2016/08/03 のログ
■リムル > 嫁ぐなら、人がいい・・・っ!せめて、愛情をきちんとくれる人がいい。こんな、こんなただ快楽を押し付けるだけの所へ、なんて嫌・・・っ!
(――しかし、その後に彼が提案した 性奴隷以下 というワード。夢想する・・・首輪をつけられて、手枷をつけられて、足枷をつけられて。牢に監禁されて。自由はなくて、自分の全てはご主人様のもので・・・時折牢に遊びに来るご主人様に、尻尾振って出迎えて・・・その足を舐めて、その一物を咥えて、奉仕して、悦ばせて・・・その後によくやったな、って頭を撫でられて・・・そして、そして・・・最後にご褒美をやろう、って蹂躙される。後ろから、獣みたいに、いっぱいいっぱい苛められる・・・。そんな、姿を夢想する。クールで凛々しいエルフの女・・・そんな姿を装ってはいるが、その心の奥にはそんな屈折した性欲を隠し持つ。今まで自分のちからで、もしくは仲間と協力してだいたいのことは切り開いてきた。けれど、こんな欲望も持つのだ。――自分のことをひれ伏せさせるような、強い雄に飼われたい、支配されたい。自分の力で道を作るのは疲れるから。そんな、欲望も持つのだ。 ・・・もっとも、触手の言う性奴隷の姿、というのは枷や首輪などではなく、触手に縛り上げられて、休む暇もなくひたすら快楽をぶつけられ続ける、拷問のような奴隷であろうが・・・、その 性奴隷っていうワードが出た瞬間ほんの一瞬 一瞬であるが、その姿を夢想して、期待するような顔が浮かんだ。 すぐに、その妄想を振り払うように、ぶんぶん と頭を振って脳内から振り払ったが・・・。)
生まれつき、こうだから・・・。諦めて。
(元から口数はそんなに多いエルフではない。可愛げを見せて欲しいとはいうが、仲間相手ですら笑顔を見せるのは稀だというのに、敵相手にそんなものをそう簡単に見せるものではなく。そして、エルフの尿道をちょんちょん、と突っついて挙句中に突っ込んでみようとしたならば)
ちょっ、やだっ・・・やめてっ!
(と、嫌だ というようにじたばたと暴れて。その後に、まだ奥に僅かに残っていた尿が ちょろっ、と。ぷしっ、と更に漏れることだろう。先程のように盛大に漏らしたりはしないものの、少しだけ粗相をしてしまって。 うぐぐ、と悔しそうにほんのり頬を赤く染めて。)
・・・そうさせてるの、あなた。
(お尻の穴を見せつけるように縛り上げてるのも触手。ひくひくと物欲しそうにひくつくおまんこを見せつけるように掲げているのも触手。そうして、少女に恥を叩きつけているのも触手。全部、彼らのせいである。何を私のせいみたいに言っているのか、と不満そうに彼に告げて。)
あっ・・・!
(そして、男性器を思わせるその触手が自分の目の前に 来てしまった/やっと来た 触手族というのは主に多種族の雌の交尾を行い、その女の胎盤に子を宿し、出産させ数を増やす種族だ。・・・こういう機能を持っているのはなんとなく予測はしていた。 ついに始まってしまう、という不安・恐怖。そして、ついに挿れてもらえる、という期待と快楽。それぞれの感情が入り交じる、複雑なかおを浮かべながら、その目は彼の持つその男性器を模した触手に釘付けになった。 ――しかし・・・はぁ、はぁ・・・!と、熱っぽい吐息を零し、顔を赤くしながら、秘所をひくひくと期待にひくつかせている様を見れば、どちらが強いかは明白だろう。身体は正直、とはよくいったものである。)
だから、さっきから言ってる。そういうのは、私の領分じゃない。もっと、愛想の良い子にお願いして。
(つん、とやはりつれない態度。しかし、その態度も痕どれほど続くのか見ものであるだろう。そして、こぼれた唾液をぬぐうように触手が頬に触れれば んっ・・・! と、小さな声を漏らして。)
・・・。
(事実、その通りである。事実を見透かされたからか、少女は何も言わずにいて。――そして、ふとそっぽを向いた時に気がつく。 ・・・これ、増えてないだろうか。気がつけば、右を見ても左を見ても。上を見ても下を見ても触手の群れ。遠く、離れた仲間やここで働いていた非戦闘員の人達。彼らが今どうなっているのか、少女の視界では捉えられない程に、触手が少女を囲んでいるだろうか。 ――これ、逃げられないな。 そう、考えてしまう程の、数と密度。少女の心は徐々に折れていくだろう。)
■『触手ちゃん』 > 「愛は不完全!とか恋は盲目!なんていうけども。それは嫌だろうねー。
じゃあ仮にボクが人に化けたらどうかな、なんて。
何だい…さっきはぐちゃぐちゃに壊してって言ってたじゃないか。快楽を、押し付けられるのは嫌いみたいだね…。
どうかしたかい?」
凌辱しているが故に、であるが、その銀髪のエルフの少女は、恋というものに恋しているのだろうか。
平常は無口であれ、お嫁さん、なんてとりとめもない冗談半分な提案に見ていて必死に否定して来る。
一瞬ににやけるような、蕩けるような、つれない少女らしからぬ表情は、すぐさまどこかへ消えてしまったけれど。
「キミは好きな人でもいるのかい?どうやら…彼氏も彼女も居なさそうだけど、さ。」
して、彼女の脳内で、性奴隷になることを夢見る思考に耽っていた、なんて。
知っていたらその思考を口から吐き出させたろうが、知る由もない。
けれど、このまま少女を虐めれば苛める程、その被虐的で破滅的な欲望は露わになっているのだろうか。
触手は彼女の身体を犯し、体液を啜り、その身体を良いように苗床にして寄生して、妻、或いは母親、もしくは奴隷にしようと考えている。
体液は極上の味で、見た目もまるで人形みたいに可愛らしい。きっと苗床として寄生するにも良い素材には違いない。
「はは、漏れた漏れた。今のは可愛かったよ。
もう残り汁もあんまりないみたいだね?御褒美にちょっと補充してみるかい?」
ちょろっと飛び出た尿も、また彼女を囲う触手へと飛んでいく。
飲み物でも飲むかとかそういうノリで彼女の口元へと触手を持っていくと、
先程のと同じ精液染みた毒液を飲ませようと言うのだろう、咥えろとばかりに、それを小さく揺らす。
「いやまあ身もふたもない事言ったらそれはそうなんだけどさ。」
やっぱり彼女はつれない。
性器や尻穴を晒していると告げたとして、顔つきは実に不機嫌だ。
会話に困った。なので腋汗でもちゅーっと吸えばついでに腋をにょろにょろ擽っておくことにする。
「もうちょっと恥ずかしがってもいいんじゃないかな。」
背中をなぞってお尻の穴の周りをくるくると這う触手。
「なんだ、興味津々みたいだね…ボクのコレがそんなに気になるのかい?
