2016/11/04 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院」にヴィールさんが現れました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
■ヴィール > 広々とした学院内には、曰くつきの場所も多い。
そのうちの一つ、規律に違反した生徒を閉じ込め、罰を与える懲罰部屋。
最近は専ら性的な面においても利用されていると聞くが。
其処を覗いてみたのはほんの興味心だった。
数歩、室内に足を踏み入れてみたところ、何者かの手によって閉じられた扉。
何せ身分が身分である為、学院内に自身を疎ましく思う輩がいないわけではないが…
「………クッソ。……やっちまった…」
固く閉じられた扉に背を凭せかけるようにして嘆く。
押したり引いたり、一通りのことはしてみたがビクともしない。
万事休すかと苦い表情を浮かべて、もう一度扉を強く叩いた。
■チェシャ=ベルベット > 一方その頃チェシャは次の講義のために廊下を移動中であった。
たまたま通りかかったのは懲罰部屋があるらしいと噂の
きな臭い匂いが漂う場所だった。
ばたばたと少し先の方で誰かが廊下の角を曲がって走っていくのが見えたが
それが複数か単独か、男か女かはよくわからなかった。
首を傾げてそのまま歩いて去ろうとすると、脇の扉が内側から暴れるような音を立てている。
ははぁ、誰か間抜けな奴がここに閉じ込められたのかもしれない。
先程走っていった誰かさんはいたずらでもしたのだろう。
扉の前に立つと、聞き耳を立ててノックを2回。人の気配はするようだ。
「ねぇ、誰かいるの?」
のんびりとした口調でそう尋ねてみる。
■ヴィール > 閉じ込められたのが悪戯か、それとも違うのかは閉じ込められた側である以上、分かる筈もなく。
小さくため息を吐くと同時、扉の外から声がかかった。
「………いる。悪いけど、出してくれねぇ?」
問いに対する答えを口にしたところで、その声に聞き覚えがあることにふと気づく。
偶々ながら、こんな状況下で知り合いに出くわしたことに頭を抱えて。
■チェシャ=ベルベット > 出してくれと頼まれた声が聞き知った相手のものだと分かれば仕方ないとばかりに鍵穴を窺ってみる。
大きな錠前ではあったが大した構造ではなさそうだ。
ちょっと待ってて、と声をかけると髪に挿していたヘアピンを一本抜き取って鍵穴へと差し込んだ。
しばらく弄っていればぱちんと錠が外れる音がして難なく扉は開いた。
そして扉の中にいるであろう人物に対してやや意地悪な笑みを向ける。
「……おいたをして叱られでもした?お坊ちゃま」
部屋の内装をさり気なく確かめてここが件の懲罰部屋であることを悟ると無遠慮に踏み入った。
■ヴィール > 扉を開けやすいように身を起こし、少し離れて待つ。
錠が外れる音、開く扉の向こうにチェシャの姿を見ればまたため息を零す。
「そんなんじゃねぇよ。誰かに閉じ込められただけだ」
懲罰房とはいえ、仕置き用の道具類は別の部屋に移してあるのかまとめてあるのか、棚は空っぽだ。
無機質なベッドと天井近くに小窓。それだけの殺風景な部屋である。
「まぁ…助けてくれたことには礼は言うよ。……ありがと」
■チェシャ=ベルベット > 「敵が多いのも考えものだね。もっと上手くやりゃあいいのに」
老婆心のような余計なお世話のような一言を述べると珍しそうに部屋を探索する。
だが拷問器具やエグい品がみられると思っていた棚が空っぽで他には何もない事がわかるとつまらなさそうにため息をついた。
天井の小窓を見上げ、無機質なベッドに我が物顔で座った。
「どういたしまして、ところで開いたはいいけど講義は出ないの?
