2016/09/28 のログ
■アーヴァイン > 「そう言ってくれるのは嬉しいのだが…女性を女性扱いしなかったのは、男として無礼だと教えられた。君を見た目だけで判断したのは悪いことだ、本当に失礼をした」
彼女の機嫌を取るための謝罪ではなく、彼女を子供扱いとともに女性として接しなかった事に無礼働いたと感じてしまう。
所謂恥をかかせたというものだが、その言葉も口にするなと教えられた。
伝えること自体が恥をかかせるのだからと、生真面目に謝罪をすると、それ以上謙ることはなく、顔を上げた。
「……やはり、記憶にあるのか?」
沈黙しながら、頭が痛そうな動き。
軍属とは言え、もしかしたら敵同士だったのかもしれないと思うものの、刃を交えることはあるまいとは思っている。
そして、困り顔で伝えられた名前に、記憶が一気に繋がった。
魔法弓を珍しげに色々と問いかけてきた高い声、そして暗がりで良くみえなかったが、小さめの体躯。
その全てがつながると、こちらも苦笑いを浮かべて頷いた。
「俺も思い出した、かなり久しぶりの再開…だな」
別の師団の補佐官がここにいる、そして出会ったのは組合の敷地の手前。
それだけでも探りに来たと言っているようなものだが、笑みに表情を変えつつ、すっと掌を差し出した。
「視察といったところか。とはいえ、ここに戦火を持ち込むつもりではないんだろう?」
もし血の流れる話があるなら、彼女とて名を名乗らなかっただろう。
だが、言いづらい理由はある、そんな風に感じたのだ。
だから、彼女の後ろめたさを取り除くためにもこちらから一歩、近づくように手を差し出したのだ。
「話を聞くまでは施設内を色々と案内はできないが、俺の私室までならエスコートできる。良ければ、そこで色々とうかがおうか?」
そんな提案を一つ持ちかけ、手を取るかどうかは彼女次第である。
■ミリーディア > 「譲れぬところ、といったものか…分かった分かった、ならばその言葉で十分だ。
君の反省は十分に受け取ったから、それはもうこれくらいで止めにしておいてくれ」
もちろん、相手がどんな気持ちで謝罪をしているのかは、何となく分かる。
もしこれがご機嫌取りでの行為だったら、すでに拳でも蹴りでも与えて黙らせているだろう。
分かっているからこそ、面倒そうにしながらも謝罪を受けておいた。
魔法に関して知らぬ事があれば、聞かずにはいられない。
その問い掛けをした相手の一人だ、弓を媒体に変わった魔力の使い方をする男性…そう、そんな名前だった。
「こんな場所で出会うとは…いや、ここだからこそ出会ったのか。
どれくらいか…覚えてないが、久し振りだ」
先程、この男性は組合長と言われていた。
そして、ここはその組合であろう場所の手前、当然の出会い。
もう少し、ちゃんと話を聞くべきだったが…まぁ、後の祭りだ。
予想はもう立っているだろうに、男性は掌を差し出してきた。
その掌を、不思議そうに見遣る。
「………視察と、確認だよ。まぁ…儂はそんなものに興味はないが、もちろん、そんなつもりはないさ」
無駄に隠しても、後々面倒になるのは分かり切っている。
細かくはまだ言えないが、それを伝えながら、続く言葉に軽く考える仕草。
「………君に聞くのが一番手っ取り早いか。それが一番楽そうだ」
取り仕切る者ならば、色々と情報も入っているだろう。
そう思えばこそ、その提案は受けるのが良いと考える。
お互いにどこまでの質疑応答を交わすのかは、今はまだ分からないが…差し伸べられた手を、取る事に決めた。
さて、案内された先でどんな言葉が交わされ、何があるかは…後の事だ。
ご案内:「九頭龍山脈麓の集落・ドラゴンフィート」からアーヴァインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈麓の集落・ドラゴンフィート」からミリーディアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャニスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソル・グラディウスさんが現れました。
