設定自由部屋です。サイトの世界観に合う範囲で、自由に場所などを設定してお遊びいただけます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:04:38:01 更新
ご案内:「平民地区 孤児院」からサウロさんが去りました。
■サウロ > (祈りの時間が終われば、あとはシスターになった姉妹たちの要望で力仕事を手伝い。
子供たちが起きてくれば年長の男の子たちに木剣での指導や、女の子たちに童話を読み聞かせたり。
そうして一日、懐かしい"家"で心の安息の時間を過ごしただろう。)
■サウロ > (平民地区の区画にある教会。その傍らには孤児院が併設されている。
幼い頃から十二歳までサウロが育った場所でもあり、今でも時折足を運んでいる。
サウロが幼い頃には年若く、妙齢であったシスターたちも今は落ち着きを持った淑女であり、
孤児院育ちの童女がそのままシスターになることもある。
孤児というのは中々減ることはないが、大きな戦もない現状いきなり増えるということもなく。
いつも一定数いて、彼らは子供ながら勤勉に学び、おおいに遊び、敬虔に神に祈っていた。
サウロが顔を出せば、シスターたちが声を掛けてくる。
中にはサウロと同年代、姉や妹であった者達もいて、懐かし気に快く迎え入れてくれた。
孤児であったサウロに家族の温かみを教えてくれたのは、他でもないこの場所だ。)
「久しぶり。特に用事があるわけではないけど、近くまで寄ったから。これはお土産。
院長先生はいる? 挨拶をしていきたいんだけど……」
(飴菓子屋で買ってきた大袋を渡しながら尋ねれば、姉が「今は来客中よ。その間お祈りしてきたら?」という。
子供たちも今は昼食後のお昼寝の時間だとか。少しばかり間が悪かったか、と思いつつ、頷く。
赴く先は隣接する教会の礼拝堂。シスターたちの清掃を終えて、今はまばらに人がいる程度。
国の主教であるヤルダバオートを奉る信仰、その神像が安置され、長椅子が並ぶ中、
中央寄りに座ってから指を組み、軽く目を伏せて祈る。
姉妹たちに比べれば熱心で敬虔な信徒というわけではないけれど、主神への祈りの言葉は自然と浮かんでくる。
ステンドグラスから差し込む光が照らす中で、サウロは暫く目を伏せて祈りを捧げていた。)
ご案内:「平民地区 孤児院」にサウロさんが現れました。
ご案内:「王都平民地区/冒険者ギルド裏」からアシュベールさんが去りました。
■アシュベール > 「さーて、と。これで安心。……何食べようかなー……。
この時間だと美味しいディナー系はだいたい閉まってるしなぁ……うーん、安くて多い系の場所かなぁー……。」
そのまま、ゆっくりと裏路地を抜け、大通りへと歩いていく小さな影。
頭の中は夕食のことでいっぱい。どこにするかは、暫く王都の道のりを歩きながら決めるとしよう。
■アシュベール > 「さー……仕事も終えたし、懐も潤ったし……ミミっくーん。」
ローブの中には、総量にして3ケタ本数の回復薬を納品したことで、かなりぎゅうぎゅうに中身の詰まった袋。
対応は出来るとは言え、こんなのを持っていたら他の冒険者や荒くれ者に絡まれかねない。
合図に合わせて革袋から銀貨を数枚手に取ってから、ごうっ―――と、展開する魔法陣。其処から顔を出す大きな宝箱がぱかっ!と口を開いたので、その中に無造作に投げ、放った。
―――ぱくんと蓋が閉じ、宝箱は再び魔法陣を通って、店に戻っていく。
残ったのは平民地区でそこそこいいものを食べられる位の資金。これだけあれば、遅い時間の夕食でも問題なく食事にありつけるだろう。
■アシュベール > その路地から大通りを見れば、この時間になっても人の通りが見て取れる。
王都の平民地区。夜になっても冒険者は一般都民。様々な人たちがいる様子を見ていれば、眠たげな瞳も細められて―――。
「眠らない街って感じだーねぇ……。
ギルドもこんな時間になっても、まだまだ仕事してるみたいだし。……ぼくからしたら、残業とかはあんまりしたくないけどねぇ。」
開きっぱなしの裏口の扉に視線を送れば、
未だ冒険者からの報告。近場での揉め事。夜に現れる魔物の対策など、慌ただしく働いているギルドの職員たちの様子が見て取れる。
自然と、ギルドの中に再びお邪魔して―――。
「あー、皆さんお疲れ様だよー。
これ、棚卸しの時に余ったスタミナポーション。元気になるからぜひ飲んでいってー。お代?いやいや、さっきお金もらったから大丈夫だよ~?」