おまんこはこれを欲しがってるみたいだけど。
リムちゃんはコレ、なんていうか知ってるかな。」
右に左にゆらゆら動かして、少女の視線を実況する。どくどくと脈打ち、反り立ったそれは誰がどうみても男性器だ。
もっとも、かなり長くて色合いも少しピンクが強いしツルツルしてるが。
濡れ濡れになって、今か今かと蠢く秘所は、欲しがっているとみて間違いないだろう。
秘所に所謂亀頭に当たるだろう部分を宛がって。
「犯してほしいんでしょ?コレでさ。」
愉悦の笑いが混じった声で発破をかけた。
そうだといわれようがそうでないと言われようが犯すことには違いないが。
「ふーん?じゃあぐちゃぐちゃに壊されるまで、愛想悪くそうしてるのか。」
触手が腕組みみたいな形をした。そして引かれていく触手。
彼女の張り詰めたその態度が崩壊すれば、どうなるのか、それはきっと誰も知らないことなのだろう。
「んー…沈黙は肯定と受け取るよ~?
じゃあじれったいしそろそろ剥いちゃおうか。」
改められる両手の拘束と、あちこちから飛び出る触手に、ひっぺがすように剥がされる彼女の戦闘用の軽装の衣服。
続いて下着も程よく観察すれば、やたら強い力で前から引き千切って、彼女の乳房を露出させるだろう。
「ふむ…因みに、質問いいかい?
おっぱいのサイズはどうなのさ。」
魅惑の果実。おっぱい。
今はそれで甘い母乳が作られているのだから『触手ちゃん』の中では夢が広がっていた。
小柄ながら見た目の良いエルフの少女だ。足と言い、尻と言い、変態の魔物には満足させる外形なのだろう。
搾り出す前に一言質問。
見ての通り、彼女から見ても触手しかないだろうし、
逆に他の者から見ても、彼女は触手の魔物に丸呑みされているかのように見えるだろう。
あちらもこちらも触手だらけ。そのすべての性欲というか、繁殖期、産卵期の矛先が彼女に向かって居るのだ。
■リムル > ・・・あなたがきちんと私と向き合って愛してくれるなら、考えてあげる。・・・無理矢理は嫌いよ。
(――少女の本質を知る物が言えば、どの口がそんなことを言うのか、と笑ったのかもしれない。情事であれば、無理矢理が好きだし、多少強引に迫られたい・・・という欲望を持つ少女であるというのに。しかし・・・それを口にできる程、少女は積極的でも、ビッチでもなく。
――恋に恋する乙女。それはエルフを指す一つの側面として当てはまるだろう。恋人には憧れるし、いつか愛する夫と子供に囲まれて、静かな場所でゆっくり暮らしたい・・・なんて夢を持つ。――しかし、そんな平穏そのものの願いを持つが、同時に破滅的な非日常へのあこがれもあるのだ。ずっと、ずっと平穏な日常に浸っていたが故に。初めて身体を蹂躙されたあの日の記憶が忘れられなくて。)
別にいないけど・・・。
(生憎、憧れこそあるがそういう関係の人はいない。悪い?とでも言うように吐き捨てながら、伝えよう。)
誰がッ・・・!
(拒絶する。そんなもの、飲みたくない、と。・・・自分から飲ませて、と願うには少々欲望が足りないらしい。しかし・・・否定するために、僅かといえど口を開いた。強引に打ち込もうというなら、押し入れることも可能だろう。)
やだっ、ちょ・・・やめっ、やめてっ・・・!
(あはっ、ふふふっ・・・!と、擽ったそうに身体をよじり、笑顔を見せる。それは楽しい、というものではなく身体をくすぐられたことによる生理反応なのだけれど)
・・・ペニス。肉棒。魔羅。・・・触手だと呼び方でも違うの?
(そうあっさりと言い捨てるその様は見た目とは裏腹に経験がそれなりにあることを伺わせるか。冒険者、なんて危険と背中合わせのしごとをしてるのだ。その際、PTを組んだ仲間と野宿の最中、身体の関係を求められるだの、酔い潰されて気がついたら・・・なんて、幾度もあった。戦闘の際、敗北してその体を蹂躙されたことだってある。生憎、初心な訳ではないのだ。)
あっ・・・!
