2015/11/11 のログ
■ツァリエル > こっくりと従順にうなずいて安堵する。
確かに怖いことはなかった。今まで押し殺してもやもやしていた気持ちがすっかり鳴りを潜めている。
ただ、少し苦しくて切ない気持ちと、去ってしまった甘ったるい感覚になんだか胸のあたりがスースーと寂しくなる。
「手、汚してごめんなさい……」
ぽつりとケイシーに詫びる。彼の手を煩わせてしまったことや
汚してしまったこと、自分の恥ずかしい姿を見せてしまったことに対する
申し訳なさからでた言葉だった。
ほっとしたのか、ゆるゆると瞼が下がってくる。
ケイシーの言葉に甘える様に握った手を一度握りなおす。それが了解の合図になった。
さらさらとお互いの頬が触れ合うと気持ち良い。
知らずに自分からも頬を摺り寄せた。
「ありがとう、ケイシーさん……
おやすみなさい」
今まで悶々として安眠できなかった分を取り戻すかのようにことんと眠りに落ちる。
するりと離されたケイシーの手のぬくもりが少しだけ恋しかった。
■ケイシー > また懲りずにお付き合いいただけましたら幸いです。ちょっと拗ねた顏になるツァリくんかわいくて転げまわりそうになりました、ではおやすみなさい!
ご案内:「平民地区:魔具・雑貨店「月光の歯車」」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「平民地区:魔具・雑貨店「月光の歯車」」からケイシーさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート近くの宿場街」にエレミヤさんが現れました。
■エレミヤ > 神聖都市まで途中で立ち寄る予定のダンジョン攻略の分を含めて後1日程と言った所だろうか、その攻略への鋭気を養う為に訪れたのは多くの冒険者が集う宿場街。
街、と言うには広く、店や品物が多く行き交ってはいるが。
「うーん…明日の準備でもしておくべき…?」
少女の仲間達はそれぞれが「したい事がある」と言って夜の街へと消えていった。何をしに行ったのかは定かではないが、今までもそう言う事はよくあった。出立までには戻って来るだろう、そう算段をつける。
人の交通量の多い通りを、その合間を縫って進む。背中に少女の身長を優に超す杖を背負っていると言っても、彼女自身は肉体を武器に戦う冒険者たちと比べれば小柄で力もない。時折他の冒険者のぶつかっては慌ただしくごめんなさいと深々お辞儀をして、を繰り返す。絡まれないのが不思議な程の鈍臭さだ。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート近くの宿場街」にクラウさんが現れました。
■クラウ > 夜ともなればいかにも囂しい繁華街。
昼間ですら騒がしいというのに夜ともなれば、欲が殊更開放されるというもの。
その只中を歩く黒尽くめの男の表情はいかにも不機嫌そうなものだった。
「ったく、人間は昔から強さは大して変わらんクセに、嗜好品作る事に関しては天才じみてるな。
こいつが飲めなくなるのは困るが、この悪酔いは最悪だ」
つまるところ機嫌が悪いのは酒を飲み過ぎたという実に自業自得な所業による。
このまま暴れてやろうか、という考えが頭を過りがそんな気も次の瞬間には失せる。
と、考え事混じりに歩けば当然の様に前方への注意は疎かになり
「ん…ぐっ!?」
己の脇をすり抜けるように歩く少女の杖の持ち手が、丁度頭の中央に叩きつけられる。
普段なら当たりもしないだろうし、もしあたったとしても無視したかもしれない。
しかし今は割りと虫の居所が悪かった。ひょいと手を伸ばし、
杖を掴んでそのまま相手の体を持ち上げてしまおうと力を込める。
小柄とはいえ人一人、片手で持ち上げられるだけの力尋常とは言い難いが、全く事も無げ。
上手い事引っ張りあげられれば自分の方を向かせて体を引っ張りあげた上で半眼を向ける。
「チョイ待て小娘。危ないだろうが……色んな意味で」
そして、相手の姿形を確認して一言付け加えた。
割りとこの界隈を歩いているには珍しい、そういう認識の外見と見ての言。
■エレミヤ > 時折、つっかえたりしながらも何とか道を進んでいたものの、背中越しに伝わった軽い振動。ん?と不思議に思うものの、気のせいか、と一人納得して再び足を進めようとした。
「―――んっ?」
が、宙を踏み抜く靴底。そして、遅れて覚えた浮遊感と杖を引っかける為の特性の紐が体に食い込む感覚。―――ぐるんっ。
突然視界が高速で移動したと思えば目の前には少女を睨める眼が。
「ひ、ひえええええっ!?!!あっえっご、ごめんなさいすみません命ばかりはお助けを…!!」
この台詞何度目だ。数え切れぬ程に口にしてきた懇願を必死で口にした少女には、青年の言葉の意味を十全で取り入れる事が出来なかったらしい。
ぶらーんと杖のオマケの用にぶら下がった儘、既に半泣きである。
■クラウ > あの人混みの最中をぶつかるの覚悟だろう荷物を抱えて歩いていたのだから、
それなりに肝が座った相手かと思えば口をついてでたのは何とも情けない言葉だった。
一瞬呆けたようにまじまじと相手を見た後に笑いながら道の端へ移動する。
当然のように明らかに怪しい情景に関わりたくない人波は潮が引くようにさっと引きゆき。
「ほほぅ…命ばかりは、なあ?じゃあ他のものなら取っても良いのか?