そこにいた職員の皆様に、自分が調合した薬を渡して、踵を返して颯爽と出口からお邪魔しました。
まだ店に戻るほどの時間でもない。ギルド裏の路地に背中を預け―――。
「そういえば、晩ごはん食べてなかったなぁ……。」
■アシュベール > 様々な冒険者が行き来する冒険者ギルド。
王都の中には複数の冒険者ギルドがあるが、その中の一つ。そこそこ知名度の高いギルドの裏―――。
本来、玄関から受付、依頼の張り出し、備え付けの飲食スペースなどが利用されるため、普通の冒険者はうろつかないところに、一人の少年が居た。
「……はい、はーい。これ、今回の卸でー。
えと、そですねー……回復ポーションが100本。それと解毒ポーションが50本。それと~……。」
ギルドの職員と言葉を交わしつつ、細身に見合わぬ膂力で、無数の小瓶が陳列されたケースを抱きながら、ギルドの入り口から倉庫までを往復する一人の少年。
普段は貧民地区で魔具を売っているのだが、こうやって直接ギルドに商品を卸すことがあるのである。
そのケースを抱え、歩く様を職員が驚いたりする。
一見、子供にしか見えない少年が上半身を覆う程の巨大なケースを抱えている絵面。
けど、一応なにか有った時のために首から掛けている冒険者ギルドのギルドカードが、この外見で中級の冒険者である事を示しており―――。
「あ、ここで良い? おっけーおっけー。じゃあ、割らないようにねぇ……。
―――ふー……。やー、流石に量が多かったかなぁ……まぁ、良いお金になったからいいんだけどねぇ。うへへ。」
そして、数セット倉庫に運んでから、改めて裏口から身体を出して一息。
全身を覆っているインナーのお陰で、小柄な身体とは思えない膂力を得、簡単な運搬を行ったとは言え……少々疲れた。
ローブのポケットから取り出すのは、自作のスタミナポーション。それの蓋を開けて、一口。ひと仕事終えた後の一杯は格別だ。
「ぷっはぁ……!」
ご案内:「王都平民地区/冒険者ギルド裏」にアシュベールさんが現れました。
ご案内:「まれびとの道」からケストレルさんが去りました。
■ケストレル > 「あ、いや。別に話したくないならいいんだけどもさ……」
どうやら思った以上に深刻な訳アリっぽい
相手からの反応を見て、軽薄そうな笑みが微かに引き攣る
であればと、近付くことは止めて離れた木陰にて足を止めたが
警戒を強めた人影は早々にその場を後にしてしまい
「あ、ああ……途中で倒れない様に気を付けなよー!」
去っていく背に声を掛け、何だかなあ、と頭を掻いてから
他人の心配もだけれど自分の心配もせにゃ、と当初の目的通りに自身と納品予定の荷物に冷却の魔術処理を施し
「さて、こんなもんか。 じゃ、俺も覚悟決めますかねーっと……」
先客から遅れること暫し、日射しの下を目的地へ向けて歩き出したのだった
ご案内:「まれびとの道」からロアナさんが去りました。
■ロアナ > 「えっ?」
余りの熱さに木陰に入り、休みを取ろうとしていると、突然、声を掛けられて戸惑うようにそちらを見る。
愛想よく笑みを浮かべているものの、男性、ということで警戒の眼差しを浮かべて。
「なぜ、それを貴方に話さないといけないのですか?
申し訳ありませんが、先を急ぎますので失礼します」
落ちついて木陰で休むことはできなさそう、そう思えば休むことは諦め、王都を背にしてゾス村へ向かう方向へと道を歩き始め、声を掛けられても振りむことはなく足早にこの場を立ち去っていった。
■ケストレル > 王都近くの森林での採集依頼を一段落させた冒険者、ケストレル
さてそのまま納品先である郊外の集落へ向かおうと最短距離である林道を抜けてゾス村へ向かう道へと出ようとした矢先のこと
心地良い日陰と山の方から吹く風に慣れた身体ではいざ日射しの下に出るとなると尻込みをしてしまい
「うっ……絶対しんどいやーつ。
少し準備してから行くとすっか……ぉ?」
日向に出る前に荷物や自分自身に魔術で耐暑処理を施そうと手頃な場所を探して辺りを見回せば
徒歩での通行人が木陰で休もうとしているのを見かけ、ひょいひょいとそちらへと歩き出す
「こーんちゃ! 王都に行く感じ?それとも王都から来た感じ?」
どちらから来たにせよこんな日の下を徒歩で移動するなんて訳アリっぽい
そんな推測を立てながら、極力警戒させないようヘラヘラと笑みを浮かべながら人影へと声を掛ける