2016/03/02 のログ
ご案内:「小屋」にオーベさんが現れました。
■オーベ > (陽当りの良い庭にテーブルと椅子を出し、羽織っていた外套を脱ぎ椅子にかけて、長剣をテーブルに立てかける。椅子に腰を下ろして前もって準備しておいたケトルからカップにお茶を注げば、一口し、大きく欠伸を零して眠たげな瞳を軽く擦った。諸々、頼まれていた仕事やら自分に課したアレやコレやを済ませれば、久方ぶりに隠者らしい生活を送れるに至ったことに感謝しつつ本日は日光浴でもしよう…という、腹づもり。しばらくぼんやりとしていれば、テーブルやら椅子やらを出す主人の様子に、過ごしやすさを察したのか、老犬が家から出てきて、椅子の脇でゴロン、と寝転んだ。あまり間をおかず、寝息を立て始める辺り、丁度良く心地よい場所を見つけられたのだろう。カップに入ったお茶を飲み干す頃には、預かっている使い魔の鴉もテーブルの上にやってきたので、椅子にかけた外套の内ポケットから木の実を取り出せば嘴の先に差し出してやり、掌から食べさせてやる…じ、とその様を観察しながら、「普段は何をしてるんだ、君は」なんて話しかけてみたりする…物言いたげなつぶらな瞳が此方を見上げるが、何を言いたいのかはさっぱり判らなかった)
■オーベ > (掌に置いた木の実が無くなってしまえば、「おしまい」と使い魔に告げる。あまり甘やかすな、というような事を言われた気がするけれど、これくらいなら、多分、許してくれるんじゃないかと思う。黒く濡れたような羽根を触らせてもらえば、腕を組んで椅子の背凭れに背を預けて深く座り直す。テーブルの上に手を伸ばせば、カップにお茶を入れてちびちび、と飲みながら気だるげに欠伸を零した。もう、何もしたくない…と、小さく呟きながら肘掛けの部分に頬杖をついて目を閉じる。風は少し冷たいが、陽当りが良いから心地よく…なんとなく、コツコツ、と履いたブーツを合わせて底についた土を落とせばしっかりと地面に足をつけて…陽が沈むまで少しだけ、と昼寝でもしようと微睡んで)