2021/02/23 のログ
ご案内:「魔族の国―淫魔の領地―」にライアさんが現れました。
ご案内:「魔族の国―淫魔の領地―」にヴァルガンさんが現れました。
ライア > 射精と律動が止まぬ男の必死さを見ると、どうしても口許が笑みに歪んでしまう。
はぁ、ふぅ♡ と淫魔の呼気を荒くして、男の最も無防備な瞬間を金の眸が恍惚と眺め続ける。
どくどくと脈打つペニスの内側で、精液を送り出す為の輸精管が膨らんでゆく過程を少女は胎で感じ。
規格外のペニスを頬張っているとは思えない肉の薄い自身の腹部を、少女は愛し気に撫で付けていた。


「ん…っ♡ い…っぱい、出ているなぁ、ヴァルガン…っ♡
 本当にこの私を、サキュバスを孕ます気かえ♡ っああ、は…っ♡
 お前を―――堕とすには。蜜の様な甘さが必要なようだ…」


ほんの一瞬に垣間見える、ヴァルガンと言う個人の意志、人間としての矜持と理性。
射精も腰の揺らぎも落ち着きつつあるようだが、それでも尚交わる事に止まる気配がないのを知ると、
ふっと思わず少女の面差しが緩む。
よしよしと労わるように宥めるように、今度は相手の頭ではなく頬を撫で。


「今度は、私が……っんぅ♡ お前の上で腰を振って、やろう…♡
 ……嗚呼、だが――――…その前に………」


唇を離して男の口端を指先で軽く拭った後、少女の手が徐に男の下腹部へと触れた。
そこに刻まれた淫紋。己ではない別の悪魔に刻まれた呪いの証。
それを見下ろす少女の眸が若干、冷ややかになり。


「他の悪魔がつけた痕跡は……見ていてちと、面白くない。
 お前は私のモノとなったのだから―――…コレを消して、上書きしなければ」

ヴァルガン > 頬に感じる、少女の柔らかな掌。
それは、ヒトとしての精神を壊す呪いに抗う男にとって、細やかな褒美…或いは、ヒトとしての尊厳を繋ぎとめるもの、なのかもしれない。
労わる様な掌と甘い言葉。それに応える様に、ぐちゅり、と腰を突き上げる…のだが。

「……あ…あ…?なに、なに……?らい、あ、なに、いって……」

男には、きっと少女の言葉の意味が理解出来ないのだろう。
しかし、同じ魔族であればきっと、ライアには伝わる筈だ。
少女の言葉を受けて、鈍く輝く淫紋の先に……愉悦の笑みを浮かべている様な、悪魔の気配。
呪いを上書きする、という宣告すら酒の肴にするかの様な、退廃と享楽の気配を…感じ取る事が、出来るだろう。

それは即ち…呪いの主導権など、渡してしまっても構わないと嗤いながら告げている様なもの。
"面白くなるのならそれで良い"と。

ライア > 「っふ―――嗚呼、お前は気にするな、ヴァルガン。
 その身に受ける呪いも、対価も、お前自身に何も変化はない。
 ただ権利を移譲してもらうだけよ。
 今日からお前の主は――――……このライアとなる」


胎内に規格外のペニスを埋めたまま、少女の笑みが嗜虐的なものとなった。
掌に伝わる淫紋越しに、その悪魔の気配と意志は見て取れた。
友人に使用済みの玩具を譲るような気安さで、明け渡してもらえるらしいその『権利』を。


「少し、ちくりとするだろうが――――まぁ問題なかろう」


男の下腹部に、淫紋に触れる掌から、煌々と輝き出す紫の光。欲情の色。
掌の中で淫紋が渦を巻いて、紋の形がぐんにゃりと歪む。
そこから出てくる魔力と引き換えに、注入されていくライアの魔力。
其の時にぱちぱち、と軽く静電気に似た痛覚が男を襲うだろう。
同時に蠢く少女の胎内。ペニスに絡みつく触手ごとどくどくと脈打ち、うねりを上げる快感を伝え。


