2016/11/22 のログ
ご案内:「マグメール兵士訓練場」にミスティアさんが現れました。
ミスティア > マグメール兵士訓練場
マグメールの軍備充実のために平民区にあえて設立された兵士の訓練施設である。

マグメールには騎士だけでなく兵士や傭兵、冒険者と言った類の者たちが数多く集まってくる。
昨年のティルヒア事変、そしてシェンヤンや魔族の国といった近隣国への対抗のために、マグメールに集う者たちを強化し兵として使い物にできる必要があり、以前からあった設備を補強、及び増設などが行われた。

その施設に王族が視察に来ると言う話があり、兵士たちの士気は上がっていた

もしかすれば城への士官の道があるかも、そう淡い期待を抱くものもいた。

だが現れた王族はまだ小さな少女であった。

ミスティア > 「ここが兵士訓練場ですの?」

少女、カルネテル王家の幼い姫はそう言うと兵士たちの組手や模擬戦などを興味深く見ていた

ミスティア・カルネテル、バフートから生還した小さな姫

彼女は以前、争いごとや兵士の訓練などは怖いと見ていなかったのだが
今回は興味があると見学を願い出たのだった。

「アレは何をされてますの?」

兵士の訓練をする様子に、案内のものに一つ一つ尋ねていく
最近知的好奇心が旺盛なのか、事細かに話を聞いていたのだ。

ミスティア > 兵士訓練場は肉体を強化する器具、運動場など様々な施設が用意されている
あと今回の補強整備の目玉が実戦訓練場だろう。

その場で訓練するものは仮初めの腕輪なるマジックアイテムを装着し
実戦さながらの戦闘を行う。

戦場で戦うのは仮初めの分身、その仮初の分身が致命傷を受けようが、
試合が終われば何事もなかったかのように元通りになる。

命がけの戦闘がほぼ少量の魔力というノーリスクで行える事もあり
実戦戦闘をこなす良い訓練になると評判である。

ミスティア > 「さあ、どんな事がされるのかしら?」

はたから見れば物味遊山の王女、その瞳は兵士たちの動きを、その技のすべてをじっくりと観察していた。

ご案内:「マグメール兵士訓練場」からミスティアさんが去りました。