2021/02/06 のログ
ご案内:「魔族の国―淫魔の領地―」にライアさんが現れました。
ご案内:「魔族の国―淫魔の領地―」にヴァルガンさんが現れました。
ライア > 「おお?なんだ、もう降参か?素直になるのは良い事だが………嗚呼、成程。
 思った以上に強力なようだな、その呪い――――ただの人間のお前にとっては」


少女の声にほんの少し、同情的な意味合いが篭められた。
ふぅ、と軽く息を吐いて靴底に力を篭め、ぐぅとペニスを圧する。潰す気は無い。
だと言うのに痛がらずに自ら腰を上げてぐいぐいと肉棒を押し付けて擦りつけんとする様は、
急に語彙力が下がったような言葉は、
先程迄の人間らしさからかけ離れた、まるで言葉を憶えたばかりの獣のようだ。
に、ぃ――――少女の笑みがまた歪む。愉しそうに、嗜虐的に。


「良い良い、実に私好みだ。お前をそんな風にした悪魔とは良い友達になれそうだよ」


少女自身も気に入った男に淫紋を刻んだりしているが、此方は期間限定だ。
ただその日数は彼女のその時の機嫌次第で長短する為、最悪、凡そ人族の平均寿命の何倍もの期間、
つまり対象にとっては一生、と言う事も在り得る。
悠久の時を生きる魔族にとって、寿命という概念はほぼ無いに等しいのだから。


「そのまま腰を振れ、人間。そのみずぼらしい下衣の下でみっともなく射精してみろ
 それとも胎の中でなければザーメンは出せないか?」


靴底でペニスを押さえつけた儘自慰に耽ろと告げる淫魔。
男を嘲笑うかの様に靴底でぐりぐりと押しつけ、或いは扱く様にゆっくり上下して肉棒を煽る。
靴越し革鎧越しでは大した刺激にならないかもしれないが、そのもどかしさを射精したがる男に堪能させんとする悪辣で。

ヴァルガン > 男にとって悪辣であり、少女を含めた悪魔、魔族達にとって愉快な代物である此の呪い。
その最も悪辣な部分は――男に対して、時代の英雄ともなり得る様な力を、きちんと与えている事だった。
悪魔は契約を破らない。唯、その代価として身も心も焼き尽くす様な性欲の発作と、その『力』を存分に活用した無尽蔵の精力を男に施すだけ。
だから男は我が身の栄達の為に解呪の依頼も出せぬ儘…性欲に溺れていくのだ。

「ハッ、はっ、はぐっ……くそ、クソっ…!ぶち犯してやる、チンポ突っ込んでやる…!この、クソサキュバス、がぁ…!」

過呼吸になりそうな程に息を荒げながら、無様に腰を振り、少女の靴底へ懸命に肉棒を擦り付ける。
嘲笑う様な少女の言葉も、見下す様な笑みも、最早男には届いていないのかも知れない。
何せ、射精の欲求は常人どころか…発情期のオークもかくや、と言わんばかりに高められているのだ。
射精出来れば何でも良い、と言わんばかりにへこへこと腰を振る…のだが。

「……ああァ!クソ、じれったいっ!じれったい!足りない、足りないっ!出したい、出させて、射精っ、射精!!」

…幾ら射精欲が昂ろうとも、達する事が出来なければそれは地獄でしかない。
必死に腰を突き上げ、少しでも少女の靴底に肉棒を押し付けようとしながらも、その刺激は自らの革鎧や衣服によって阻まれる。
血走った瞳で少女を見上げながら…少しでも刺激を得ようと、少女の足首を掴もうと手を伸ばすだろうか。

ライア > 「クククッ!これは面白い。我が魔力を用いずとも、既にここまで『完成』されているのか」


少女にとって相手のその必死さは、既に調理された料理を目の前に出されたようなものだ。
後は精々自分好みに味付けを変えるだけで良い。
何とも愉快な事だと足首を掴まれた少女は咽喉を震わせて笑い。


「欲深き人間よ。それ程までに呪いに我が身を焦がされて尚、力を欲する事を止められなんだか。
 お前の『ソレ』は自業自得だ。決して被害者面などしてくれるなよ」


しゅるりとスカートの内側から伸びた淫魔の尻尾が、足首を掴む男の手首に絡む。
その尾で足首から離させると其の儘尻尾の先端がしゅるしゅると更に伸びて、
ハート型の先、尖った部分でトントンと革鎧を小突き。