もっとももう時間が迫っているから遅刻になるけどさ」
言い終えた直後に授業開始を告げる鐘の音が鳴った。
チェシャは諦めたのか靴を脱いでベッドに上がると
ここで昼寝でも決め込むのか伸びをして横になった。
■ヴィール > 「うるせぇな。上手くやれないから苦労してんだろ」
つまらなそうな様子を見れば小さく鼻を鳴らす。
とはいえ自分もさっき此処に入った時、同じような感想を抱いたのだから似たようなものだ。
ベッドに寝転がるチェシャの横に緩々と歩み寄り、空いているスペースに浅く腰掛ける。
「今更行ったって遅いだろ。一回くらい出なくても大したことねぇよ」
■チェシャ=ベルベット > 「まずは棘を覆い隠す、それから誰にでもニコニコして愛想よくしてやる。
馬鹿にされようが何言われようが受け流してやればいい、どうせ他の奴らは馬鹿ばっかりなんだから。
そうしていればやたらに突っかかる相手も減っていく、面倒じゃない、一々相手してやるのも」
チェシャなりの処世術を披露して、ゴロゴロとベッドの上を転がる。
あまり手入れされていないのかシーツは少々埃っぽかった。
くしゅんとくしゃみをしてから鼻をすすり、
「不良生徒だねぇ、まぁ僕には関係ないけど」
ふふんと笑った。かと言って男二人で、
しかもヴィールと二人きりでいるとなると退屈しのぎなど一つぐらいしかないだろう。
「……暇だから、する?」
何をとは言わなかった。
■ヴィール > 「…………なるほどな。お前がどういう風に普段生きてるのか、よくわかった」
「つってもなぁ。………頭に血が上りやすい性分を何とかできればいいんだけどな」
チェシャがゴロゴロ転がると、舞い上がる埃で此方もコホコホ、と咳き込む。
不良と言われればふん、と笑い返して。
「お互い様だろ。………ん」
誘われれば少し考えてから、浅く頷いた。
手を軽く一振りして軽い魔法を起こし、開けっ放しだった扉を閉める。鍵はかけないが、講義中だし誰か通りがかる心配もないだろう。
■チェシャ=ベルベット > 「自分で性分が分かっているならそれを常に意識して行動すればいいんだよ。
血が上りやすいならそういう状況になる前に避けるとかさ。
一々すぐに怒ってたらエネルギーもったいないだろ」
でも短気でないヴィールというのもそれはそれでらしくないかもしれない。
そんなことを考えていればヴィールの手の一振りで扉がひとりでに閉まる。
案外に小器用なことも出来るのだなぁと感心するとおいでというように相手に腕を伸ばした。
「元から真面目にやろうとは思っていないから。不良で結構」
相手がこちら側に倒れ込んでくるのならば頬にキスしてやろうと。
■ヴィール > 「そんな器用なこと出来たら良いけどな。……正直、貴族のおっさんども相手に冷静でいれる自信はねぇし」
カッとして口応えし、弱みを握られる形で身体を好きにされてしまうことも多々あった。
苦虫を噛み潰したような顔をしていれば伸びてくる腕に、チェシャのすぐ横へと倒れ込んでいく。
「あっそ。そこも似たようなもんだな、俺と」
頰にキスが落ちる。片目を細めて受けた後、此方から相手の唇にキスを落とした。
何度か啄むように口付け、舌を伸ばして深く重ねる。
■チェシャ=ベルベット > 「単純……、年食った相手は嫌いなんだ。へぇ」
だから自分となんかとしてくれるのだろうかと考えながら
相手の苦い顔とは裏腹に微笑してみる。
「似てたって嬉しかないよ、共通点がある方がいい?」
そう口では言うものの、表情は楽しそうに笑んでいる。
ヴィールの頬にそっと口付けると、入れ違いのように唇にキスが降ってくる。
ん……、と大人しく受け入れて口内を舌でかき混ぜる。
歯列をなぞり、舌を吸い、ゆっくりと焦ること無く口付けていく。
同時にゆっくりと相手の着崩した制服を上から脱がしていこうと両手で衣服を剥いでいく。
■ヴィール > 「嫌い……っていうか。嫌な思い出が多すぎるだけ」
微笑するチェシャの顔を見返す瞳が、柔く細められた。
まぁ年が近ければ楽というのも事実だ。
「さぁな。でも似てた方が、お互い分かりやすくていいんじゃねーの」
楽しそうな表情を不思議そうに見返しながら。
舌を絡ませ、吸い、焦りのない緩やかなキスを交わしていく。