■シャニス > 「男の方が私みたいな話し方ですと変ですから。……え?」
私は貴方を追いかけていませんと慌てるが何故か男性も慌てだし首を傾げる。
「え、えっと…あなたが私のストーカーですの?え?え?」
ボケ殺しと言われてもいたって本気でそう考えただけに、その返しに頭が真っ白になりぽかんとした顔で男性を見てしまい。
自分の勘違いに男性の言葉に気が付けば白い肌が一気に赤く染まり困った様な目が泳いで合わせられなくなってしまう。
■ソル・グラディウス > 「喋り方なんて人それぞれだと思うけどな…」
先ほどの勘違いに動揺しつつ、次の少女の言葉を聞き安堵する。
やっと自分の冗談が伝わったようでさらに調子に乗る。
「あぁ、そうだ。お前のあーんな姿やこーんな行為を全部…」
手をワキワキと動かし、ニヤニヤしながらそんなことを言う。
白い肌が一気に赤くなり、しめたと思って揶揄うのをやめない。
■シャニス > 「貴方みたいな方が私みたいな話し方ですとその…すごく変ですわ」
以前に迷い込んだ店にいたマッチョなお姉さんのような男性を思い出してしまい。
何故かそれを目の前の男性に当てはめてみれば小さく笑ってしまうのだが…。
「あんな姿や…こんな行為ですの……?」
男性の言葉にふと最近を思い出せばいくつか思い当ることに顔が赤いままに口がパクパクして言葉が出ずに。
手をワキワキと動かす男性の思惑通りに照れ慌てる姿を見せる。
■ソル・グラディウス > 「自分の基準で他人の行動を制限するなんてナンセンスだと思うがな」
眉間にしわを寄せ、腕を組んでそう返す。
何故小さく笑っているのだろう、少しバカにされている気がする。
「ぷっ…くはははは!んなわけねーだろバーカ!冗談だよ、冗談!」
彼女の動揺する姿に笑いを堪えるが、堪えきれず吹き出す。
その流れで冗談であることを告白し、とても満足そうな表情でそう返す。
「ところで、家の家具変えたんだな」
未だニヤつきながらそう返す。
『部屋を覗いているぞ』というボケだ。実際変えているかどうかは彼女にしか知らない。
■シャニス > 「でも私には貴方には私の用なのは似合いませんわ」
男性の言うように自分が他人の行動を制限する権利はないと納得して頷くがついポロリと本音が零れてしまい。
気が付かない間に笑っていたのか男性の気配に慌てて頭を下げる。
「そ、そうですわよね。それなら気が付きますわ」
噴き出す男性の様子に揶揄われたと漸くわかり安心したように息を吐く。
本気だと思っていただけに怒るよりも安堵感の方が強くて。
「私は今は宿を借りていますから家具は変えれませんわよ?」
キョンとした顔で男性を見てさらりと宿暮らしだと告げてしまう
■ソル・グラディウス > 「はいはい、わかったよ」
これ以上議論しても無駄だと察し、素直に今の言葉遣いをすることを彼女に告げる。
少しの抵抗だろうか、身長差を活かして彼女の頭をわしゃわしゃと撫でる。
「あぁ…というか、お前とは今この場で会ったばかりだからな」
息を吐き、安心したような彼女を見て首を傾げる。
この男性の予想だと怒られるか気持ち悪がられるかの二択だったのだが…
というかさっきも気持ち悪がるというより、恥ずかしがってたような。
「その成りで宿暮らしかよ。中々どうしてわからねぇもんだな」
納得したように唸り声をあげ、彼女を見る。
吸血鬼はどうも、高級な富裕地区に住んでいるイメージがあるようで。
■シャニス > 「判っていただけて良かったですわ」
男性が判ってくれたとみると嬉しそうに笑みを浮かべてポンと手を軽く打ち。
頭を撫でられると慌てて数歩下がり乱れた髪を治しにかかる。
「そうですわよね。私もあった記憶はありませんもの」
もしかすればバイト中にあっているかもしれないがそれだと覚えていないのでこの場でという言葉に頷く。
長く眠っていた事と最近の生活で私生活を見られるは真っ先に恥ずかしいにつながっていて。
「今は家はありませんもの。宿を借りたりお知り合いの家の部屋を借りたりしていますの」