「ちゃんとした刺激が欲しければ服は脱がねば、なぁ?そもそも獣に服など必要あるまい。
 手足は自由にしてあるのだから、自分で出来るだろう?
 それとも私の手で脱がして欲しいか?ん?」


にやにやと意地悪い笑みで子供扱いじみて相手を挑発する。
少女にとってはどちらの選択を取ろうと愉快なことに変わりはなく。

ヴァルガン > 「…力…?ひがいしゃ…ヅラ…?何でも…なんでもいいっ!
んなこと、どうでもいいだろうがっ!ああ、クソっ!いやだ、こんな…くそっ…!」

男にだって、それなりに人としての尊厳や矜持はあった。
だから、この身を苛む呪いに…性欲に、必死に抵抗しようと何度も試みて…何度も、失敗してきた。
それでも、一度戦場に出れば万夫不当の豪傑となり得るこの力を手放す事も出来ず…こうして、サキュバスの少女相手に、良い様に弄ばれる事になる。

「…っあ…!離せ、離せっ!あし、足でもっと、もっと強くぅ……!」

尻尾が、男の手首に絡みついて少女の足首から引き剥がされる。自ら少女の革靴を肉棒に押し付けようとしていた男は、遠ざかる圧力に、刺激に、絶望的な悲鳴を上げて。

「……ふく、服…?わかった、わかったからっ!
早く、はやくしろっ!これ、これで良いんだろっ!」

挑発に乗る…というレベルでもない。
快楽が得られるなら。射精に至れるなら。少女の言葉に逆らおうとも思わないのだろう。
そうあれかし、と呪いを授けた悪魔は、今頃何処かでほくそ笑んでいるのだろうか。

兎も角、少女の意地の悪い笑みと、挑発的な言葉に唆される儘に。
昂り過ぎた性欲に焦って、ぶるぶると震える手で革鎧の前掛けを外し、下衣を下着と一緒に脱ぎ捨てる。
露わになるのは、少女の性気に当てられて雄々しく反り返った肉棒。人間という種族の範疇を超えた巨根。
既に鈴口から零れ落ちる程の先走りを垂れ流しながら、直接、肉棒を少女の靴底に押し当てようと腰を突き上げる。

ライア > 躊躇いも羞恥もなく、己の言う事に素直に従って鎧を服を脱ぎだす男。
余裕がない必死さと言うのは見ていてとても滑稽で、だからこそ面白く。
自然と浮かんでしまう少女の笑みは、新しい玩具を見つけたばかりの子供のように、
その猫の様な眸を爛々と輝かせて男の無様な様を眺めていた。


「立派なチンポを持っているな。その巨根も呪いによるもののようだが…うむ。良い良い」


男が脱ぐ際には脚は軽く浮かしていたが、既に先走りを垂れ流しているペニスを自ら靴底に押し当てようものなら、
少女は再びゆっくりと圧し潰しにかかる。鍛えて割れた男の腹筋に押しつけ、靴底を前後に滑らせる。
それは刺激と言うには無機質で冷たく痛々しい感触の筈だ。
それでも男は射精の為に尚も腰を振るのだろうか。


「靴を履いたままの足コキも辞さぬとは、余程辛いのだろうなぁ。
 キンタマもパンパンじゃないか。嗚呼、可哀想に………」


などと同情を謳うようでいて少女の笑みには同情心の欠片もない。
尻尾はまたしゅるしゅると音を立てて男の手首から離れ、蛇の様に膚の上を這いながら
先端が男の睾丸を下からたぷたぷと押し上げて揺らし。

ヴァルガン > 肉棒を褒め称える様な言葉にも、満足そうな様子は無い。
大きかろうが小さかろうが、男にとってはどうでも良い事なのだ。男にとっては唯、精を吐き出すことが出来れば何でも良いのだから。