(そして、犯して欲しいんだろう? なんて、言いつつ秘所に押し付けられれば体中が期待で奮い立つ。そんな入り口だけなんて物足りない。もっと奥まで来て。もっと、もっと・・・!と、本能が叫ぶ。そして、触手がそれならいいや、とばかりに引いていけば・・・)
ま・・・って・・・!ダメ、行かないで・・・っ!ちゃんと、言うからぁっ・・・!・・・ほんとは、犯して欲しい。ぐちゅぐちゅに蹂躙して欲しい。頭、真っ白にして欲しい・・・っ!
(今まで必死にこらえてこそいるものの、その身体は未だ似媚毒に浮かされている。それが、欲しくて欲しくてたまらないのだ。それを、一瞬とはいえど秘所に押し付けられたなおさらだ。その僅かに点った火が忘れられない。あの時の欲望が忘れられない。だから・・・だから・・・っ)
んぅっ・・・!
(そして、ぴりぴりっ、と乱暴に破られる衣服。そして、ぷるん と揺れる形の良い・・・しかし、母乳を詰められて僅かに張った乳房。美しく整い、艶のある胸と、ぴんと赤く染まって尖った乳首は、思わず吸い付きたくなる魅力を感じれるだろうか。)
・・・普通、だと思う。
(貧乳、という程控えめではなく、巨乳という程豊かでもなく。しかし、形は美しく整った美乳のタイプ。エルフの胸はそんなものだろう。・・・今は母乳を詰められたことによって巨乳に片足突っ込みだした、くらいはあるかもしれないが。)
■『触手ちゃん』 > 「ちょっとボクびっくりだよ。
でもそれあれだよね。考えてやるよと言いつつ、○○するとは言ってない、みたいなの。
…残念だけどイヤイヤ犯されるしかないっぽい?でもあっちこっち揺らいでるの、なんだか分かってきたよ。」
彼女の葛藤がようやく見えてきた。先は「壊れるくらいぐちゃぐちゃに」と言っていたが、今度は「無理矢理は嫌い」と言いだした。
結局、魔物に犯されるっていうことへの一時的な抵抗感であり、もうすぐそちらへ落とす事だってできるだろうと。
それでいて、彼女が語る愛や恋についての考え方も偽りではないのだろう。
無茶苦茶に犯される事への欲求と、二者の間で行ったり来たり揺らいでいるようで。
「へぇ…じゃあボクの事を好きになってもらおうかな。
好きな人とかいるならそれはそれで寝取るみたいで面白かったけど。」
機嫌を損ねたわけでもないけれど。やはり答えはつれない。
というのは『触手ちゃん』としてもあまり面白くない。
「御褒美だよ、ほらっ!」
だから、拒否されても、多少無理矢理に、彼女の口腔へと再び、閉じかける口をこじ開けて、それを突っ込んだ。
噛まれたってこちらは何本もある強靭な触手。そこは恐れる必要は全くない。
この調子だともう少し媚薬を注いだり、甚振っていれば彼女も変わっていくだろうと。
既に毒薬が回り、身体は触手の都合のいいようにと変わり、体液の排出も増えている。
無理に加えさせれば、口から喉へと侵入し、口内射精の如く、ビュルルッと毒液を吐き出す。
先程よりも勢いよく沢山。口にふたをしてある程度飲み込ませるのを待つ。
「喉が渇いていたらいけないしね。たっぷりお飲みよ。」
お漏らしに、汗だくに、それから愛液。身体も燃えるみたいに熱い事だろう彼女の身体へと、
水分補給代わりに注がれていく白濁液。それは再び彼女の身体を駆け巡り、
触手の栄養として良いように身体を火照らせ、体液の排出を良くさせるようにと働きかける。
飲み物としてガブ飲みするにしては味も良くない、飲みやすさは最悪だろうそれを口にふくませる。
体内にその毒が入り込めば、新たに性欲に火がともり、発汗も酷く、また、尿意の第二波が訪れるかもしれない。
引き抜く時にも顔射するみたいに顔面にも白濁をお見舞いしたのは本人曰くサービスらしい。
「笑顔が一番可愛いね。」
どの口が言うのだろう。口は無いが。
やたらとここだけ妙にかっこいい声がなっていた。
「もっとこう…俗っぽく呼ぼうよ。」
知ってたけども。見るに身体を重ねる経験は結構あったらしい。恋仲こそいないようだが、その美貌なら、犯されたって無理はない。
『触手ちゃん』はうなりながらチンコとか言ってくれると思ってたけどそうはいかなかった。
「やっぱり痴女じゃないか!良いよ、それなら犯してあげようか。
はは、捕まって無様に犯してほしいって頼んじゃったしね。これはキミのせいだもんね。」
人間とは違うので、一定のペースで喋れる。
もっともらしく彼女を詰りながら、よしきたとばかりに男性器の形をした触手が秘所へと向かい、ず、ぷりと彼女を貫いた。
膣肉を退けながら、乱暴に真っ直ぐ子宮の壁にそれが当たってノックするのは、すぐのこと。
もう大分と濡れているのだから、魔物らしく凶暴な欲望をぶつける性行だって、痛いだけでなく快感にもなるだろう。
生憎人間のそれとは違うし、また、目的や孕ませ方だって全く異なる。
形や行為こそは似ているが、ここから苗床へと改造するのだから。
ともあれ、折角ねだってくれたのだから、御褒美に少しは要望通りに犯して喜ばせるのもいいだろう。
「気持ちいいかい?縛られて動けないまま、魔物に犯されるのは。」
もう少し犯しやすいように、と彼女の身体を吊り上げて持ち上げて。
足を開かせれば、前向きに秘所を見せつけるはしたない格好にして、犯しながら、
笑いの混じった声で彼女に問う。
「わぁ………。」
目があるわけではないが、暫く見惚れていたのだろう。
「うむ。普通だね。だがそれが良い。揉めば大きくなるらしいし。
…そうそう、これから面白いことが始まるよ。」
試しにと、右側の乳房に触手がぐねぐねと円を幾つか描いて曲がって、巻き付き、乳房を締め付け、乳房には吸盤の様なものが張り付く。
ぎゅう、と触手が乳を窄ませれば、彼女の胸の、尖って硬い突起から、ぶしゅうと白くて甘い液体が飛び出る事だろう。
間髪入れず、ちゅうっとそれを吸い上げて、
彼女の母となりうる尊厳を奪いつつ、甘える赤ん坊みたいにちゅーちゅーと吸い始める。
おしっこも汗も愛液もあるが、やはり『触手ちゃん』にとっては母乳が一番の御馳走で。
そこそこ夢中になって乳を搾っているようだ。
■リムル > ・・・嫁入り、なんてそう簡単に決められない。私の、残りの人生をあげるんだから。
(だから――そう簡単には決められない。彼が全てを捧げて自分を愛してくれるというのなら考えてあげよう。・・・まぁ、それははてなく遠い道であろうが。
――壊れるぐらいぐちゃぐちゃに。 それは、本能。エルフの抱える心の奥底に潜む、黒い欲望。雌の悦び。――無理矢理は嫌い。それはエルフの理性。恋や愛に憧れる、表に現れるエルフの意思。どちらも同じ私だ。彼の考える通り・・・揺れてるのだ。快楽への熱望と、それに堕ちることへの拒否感と。)
ふきゅっ・・・!
