2016/06/06 のログ
■カレリア > 「……それも、そうですわね。」
あの子に失礼、そう言われればその通り
あの子が選んだ自分を自分で貶めてどうするのか…
「いえ、私はあの子に対して負い目は…多分ありませんわ。
だってそれを忘れさせてくれるほど可愛らしいんですの♪」
一人で考える程無駄な事を考えてしまう
もっとポジティブに考えないと…
そうは思いつつ、やっぱり長年の癖は変えられないのが辛い所
「何だか話してスッキリしましたわ…感謝すますわねルナトゥム♪」
その後は他愛もない会話に花を咲かせ
お茶のお代わりを淹れ直したり…暗く夜が深まる頃まで茶会は続いた
ご案内:「朱月城 とある一室」からルナトゥムさんが去りました。
ご案内:「朱月城 とある一室」からカレリアさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」にオーベさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」からオーベさんが去りました。
ご案内:「小屋」にオーベさんが現れました。
■オーベ > 小屋の脇に作った小さな菜園の世話をしていれば、傍に伏せていた老犬がグッと身を沈め、
辺りを警戒するような姿勢をとった
おや?と思いながら中腰から立ち上がり、年々痛むようになってきた気のする腰を擦りながら、
庭…というより、小屋の正面、森の中にぽっかりと出来た野原へとやってくれば、狐が1匹、ひょこひょこと
脚を引きずっていた
「…珍客だ…大丈夫だから、唸るのを辞めなさい」
唸る老犬にそう告げればふん、と鼻を鳴らす老犬は再び伏せてうとうととするようであった
ウトウトしているようで、その実、警戒は解いていない…そんな様子を横目に後ろ脚に怪我を追った狐に近づく
「…食べたりしないから…というか、狐は美味しいんだったか?」
どれどれ、と近づいていけばあからさまに警戒され、どうどう、と興奮した様子の狐をあやし、
ようやく怪我を見せてもらうことが出来た
「矢傷じゃない、な…罠か、他の獣か…」
よく判らんが。
と零しつつ、一度、小屋の中へ戻り包帯の切れ端と自家製軟膏を手に戻ってくれば、手当を始めた
■オーベ > 「人間用だけど獣にはどうかな…薄く塗っておこうか…」
野生動物の生命力、というのは侮れない
であるから、手にとった軟膏を薄く幹部に塗っていく…すると狐がたいそう暴れる
暴れる狐を何とかいなし、あやめ、かわし…最後にようやく包帯を少々キツめに巻いてやり、
時間が経てば自動で解ける呪いも掛けておく…これは、サービス
「軟膏も元は草と獣脂だし…毒になるような事はないと思う」
お疲れさん、と狐から離れれば井戸で水を汲み、手やなんかを洗いながす
こちらに害意がないと判ったか、手当を受けた狐も老犬を警戒しつつ少し離れた箇所に伏せると大人しくなった
菜園の世話に怪我の治療…お茶でも飲むか、と湯を沸かしお茶を入れれば庭に出しっぱなしの椅子に、
外套を掛けるようにしてから腰を下ろした…天気が良く日差しが強い、しかし、森の中に吹く風は
心地よく薬草から入れた茶を飲めば、ふ、と身体と心が休まり、人心地が付いた
「…お礼は山鳥が良いな、しばらく、塩漬け以外の肉を食べてない」
ちらり、と庭の隅で伏せた狐の方へ視線を向けて伝える
知ったことではない、とでも言いたげなのは相手は狐だから当然なのだが、こちらの要望だけはしっかりと伝えておく
自分の生まれた国には罠にかかった獣だったか、鳥類だったかを助けるとその後、美女が夜中に戸口に現れ
織物だったり、精のつく食べ物だったりを置いて言ってくれる…と言うような、逸話が数多く残されていた事を
なんとなく思い出した…織物は売るに困りそうであったから調理すれば胃にすぐ入る食べ物を期待したい