「ふっ…ふっ……もっと、もっと…!
精液、精液出して、すっきりしたい…っ!頭、頭の中、ぐちゃぐちゃになるの、もう、いやっ…!」

愛撫、というよりも唯靴底で踏み付けるように少女から加えられる圧力。快楽よりも、痛みの方が強く感じるかもしれない刺激。
それでも、男にとっては得難い刺激だった。自慰によっての射精では呪いの効能が薄れない男にとっては、極論他者によって与えられる刺激なら…何でも良かったのだ。

「…そうっ、辛い、つらいんだっ!だから、はやくっ。はやくイかせて、射精させて、くれっ!
頼む、頼むっ!なあ、はやく、早くっ、射精っ!」

同情の言葉に懇願する。例え、少女がそんな思いを露程も持ち合わせておらずとも、賢明に身を焼く様な性欲に苛まれている事を訴える。
少女の尻尾が睾丸を持ち上げれば、淫紋の力によって増産され続ける魔の力を宿した精を、尻尾越しにでも感じることが出来るだろう。

逆を言えば、尻尾が睾丸に触れただけでも感じ取れる様な魔の獣欲が、男を支配しているという事。
睾丸への刺激だけで、常人の射精の様な勢いで先走りがぴゅくぴゅく、と迸る程に。

ライア > 「頭の中がぐちゃぐちゃになるのは嫌か?
 嫌なのはザーメンが出せない事か?それとも常に性欲に苛まれる事か?」


射精したくて堪らない男を前に、小首を傾げて少女は純粋な疑問を投じる。
問いながらも少女の片足はペニスをぐりぐりと踏み潰し、尻尾は睾丸をやんわりと刺激し続ける。
そこから溢れんばかりに感じる他の魔の力。
見れば男の下腹部に自分が刻んだものではない淫紋がある。


「辛いか、そうか。射精したいのか、そうかそうか。
 私以外に今この場でお前を満足させられる者はいないものなぁ。
 どうやら自慰ではイけぬようであるし…………ふむ」


少女は考える素振りを見せた。それは男にとって非常に勿体ぶったひと時であっただろう。


「……嗚呼、分かった分かった。一度射精させて頭をすっきりさせようじゃないか。
 ほぅら、これでいいか?痛いだけの刺激でもイくか?射精するか?ザーメン出すか?」


足コキと呼ぶには適当で乱雑な、愛撫とも呼べぬ靴底での責めが始まる。
がしがしと、ごしごしと、太く長く張り詰めた肉茎を扱き立てるのだ。
そのくせ睾丸を揺らす尻尾の揺らぎは緩慢な儘、まるで慈しむように擦り寄るような優しさで以て。

ヴァルガン > 「全部、ぜんぶだよっ!ぜんぶ、辛いんだよ!
わかんねぇのかっ、わかれ、わかれよっ!辛い、つらいん……あぐっ!」

必死に怒りと絶望の入り混じった叫び声の途中で…男の声は、踏み付けられた肉棒からの快楽に歪む。
踏み付ける少女の脚を跳ね除けようと言わんばかりに膨れ上がる肉棒。睾丸は、まるで解きほぐすかの様な柔らかな刺激によって、精液を増産し続ける。
それは、男にとって悪夢でしかない。射精に至れぬ刺激を与えられているのに、睾丸は魔の淫紋によって続々と精液を生み出し続けているのだから。

「やめっ…そこ、キンタマさわるなっ…あ、あっ、駄目、もういらないっ!ザーメンいらないのにっ!
踏んで、ほら、甚振れよっ!人間、にんげんを痛めつければ、いいだろっ!早く、はやくっ!考えんなよっ!踏め、踏んで、もっと、つよくっ!」

睾丸への刺激に首を振り、考える素振りを見せる少女に悲鳴を上げる。
性欲に支配されていなければ…安物の剣一本でも。或いは、拳一つでも。もしかしたら、少女を、サキュバスを倒し得るかもしれない力を有していながら。人類の脅威を排除し得る力を持ち合わせていながら。
今の男は、脳髄すら焼き尽くす様な性欲に吠えるだけの、少女の玩具でしかない。

「あっ、それ…ソレ、で、いいっ!出す、出せるっ!それで、出せるっ!頭すっきりするっ、元に戻れるっ!」

靴底で、乱雑に扱かれる肉棒。そんな快楽とも呼べぬ様な刺激ですら、肉棒は歓喜するかのようにぶるぶると震え、先走りが少女の靴を汚す。とくとくと湧き出る透明の液体は、鈴口から肉棒全体へと垂れ落ちて、少女の尻尾にまで至るのだろうか。