何を差し出してくれるのか実に楽しみだな」
半泣きの少女を睥睨し、まるで悪魔か何かのような笑みを浮かべながら、
やはり悪魔か何かのような問を投げつける。時折言葉を促すように杖を揺らしてみせるのが実に人が悪い。魔族だが。
■エレミヤ > 青年が歩く度に、少女の足が、ぶらん、ぶらーんと揺れる。
思わず周囲へと視線を遣るものの、先程までの人混みが嘘のように快適空間へと形を変えている。そして誰も目を合わせてくれない。
「ええ…っ!?そっ、それは言葉の綾と言うかなんと言いますか――あっちょっごめんなさい揺らさないでください怖いよう…!!」
青年の悪魔の様な笑顔が怖い。とても怖い。それも必死になって何とか挽回しようとはするが、杖を揺らされればオマケの少女は一緒になって揺れるしかない。地に足がついていない状態でそんな事されてはたまったものじゃない。
ぺたぺたがさごそと衣類を探るも、この服にポケットなんて便利な物はついていない。その上、荷物は宿の中。サア…っと少女の顔から血の気が引いていく。
どんぐり目に涙が溜まり始め。
「す、すみませ…いまは、今はなにも……。」
■クラウ > 少女の怯える様子が半分悪酔いの頭には何とも面白く、笑みが深くなれば更に酷くなる悪人面。
暫し少女の反応を待ちつつも、涙目で自分の荷物を探し始めれば動きをピタリと止めてやる。最も、慈悲の心なんてものでは全く無いのだが。
「そうか?ちゃんと男に対して有効な、差し出せるものがあるだろう?」
涙目でなにもないと訴えかける少女の杖から手を離し、
少し体を落下させてから落ちきる前に反対の手で腰を引き寄せる。
解りやすく乱暴に臀部を揉みしだいて、悪人ヅラが一層近くなるよう覗きこむ。
「俺は別に此処で襲っても構わないが、どうする?