抵抗することなく衣服を剥がれて、同時に相手の制服を寛げて脱がせていく。
同じ構造の為やりやすい。
■チェシャ=ベルベット > ふぅん、そうとそれ以上は相手の嫌な思い出に触れること無く引いた。
あまりする前にそういったことで気分を害しても仕方ないだろう。
「わかりやすいねぇ、お坊ちゃまは別の意味で分かりやすいというカンジがするけど」
相手の一直線な気質を指してそう言った。
すっかり相手の衣服を剥いでしまうと、こちらも脱がせやすいように体を動かして裸になっていく。
ベッドの上で二人で裸身を晒しながら合間合間にキスをして
「それで、……今日はどうやってしようか。
何か面白いおもちゃでもあればそれでしてもよかったけれどあいにくと品切れみたいだから」
言いながら相手の首筋へ唇を滑らし肩口に軽く噛み跡を付けていく。
■ヴィール > 触れられたとて今更のこと、然程気分を害すほどでもないが。
する前にそんな話をしてもしょうがないだろう、と。別の機会ならまだしも。
「ま、お前と似てるってのは悪い気分はしねぇかな。正直」
あっさりと言ってのけながら、互いにベッド上で裸身を晒す。
軽く腰を抱いて肌を触れ合わせながら。
「……おもちゃ、なぁ。ま、見た感じ何もねぇけど……今日も普通にするか?」
おもちゃ云々はまたの機会か。あればの話だが。
首筋に痕をつけられれば微かに鼻を鳴らし、負けじと相手の耳朶を甘く噛み、舌先で擽る。
足を絡めるようにして、今はまだ静かな性器を緩く押し付け合う。
■チェシャ=ベルベット > 似てることを悪い気がしないと言われれば、何を馬鹿なことをと一笑に付してしまいたいところだったが
どうにもこの相手があっさりと言ってのけるとむず痒くて照れてしまう。
少々むすりと押し黙り、かと言って怒っているわけでもなく頬を染めながら
さらに強く肩口に噛み付いた。
仕返しとばかりに相手も耳朶に噛みつかれるが、喘ぎを押し殺してしきりに腕や胸を甘噛し、肌を吸った。
「……これ、好きだよね……。ちんこ擦り付け合うの……」
ヴィールが腰を揺すって互いの性器を擦り付け合うのに、ふっと甘い吐息を零す。
こういうのがいいのなら応えてやるのが正しいのだろう、
チェシャも同じようにぐいぐいと腰を押し付け、互いの足を絡め合う。
ぐりぐりと最初は柔らかく、だが次第に強くこすり付け合えば
徐々に性器が屹立し始め熱と硬さを持ち始める。
同時に呼吸が乱れ、熱っぽくなっていく。
どう?というようにヴィールを目の端で見つめた。
■ヴィール > 相手がどう思っているのかなど知らず、頰を染めて押し黙る様子に瞬いた。
強く肩口に噛み付かれると痛みと快感が同時にやって来て、溢れそうになる喘ぎを押し殺す。
ならばと耳朶から矛先を変え、チェシャの首筋に噛み付いて舌で舐め上げる。
「……勃たせるのに手っ取り早いしな」
好きといえばそうかもしれない。
ぐりぐりと屹立し始める性器を擦り付け合い、押し付ける。
熱っぽい吐息を零して、目の端で此方を見やるチェシャに瞳を眇めた。
腰に回していた腕に緩く力を込めて一層腰を押し付けると同時、指先を蠢かせて尻肉の合間を擽る。
■チェシャ=ベルベット > 相手がこちらの口で感じている様子に満足気に目を細め、
さらに続けようと唇を肌につけようとする所で相手の反撃がきた。
首筋にヴィールの舌が這い、噛みつかれればびりっと体に電流が流れるように跳ねた。
「んっ……噛むの、だめっ……僕がする……っ」
動物的な習性で噛みつかれることには大層弱い。反射的に体が大人しくなってしまう。
それでいい気になられるのも癪なので、屹立した性器の先端を押し付け相手の鈴口を責めるように腰を動かす。
だが、相手の手が自分の尻の合間を指でこすればせっかく責め立てようとした意気も大人しくなってくふんと甘えた鼻声を上げる。
「ちょっと……ずるいっ……あっ尻穴やめ、ん……」
何がずるいのかなど言わぬまま、相手の指や性器の動きを受け入れる。
このままでは押されっぱなしになってしまうと焦り、甘噛からキスへと変更して
相手の性器と自分の性器を直接握りこみ、扱き上げ始める。