「…い、イく…っ!イけるっ…!やった、やっと、出せるっ!おんな、サキュバスのあしに、だすっ、だすぅ……!」

そして。最初の絶頂が男に訪れる。
少女に肉棒を踏み付けられるという屈辱的な行為によって、肉棒が一際大きく震えたかと思うと…噴射する様に、精液を吐き出した。
それは、常人ならざる射精。魔の呪いによって生み出された精液が、噴水の様に高らかに吹き上がる。
その勢いは凄まじく…少女の目線の先まで。下手をすれば、天井まで届かんとばかりに、白濁が吹き上がり続けていた。

漸く訪れた絶頂に、だらしなく口元を緩ませ、吐息を零す男。
しかし…その肉棒は射精しながら。も未だ萎えず、勃起が収まる気配は微塵もない。
それどころか、少女には直ぐに知覚し得るだろう。たった一度の射精程度では、男が呪縛めいた性欲の発作から、解放などされない事に。

ライア > 「――――解らぬなぁ。私は人間ではないし、男でもないからなぁ」


必死な懇願も主張も、少女には全く理解出来ないものだった。
そうしてそれらも膨大な性欲と快楽の前ではまるで無意味だ。
拘束もしていない。力で押さえつけてもいない。
ただ男のペニスを足で踏みつけ、尻尾で睾丸を揺らしているだけ。
それだけで、男は容易く射精へ至れるようだった。


「おお、凄い勢いだ。これ程であれば、この一発で簡単に女を孕ませられそうだな…♡」


噴き上がる精。冷ややかな空気の流れる地下室に満ちる精の臭い。
本来性交によって女の胎に種付けされる白濁が、どこに根付くでもなく床に、
或いは男自身にもびしゃびしゃと叩き付けられるのだろう。
これを己の胎の中に飲ませられたなら―――そう思うと漸く、ぞくりと下腹部が熱くなる。


「そして矢張り萎えぬか。これは良い拾い物をした。…………さて」


少女の片足はすっかりと精液と先走りでどろどろになっていた。
少女は靴底をペニスから離し、尻尾も睾丸から退かす。
これで少しは話もしやすくなったか?とまた首を傾げて男を見下ろし。


「お前のチンポはまだまだ射精し足りないようだ。よって私は、これからお前を犯す。

 口に頬張って犯す。
 胸に包んで犯す。
 乳首に突っ込ませて犯す。
 手で扱いて犯す。
 尻に尻尾を突っ込んで犯す。
 逆に尻に突っ込ませて犯す。
 そして子宮で犯す。

 選ばせてやろう。どれが良い?どれから犯されたい?懇願しろ。哀願しろ。
 どれも普通の女では味わえない、極上の快楽を与えてやるぞ」

ヴァルガン > 「あ…あァ……おさまら、ないぃ…。出し足りないィ…。
出したのに…出したのにっ!ザーメン、ザーメン、こんなに出したのにっ!」

それは、絶望に塗れた慟哭。
方法はともあれ、漸く大量の精を、男の躰を汚す程に虚空に吐き出し合というのに。
雌を孕ませる為の精を、冷たい床と自らの躰に吐き出したというのに。
男の肉棒は全く萎えず、尿道に残った精液を押し流す様に、再び先走りが溢れ出す。

それでも。それでも、ほんの僅かに戻った理性で、せめて此処から脱出しようとか細い意識を取り戻そうとした時……。
男を見下ろす少女から、残酷で、幸福な言葉が、呪縛が。
男の耳から、思考を犯す。

「……あァ…?犯す…おかすぅ……?
……んなもん、決まってるだろうが…全部、ぜんぶだっ!
お前の、おまえのぜんぶ、ぜんぶ犯してやるっ!扱かせて、ぶっかけて、子宮に、けつあなに、孕ませざーめん、そそぎこんでやるっ!
この、サキュバス…さきゅばすがぁ…!人間、にんげんなめてんじゃ、ねえ、ぞ…!」