他に何かあるならソレでも良い。場所くらいは言えば配慮してやらんでもないが」
実に強引かつストレートに追い詰めにかかりながら、口の端が持ち上がればどう見ても悪党だ。
会話は聞こえていないのだろうが、どうしても周囲からの視線とヒソヒソ声は集まってくる。
■エレミヤ > 益々深まる青年の悪い顔は心臓によろしくない。無論、悪い意味で。
揺れが止まるや否や、放たれる言葉。ピンとくる筈もなく、きょとんとした表情を浮かべた――刹那。
ひゅ う、と身体が落下する感覚に分かりやすく強張る少女の体。
「――――っ!」
然し、落下しきる前に抱えられた。ほっとしたのも束の間、がしり、と臀部を掴まれ、それだけでなく揉みしだいてくる指に一気に顔が赤くなり
「ひっ、―――きゃーーーー!やだーーー!!えっち!へんたい!ふけつです…ッ!!」
子供の劈く様な悲鳴は、きっと、存外ダメージがデカい。初心と言えば可愛らしくも聞こえるだろうか、有り体に言えばお子ちゃまな少女には尻を掴まれて揉まれると言う直積的な性接触やら、襲うやらがキャパシティーオーバーだった。
真っ赤になった顔のまま、ぼろぼろと涙を溢れさせながらべしべしと青年の腕やら胸板やらを叩いて逃げようと。とは言え、所詮非力な女子供の攻撃である。
■クラウ > 随分と初な反応を返す少女の事をさて、どう弄んでやろうかと思った刹那。
返って来るのは初を通り越して幼いとすら言えるリアクションに、反射的に片手で耳を抑える。
色々なもので真っ赤になって涙を流しながらこちらを睨み、挙句対して効きもしない打撃。
だが何よりも、周囲から漏れ聞こえる「あんな小さな子を」「やはり犯罪」「堂々とした変態」といった言葉が実に苛立つ。
「ああ、判った判った。とりあえずここから抜けるぞ」
全部ふっ飛ばしてやろうかという衝動を抑えこみ、子供を抱き抱えるかのような腰と背中で支える形で軽い体を抱き直す。
宥めるように背中を撫でるおまけ付きでそそくさとそのまま通りを後にして、裏通りに入りながら少女の様子を伺い。
「…おーい?」
■エレミヤ > 「うぅ…ッ…ひっく…っ」
さめざめ。そんな音がつきそうな泣きっぷりが、野次馬から直接的な救いの手は得られなかったものの、全く別の攻撃手段を得た様だった。ひそひそざわざわ。
抱え直され、通りから離れる間もぐすぐすと鼻を啜りながら青年へのへなちょこな攻撃の手は緩めない少女である。
軈て通りの喧騒が薄まった頃、少しは落ち着きを取り戻した少女は覗き込む青年へ、どんぐり目に強い意志を灯し、キッ、と睨み付けた。
「しっ、神殿、から…っ追放されちゃ、っされちゃうじゃないですか…!なんてことをしてくれたんですか…!!」
神殿の教えは分かりやすく言うとこうである。曰く、みだりにえっちな事しちゃいけませんよ。
無論、尻を揉まれた位では追放などされはしない。然し、魔導士修行と修道女としての研鑽をしていた少女はとんと性知識に疎く、尻撫でもアウトだと思っている。
■クラウ > 「こいつ…!」
路地裏にまでくれば流石に喧騒の攻撃そのものは止んだ。
通りの噂には暫く残り続けるだろうが、致し方ない。
面倒くさいと天を仰いで、原因の少女を見下ろせば飛び出したある意味爆弾発言。
このご時世あまりに世慣れしてない言葉に思わず戦慄に近い感覚を覚えつつ、
無駄な攻撃を未だに続ける根性だけは大したものだと関心しきり。
しかし、相手の言い分を聞けば再び口の端を持ち上げて悪人面を晒し。
「そうかよ?それなら、この後のことしても問題ないな。もう追放されてるんだからな」
いけしゃあしゃあ。正にそういうのが相応しい物言いで、近場の宿の扉を開ける。
馴染みの店主に一瞥くれるだけで奥の部屋へと勝手に入り込めば、扉をバタンと締めた。
ベッドしかない殺風景な部屋の中、こちらを睨みつける少女の顔を覗きこめば唇と唇を重ね、舌を押し込む。
そのまま暫し、相手の教えの中にある「みだりなえっちな事」を少女に覚えこませるかのように、舌で口内の酸素を奪い、そして蹂躙し始める。