■ヴィール > 首筋を甘噛みすると敏感な反応を得、得心したように唇を離す。
何度か身体を重ねて、チェシャの弱い箇所を大まかに把握できたのかもしれない。
そんなことを思いながら、鈴口を責められる反撃に甘い吐息を漏らした。
攻撃の応酬のような、そんな睦事。
「ずるいってなんだよ……っ、ん、ふ……」
指先で尻の合間を擦っていたが、キスに移れば鼻声を上げて応える。
舌を深く絡めながら、性器を握り込むチェシャの手に自分の手を重ね、手の中で擦り合わせるように扱き上げていく。
■チェシャ=ベルベット > 「ずるいのは……ずるいんだってば……っは、ん」
キスの合間に子供の駄々のような事を言ってしまう。
そうこうしているうちに、互いの先走りで滑りをよくした性器をしごく手がより激しさを増す。
重ねられた手に更にもう片方の手も重ね、くちくちと包み込んだまま擦り上げる。
同時にキスも怠らず、より激しく口内を舌で犯す。
あまりの激しさに口の端から涎が垂れるのも構わない。
いよいよ登りつめた様子で体を仰け反らせ、強く性器を握り込むと
はぁはぁと息を切らせてヴィールに潤んだ目を向けた。
「ヴィールぅ……も、イく……ぼく、だしちゃう……イッっていい……?」
まるで一緒に達しようと誘うようにギリギリまで留まるように体を強張らせ
喘ぎの合間にそう尋ねる。
■ヴィール > 「へんなやつ……っ、ん…は」
駄々のような言葉に笑うような吐息が漏れる。
片手を包み込まれるようにして、三つの手で性器を扱き上げる。
口端から唾液が垂れ落ちる程に激しいキスを交わし、貪るように互いの口内を舌でかき回す。
潤む瞳を向けられれば、もう片方の手も重ねて強く性器を擦り上げる。
「ん、っ……俺も、……チェシャ、一緒に……っ、く、ぅ!!」
誘うように囁くと同時、ひときわ強く両手に力を込めた。
体を仰け反らせながらびくりと腰を震わせ、達する。
■チェシャ=ベルベット > 互いの手で性器を扱かれればたまらず喉を反らして喘ぐ。
止める間もないほどに強く力を込められれば体をよじり、びくびくと痙攣する。
「あっ、でるっ……!ヴィール、っあ、ヴィールぅ……!」
かすれた声で相手の名前を呼びながら、ヴィールと同じように射精して達する。
互いの両手の中にたっぷりと熱い液体が吐き出された。
ヒクヒクと性器と体がひくつき、達した余韻にしばらく目をつむって浸る。
やがてほぅっと心地よいため息を漏らすと手の中で混じり合った互いの精液を
口に運んで舐め取り、唾液を絡めてより淫靡な液体へと変化させた。
ぼんやりとしたまま、まだ物足りない様子でヴィールの吐き出したばかりの性器を手繰ると
自身の尻を持ち上げて、尻穴でさきっぽをこすり付け始める。
その心地よさから淫靡に笑い、もはや押さえることがない喘ぎを漏らす。
自分の指や先ほど舐めた精液や唾液を潤滑液代わりにして、ぬるぬると相手の性器をこすり
誘うように再び勃起を促した。
■ヴィール > 同時に達し、たっぷりと吐き出される熱い精液にぎゅっと唇を結ぶ。
瞳を伏せて、暫し余韻に浸りながら体を小刻みに震わせ、ひくつかせた。
物足りないのは此方も同じことで、精液と唾液を絡める様すら劣情を煽る。
尻穴で誘うように性器を擦られれば当然、再び勃ち上がっていく肉槍。
ふっと息を吐き、精液に塗れた片手を伸ばしてチェシャの肉槍に触れ、ゆっくりと扱く。
喘ぎ声を聞きながら、互いの性器が十分な程に勃起したならば促すように相手の腰に手を添えて。
■チェシャ=ベルベット > 「あは、また元気になった……っ」
菊門で刺激し、指で擦り上げてぬるつく相手の性器が再び硬さを取り戻すと
嬉しそうに口の端を歪めて、ぺろりと唇を舌で舐めた。
自分の性器も相手の手のひらで優しく扱かれれば震えながら再び熱さを取り戻す。
「ん、ふっ、きもちぃ、……ヴィール、もっとこすってぇ……ちんちんも、おしりもたくさん……」
相手の背を抱きしめ、頬を擦り寄せると甘く耳で囁く。
互いの硬さを確かめるとゆっくりと腰の位置をずらし、自分から迎え入れるように
ヴィールの若い雄を飲み込み始める。
すでに準備が出来ていたかのようにチェシャの中は熱くうごめいて、
柔らかく先端からヴィールの肉槍を包み込む。