「ん…っ♡ 嗚呼――――馴染んでいく……私の魔力がお前の身体に注がれて…♡
 ああ、ああ―――……きもちいい………♡♡」


嗜虐的だった少女の面差しが、段々と恍惚になる。
まるで放尿するような、男が射精するときの様な解放感がある。
ぬち、ぬち、と我慢出来ないとでも言うように少女自ら腰を揺らしながら、
男の下腹部に刻まれる淫紋が、新たなかたちを創っていき。

ヴァルガン > 男には、少女の言葉はこれっぽちも理解出来ないだろう。
快楽に身を任せ、思考が肉欲に支配され、腰を突き上げようと試みようとして……その動きを、止めた。
理解出来ない。意味が分からない。それでも、少女が自分に何かしようとしているのなら、それを邪魔する訳にはいかないのだろう、と。
魂を焼き尽くす様な性欲に犯されながら…一度、動きを止めるのだ。

「あ、あくっ…しゃせい、ちんぽ…こし、うごかし……だめ…がまん…くるしい…」

少女の言葉を理解出来ぬ儘、快楽の儘に腰を振れない苦しみをしゃがれた声で訴える。
しかしその言葉は…下腹部から伝わる鈍い痛みに、中断される事になる。

「……っ、ぐ、あ…?あ、ふっ…くぅ…!」

自分を蝕む呪いから、弾けるような痛みが伝わる。
激痛、という程ではない。くすぐったいというには刺激が強い。そんな身を捩りたくなる様な痛みに悶えていたのだが…。

「……ふ、ふぅっ…!なに、なに、これ…!
らいあ、らいあっ!ちんぽ、チンポきもちいいっ!
ちが、さっきと、ちがっ!とけるっ!ちんぽこわい、こわれるっ!」

先程迄とは、全く違う感覚。
本当に、少女と繋がっている。融け合っている様な、感覚。
それが、呪いの主導権が少女に移り、その魔力が流れ込んでいるから…という理由は男には全く分からぬ儘。

下腹部で新たな淫紋が形作られている事にも気づかぬ儘。
腰を揺らす少女に合わせて。或いは、その躰を突き上げる様に。
ずん、と更に大きく膨れ上がった肉棒を…少女の最奥へ。子宮口のその先へ、押し込もうと腰を突き出した。

ライア > 「ッはぁぁ…♡ これよ、これよ♡ 私のモノになっていく感覚、その実感ん…っ♡
 ああ、きもちいい、私もマンコが、子宮が、悦んでしまうぅ…っ♡♡」


ズズ、と浮かび上がる淫紋。淫魔らしいハートの形を模した、決して消えない呪いのしるし。
肉体としてではなく種としての快感が、分かりやすく結合部から放たれて、
互いの快感を互いに感じて感度が倍になるような、恍惚とした享楽に少女は一時、溺れ。


「あっン♡ お前も感じるか、ヴァルガン。私とお前が一つになっていくかのようだ♡
 この状態で射精されれば、さぞかし気持ちよかろうて♡
 ああ、ヴァルガン♡ 私の可愛い新たな愛玩具―――…一緒に、もっと、気持ち好くなろうなぁ…っ♡」


男の方から腰を突き出したのを切欠に、ぬっぷ、ぬっぷと少女から烈しく腰を振り出した。
掌は未だ男の下腹部に添えている。そこから流れ込む魔力が、男の肉体全体に広がり、
特にペニスに注力を注いで―――刻み付ける。
 

「ほら♡ 見ろ♡ 見ろ♡ 私が…っ♡ お前のチンポをマンコで扱きたくて、お前のザーメンで孕まされたくてっ…♡
 先程のお前と同じように、へこへこと腰を振る様を、見るんだ、ぁぁ…っ♡」

ヴァルガン > 「ふ、ぐ…っ…!?これ、だめっ、だえっ!
らいあ、これ、こえ、こわれるっ!ちんぽこわれるっ!」

それまでの、只管に射精を促す様な暴力的な快楽ではない。
融け合い、混じり合い、それでいて…肉欲を滾らせる。
そんな、ヒトが感じた事の無い快楽に、男は未知への恐怖を叫ぶばかり…で、あったのだが。