■エレミヤ > 少女が身を置いていた神殿は、昨今では珍しく上から下まで、裏も表もまっさらクリーンな神殿。それもその筈、自身の一族が仕えている王族が庇護下に置き、その王族も一定の年齢まではそこで過ごす事になる。つまり、悪事を働けば筒抜けである。
少女とて、一生その神殿にいる訳では無く、あと一年もすれば先導士としての資格を得た上で世間一般の常識との折り合いをつけていく筈だったのだ。
「うぇっ!?や、やだー!はなっ、放してくださいぃ…!んんっ…!」
説得できただろうか。抱いた一抹の希望は呆気なく砕かれ、素っ頓狂な声が出た。
抵抗虚しく、放り込まれたのはどこぞの宿の一室。青年の背中越し、無慈悲にも扉は閉められてしまえば怒りに燃えていた少女は早々に怯んでしまう。
刹那、唇に触れた感触と間を空けずに入り込んでくる感触に大きく目が開かれて。
「んっ、んんーー!…ぷはっ…は、ぁ、ぅ…んむ、…ふ、は、ん、んん…っ」
べしべしべちべちと青年の胸板を叩いて離れろとばかりの抗議をする。も、口付けの最中の息継ぎの仕方を知る訳もない少女は容易く酸素を奪われ、何とか必死に取り込んだ空気すら削り取られてしまう。
体に力が入らない。抵抗を見せていた腕からは次第に力が抜け、一人で立っている事すら難しくなり始めてしまえば自分自身を捉える青年へと縋りつくしか術は無い。弱々しく、ぎゅう、と青年の衣服を掴み。
■クラウ > 「なるほど、昨今確かに珍しいが…こういうのも悪か無いな」
色々と気を削がれた感じは物凄いものの、少女の唇を堪能し尽くしてからゆっくりと頭を離して上機嫌に漏らす。
少女のあまりの初さは計算外だったものの、これはこれで悪く無いと割りきってしまえば、
力の抜けた少女の体を片手で抱きとめて顔を覗き込む。手付きは優しいものだが、
ただ優しく抱きしめてやる優しさから出たものでは勿論無く――
「なあに、追放とかいってもバレなきゃ問題はないんだろう?
一度知っちまえば、隠せるようになるだろうさ――快楽に溺れちまわなきゃ、な」
多分な、などと実に適当な物言い。先ほどより尚強く、抱きとめた手で臀部を揉みしだき、
空いた手は服の裾野から直に肌へ指を這わし、幼い胸元を下から持ち上げるようにして揉む。
そうする内に近くの家具から伸びた影が確かな物理的な力を持って相手の右足に軽く絡みつき、太ももを伝うように伸び上がった。
やがて、秘所の入り口付近まで影が伝えば糸が翻るようにして豆を引き剥き、女の快楽を覚えこませるかのように両手の動きに合わせて徐々に力を加え始める。
■エレミヤ > 口付けから解放される頃には、少女はまさに息も絶え絶え、と言った状態だ。頭がぼうっとする。新鮮な空気を求めて薄い胸を忙しなく上下させ、
「―――…!ひゃっ、う、や、だめ、駄目です…っ!」
青年の言葉に再び引く血の気。
この儘ではまずい、と知識はなくとも本能が訴える身の危険。臀部を、胸を、揉みしだく青年の手指から逃れようと意識を向けてしまえば、足へと柔く絡みつく何かにまでは気付けない。
こんな状況でまともに魔法を発動できるとは思わない。けれど、しなければ。羞恥と混乱に乱れる思考の儘背負った儘の杖へと手を伸ばし――
「ふあっ!!?―――ひッ、あ、やっ、やあ…っ、」
刹那、下肢――否、己自身でも触れた事のない秘所に触れた何か。待たず、隠された過敏な粒に絡みつかれ、刺激を与えられれば思わず杖を取りこぼす。
びくん、と身体を跳ねさせては絡みつく何かから逃れようと身を捩り。
■クラウ > 未だ頭が働かず、茫洋とした様子を見せる少女を楽しげに、正に悪魔の様に淡く笑う。
ある意味において真っ更な相手を辱める、正に一般的にイメージされる魔族そのものの所業を事も無げに、
唯自分が面白いというだけで実行してのけるのはやはり性分なのだろう。
手の動きこそ乱暴な動きではないが、未熟な性感をしっかりと自覚させ、そして開発する動きは陵辱と言う言葉がふさわしい。
「そういえばこの臭い、何かの魔法か神官か何かか?