■ヴィール > 「そりゃ、元気になるだろ……っ、く」
そんなことされたら、と囁き、微かに笑みを浮かべる。
再び熱さを取り戻し、勃ち上がっていく様を満足げに見つめながら扱く手に緩く力を込めた。
「ん、っ……いいぜ、……っ、ふ…ぅ」
熱く蠢めく肉壁に呑み込まれる肉槍。
突き上げたくなる衝動を堪え、ゆっくりと奥深くまで雄を挿入していく。
擦り寄せていた頰を離し、唇を啄むようにしてキスを誘う。
チェシャの背に腕を回して、互いの肌を擦り合わせるように抱き合った。
■チェシャ=ベルベット > 抱き合ったはしから、再びキスを始めればヴィールのものをキュンと締め上げる。
こちらに遠慮しているのかまだ緩慢な動きに対してすこしだけ不満げな様子をあらわし
「もっと突いて平気っ……、ヴィールの動かしたい通りにしていいよ、っあ……」
誘うように腰を揺すって中に収まっているものを刺激してみる。
絡みつくように肉襞が性器を擦り、絞り上げ、奥へ奥へと引き込み、再び腰を引いて入り口へと戻す。
同時にヴィールの手のひらに再び自分の性器を押し付け、ひく突く先端を
指先にぐりぐりと擦り付ける。
■ヴィール > キュッと締め上げられれば肉槍が脈打って快楽を相手に伝える。
不満げな様子に瞬き、ふっと笑った。
「いいのか? ……んっ、なら遠慮しねぇけど…」
奥へと引き込まれるまま、一旦大きく腰を引いて強く突き上げる抽挿を始める。
搾り取るように絡みつく肉壁を擦り上げ、肌を打つ音を響かせながらかき回す。
押し付けられる相手の性器を再び扱き始めながら、唇に吸い付いて舌を絡める口付けを仕掛けて。
■チェシャ=ベルベット > やはり遠慮していたらしい相手が自身の中へ抽送を開始し始めると嬉しそうに身を捩る。
「んぅ、うんっ……遠慮なんかいらない、からっ……好きなだけ動いてっ……はひ、っあ」
相手の動きが激しくなればこちらも負けじと腰を揺する。
吸い付いた唇に噛み付くような仕草でキスに応え、ヴィールのものを自分の中できつく締めてやる。
やがて姿勢を変え、繋がったままヴィールを横に押し倒し、上下を変えて跨ると
腰を大きくグラインドするように揺すって自分から激しく動き始めた。
「ひ、ぁ、僕、っ我慢できないから……いっぱいしたげるね……っあ!
ヴィールの、下からいっぱい突き上げて、っあ、あつくてかたくて、気持ちいいよぉっ……」
覆いかぶさり再びキスの雨を降らせる。額に頬に首筋に顎先に、そして口元に。
舌を這わせ、唇をなぞると貪るように吸い付いた。
張りつめたチェシャ自身の性器がすでにパンパンに腫れて、あと少しの刺激を求めて
ヴィールの手のひらの中を激しく前後へと扱き続けている。
■ヴィール > 互いに激しく腰を揺すって、きつく締め付けてくる中を肉槍でかき回す。
噛み付いてくるようなキスに瞳を細め、暫く荒いキスの応酬を繰り返していたが。
やがて横に転がり、上下が入れ替わると一層激しくなる動きに喘ぎ声を零した。
「ぁ、っ、チェシャ……っ、もっとっ、激しく……っ、ぁ、あ…!」
パンパンに膨らんだ性器を激しく扱きながら、覆いかぶさってくる相手に応える。
吸い付いてくる唇を受け止め、なぞるように蠢く舌を絡め取って口付けた。
何度も唇に噛みつき、吸い合い、貪り合っていればやがて限界が近づく。
ラストスパートのように激しくチェシャの身を突き上げ、奥へ奥へと肉槍を叩きつけて共に達そうとしながら。
■チェシャ=ベルベット > 下のヴィールの動きに合わせ体を跳ね上げながら懸命に相手の口に、体に吸い付いていく。
いよいよお互いが2度めの絶頂に近づきつつあるのを悟ると
喘ぎももったいないと言わんばかりに激しく口腔を犯し、あられもない水音を後孔から立てながら
まぐわっている尻を激しく振って持ち上げ叩きつけた。
「あっ、いく、いぐっ……いく、いく、ヴィールのでイッちゃう…いく、いぐっぅ!」
ぐっと高い位置から持ち上げた尻を相手の腰に降ろし、その衝撃で最奥と前立腺が叩きつけられるようにこすられた。
びくんと体を仰け反らせ、思い切りヴィールの肉槍を締め付け引き込んだ。
絶頂の衝撃に耐えるように相手の体にしがみつき何度も震えながら相手の手の中に吐精する。
