2016/02/24 のログ
■オーベ > (一歩進めば立ち上る埃に困り果て、懐から小さな布地を取り出せば鼻と口を覆うように巻きつける。フードも被ってしまえば視野が少々狭くなるものの埃に悩まされることはなくなった)ただ…これでは、俺が山賊か何かのようではあるな…(とはいえ、寂れた館に尋ねてくるような人間などおらず、外では召喚獣が何かあった時のために待機している。出来る限りの手は打ってあるのだ。何にせよ、ここまで来たからには手鏡と櫛を探しだすべく、部屋を1つ1つ当たっていく。所々、床が腐っていたり、硝子が散らばっているから、それらに十分、注意し貴人が使っていたであろう、部屋に残された机や化粧台、鏡台の引き戸を開けて中を調べていく…そうしていけば、売れば幾らかの金銭を得ることが出来そうな貴金属や希少品、銀の燭台や食器類も見つかるのだが、流石にそれらに手を出せば、後々まずそうなのでそのままにしておくこととする)しかし…広いな…(幾部屋も調べ、未だに手鏡と櫛、は見つからない。その2つに限り、特徴を貴人が言い残していたから見つければわかるのだろうが…流石に貴族のお屋敷は広かった。大小様々な部屋が幾つもあり、1人で探すには屋敷は広すぎる)
■オーベ > ん―――これか(館のとある部屋。一際大きな鏡の付いた鏡台を見つければ、これはもしや、と直感めいたものが駆け巡る。そっと引き出しを引けば、その中には更に小物を収めておくような小箱がある。装飾が施され、金持ちや貴族の使うものだと思えば、そっとその小箱を開く。そこには手触りの良い布に包まれた手鏡と櫛が収められており、それらの形状は伝え聞いたものと同じように思える)ふぅ…ようやく見つけたか…後は、手間賃をいただくだけだな…(小箱へそっと2つを戻せば、懐へとそれらをしまい込む。鏡台の引き出しを元に戻し、外に待機させた召喚獣に「見つけたから戻る」と念話を遅れば館を出て、これらを依頼主に渡すため王都へ向かうのだった)
ご案内:「古い館」からオーベさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」にロザリアさんが現れました。
■ロザリア > 「──成程」
僅かな月明かりに照らされた闇
切り立った岩の上に立ち、巨大な帝国を見据える吸血姫が一人
「噂には聞いていたが、王国とは比べ物にならぬ神性。
信仰が残っているのか、また別の要因か……」
外れとも言えるこの場所でも感じる
明らかに魔力が抑えられ、縛られている
おそらく見た目通りの少女のような力しか出せないであろうと予感する
「これでは魔王どもも手を出せぬわけだ」