明日メスの臭いをさせながら神殿にでも言ってみたらさぞ楽しいだろうな」
身を捩る動きに合わせて乳首を捻り上げ、腰を引き寄せる。
そうすれば自然と相手の腰のあたりにいきり立った熱い肉棒を嫌でも認識させる。
股ぐらに這った影は豆から秘所の中へと枝分かれして忍び込み、
膜の手前の隅々まで広がったかと思えば指の触れ得ぬ襞の裏側まで、
一斉にこすりあげるように力を加える。人の身では普通感じ得ぬ、異形の快楽を幼い体に刻み込み。
■エレミヤ > 見知らぬ男の人に触れられる嫌悪感と自身にその意思はなくとも教えに背こうとしている背徳感に心臓がいやに軋む。
それなのに、少しずつ身体の熱は上がっていく。薄い体躯をまさぐられる度に、擽ったさとは別の何かを捉え始めている。
「…っ、…!!んゃ、やだ、やだぁ…っ!」
怒りか恥辱にか、頭に血が昇る。酷く熱い。
ぐ、と引き寄せられ、腰へと押し付けられる今まで知らなかった他人の欲に恐怖を覚えれば、一度は引いていた涙がまた瞳に溜まり始めた。
束の間、
「―――!!?!きゃう…っ、ひっ、や、やだ、なにこれ、やっ、あ、ぁ…んん、っ」
何をも受け入れた事のない其処は、当然ながら快感を拾いやすくはなっていない。あるのは異物感だけだ。その筈だ。
然し、陰粒へと先に施された愛撫にか、感覚を得やすくなっているのだろうか、はたまた細かなそれの成し得る事なのが。それが襞の隙間を、合間を、裏側を。擦り上げる度にぞわぞわと這い上がって来る何か。細やかな影の動きを助けるように少しずつ潤み始め。
■クラウ > 「嫌という割には、反応し始めてるみたいだがな。
女の体になる準備ができはじめたってことだ」
いいことだろう、と傲慢に言い放ちながら涙を讃え始めた相手の顔、
己の唇と相手の唇を再び重ねて舌を絡めとる。
膣が潤うのを感覚の先で感じ取れば、影が明確に激しく蠢き、
快楽を知らぬ少女の体を強引に高めてゆく。やがて、一際強く影が引く動きをした瞬間、
今まで比較的刺激の弱かった胸の先端と臀部を強く捻り、豆が影によって轢き潰す事で強引に少女の体を上り詰めさせんと攻め立てた。
わざわざ逃げ場をなくすかのように重ねた唇と唇の中、生々しい水音を脳内に響かせ。
■エレミヤ > 「ち、ちが…っ」
反応なんてしていない。そう言いたげに頭を振って否定をする少女の主張は自身の唇を塞ぐ青年のそれに遮られてしまった。
とろとろと滲み出る愛液を助けに、影がより一層激しさを増した内側を弄る動きに少女の意思とは裏腹に身体は震え、逃れるようにもぞつく。然し、襞へと絡みつくそれから逃げられるはずもない。
腰が、腹の奥が。熱に鈍って重くなる。痛い程の刺激に腰が跳ねる。
息継ぎの出来ない口付けにまた思考が鈍る。
「んぅ、ん、んん…!」
どれだけの間だったのか。少女には短くも長くも感じられる時間の経過の中で与えられ続けられていた刺激にすっかり下肢からは力が抜け、青年の支えが無ければ立っている事も難しい。
――刹那、ずりゅ、とすっかり熟れた肉襞を引くようにして滑る影。それと同時に淡く勃ち上がり始めていた乳首と尻へと掛けられた圧と、ぷくりと膨れた粒を嬲られ、今までに覚えた事のない衝撃が身体全身を駆け抜けた。
「ふッ、…ぅ、む、ん、っんんんんんーーーーっ!!」
悲鳴染みた嬌声は口腔へと吸い込まれてしまう。
少女の体躯はがくがくと震え、跳ね、戦慄き、くたりと力を失った。未だ細かな影の絡みつく膣はそれに合わせるようにひくついているが。
響く水音に、時折肩を震えさせ。
■クラウ > 「――さて」
唇を離し、少女の惨状を見下ろせば先ほどと同じようにさも面白そうに笑う。
知らなかっただけで、これこそが少女の本質だとでも言いたげに。
「これで終わりだなんて思うなよ?ここからが、本番だ」