(口内に無理矢理ねじ込まれた。口から喉まで奥深く侵入すれば フー、フー・・・、と呼吸だけで、その侵入者を追いだそうとする行為だけで精一杯で、噛み切る、という行為まで至らないようだ。可愛らしくも舌でその触手を追い返そうとするが・・・それは全く意味をなさないだろう。エルフの生理的な反応であるが、それが今回は仇となった。そして・・・そんなもたもたしている間に再度、触手の媚毒が注ぎ込まれる。喉奥にまで突き刺されての注入である。押し返すことも出来ず、そのまま喉を流れその毒を飲み込んでしまって。――そうすれば、媚毒に妙に弱いエルフの体質である。みるみる内に効果が現れるだろう。かぁっ、と頬を更に赤くして、全身に熱が篭もり、汗をかいて、胸に更に母乳を詰められて、更に膨らんで・・・いよいよ苦しさを覚えてくるだろう。そして、再度尿意を覚えだす。しかし、その我慢は先程より長く持たないだろう。)
ゃんっ!
(そして、ぷしっ と顔にも白濁をぶっかけられれば、思わず目を閉じるものの、それを避けることなんて不可能で、まともに浴びてしまうだろう。・・・本来なら手で拭う所であるが、その手も縛り上げられてしまって使えない。・・・仕方なしに、垂れてきた液を舌で拭い取って。――それが、何なのか、気がついたのはしばらく経った後。思わず気持ち悪くて舐めとってしまったが・・・これ、よくないの、では。)
・・・嬉しくない。
(くすり、と思わずこぼしてしまった笑顔を可愛い、と言われるのはすごく恥ずかしいが満更でもない。しかし、このように強制的に浮かばされた笑顔を可愛いといっても、不満しかない。彼に対する好感度はだだ下がりであるが、ここから逆転はあるのだろうか。)
ち、痴女じゃないもの・・・っ
(しかし、その言葉に説得力はないだろう。自分から、犯して?なんてお願いして、痴女じゃないとかどの口が言うのか。・・・痴女じゃないにしても、ビッチ・尻軽・雌猫。その辺りで蔑称は避けられないだろう。)
んっ・・・!き、たぁっ・・・!
(ぐちょり、と膣内に触手を突き入れたのなら、恐ろしく柔らかく、あっさりとそれは受け入れられるだろう。2度の、媚毒。それによって、大量の潤滑油が分泌されており、少女のその肉もその媚毒によって、柔らかく解れだしていたのだろう。しかし――受け入れるのはあっさりでも、一度入ってしまえばそれはぎちぎちに締め付けるだろう。来るもの拒まず、去るものには誅伐を。そう、言うかのように。――なお、挿入の際、その衝撃で ちょろろろ、と粗相をしたのは致し方のないことだろう。彼によって再び尿意を湧き上がらせて、おまけに挿入による衝撃と快楽を与えられたのだ。つい、力が緩んでしまっても仕方のないことだろう。そして、最奥。子宮をノックするように、こつん と叩かれれば きゅぅんっ、と悦ぶかのように、更に触手を圧迫して。そこが良い、と彼に主張するかのように。 )
――っ・・・いい。気持ちいい、気持ちいいからっ・・・!もっと、もっとして・・・?
(縛られて、自由がなく。その上で好き勝手に蹂躙される、被虐の甘美な快楽に打ち震える。二度目の媚毒の注入でいよいよ理性は霞だし、本能が表に出始めた。貪欲に快楽を求めるエルフの本能が。――ここまで堕ちればあとはもう落ち続けるのみ。彼が望むように、淫乱なエルフが産声を上げ始めるだろう。)
え・・・?嘘・・・?
