルの手を引いてやっただけに過ぎない。
恩を感じるのは構わない、だがだからと言ってなんでもしようとするのはあまり好ましくない。
遠慮もいらない、何しろ家族なのだから。)
「さて…少し休んだら帰るとするか。アンセル、またシンシアを乗せてやってくれるか?」
(このまま起こさずに、俺たちだけで片づけをやってしまおう。
普段シンシアに任せっきりなのだから、たまには俺たちで片づけくらいは。)
■アンセル > 眠ってしまったシンシアを支えるノーガルトに優しい目を向けて彼女を任せてば残りのサンドイッチも食べ進めて
「そうは言うがこの恩はずっと返せないものだ。だからあきらめろ」
迷いを解消し、今を返してくれた男に対する感謝は隠せず
それは無理だという様に首を振り
恩人であり家族である男を尊敬し、恩人と見るのはやめれそうになく
「そうだな、そうするか。わかった、シンシアは任せろ」
その言葉に頷いて見せ
彼女を起こさないように片づけをやろうと頷いて
偶には追ういう事もしなければとつくづくと思い
■ノーガルト > 「……まったく。」
(だが、悪くない気分だった。
こうしてアンセルがいてくれるからこそ、ノーガルトも安心して遠征に出ることができる。
アンセルなら、きっとシンシアを護ってくれるだろうと。
そういう確信があるからこそ、ノーガルトも安心できるのだ。
サンドイッチを食べ進めていくアンセル、スープを飲んでしばし一息つくノーガルト。
傍らで寝ているシンシア、この三人がずっと一緒にいられるかどうか。
それを確定させるのも…もしかしたらノーガルトの使命なのかもしれない。)
「ああ、任せたぞ。…途中、何か晩飯になる物でも買って帰るか。」
(この調子では、はてさていつ起きるのか。
シンシアをアンセルに預け、ノーガルトは片づけを始めた。
しばらくはアンセルとの談話も楽しみ、そしてまた一つ。
彼らと家族の絆を深めたノーガルトは、帰宅していくのだった。)
ご案内:「九頭龍山脈ふもとの森」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈ふもとの森」からアンセルさんが去りました。