ずるり、と音はないのに形容したくなるような独特の感覚を残して膣内から引いてゆく影。
それが抜け落ちた膣内から、太ももへと這えば空中で少女の少女の足を大きく開く形で固定し、まさしくあられもない格好を強要してしまう。
意識すら定かではない少女の上半身を片手で抱えながら、空いた片手を股間へと走らせれば外気にさらされる怒張。
人のものと大差はないように見え、その実かなりの大きさのそれを秘部の先端に押し当ててしまえば、一気に容赦なく小さな体の最奥までねじ込んだ。
■エレミヤ > 初めて迎えた絶頂としては余りにも強烈なそれに少女の思考は纏まりを見せず、ちりじりになった儘。
湛えていた涙がぼたりと溢れ落ちる。
「うあ…っ」
内側から抜けていく影の感覚に掠れた声が零れた。
それが腿を這い、あられもない姿へと自身の体躯を押し留められてしまえば、疎らな意識の儘、小さな拒絶の声を上げながら閉じようと試みる。然し、固定されていない足先が揺れるだけでびくともしない。
晒される青年の怒張は、近すぎる距離が故に見えはしなかったものの、ひたりと入口へと押し当てられた事で気付き――
「や――――…ッ」
気付くのが遅かった。否、もっと早くに気付いていても少女には逃れる術はなかっただろう事は明白。
潤みはしたものの、質量に慣らされていない秘壺は酷く狭い。破瓜の痛みに、大きすぎる怒張に広げられる感覚に悲鳴にならぬ声が少女から上がり。
■クラウ > 先程まで刺激を加えていた前半分を通り越し、皮膜を突き破ってその奥。
最奥にまで到達した事で強引に膣に加えられていた刺激が、未だ不完全なものであったことを少女の体に直接刻みこむ。
大きく膨れ上がった怒張が相手の子宮をこじ開けるかのように亀頭を押し上げる。
形を覚えこませるかのように怒張の先端が相手の子宮を抉りながら、
痛みを快楽で押しつぶすかのように肉棒の合間を縫うように影が入り込み、
先と同じく少女の膣内を静かに、そして細かく絡みついていく。
やがて、鳴らしが終わったと言わんばかりに引き抜かれる腰の動きに合わせて動く棒に合わせ、影が一斉に襞を扱き覚えたての快楽を少女へ刻み。
「ン――初めて知った男の味ってのはどうだ?」
少女の頭を覗き込み、問う。人を誘惑する悪魔の笑み。
■エレミヤ > 痛みと違和感が折り重なって、混ざって、鈍る。奥深くへと突き入れられた怒張の圧倒的なまでの存在感にまた足がもがく。
然し、最奥を押し上げられ僅かに腰が浮く。ひ、と短い悲鳴を上げたのも束の間、まるでもっと奥へと入り込もうとでもしているように感じられる雄の動きに小さく肩を跳ねさせては、それから逃げ惑うように下肢が揺れる。――意図せず、誘うような拙い動きで。
青年の怒張へとみちりと纏わりつく膣。その隙間を縫って入り込む影に気付けば強張る身体が己の意思とは裏腹に屹立を締め付けた。
「あ―――――~んああ…っ!あっ、ひ、ぅ…っやあ…ッ、ぬいて、ぬいてくださ…っ」
幾らか苦しさが薄れたと少女が認識するよりも早く、始まる抽挿。
痛みを想像していた少女に訪れたのは――悦だった。蜜壺いっぱいに銜え込んでいた怒張がなくなった所を襞へと絡みつく影に弄られてはその動きごと男の欲に擦り上げられる内壁にじくじくと疼く様な感覚がある。
然し、それを認められるはずも、それが悦だとも知らぬ身は駄々を捏ねる幼子の様に頭を振ってうっそりとした青年の笑みを振り払う。
■クラウ > もがく相手の体を抱え込み、抱き上げる手の動きは姿勢を強要するのに比して随分と優しげなもの。
体を蹂躙する動きに対して、腰を揺らし始めた相手へのご褒美と言わんばかりに唇と唇を重ねて返す。
締め付けに応じて大きさを増す怒張は容赦なく小さな膣を圧迫し、押し広げ。
「ほう、抜いた結果どうなるのかまでは考えてないみたいだがそこまで言えるのは大したもんだな――堕ちる所が、楽しみだ」