(驚きに目を見開く。すぐさま触手が吸い取ってしまった為にはっきりとは見えなかったが、確かに感じた。乳腺を、乳首を通って何かが絞り出された感覚があったのを。これ、母乳・・・?今、母乳を絞られた?私、子供なんて産んだことないのに・・・?しかし、ほんのすこしであるが張っていた胸が楽になった感があるのも事実。)
私の身体・・・どう、なって・・・。
■『触手ちゃん』 > 「なんて言いながら?ボクに犯されてよがってるじゃないか変態めー。」
媚毒を分泌し、凌辱をずぼずぼと初めて、彼女を詰る。
もとより『触手ちゃん』の狙いは彼女の子宮だ。そこへゆうに届くだけの長い肉棒は、
彼女の要望に答えるのも兼ねて、執拗に子宮を叩いて、そこを虐める。
「何だかんだ言いながら、お嫁さんにはなれなくても苗床奴隷にはなりそうだね。
魔物に犯されて喜んでるんだもんなあ…。」
人間の男ではなく、魔物の群れである。
達しそうになったりするわけでもなければ、声が疲れたりもしない。
けれど、彼女を凌辱しているその声は、とても満足そうで。
「美味しかったかい?大分と変態な見た目になってきたね。」
必死の抵抗も可愛いもので。
微笑ましそうに嘲笑しながら、彼女の髪を触手が撫でる。
二度も効果覿面な『触手ちゃん』の媚薬を浴びれば、身体も風呂場に入ったか、それ以上の様に熱くなり。
また、多量の水分を体内から排出するようになるだろう。
「名器といえるね。そんなに必死にならなくったってさ、
だらしなくおねだりすればこれからいくらでも犯してあげるからね。
それとも、素でそれをやってるならやっぱり痴女じゃないか!」
ただ、どこかしらで感覚が繋がっているのだ。ぎゅう、と締め付け、きゅんきゅん疼いて窄まる柔軟な膣の圧迫感、
それでいて前後に何度も滑っていくそれは、痴女の身の振る舞いともいえる。
「まーた漏らしちゃったよ情けない子だなあリムちゃんは!
エッチしながらおしっこなんて!」
ぺちーんと鞭の様な触手がお尻にお仕置きした。
尿道にも吸盤みたいな形状の魔物の一部が付随すれば、こそばゆく彼女のお漏らしを吸い取るだろう。
「このままヤり続けちゃったら苗床になっちゃうけど、いいかな?」
ゴリゴリと膣肉を犯し、子宮の底へ触手を宛がいながらの問い掛け。
出来るなら子宮へさえも更に触手が赴いて寄生を始めるか、できそうになければまた別の方法を取るか。
いずれにせよ、毒液で散々淫乱に彼女を作り返れば、次は彼女の胎内を作り変えて苗床にしようと考えている様だ。
このまま一気に奴隷に落とし込もうとの思惑のようだ。
「おめでとう!キミの身体はボクの苗床へと近づいたって事さ。
こうまで毒に弱い子もあんまりいないかもね。……始めてみるかい?自分の母乳は。ほら。」
吸い付く吸盤を外せば、巻き付いた触手がきっつく乳房を絞り出す。
彼女の乳を噴き出させて、その目に白い液体を見せつける。
「もうすぐキミはお母さんになるよ。魔物のだけどね。」
そう告げ、再び乱暴な挿抜による前後運動が始まった。
ご案内:「設定自由部屋」からリムルさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」から『触手ちゃん』さんが去りました。
ご案内:「ドラゴンフィート 観光地区」にクライブさんが現れました。
■クライブ > 軽い気持ちで受けた護衛の仕事が予想外に時間がかかるものであり漸くに終えてドラゴンフィートに戻ってくれば一息をつく。
途中に王都を経由して隣の国へと行っていた訳だがやはりこの集落が一番気楽だと戻ってくれば実感して。
「悪いな無茶言ってよ。今度はこっちが格安で仕事を受けるからな」
途中で遭遇したここの所属の馬車に無理を言って便乗し早く戻れたことに感謝と次には恩を返すと告げて馬車を見送る。
直ぐ様に向か居た場所はあるがその前に長旅の汗でも流すかと考え安い宿を見繕うように眺めて歩き出し
ご案内:「ドラゴンフィート 観光地区」にレイカさんが現れました。
■レイカ > マグメールの調査は早々に切り上げてしまった…。
それというのも、考え直してみたら、もしも私が捕まってここの組織のものだとばれてしまうと、それこそ貴族たちのいい攻撃口実になってしまう。
勿論姿を晒さなければいいのだけれども、そんな保証はどこにもない。
慎重に、そして冷静に考え…私は一度、この集落へと帰還した。
「…どうしましょうか…、冒険者ギルドに問い合わせてもそんな依頼はないの一点張りでしたし…。」
勿論、その組織に加入していないからという理由は至極全うだった。
貴族により口止めされているならば、おいそれと部外者に話すとは到底思えない。
王室に潜入するにしても、前述の通りリスクが高い。
結局、調査をするにしてもいいアンが思い浮かばなかったというのが現状だった。
「……そもそも、私は何を焦っているんでしょう…?」
……あれ、と思い至った。
いまだに攻撃されていないという事は、彼らは穴らしきものを発見できていないという事。
