2015/12/26 のログ
■ヴィクトール > 唇を貪り、重ね合わせ、ひたすらに貪っていく。
彼女もそれに応えるように重ねあわせてくれば、止まるはずもない。
貪りつくしたいと、率直な欲望に帰る声は、甘ったるくて少しだけ卑猥な響き。
あの真面目な娘がここまで乱れるものかと驚きもするが、むしろ興奮させられる。
「可愛いやつだな…まったく。デートぐらい幾らでもしてやるよ、俺は夜に満足するまで抱かせてもらえりゃ文句無しだぜ」
甘ったるいく男女の時間を過ごすのも男は嫌いではないが、やはり欲望に忠実なせいか、その体を存分に抱きたいのだろう。
にやりと笑いながら囁いてみせた。
それから、もっとと貪っていくと、鼻に掛かる汗の香りは濃く、舌にしょっぱさも感じる。
撫で回す掌が色々と察していけば、にやりと笑いつつも小さく頷いた。
「俺はいいんだけどな…? 女の汗は嫌いじゃないからよ。 まぁ…あんまり意地悪するとシャロンが茹で上がっちまう」
悪戯っぽく笑いながら察した返事を掛ければ、その体を横抱きにしてしまう。
部屋には備え付けの風呂が小さいながらに一つある、そこへと少女を運んでいくのだが。
「勿論、一緒に楽しませてくれるんだよな?」
一つお預けをするのだからと、男からすればその分の見返りは欲しい。
このドレスを脱がせながら貪りたいところではあったが、それはまた後にしようと思いつつ、器用に足で風呂場のドアを開いた。
きっと少女が綺麗になる頃は、また別の穢を体にまとっているのだろう。
ご案内:「九頭龍山脈の麓にある宿」にシャロンさんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈の麓にある宿」からシャロンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈の麓にある宿」からヴィクトールさんが去りました。