目を覚ました場所に戻れば家らしく物はなくはないがあそこは不便なので街にいることを告げて。
そんなにイメージに合わないのかと思わず自分の姿を見下ろして。
■ソル・グラディウス > 髪を直している彼女を見て、腕を組んでしてやったり顔。
相手が揶揄いがいのある者と判断したのか普段はしない子供っぽい行動を取る。
「あぁ……それで、さっき赤くなってたけど何か見られちゃいけないことでもやってたのか?」
再度ニヤついてそう切り出す。
先ほど赤くなってたところを見ると最近の行動に何か恥ずかしいことでもあったのだろう。
それを見逃さずにさらに掘り下げる。
「ふぅーん…いや、ドレスなんか着てるからな」
なるほどと言ったように声を出し、その様に返す。
■シャニス > 手櫛で髪の毛を整え元に戻ったと思えばしてやったり顔の男性を見上げる。
またされては困るとその動きを警戒するようにして。
「ふえ?あ、それは…その……あ、あう……言えませんわ…」
切り出された言葉にどきっとして息がつまる。
見られてはいけない事を思い出せばどれ一つでも困るものばかり。
きっとかま掛けだと思いはしても動揺は隠せずに目が泳ぎ。
「このドレスのせいでしたのね。お気に入りですからこれですの。
止めた方がいいかしら?」
軽くスカートを摘まみ一礼し、男性にどうですか?と言うようにその場で一回転してスカートを靡かせる
■ソル・グラディウス > 彼女が手櫛で髪を整えるとサラサラの整った髪を見て「おお」と声を出す。
「はっはっは…まぁ、そう言わずに…」
目が泳いでいる彼女を見てニヤリ。
これは絶対に何かあると確信した顔で彼女を見る。
「いや、別にいいけど…汚れたりしねぇのか?」
くるりと一回転する彼女を見て、またも「おぉ」と声を出す。
別段驚くことでも無いだろうが反射的にそのような声が出てしまう。
回転し、スカートを靡かせた後に警戒されないよう彼女に近づき、視線を合わせ肩を組む。
「なぁに、別に言いふらそうってんじゃねーんだ。いいだろ?」
顔を近づけ、小声でそのように言って恥ずかしい出来事を聞き出そうとする。
目が泳いでいる彼女をとりあえず安心させようと優しく言い放ち。
■シャニス > 整えた髪に男性が声を出せば自慢の髪だけに誇らしげにして。
「だ、駄目ですわ…」
動揺したせいで何かあると見破られてしまいどうしようかと困ってしまい。
「何枚か同じものがありますの。でもこうやって汚れは防いでいますわ」
ふわりとスカートを靡かせて回転し終えれば男性にも見えるようにドレスを包む薄い膜のような魔力を一瞬だけ見えるようにする。
これで大丈夫と器用?な魔力の使い方を披露するが完全な油断で肩を組まれて驚き。
「ほんとに言いませんのね?約束ですわよ…?」
直ぐ近くに見える顔を見れずに目が景色を見るように動き。
優しい言葉と言いふらさないという言葉、それを信じそしてこのまま何度も聞かれるよりはと観念して。
血を貰う代わりに床を共にしたと小さく返す。
■ソル・グラディウス > 正直、彼女のサラサラの髪質や綺麗な色彩は見どころがある。
綺麗な物は素直に綺麗と思うのがこの男の少ない長所だ。口に発することは滅多にないが。
(今一瞬…魔法の膜で埃を払ってるのか)
一瞬だけその様な膜が見え頭の中でそう予想立てる。
それに何枚も同じものがあると聞き「あぁ」と納得した様子。
「マジ?お前相当…」
彼女の言葉に驚き、少し距離を置いて何かを発しようとするも口を紡ぐ。
以前、似たような状況の女性に向かって罵倒のような言葉を浴びせてしまったことを思い出し、なんとかその言葉が出ないように阻止する。
本人は悪気はなかったのだがあまり好意的に捉えられないのは確かだ。
■シャニス > どうやらうまく男性に見せれたと納得した様子にほっと安心をする。
その安心が魔力の膜の事か同じドレスの事かは流石に解りはしなかったが。
「で、ですがちゃんと誰でもという訳ではありませんから。
この方なら大丈夫と信用できる人だけですのよ。
そ、それにお一方だけですから…」