…焦って調査をしようとする必要はなかったんじゃないだろうか…と。
そんなことを考え、周りが何も見えていない私は観光地区の商店街を通り過ぎ、馬車の停留所を通り過ぎた。
■クライブ > 拠点を移したはいいが決まった宿を取っている訳でもなく。
その時の気分屋持ち金で宿を変え、時折に別の所で泊まったりもしているだけにどこかと考えればいくつも案が浮かぶ。
そんな事を考え宿を眺めて歩けば結局に決まらずに馬車の停留所へと戻ってしまい。
「こりゃ適当に近くで考える方が増しそうだな…ん?」
悩むより近場にするかと考えを切り替え停留所近くの宿へと向かおうと黍を返し
ふと視界に入る外套姿の小柄な人影。
こんな場所でと怪しいやつかと見ればそれはよく知った娘の姿。
「レイカ、何か悩み事か?考え込むのもいいが周りを見ねぇとぶつかるぞ」
後で伺うつもりが会ってしまえば直ぐ様に声をかけ
誰かにぶつかる前にと軽く肩を叩いて気づかせようとする
■レイカ > 「……考えてみれば、焦って貴族を調査する必要はなかったのかもしれませんね…。
確かに事が起こるのは考え物なんですが…、あの人に聞いたのは…。」
独り言を呟きながら、私は馬車の停留所を横切ろうとした。
いろいろと考えると周りが見えなくなってしまうのだけれども、まあそれは仕方がない。
顎に手を当てて、考え事で頭を一杯にしている。
そんな拍子に、肩をたたかれれば―――さすがの私も驚くというものだ。
「――――――ひゃあうっ!?」
普段は出さないような上ずった声が溢れる。
少しだけ飛びずさり、誰かと見れば―――そこには愛しい人の姿があった。
しばらく拠点から離れるといっていたけれども、帰ってきていたのか…。
「……く、クライブでしたか…驚かさないでください…。」
いや、回りに気をつけていなかった私が悪いのだけれども。
そもそも、彼に言われなければ危うくぶつかっていただけに、彼の忠告は至極もっともだった。
「……ええ、少し…。以前言っていた貴族の、ドラゴンフィートの調査以来のことで…。」
■クライブ > 軽く肩を叩いたつもりだったが娘の上ずった声に強すぎたかと驚き、思わず周囲を見てしまう。
ここの所属の娘とあくまで傭兵の自分ではもし警備に声をかけられれば確実に己が掴まるだけに。
「そんなに強かったか?驚いたのは俺の方だぞ。声はかけたんだぜ」
己の姿を確認した娘に先に声をかけた事を告げ
どうやら警備も寄って来ない事にあまり気にされなかったと安堵する。
「あぁ…あのときのな。少なくとも俺の報告じゃ粗探しが出来なかったんだろうな。大人しいもんだな。もしかして…」
調べてたのか?と声を潜めて問いかけ。
もしそうなら藪を突くような真似を止めさせようと考える。
■レイカ > 強いとかそういうことではなく、考え事で完全に意識が蚊帳の外だった。
そんな中に、いきなり現実に引き戻される感覚が入り込んだら、どうしても驚いてしまうものだ。
一つのことに集中すると、周りが見えなくなるのは私の悪癖…なのかもしれない。
「嗚呼…すいません。ちょっといろいろと考えていたので…。」
―――苦笑しつつも、私は久しぶりに見た彼の姿に、嬉しさを感じていた。
ここのところ、拠点にいる時間が多かったのは彼の帰りを待っていた、というのもあるのかもしれない。
―――おっと、そういえばまだ言っていなかった。
「…あ、お帰りなさい。」
少し遅れたけど、帰還した彼へと労いの意味も込めて、そういう。
「ええ…。おとなしいので少し気になってしまって…。
ただ、王都ではあまりドラゴンフィートの噂は、いい方向に流れていないようです…。」
とはいえ、皆眉唾物とほとんど気にしていなかったようだが。
少しだけ咎められているような問いかけだけど、私は正直に話した。
「ええ、少しだけ調べようかと思ったんですが…いろいろと考えてもリスクのほうが大きくて。」
結局断念した、と苦笑交じりに答えた。
■クライブ > 「考え事か。レイカは良い度考え込むとそれに集中しちまうしな。けどな、それは安全な場所だけにしとけよ?」
ここならぶつかる程度で済むが、もし王都などでは面倒ごとになるのは経験上よく知っているだけに心配して。
久しぶりに会えた娘の元気そうな姿を見れば仕事の疲れは吹き飛んだが別の事が心配にとなり。
「ん、あぁ、そうだったな。ただいまレイカ」
労いの言葉に笑み浮かべて答え、抱き締めようとするが今の汗臭い身体では悪いとその思いを堪えて。
「そりゃミレー族を奴隷扱いする貴族共にはここは面倒な場所だからな。
悪い噂しか流さねぇって。けどな、来たことがあるやつは信じてねぇから安心していいぞ」
仕事の途中で立ち寄り仕事仲間の評価も悪くない集落の噂。
信じている奴はほとんどいないだろうと伝えて。
「そりゃそうだ。得られる情報とリスクがわりに合わねぇぞ。
もし掴まったりしたらどうすんだ」
断念したと聞けば安心したと表情をやわらげ、頼むから無茶をするなというように娘の頭を軽く撫でていく
