2015/11/29 のログ
ご案内:「酒場兼娼婦宿・Collar less」にアーヴァインさんが現れました。
アーヴァイン > (ティルヒアでの仕事の最中、一つの繋がりを作り、約束を交わした。あとは戦争が終わる際に、約束を果たせばいい。もう一つの悩みといえば、第7師団の副官と相談した場所の問題だろう、ニュアンス的には可能性があれば…というようなところであったが、可能性が元より少なかったこちらとしては、十分なもの。今までの流れを頭の中で整理しつつ、今日は珍しく店に立った)いらっしゃい……あぁ、暫く傭兵業の方が忙しくてね(ドアをくぐり、現れた常連が珍しいと呟く。どれ位店に顔を出していなかったか、そう言われても仕方ない期間だ。苦笑いで答え、ティルヒア絡みは伏せた。何時ものとオーダーが入れば、男はキッチンで調理を始める。料理の腕も訛ってなければいいが…と、少し心配ではある)
アーヴァイン > (思っていたよりは腕は訛っていなかったらしい、相変わらず貧民地区にしては上等な料理を仕上げると、酒と共にウェイトレスの娘に差し出し、運ばせていく)

手紙?

(傭兵仲間が手紙持ってきたよと、ウェイトレスの娘が書類の山となった裏手を示すと、料理を運んでいく。なんだろうかとそちらへと向かうと、魔族の国について調査を頼んだ仲間からの報告書がそこにあった。一瞥するように背後を確かめてから、それを開くと中身に目を通していく)

……そうすると、アイツは。

(弟の事である。愚弟の過去は常識破りだ。今の行動だってそうだ、どれだけ天賦の才能があるにしても、あそこまで人間離れした力を発揮できる理由を、才能と片付けるには難しい。書類をたたむと裏の寮にある自室へ、その書類を片付けて戻ってくる。何気なく外へ目を向ける、寒風の強い今日は、賑わい始める時刻を過ぎても、人の気配はまばらだった)

アーヴァイン > (今は問題となるであろう場所へ行くことはないはずだ、ティルヒアとの話が収束するまでは。その後の動向は見張っている必要があるだろう、そんなことを考えながら、カウンターの向こうで雑務をこなしていく)

…お疲れ、どうだったか?

(男達が数人入っていくると、彼の前の席へ腰を下ろす。声をかけると、そのうちの一人が自分の体の影で、ハンドサインを見せる。別にしゃべれないわけではないだろうけれど、用心深いことだと苦笑いをこぼす)

そうか、ご苦労様だ…何にする?

(各々、短な言葉でオーダーを答える。相変わらず男の客というのは飲む酒も食う飯も、気に入ったものばかりになるなと思えば、うっすらと笑いつつ酒を出し、それから料理に戻る)

アーヴァイン > (料理を出し、酒と共に無言で食べていく男達は、賑やかな娼婦宿の酒場には随分と異色かもしれない。そんな様子に苦笑いを浮かべつつ眺めながら、久しぶりの店主としての務めの時間を過ごすのだろう。)
ご案内:「酒場兼娼婦宿・Collar less」からアーヴァインさんが去りました。