行くぞ、と楽しげに囁いて腰を強く固定し、大きく引きぬいてそのまま腰を叩きつける。
絡みつくようにして亀頭が子宮の入口にしっかりと吸い付き、大量の精液を流し込む。
■エレミヤ > 逃げを打っても逃げられない。然し身体は無意識の内に逃れようとする。その動きが、青年と深く繋がっている今、どう言う結果を齎すかも知らずに。
落とされる口付けに、内側を拡げられる感覚に、ぞわりと皮膚を粟立たせ――
「――え…」
泣き濡れた顔がほんの一瞬困惑に歪む。――刹那。
「ひ…ぃ、…っ―――――~あ゛っ、あ、ああ…!」
ずる、と怒張が抜け出る感覚に引き攣った声が零れたのはほんの一瞬だった。
間を空けずに屹立に最奥まで穿たれる衝撃に、ぎゅう、と身が、四肢が、その末端が強張るようにして丸まる。入口を塞ぎ、奥深く――子宮へと精を流し込まれる感覚にぞくぞくと身を震わせながらも襞は不規則にひくついて怒張を刺激し。
■クラウ > 穢れを知らぬ少女の最奥を蹂躙し尽くし、しっかりとその最奥を穢し尽くしたのを確認するように亀頭を抉りながら、影の戒めを解除する。
そのまま両手で少女の体を抱え上げ、ベッドの上へと相手を背中から押し倒してしまえば、
未だ繋がったまま硬さを一切失わぬ一物が再び子宮の中を押し広げる。
「何だ。まだ欲しがっているようだが、そんなに物足りないか?」
未だに刺激を加えてくる秘所を強く抉るように腰をゆらし、
少女の顔を覗き込む。連れ込んだ直後の強気な面影など見る影もない様子をさも楽しげに眺め。
■エレミヤ > 力の入らぬ四肢は、戒めから解放されてくたりと力を無くす。
薄らと開いた唇から零れるのは荒く喘ぐような吐息。ベッドへと沈んだ身体は、奥を揺すられればまた小さく震えた。
青年の言葉に茫然とした様な、とろりとした表情が僅かに歪んで覗き込んでくるその視線から顔を背け。
「ひぁ…ッ――や…っ、も、やあ、アッ…!」
足りなくなんてない。違う。否定の言葉を矢継ぎ早に紡ぐも、再び抉られる過敏になった秘壺は甘い疼きを訴え、戦慄くように内壁が蠢く。
■クラウ > 己から視線をそらすせめてもの抵抗が未だ出来るらしい少女の態度と言葉に、
蠢く壁の動きに合わせて動きを止めていた影がザワリと襞をすりあげる。
強引に固定していた先ほどとは違い、相手の自由が効く分藻掻けば藻掻くほど自分のせいで衝撃が加わる様相。
「そうか、それじゃあ俺が満足できたら開放してやるから頑張りな」
喉を大きく鳴らして言うなり、再び腰を引いて子宮の奥を徐ろに打ち始める。
それからどれほどの間少女の体を蹂躙していたのか、それは二人のみが知る事となるだろう。
■エレミヤ > 「ああっ…!?ゃ、っあ、ああ…ッ」
止まっていた筈の影の動きに込み上がる悦に零れた悲鳴は、既に甘い。
青年の怒張を奥深く咥え込んだ儘に藻掻くも、隙間を弄り、それを圧に押し潰され、疼きは、悦は高まるばかり。然しそれからも逃げを打ってしまうが為に、悪循環になっているとは気付きもしないのだろう。
笑う音と共に放たれた言葉が耳に入れば、少女の瞳は驚愕に見開かれ、
「やだ、やだよう…っもう許してぇ…っ!――――んああっ」
ぼろり、と大粒の涙が零れ落ちた。
震える声で紡いだ懇願は再び奥深くを穿たれ、甘い嬌声へと擦り替わる。
少女が意識を手放すのが早いか、快楽に堕ちるのが早いか。どちらにせよ青年が満足するより先にどちらをも迎える事は確かだろう。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート近くの宿場街」からクラウさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート近くの宿場街」からエレミヤさんが去りました。