■レイカ > 「ええ、そうですね。気をつけておきます」
とはいえ、この集落の中ならばほぼ安全は確立されているようなものだった。
油断、というかも知れなけれども、私はここで考え事をするのは大体歩きながら考える。
ゆっくりと、風を感じながら考えると、割りといいほうにまとまることが多いからだ。
約束した、必ずただいまといってもらうと。
だから、その言葉を聴くだけで、私の心は非常に安らいでいく…。
イラついていたわけじゃないけれども、心配事が掻き消えていく。
クス、と笑みを浮かべて。
「ええ、王都のほうでも商人ギルドでは概ねそんな感じでした。
貴族のいう事なんか当てにならないし、ここの工芸品は非常に人気だそうで。」
精巧なつくりの木彫り細工等、お土産として非常に人気が高いそうだ。
勿論、作物なんかも味がいいと評判だし。…ただ、ミレー族が作っているとはどうしてもいえなさそうだったが。
ほとんどの人間が、その悪い噂を信じていないならば、とても助かる。
「ええ…捕まらない自信がない、とはいえませんし…もし捕まったら、ここへのいい攻撃材料を与えてしまうことになります。」
そうなったら、私はきっと悔やんでも悔やみきれないだろう。
自分のせいでここがなくなってしまったら、それこそなんと詫びればいいのか…。
しかし……。
「……ところでクライブ、なぜいつも私を子ども扱いするんですか…。
逸れに、ちょっと汗の匂いが……。もしかして、今まさに帰ってきたところ、何ですか?」
■クライブ > 己の場合は考える場所はベッドと決めているので迷惑はかけないだろうがまとまる前に眠る事も多くあまり意味もなく。
なので心配はするが考え方を変えろなどは決して言わずに。
「こうやってただいまって言える場所があるっていいもんだな。
生きて戻りたくなるもんだよ」
仕事後にこうやってただいまという相手も今まではいなかっただけに、こうやって実際に口にする相手がいれば戻ったという実感が持て自然と笑みが浮かび。
「むしろ商人どもはくだらない噂よりも目で見たもんを信じるからな。
貴族の噂をまに受けて商機を逃したは笑えねぇしな。
ここの工芸品は本当に良いもんが多いよな」
娘への土産を探した店で見つけたここ産の細工を見つけた時に驚いたと笑って告げ。
物はいいのにやはり偏見はあるのか生産者を言えない事が残念だと。
「それもそうだけどな。俺が後先考えずに奪い返しに行くだろうしな…」
それで余計に迷惑をかけそうだと苦笑して。
恐らくは大暴れをして大迷惑をかける事は確定するであろう未来で
「そのつもりはないんだがついな…。嫌なら直す様にするか。
……本当は風呂に入ってから会いに行く心算だったんだけどな」
見かけて声をかけちまったと頬を掻いて目を逸らせ、今まさに戻ってきたところだと告げる
■レイカ > 「ええ、絶対に生きて戻ってきてくださいね?
帰ってきたら武器だけだった、とか死体も残らなかった、なんてことになったら…」
後を追うとは言わなかった。…だけど、きっと私はそうする。
今、私がここにいてがんばっているのは、ミレー族のためだけではない。
せっかく、ようやく自分の居場所を見つけられたのだから、それを失うと、本当にもう戻ってこれなくなりそうだから。
だから、私はこうやって、彼を待ち続けている…。
「マスターもそうですからね、自分で見たもの以外は信じないって言う人ですから。」
まあ、彼の場合は元々が偏屈で人付き合いの苦手な人だから、仕方がないのかもしれないけれど。
いいものは言い、悪いものは悪いとはっきりしているほうが分かりやすくていい。
「………ふふっ、じゃあそうさせないためにも気をつけないといけませんね。
後、もうひとつ調べていることがあるので、あとニ、三日したらもう一度王都へ行くつもりです。」
もうひとつ―――最近蔓延しているという話の、とある薬の話。
彼にはまだ話していないけれども、以前助けた少女たちの精神をいまも蝕んでいる薬を手に入れるつもりだった。
成分を調べ、解毒薬が作れないかという話。
「…別に、クライブに撫でられるのは嫌いじゃないので……。
じゃあ……えっと…」
私は、少しだけ赤面してから、彼に告げた。
「背、背中……流しましょうか?」
■クライブ > 「判ってるって。今はレイカが待ってるからな、無茶な依頼は極力受けねぇよ」
死ねばきっと娘は後を追ってくるか相手への復讐を考える。
そんな予感がするだけに例え怪我が酷くとも必ず戻ろうと誓い。
こんな己でも待ってくれる娘を悲しませたくないと改めて帰る場所の大事さを噛みしめて。
「そういう奴ほど良い物を扱う目が肥えてるんだよな。
本当に感心するしかねぇよな。俺はつい買う時は評判を気にしちまうんだよな」
ある程度の良し悪しが判る程度なだけに最終はどうしても評判を気にしてしまうと口にするが、はっきりとしている方が判りやすいと頷き
「頼むから危ない場所には踏み込むなよな?