少女への敵意ではない。魔族への憎悪でもない。
ただ、雄として目の前の極上の雌に喰らい付くかの様に、荒々しく吐息を吐き出しながら、よろよろと上半身を起こして…少女の躰を、舐め回す様な視線を向けるのだろう。
あれだけ精液を吐き出しながら、萎えるどころか射精前よりも雄々しく反り返る様な肉棒に、無意識に手を添えながら…。

ライア > 「全部なのは決まっている。だから『どれから』と聞いたんだ。
 好物は最初に食べてしまう派か、お楽しみは最後まで取っておく方か……
 特に優先順位がないのならば私が勝手に決めるぞ?」


男にとって精液を吐き出せれば何でも良いらしいが、好みくらいはあるだろう?とニヤつく笑みを張り付かせ。
上半身を起こし、獣慾のギラつく目を向けながら、無意識に手に添えたらしきペニスを見下ろした少女は、
その場で徐に服を脱ぎだした。
黒と白のフリルに包まれた衣服が足元に落ちる。下着をつけていない為、あっという間に女の裸身の御目見えだ。
豊満な乳房と無毛の秘所。人間には無い尾骶骨から生えた尻尾。
寒さを感じない少女の膚は陽の光を浴びていないため色白ではあるものの、
普通の人間の女と遜色ない膚色と肉感を男の目にありありと映し。


「とくと拝め、これからお前を犯す女のカラダを。
 必要ならマンコを開いて見せようか?嗚呼、丁度良い位置にお前の顔があるなぁ」


上半身を起こした男の顔前には丁度、少女の股間が平行位置にある。
肩幅程に開いた脚の付け根、肉厚な陰唇を自らの指でくぱぁと開いて見せつければ、健康的な肉色が覗く。
まるで誘うようにパクパク、と膣口が蠢き開閉して見せつけ。

ヴァルガン > 「どれから…どれから……。からだっ、からだ、つかえっ!
て、むねっ、なんでもっ、なんでもいいからっ!
じゅ、じゅんび、じゅんびしろっ!まんこつっこむ、ちんぽ、ぼっきさせろっ!」

辛うじて、人間の言語を維持してはいるものの。
少女が見せつける様に衣服を脱ぎだせば…最早その言葉は、理性どころか知性すら怪しいものへと、変化していく。
肉棒を柔らかく包み込むであろう乳房。先程まで睾丸を優しく刺激していた尻尾。少しでもそれらを視界に収めようと瞳をぎらつかせながら、肉棒に沿えた男の手が前後し始める。
先走りと精液に塗れた肉棒を、ぐっちゅぐっちゅと扱く音が、響き始める。
そして……。

「まんこっ……おんなの、まんこっ!めす、めすあなっ!」

ふらふらと、扱いていた手を少女の腰に回そうと。
それが叶えば、少女の腰に抱き着く様にして…男は、少女の膣口に吸い付こうとするのだろう。
舌を伸ばし、吸い付き、しゃぶりつく様に。少しでも、雌を味わいたいとする様に。

ライア > 「ふぅむ。一度射精させておけば、好みの判断くらいは出来るかと思ったんだがなぁ。
 もう次の射精が欲しくて我慢出来ないのか?」


多少の理性は取り戻せたかと思ったが、たった一度目ではまだまだのようだ。
自慰では達せぬと知りながら、自らペニスを扱く男の健在な必死さ。
その手が肉棒から離れ、少女の腰に回されると更に距離は縮まり、
男の視界には少女の肉唇しか映らなくなるだろう。
包皮を被った肉芽は既に真珠大に膨れており、膣口に吸い付く男の鼻先に押し当たる。
潤んだ膣襞はとっくに濡れている。淡い快感に少女はぞくぞくと背筋を震わせ。


「ふ…っ♡ 自ら口奉仕してくれるとは、出来た玩具よ。
 だがいいのか?サキュバスのマンコ汁だぞ?ただの体液ではないことくらい、お前でも知っておろうに」


催淫効果のある蜜液は、匂いも味も花の蜜の様な甘さ。
既に常に催淫に悩まされている男にとって、更なる苦悶を呼ぶものでしかないのかもしれないが。
それでも男の舌をぬめぬめと歓待する膣襞から、じわりじわりと淫汁が溢れさして男の口腔を満たすだろう。
もう必要ないだろうと、自ら陰唇を開いた指を離して男の頭部を包む様に掴み。一度、慈しむように撫で。