「…きもち、よく…いっしょ、きもち、よく。
…なるっ、なるっ!らいあ、らいあきもちよくするっ!
ちんぽ、ちんぽで、らいあごんごんするっ!」

一緒に、気持ち好くなろう。
その言葉に、男の瞳は力を取り戻した。
狂楽に溺れる獣ではなく…雌を孕ませる、一匹の雄として。
或いは、眼前の少女に精と快楽を注ぐ、一人の男として。

「……らいあ、らいあ、えろ、えろいっ…!
もっと、もっとみせるっ!らいあみて、おれも、ちんぽ、とけるっ!ちんぽで、らいあのなかごしゅごしゅ、するっ!
だすから、ざーめんどぷどぷするかあっ!もっと、らいあまんこっ!まんこっ!」

少女の動きに合わせて、男も腰を大きく突き上げる。
少女が注いだ魔力によって、肉棒はぐぐ、と質量を増し…膨れ上がる亀頭が、竿が、膣壁を擦り、肉壺を埋め尽くし、子宮口を叩く。
視界の上で揺れる少女の乳房に手を伸ばし、そのごつごつした掌で包もうともするだろう。

それは、男にとって漸く訪れた…正しい意味での、セックスなのかもしれない。
互いが互いを求め、精だけではなく快楽を注ぎ合う行為。
その甘さに溺れながら…男は、少女を求めて、精を放つ場所を求めて、腰を振り続ける。

ライア > 「チンポが壊れるくらい、っん、気持ちが良いか、ヴァルガン?
 私も同じだよ、ヴァルガン…っ♡ 私のマンコも、ああ、壊れそうなくらい悦んでいる…♡」


快楽に啼き、甘さを帯びる少女の声。
男の下腹部に新たな淫紋が刻まれるのはもう少し、あと少し―――。
完成されてゆくに従い肥大化する感度。
ごつ、ごつっと最奥にペニスをぶつけ、つつ。
ぐぽぐぽと人外のペニスが少女の膣から出し入れされている様を見せつけながら、
男の手が自身の乳房を掴まれて少女は甘い声をあげ。


「はっぁ…♡ ああもう駄目だ、イって、イってしまうぅ…っ♡♡
 もう直ぐだ、これでお前は、本当に私のモノだ…♡
 ―――っお、は、ぉお…っ♡ ヴァル、ガン♡ イクっ♡ イクっ♡ イクっ♡」


男の上で必死に腰を振る様は、淫魔ではなくただ一人の女の姿にしか見えないだろう。
淫紋はほぼ9割ほど形作られている。あと一割、時間を掛けて満ちた瞬間―――少女の絶頂が始まって。


「んっひ♡ イくうぅぅう――――~~~っっ♡♡♡」


音の反響しやすい地下室に、少女の絶頂に叫ぶ声が木霊した。
頭の中で何かが弾ける。膣が触手が子宮口が、もみくちゃにペニスを圧し揉む。
ご、つんっ…♡ 子宮底に思い切りペニスの先端をぶつけた瞬間に少女の動きが止まり、びくびくと咽喉と背を反らして。

ヴァルガン > 「らいあっ、らいあっ!らいあっ!」

男はもう、少女の名前を叫ぶばかり。
けれどそれは、先程迄の様な理性と生命の危機に瀕した様な叫びではない。
快楽を貪り、肉欲に身を任せ…何より、極上の雌が自らの名を呼び、よがっている姿は。
男にとってそれは極上の快楽。まして、魔の者である少女が、サキュバスである少女が。自分の肉棒で達しようというのなら……

「イけっ、イけ、らいあっ!なるっ、なるからっ!
おれ、らいあの。らいあの、ヴぁる、ガンっ!だからっ!
だから………はらめっ!はらめ、はらめっ!
おれのちんぽで、ざーめんで、はらめっ!イけっ!イって、イけっ…!」

囚われた冒険者と魔族、ではなく。
ライアとヴァルガンとして、がむしゃらに混じり合う。
淫紋がみるみるうちに完成に近づいても。その形を成していても、もう男には関係無い。気にしない。
少女のモノになることも受け入れ、その天上の快楽を…貪って。

「い、イぐっ!おれも、オレモ、イぐっ!らいあと、らいあといっしょに……い、イ、イくっ…!
ざーめん、ざーめんでるっ!はらませざーめんっ!らいあに、らいあにどぷどぷするかあっ…!」