もしかして軽いとか誰とでもと思われたのかと男性の気配が変わったことに慌てて言葉が足らなかったのだと思い慌てて説明を付け加える。
血は採らなくても問題はないがやはり王都にいる以上は少しは摂取しないと魔力も使えなってしまうからと理由を口にして。
■ソル・グラディウス > 何を安心しているのだろうか。
少し気になるがあまり追及しないでおこう。
「…そうか。安心した」
その言葉を聞き、安心したように胸を撫で下ろす。
彼女の理由を理解し、その思いが伝わったのか彼女を見る目が変化する。
■シャニス > 「そうですわよ。身を預ける以上相手の方は選びますわ。
ちゃんと知った日とか安心できる人でないと私だって嫌ですわよ」
男性の胸を撫でおろす姿に誰でも出ないともう一度口にとする。
自分を見る男性の目に変化があればやはりきちんと伝えられていなかったのだと言葉が足らなかったことに反省をして。
「あの…所でいつまで…」
こうなさいますの?と今更に肩を組む男性を真っ直ぐに見れるほどに落ち着いて問いかける。
■ソル・グラディウス > 「ははは、なら安心だ。俺とは違って貞操観念がしっかりしてるな。
うん、そういう女性も悪くない」
うんうんと頷き、そう返す。
誰彼構わずやり始める女性よりはしっかり相手を見て判断する相手の方が好感を持てる。
まぁ、相手をしっかり選ばない女性も好みではあるが。
「っ…あぁ、すまんすまん」
今の状態を見直し、気づいたかのようにハッとすると彼女から離れる。
■シャニス > 「そう言う貴方は誰でもいいのですの?」
その言葉に以外そうに見てしまう。
下手な人にお願いしその事で何度もとなるのが嫌という理由もありはするがそれは口にせずに。
「あ……別に構いませんのよ」
はっとした様子で離れる男性を何故か残念そうに見てしまい。
男性が離れれば今度は自分から近づき身を預けるように引っ付く。
先程揶揄われた仕返し?というようにして。
■ソル・グラディウス > 「ん?いや、流石に超ブサイクや性病持ちはごめんだけどな」
誰でもいいと言う訳ではなくそのように言い放つが何とも言葉遣いが辛辣だ。
彼の言ってることは最もだが、何となく辛い言い方に聞こえる。
「…あ~…何やってんの?」
こちらに身を預けるように引っ付く彼女を見下げ、少し困ったようにそう聞く。
何のつもりかはわからないがとりあえず、相手の背に手を回し背中を擦ってみる。
■シャニス > 「病気は私も嫌ですわ。でも私は見た目よりも心だと思いますのよ?」
男性が言う事も最もだと言うように頷くは病気は兎も角見た目で判断はいけませんと少しだけ語尾を強めて。
「先ほど揶揄われた仕返しですわ。
えっと…確か生殺しというのですわよね?」
身を預けて引っ付き大きな胸を押しつけるようにして困った男性の顔を見上げる。
その姿にしてやったと言うように笑みを見せるが、背中を擦られぞくりとした感覚に身を震わせる。
■ソル・グラディウス > 「……まぁ、それも一理あるな」
語気を強めてその様に主張する彼女に対しそう返す。
しかし、目の前の少女が言うと何気に説得力がないのは何故か。
「あぁ…確かに柔らかいけどな」
大きな胸を押し付けられその様に返す。心なしか、少しばかり恥ずかしそうな顔をし、色合いも赤みが増していく。
それを誤魔化すように少女の背中をゆっくりと撫でまわす。
■シャニス > 「そうでしょう?見た目で選んで実は変な人だと困りますもの」
男性を見上げてそうでしょうと同意を求めるように見上げて。
その姿は怒っている子供に見えなくもない姿で。
「……慣れていますの?」
慌てる様子もなく答える姿に慣れているのかと思ったが、よく見てれば顔に赤みが増し恥ずかしそうにする姿に仕返し成功と満足するが背中を撫でまわされる感触に小さく震えて。
■ソル・グラディウス > 「それは確かにあるな。しかもこのご時世、他人を騙していかねぇと生きていけねぇ場所の方が多いしな」
その言葉には率直に同意する。何とも世知辛い世の中になったものだと老人のようなことを考える。
しかし、目の前の少女の容姿もあるがいかにも子供っぽい。