ヴァルガン > 【2時間ほど中断します】
ヴァルガン > 眼前に広がる無毛の秘部。
少女が自ら指で押し広げたソコを、渇きを癒す様に夢中で舌を這わせ、滲み出る蜜を口腔へと含んでいく。

「………ん…んちゅっ……ふ……しゅ……」

少女の言葉が届いているのかいないのか。
舌先を、より蜜を求めて少女の膣内へと這わせ、鼻先でぐりぐりと陰核を刺激する。
じゅるじゅると吸い付く様な浅ましい男の動きは、愛撫や奉仕というよりも、甘露を啜る獣の如く。

「……ん、んん……ぷはっ………!
あま、あまい…あま……あああっ…!なに、なんだ、これぇっ…!
ちんぽ、ちんぽばくはつするっ!むりっ、これ、むりっ!
ちんぽこするっ!こするっ!」

……そんな勢いで、少女の…サキュバスの体液を摂取していればどうなるのか。
分り切った事。自明の理。男は、呪いに乗算するかの様な獣欲に、金切り声を上げる事になる。

びきびき、と異音がするかの様に一層膨れ上がる肉棒。
魔族のモノに近いサイズまで膨れ上がったソレを、縋りつく少女の太腿に擦り付けようと、ふらふらと立ち上がろうとする。
少女を押し倒そうだとか、優位に立とうなどという動きではない。少しでも肉棒に刺激を与えたくて、それだけの為の動き。躱す事も、防ぐ事も。少女には容易に行えるだろう。

ライア > 「……ぉ、ふ…っ♡ ―――嗚呼、いいものだなぁ。
 女を犯す大の男が、私に膝をついて自らマン汁を啜る様は」


酷く興奮する、と少女の吐息が甘やかに毀れた。
鼻先で刺激されるクリトリスが包皮の中でもう一回り膨れ、とろとろと涎の様に蜜を垂らして男の咥内に胃に呑み込まれ。
そうして呑み込んだ淫魔の体液が、男の身体にどのような影響を齎すか。
幾度も見てきたその結果に、切なく必死に叫ぶ声に、少女はぞくぞくと膚を昂らせる。


「くふっ……これはまた、人間とは思えぬ規格外のチンポだ。
 コレはまだ大きくなるのか?これだけ大きいと女の胎に半分も入らぬではないか」


この巨根で一体幾人の女を、使い物にならないほど犯し尽くしていたのだろう。
想像するだけで興奮を覚えた少女は、立ち上がらんとする男の仕草に気付くと、
頭を撫でていた手でぐっと押さえつけ、自身の股間にぐいぐいと押し付けんとして。


「ああ、ああ、まだ動かずとも良い。チンポを擦りたいのなら、ほれ。
 私がシコってやるから、もう暫く私のマンコを舐めていろ」


しゅるり、再び淫魔の尻尾が伸びる。
その感触は冷たくも無いが温かくもなく、つるつるしている訳でもふさふさしている訳でもない、不思議な感触だろうか。
ソレが剥き出しのペニスにしゅるしゅると絡みつき、溢れ出るカウパー汁を潤滑油代わりに扱き立て始め。

ヴァルガン > 慈しむ様に撫でられていた少女の手が、男の頭を押さえつける。
肉棒の熱を発散させられない苛立ちに、男が声を上げようとした瞬間……肉棒に纏わりつく尻尾の感触と、押し付けられた少女の秘部から香る蜜の甘さに。
興奮の度合いを高めた吐息が、少女の下腹部に吹きかけられるのだろう。

「…ん…ふーっ…フーッ……!んむっ……ふ…ちゅ…はふっ…」

少女に命じられたから…ではない。
ただ、こうしていれば肉棒を弄んでもらえるのだと、野良犬の様な学習能力を発揮しただけ。
だから、必死に。或いは、望むが儘に。少女の膣口を舐め回し、膨らんだクリトリスにも舌を這わせ、溢れる甘い蜜を、貪る様に飲み下していく。