少女の絶叫が響き、肉壺が肉棒を揉み潰したと同時に。
それを押しのけ、掻き分けるかの様に、子宮の奥底に…ごちゅんっ!と亀頭をぶつけた。
そしてその瞬間……射精が、始まった。

びゅぐるっ、どびゅぐっ!
……と、ゼリーをポンプで吹き出す様な、凄まじい射精。
少女の卵子に少しでも多くの精子を送り届けようと言わんばかりに、濃縮され、圧縮された精液が…間欠泉の様な勢いで、鈴口から吹き上がる。
少女が背を反らせると同時に、男も床から浮き上がらんといわんばかりに背中を反らせ…少しでも奥へ、奥へ肉棒を穿とうと、少女の腰を掴み、自分の下腹部へぐりぐりと押し付けていて…。

ライア > 通常、サキュバスにとって精を注がれる事はイコール食事の時間であり、
逆流して溢れてしまうといったことはなく、見えない何かにごくごくと吸い尽くされるのが常―――であるが。
すでに少女は、満腹と言っていい量を子宮に受けている。
規格外のペニス。規格外の射精量。規格外の熱さと、濃厚さ。
今、胎に受けている分は『食事』としてのものではなく、少女を孕ますためとして少女は男の精を受け止めていた。
ごぶ、ごぼ、と結合部から蜜液と精液の交じり液が溢れ出す。
少女の子宮を満たして尚収まらない分が溢れてしまったのだろう。


「っぉ…♡ お…ッ♡ なん、という濃さと量じゃ…っ♡ あ、あっ♡ ほんとうに孕んで、しまう…♡」


恍惚と独白を紡ぐ少女の口許は締まりなく、自分からもぐいぐいと尻を押し付けて
結合を僅かでも深めんとしながら、少女は長い事絶頂の余韻に浸る。
気付けば男の下腹部に浮かび上がっていた紫色の発光が消え、少女の掌がソコから離れると、
全く形の違う新たな淫紋が男の膚に浮かび上がっており。


「っはぁ、はぁ、はぁ…ッ♡ あ、あ―――……刻んだ、ぞ。
 私のモノとしての証、お前を苛める、新たな淫紋だ…♡
 ―――…ぁ、は♡ ヴァルガンよ…♡ 分かるか?
 これでお前は私のモノだ。お前は私からは逃れられぬ。ヴァルガン、ヴァルガン…♡」


執着心を見せる少女の口許が男に向かって笑むと、少女から男の唇に口づける。
ぬち、ぬちと、精液をなすりつけるように円を描きながら、まるで恋人とするようなキスをして。 

ヴァルガン > 最初は、呪いの苦しみから逃れられるなら吸い尽くされても構わない…と、男は思っていた。
少なくとも、生き延びる為の本能を無視する程には、呪いからの解放を望んでいたのだ。
しかし今は。今の男は、断じて死ぬ訳にはいかない。
それは、呪いから思考に直接届く少女のモノとなった証…も、当然あるのだが…。

「……っ、くあっ…で、たぁ…ざーめん、きんたまから、どぷどぷぅ…。はらませ、らいあにはらませざーめん…たくさん、でたぁ…」

ともあれ、男もまた濃厚すぎる射精の余韻に浸っているのだろう。だらしなく口を開き、ぼんやりとした瞳の儘。
それでも、尻を押し付ける少女に応えようとぐりゅ、ぐり、と腰を押し付ける度に…ぴゅく、びゅく、と小刻みな射精が続く。
そんな中、浮かび上がった新たな淫紋。それは一時的に、男の理性を取り戻すに至った。
それは、呪いの所有権の移譲の狭間によるものか。それとも……

「……いじめられるのは、勘弁、ねがいたい、けどなぁ。
でも、まあ、お前みたいにかわいい女の子のモノになるってのも…悪くはない、かも、なぁ。
……べつに、にげたりしねぇからよぉ。らいあこそ、俺のちんぽ、わすれられないように、してやるから…覚悟しとけ、よ?」

微笑む少女と唇を重ね合い。恋人の様な睦言を交わし合い。
それでも…男の肉棒は萎えぬ儘。円を描く様に動く少女の中で…ぐぐ、と震え、膨れ上がっていた。