2016/03/14 のログ
■グリュネイ > 「ま、オレも好きだけどさ」
言って軽く口付けるにとどめたのは理性の賜物だ。
もとより毒の回った身で淫具を見せつけられれば、体はじゅくじゅくと溶け始めている。
今深くしては行き過ぎる。
「いや、そんなことで毒…………あっ、ん、そりゃ、満足するまでスりゃ、抜けるだろうけどお……っ」
文句を口にしながらも、ユリゼンの行為にあわせて後ろ手に肘で体を支え、脚を開き腰を浮かせた。
独特の張型。新鮮な刺激に媚毒の回った肉が勝手に絡みついていってしまう。
ぶるりぶるりと下半身をわななかせつつ、迫ってきた下半身に舌を伸ばす。
「しょーがねーな……❤
手っ取り早く、済まさねー、と……ちゅっ」
舐める。
龍といえど女の裂け目を、香がじょじょに染み渡るそこを舌先でまずは綺麗にすべてなぞっていく。
■ユリゼン > まるで見せ付けるように大きく脚を開いた姿勢。
融点を越えてぐじゅぐじゅに解れた身体の芯に手を伸ばし、二本指でかき混ぜて具合をたしかめる。
引き抜いてみれば陰精が二指に絡みつき、泡立ち糸引くような有様。
貪欲に弛んだ秘所に一度だけ口付けして、何かの合図みたいにぺしぺしと叩き、水晶細工の一端を宛がってなじませる。
「まあ、これでよかろうなのじゃ」
もう一端を掴み、グリュネイの過剰反応に右に左に振らされながら捻って押し込んでいく。
「ええい暴れるでない! 手元が狂うじゃろうが!!」
一端をぐぐっと奥側に押し倒し、腹中に収まった部分の角度を変える。
それ以上進めなくなるまで突き刺したあと、引き抜いてはまた最奥を叩く。
「………ん、む……お、重た…かろ……う?? ふ、ぅっ…!」
常人にはない強靭なしっぽの重量が乗るぶん、腰つきは豊かに発達して重量感もそれなりにある。
立て膝でその体重を分散させながら、快楽を送り込まれるたび制御が弛んで体重が乗ってしまったりもして。
しっぽはときどき先の方から跳ね上がり、すぐに弛緩して寝床を叩いての繰り返しだ。
「ふー……ふ、ふっ…よい様、じゃな…グりゅ、ねイよ…!」
負担を軽減することも忘れ、奉仕する耳長女の顔にぐりぐりと体重をかける。
そうすれば嗜虐的な快楽をさらに貪れることを知っているのだ。
■グリュネイ > 「ん゛っ❤ う、う゛、んふ、んーーっ❤」
視界を塞がれたまま、見えぬ責めに股間がより深く反応してしまう。
蜜で蕩けた膣肉が張型を咥え込み、叩かれれば奥で強い熱がまた熾る。
一番奥に届くたび、がくんと腰が浮いた。
「ぢゅる、ぢゅる、ん……お前、ほんとこういうの、好きだな……❤」
そうしながらも、慣れた手つきと舌の動きでのしかかる秘裂を貪った。
体重を乗せて押し付けてくるのにあわせて、口全体でしゃぶるように。
相手の尻が後ろに動けば、上げた顎から更に舌を伸ばしてその陰核まで先端を届ける。
上にいる快楽を愉しむユリゼンに、下からちゅるちゅると責め返した。
■ユリゼン > 水晶細工を握る手が汗で滑りそうになり、握りなおしてすぐ胎の入り口に突き当たる。
一番反応がいいところを探して捻り、押したり引いたりして錬金術師の深奥を蹂躙する。
「……っ…ん、ぁっ!! く、ぅ……!」
矮小にしてか弱い肉体の全神経を幾重にも行き交って予測不能の奔流と化す快楽の波。
身を竦ませて慄き、下腹部に左手の五指を食い込ませ、奥歯を噛み締めて至福の時が満ちるのを待つ。
大きく背を逸らし、供物の腹上にもたれて突っ伏すような形で余波を味わった。
「くく。そう言うおぬしとて満更ではあるまい?」
額の汗に前髪が貼りつき、アンニュイに首を傾げたはずみに左の目がうっすらと露出する。
慌てて首を振り、真正の竜眼を元どおりに覆い隠した。
「グリュネイよ、気分はどうじゃな……これで、は……まだ足りぬかの?」
まだ足りていない。何となくわかる。
それは竜の本能でなく、おそらくはこの肉体が訴えること。
四肢を再起動させて閨を這い、供物がくわえ込んだままの玩具のもう一端に秘部を宛がう。
悦楽の名残りも真新しく、蕩けきったその場所は弓なりの細工物を容易に受け入れていった。
「………っく。これが済んだら……帰る算段じゃぞ。よいな!」
「それでも足らぬと申したら…そうじゃな。足腰立たぬようにして村人どもに呉れてやるのじゃ」
グリュネイの目を見て、片脚を抱く。
この錬金術師の言う美しさの何たるかを理解しているわけではない。
けれど、その姿に今では心騒ぐものを感じている。改まって口に出すまでもないが。
呼吸をあわせ、動き始める―――。
■グリュネイ > 「あ、あーーっ……はあ~~~っ❤ 奥、それっ、おく、が……っ❤
おう、うっ❤ そこぉ……❤」
体重がかかり上がらない体を、それでも腰だけが何度も跳ね上げる。
食い込んでくる爪の感触さえ快楽の一つに変えて、脚が強張り敷かれた布をかき回す。
じきに痙攣が規則的で速いものになったかと思えば、
水晶の淫具を噛み締めたまま、下半身がその力みを解放した。
それでも、そうする間さえ舌の動きはとまらない。
なかば体が覚えた動きで啜り尽くす。
「ぢゅる…………あ、あぁ……ん、気持ち、いーよ❤
うん、でも、わかるだろ。それに」
お前だって足りてないだろうという言葉は吐く必要もなく。
ぐるりと体勢を変えたユリゼンにあわせるように上半身をやや起こした。
彼女の汁にまみれた口元を軽く拭えば、その口の端が緩む。
「わか、ってる。帰る……まえに、たっぷり、食べよ❤」
お互いの中に攻め具を埋めて、体を重ねる。
吐く息が再び荒く激しくなるのにあわせて、言葉を捨てるように唇を寄せていった。
ご案内:「北方帝国シェンヤン 陋習の山村」からユリゼンさんが去りました。
ご案内:「北方帝国シェンヤン 陋習の山村」からグリュネイさんが去りました。