一度出したはずのそれが勢いも衰えぬまま、何度も何度も吐き出されてヴィールの手を汚した。
■ヴィール > 懸命に唇に吸い付き、身体にしがみついてくる様に愛しささえも覚える。
喘ぎ声すら途切れる程に激しく口腔を犯し犯され、貪っている唇は離れないままで。
肉槍が抜けそうになる程に互いに腰を引き、激しく打ち付け合う。
「あっ、っく、いく、……チェシャっ、イく……っ、イッ、く…ぅ!」
一際強く腰を叩きつけた瞬間、ビクッと痙攣するように身体が震えた。
思い切り締め付けられる快感に抗えず、どくっ、と中に吐精していく。
手の中で絶頂するチェシャの性器をゆっくりと扱きながら、最奥目掛けて何度となく熱い精液を吐き出し、注ぎ込む。
■チェシャ=ベルベット > 最奥に吐き出されたヴィールの精を受け再び軽い絶頂に襲われる。
相手とともにイけたことに深い充足感を感じながら、自分の腹の中に満たされていく
熱い精液の感覚を愛おしく思って小さく笑みを作った。
暫くの間ヴィールに覆いかぶさってぐったりと身を横たえていたが、再び起き上がると
ゆっくりと己の中からヴィールのものを引き抜いた。
すっかりベトベトに汚してしまった自分や相手の手を舌でちろちろと舐めてきれいにし
シーツの端で拭ってやった。
脱ぎ散らかしたままの制服をまず自分で着直してから相手に着せかけてやる。
「ん……気持ちよかった。そっちは?」
満足そうに笑って自分の腹をなでさする。
■ヴィール > 暫く覆いかぶさってくるチェシャの身を抱きしめながら余韻に浸っていたが、
やがて起き上がるのを見ると自らも腰を引いて性器を引き抜く。
ベトベトの手を舐められれば擽ったくも心地良い。小さく微笑を浮かべ、やや気怠い身体をゆっくりと起こした。
「ん……気持ち良かった」
短く答え、満足そうな笑みを返す。
顔を寄せ、じゃれつくように唇に幾つかキスを落とした。
■チェシャ=ベルベット > じゃれるような口づけに応えて同じように軽く唇を食んでやる。
ふざけるように鼻先や髪先を唇で触れて、けらけらと笑って顔を離した。
「まぁ似た者同士も悪くないかも。するとき楽っていうのはよくわかった」
最初の話を思い返して、そんなことを言ってみたりする。
最後にヴィールの手指をそっと握って絡めれば、一度力を込めて握った後すぐに手放した。
挨拶のような素振りだった。
丁度、講義の終わる鐘の音も流れてきた所でベッドから立ち上がり
「それじゃあ僕行くけど、今度はこんな所に閉じ込められないように。
もう一度助けてあげられる保証はないんだから」
軽口を叩いて出入り口の扉へと向かおうとする。
■ヴィール > 唇を食み、次いで降り注ぐキスの雨。
擽ったいのか瞳を一瞬伏せて、笑い声につられるように口端がつり上がる。
「だろ?」
悪くないという言葉に肩を竦めて、服の乱れを緩く整える。
そして手指を絡められると瞬き、此方からもやや強く握り返して離した。
「はいはい、肝に銘じておきますー……」
軽口には此方も冗談めかす口ぶりで返し、ベッドから降り立った。
扉へ向かうチェシャの背にふと思いついて声かける。
「………また、な。チェシャ」
それだけ言うと今度こそ見送るつもりで。
■チェシャ=ベルベット > またな、という声がかけられた所で振り向き、相手のらしくなさに小さく吹き出した。
「また、があればいいけどね。
……いや、うん、それじゃあ、また」
少しだけ照れたようななにかこそばゆいものを感じてそそくさと早足で部屋を後にする。
この学院に赴くのだって気が向いたときだけ、ましてやチェシャは流れ者だし
ヴィールだって学院へ行くよりかは親に反発して貧民街などに遊びに出ていくほうが多いのだ。
探そうと思えば探し出せるだろうけれども、そうするほどには近くない距離。
そんな距離感がある相手にまた、と呼ばれればなんだか不思議な気もするものだ。
ただ少しだけその距離が縮まったことを密かに喜びながら授業の終わった生徒たちが
ごった返す廊下へと人混みに紛れて去っていった。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院」からヴィールさんが去りました。