2016/03/12 のログ
ハーディ > 「まったくその通りだ。
くっく、やれやれ、我々は営業妨害も甚だしいな」

異国風の男はなおも笑いをこらえきれない様子だったが、懐から樹皮の札とチョーク石とを取り出し、何やらしたためた後、レザーコートの男に差し出す。よく見ると『行商 ハーディ』と、異国風の名と泊まっている、それから太陽を覆い隠す白い鳥が紋章だろうか、メモの片隅に見える。

「どうやら意見が合うようだ。
俺はハーディ。王国には行商に来ている。
何か珍しいもの、売れそうなものがあったらその宿に連絡してくれ、合法違法問わず良い取引を提供できるぜ」

こちらも名乗る。
名を知ったところで如何こうできぬよう事前の用心と、相手に信用を売り込むが故に。

ドルクス > 札を受け取る…書かれているのは名前と職業、後これは何かのマークだろうか?

「ハーディか。成程ね…もしそういうのが欲しくなった時は連絡させてもらうよ。」

札を懐に仕舞う
ここで名乗れるという事は商人としてもかなり優秀なのだと伺える
もしくは真正の馬鹿か…だがそうだったらまずここにも来れないだろう
掘り出し物は見つけられなかったが面白い人物とは知り合えた

ハーディ > 退屈な散歩ではあったが、思わぬ出会いがあった。
足は伸ばしてみるものだ。

「ああ、そうしてくれ。
その白い鳥の紋章を宿屋に見せれば一発だろう。
さて、ではさらばだ。またどこかで会おう」

満足そうにそう、別れを告げると。
身をひるがえし、仮面の人ごみに紛れて歩き去り、すぐに見えなくなった。

ご案内:「地下奴隷市場」からドルクスさんが去りました。
ご案内:「地下奴隷市場」からハーディさんが去りました。