「いや、まぁ…多少は…だけど」
慣れてないとは言い切れないが最近はその感触を味わうことが出来なかったので少し感触を忘れていたようだ。
小さく震えた彼女の肩を掴み、耳元に口を近づける。
「なぁ…最近溜まってて…血を分けてやるから、さ?」
小声で耳打ちし、彼女に所謂その行為を持ちかける。
■シャニス > 「私は月を見るのに貧民地区によく行くのですが、やっぱりいますもの」
態々月を見る為だけに危険地区に踏み入りそういう人を良く見ていると答え。
騙すより仲良くすればいいと考えるのが世間とのずれがあり。
「男性はやはり慣れていますのね」
多少とは男性は言うが自分には慣れているように見えて仕返しになっていないと気が付く。
離れようとすれば肩を掴まれて
「ふぇ?あ、その……いただけるのでしたら……」
男性の耳打ちに驚いた眼で見詰め、一度男性の胸に顔を埋めるようにして匂いを嗅ぐ。
そして離せば頬を僅かに赤くして小さく頷いて見せる。
■ソル・グラディウス > 「月を見るために貧民地区…か。まぁ、外に出るよか安全か」
彼女の言葉を聞き、わざわざ危ないところまで行くのかと少し困惑する。
しかし、自分は自分で月を見るために街の外に出たりするのだが。
「人によるけどな。まぁ、俺は経験人数も少ない訳じゃないし」
旅をしているときに出会った女性やこの街での女性と何人か『そのような行為』をしたことはあり、経験人数は少なくはない。
毎日毎晩、女性を抱いてる男性陣と比べればその数は圧倒的に少ないだろう。
「よし、じゃ、早速移動しようか。お前の宿と俺の宿、どっちがいい?」
こちらの匂いを嗅ぎ、その後離れて頬を赤くした彼女を見て少し嬉しそうにそう聞く。
■シャニス > 「あそこが一番よく見えますのよ。
町の外にも見える場所はありますけど行くのが大変ですの」
態々に危険な場所に向かう理由を簡潔に答え。
町の外の場所は遠いので行かないのだと。
「そうですの?でも貴方はもてそうに見えますわ」
あくまで話した感じと見た目、雰囲気で感じた事を口にする。
ほぼこの街に住み着いている自分にはあちこちを回るという事がなく、相手を本当に見るので起きてからは行為は数えるしかなくて。
「こういうのは…貴方の宿にいたしませんか?
だって……その…」
どうせなら殿方の部屋の方がと恥ずかしそうにつぶやいて見上げる。
■ソル・グラディウス > 「そうなのか。良い場所あったら教えてくれ。今度行ってみる」
月を見ることは個人的に好きなようだ。あまりやった事はないが今度月を見ながら晩酌でも行おうかと考える。
街の外も悪くないが、如何せん危険性と距離を考えて。
「モテる?…いや、俺は別にモテはしねぇけど」
彼女の言葉を聞き、首を傾げそう返す。
自分自身、あまりそのようなことを意識しておらず、ピンと来てない様子で。
こう見えても風の精霊などに気に入られてたりするのだが。
「あぁ、じゃ、移動しようか」
見上げる彼女に今度は髪が乱れないようにゆっくりと撫でる。
その掌は温かく、わずかに安心感を与えるであろう。撫でた後は後ろを振り向き、自分の宿を目指して歩き出す。
■シャニス > 「もちろん構いませんわよ。良い場所を吟味しておきますわね」
その言葉に笑顔で頷けばいくつかある場所のどこが良いかと考えて。
街の外にもお勧めは勿論あるのだが遠いだけに案から外し。
「貴方は色々な方をひきつけそうな気がしましたのよ?」
首を傾げながらそんな感じがしたと返し。
意地悪な所はあったがそれはそれで魅力的に映りそうだと思い。
「えぇ、エスコートをお願いしますわね」
今度は乱れないように髪を撫でられて目を細め。
撫でられる感触に安心感を憶えて自然と微笑みを浮かべ、背を向けて歩き出す後を追いかける。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソル・グラディウスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャニスさんが去りました。