……危険な事に首を突っ込む…だよな、やっぱりよ」
何を調べているか判りはしないが娘が王都に行くと聞けば何か危険な事を調べるのだろうと気にして。
「そうか?そりゃよかったよ。こうやって撫でてると安心するんだよな。
どうかしたか……って、そりゃ嬉しいがいいのか?」
少し赤面して告げる娘に答えるが、それだけで我慢できるか判らない事が僅かに心配で
■レイカ > 「時と場合しだいですね…、クライブがやりたいというなら止めはしませんよ。
最後に、ちゃんと帰ってきてくれさえすれば…私は何もいうつもりはありません。」
ただ、もしもクライブが死んだりしたら…きっと私はドラゴンフィートも、そしてミレー族もすべて捨てて復讐に走るだろう。
…別にヤンデレとか、そういうわけじゃないけれど…やっぱり、大事なものを奪われる悲しみはあまりにも深い。
だけど、そんな不安を払拭するかのように、私は「あ、でもほかの女の人に取られるのはいやかも…」と続けた。
「嗚呼、私もですよ。…けど、そんなに買い物をすることがないので…。
あ、でも食材の良し悪しはわかりますよ。」
マスターの言付けで仕入れなんかをしていたこともあり、食材に関して言えばそこまで素人じゃない。
いいものは大体わかるし、鮮度が落ちているものは一目でわかる。
「わかってますよ、危険があると知ればすぐに逃げるつもりです。
そこまで無茶をすることは出来ませんし、なにより個人で動くことですから。」
だから、あまり無茶な調査は控えるつもりだった。
そんなことをして、彼が心配したらちょっと悲しい。
―――いや、心配してくれるのはとても嬉しいことなんだけど。
「ええ……構いませんよ。背中を流すくらい…。」
だけど、私はうすうす感じていた。
もしも彼がその気になったら…私はきっと、あっけなく押し倒されてしまうだろう。
けど…彼にならという思いは少なからずあった。
「此方です……。居住区のほうに共有で使えるお風呂があるので…そこで。」
■クライブ > 「今までは受ける事に躊躇いはなかったけどな。
今はな。帰るって約束したんだぜ、それなのに無茶な死地にはいかねぇって」
今は戦場を渡るよりもこの集落を見て回り、帰りを待つ娘を安心させるという生きがいを見つけただけに今までの様に戦場が恋しいなど思わず。
続いた言葉には「抱きはしても戻る場所はお前だろ」と返して。
「それがわかるだけも立派なもんだ。俺は武器の良し悪ししかわからねぇって」
それも斬れるか斬れないかぐらいで耐久度や使い勝手は実際に使わないと駄目という完全な消費者目線であり。
「それならいい。レイカの身軽さに追いつける奴は早々はいねぇだろうしな。
それを聞いて安心した」
無茶をしないという言葉に心底安心したと息を吐き。
こうやって心配することも今まではあまりなかったと。
「それなら折角だ。頼む事にするか」
耐える心算ではあるが仕事での禁欲生活が長かっただけに何かのきっかけで枷が外れればきっと押し倒してしまうだろうと
「そっちにあるのか?移住区はあんまり詳しくないんだよな。案哀よろしく頼むな」
■レイカ > 「……もう、死にたがりは此れっきりにしてくださいね…。
言いましたよね、帰ってきてただいまって言うと約束してくださいと…。」
もう無茶な依頼を受ける算段はないという彼の言葉が、とても心地よかった。
この人ならば、クライブならば絶対に帰ってきてくれると確信で着る私がいた。
―――だけど、実はわかりきっている。彼のほうが、必ず早く死ぬと…。
だけど、私はその考えは頭のスミへと押しやった。
帰された、彼の言葉に…照れたように笑いながら、汗臭い体へと私は抱きついた。
「……匂いますね…、早くお風呂に行きましょう…。」
匂いが移ってしまったら大変だ、なんて冗談めかして言うものの…。
しかし、彼の体から感じる体臭は、激しい運動をしたものによるものなのだろうか…。
もし、そうなら、彼はどこかの戦場に出ていたという事になりかねない。
それがまた、彼が死地へと体を預けているという事に他ならない。
そのことが……私の胸を締め付けた。
「居住区は大体知り尽くしましたからね。…この時間なら、きっと誰もいないはずですから。」
時折、私は訓練生への炊き出しなんかも行っていた。
そのおかげか、私はいつ、訓練生がお風呂を使っているかという時間も把握していた。
居住区の奥、簡易的な暖簾を潜ると、そこが脱衣場になっている。
その中へ、私は一足先に入ると…要約、ここで黒い外套を脱いだ。
■クライブ > 「判ってるって、今は戦場よりもベッドで死にたいんだぜ。
約束は守るのは信条なんだよ。だからな、戻ってただいまはこれからも言うから安心しろって」
いつかは娘を残して先に死んでしまう。
その確定している未来があるだけに一日でも多くただいまと言えるようにしようと考えれば危険な仕事を受けるという考えを隅に追いやり。
抱き着く娘に「匂いが移るぞ」と苦笑をする。
「そりゃ結構な期間風呂も入れなくてな。そんなに急かすなって」
出来れば汗の匂いは移したくないと冗談めかした言葉に返し。
きっと戦場に居たと思っているであろう娘に、今回は隣の国までの護衛だと安心させるように告げて。
「そうなのか?それなら安心して使わせて貰えるな」
時折に訓練生に戦場での心得を教え、体力つくりをする程度なだけに移住区の事はさっぱりだと肩を竦め。
知り尽くしたという娘を頼もしげに見る。
そして案内され移住区の奥、暖簾を珍し気に眺める。
娘の後に続いて入れば外套を脱いでいる娘の隣に並ぶようにして防具を外し上着を脱いでいく。
■レイカ > 「ええ、安心していますよ…、クライブなら約束を絶対に破ったりしないってわかりきってますから。」
だから、私は彼が言ってくれる、ただいまという言葉が何よりも大好きだった。
彼という存在一つで、私は何でもできる気がする。
例え彼が、チェーンブレイカーの敵になったとしても…私はもしかしたら、この組織すら裏切るかもしれない。
いや、そんなことは絶対にさせないけれども。
「ちょ……それはちょっと不潔ですよ、クライブ…。
せめて濡れたタオルで体を拭くとか、そのくらいのことはしてください…。」
とはいえ、何を護衛したのかは不明だけど…彼のことだ、貴族の護衛などを請け負うこともあるだろう。
何を護衛していたのかはあえて聞かず、私は髪を解き…少しだけ、彼のほうを横目に見ながら、ワンピースの肩紐を外した。
「ええ、安心して使ってください。…そういえば、知っていましたか?
時々、深夜になるとこのあたりで裸の女の子が現れるそうですよ…?」
ちょっとした階段話だ。
以前、拠点で雑談しているときに、このあたりで2人組みの幽霊を見た話。
裸の女の子2人が、このお風呂場へ入っていったらしい…。
まあ、いつもモンスターなどを相手にしているだけあって、そんなことでは驚かない自分がいるのだが。
そうこうしているうちに、私は下着すらも外して…タオル一枚で、体を隠した。
一足先に、私はお風呂場のほうへと向かい…桶にお湯を用意しておく。