その一方で。体験した事の無い感触を持つ尻尾が肉棒を扱き始めれば、男の吐息は一層荒く、熱を帯びたモノになっていく。
軽く扱くだけでとぽとぽとカウパーが溢れ出し、びくびくと肉棒は歓喜に震える。
その刺激を少しでも得ようと、無理な態勢にも拘らず必死に腰を突き出す男の姿は、実に哀れなものなのだろうか。

ライア > 「ふふっ…。まるで犬だな、人間以下の、犬畜生だ。
 んっ♡ あ…♡ 良いぞ、良いぞ♡ クリトリスも舐めてくれるのか、可愛い犬め」


侮蔑と嘲り。そのくせ頭を押さえつけた儘撫で付ける仕草は慈愛すら満ちている。
少女の腰が緩やかに前後へと揺れる。自身の快楽を貪る、と言うよりは、
男が今何を如何しているのかを解らせるかのような緩慢な動き。


「私はそんなお前を赦そう。もっと淫らに、欲する儘に、快楽に身を委ねれば良い。
 そぅら、もっと啜れ。舐めてしゃぶって、私のマン汁をごくごくと飲め♡ 飲め♡」


でなければ窒息するぞ、と少女とは思えない強い力で男の頭を押さえつける。
同時にどぷどぷと溢れる膣蜜。
量も濃さも、まるで粗相するが如く男の口許を汚し、溺れさせんばかりに溢れさす。
そうして更に感覚が鋭敏になるだろうペニスを、少女の尻尾が無遠慮に扱き立てた。
ぢゅく、ぐぢゅ、ちゅくちゅくっ………その摩擦音が次第に素早くなっていき。

ヴァルガン > 人間以下。犬畜生。
男にとっては寧ろ、そうなってしまった方が余程楽だったのかもしれない。
性欲によって気が狂ってしまった方が、男にとっては救いなのだから。

……けれど、それは呪いが許さない。
そしてきっと、男を嬲る少女も、許さない。
だから、辛うじて人間として。残り粕の様な人間らしさと知性だけで。必死に快楽を貪っている。

「ふごっ!ふじゅ…ふちゅ…っ…はふ、はふっ…!」

慈愛の籠った少女の手が、強い力で男の頭を押さえつける。
…しかし、そんな事をせずとも、男はもう少女の蜜に夢中であった。
小水の様に蜜が溢れれば、口許から胸元まで零れ落ちても気にする事無く、ごく、ごくと飲み干していく。
一滴、一口飲み干す度に、異なる魔の力が男の精神と身体を蝕んでも尚。男は、昂るだけの獣欲に任せて、少しでも多くの蜜を得る為に、少女の秘部を舌先で擽り、舐め上げ続ける。

「ん…んぃ…っ!ひ、ひぐっ!ヒ…ん、ぷは、ひぐっ!」

しかし、そんな男の動きは。少女の尻尾が肉棒を扱き立てれば、まるで溺れる様な動きへと変化する。
絶頂を伝えようと口を開いても、溢れる蜜がそれを塞ぐ。
男に出来るのは、ただ脳を焼き切る様な快楽に溺れる事だけ。

「フ…ふーーーっ!!ふぎっ…ごぽっ、ひぎゅっ!」

どく、と尻尾の中で肉棒が跳ねる。
次の瞬間、最初の射精と変わらぬ…寧ろ、最初よりも大量の精液を、肉棒は吐き出した。
どびゅ、どく、どびゅるる、と。吹き上がる精液が、男と少女の躰に降りかかる。

男は、射精の快楽に溺れ乍ら…少女の蜜を、蕩け切った表情で呑み続けていた。

ライア > 「くっ、ははは!犬の次は豚か!良いぞ!
 ほら褒美だ、はしたなくイってしまえ。
 雑魚チンポめ、恥辱に塗れながらザーメンを吐き出せ♡」


男が果てる瞬間を、少女は恍惚と見下ろす。
二度目も女の胎に根付く事は無い白濁が、再び大量に無駄撃ちする。
その代わり、少女の体にべったりと張り付くだろう。
既に噎せ返るような精臭が室内を満たし、少女は手の力を緩めて男の顔を股間から解放させるか。


「っはあぁ……♡ 思わず私までイってしまいそうになったわ。
 お前に対して寸止めは必要なさそうだなぁ。この尻尾で根元を縛ったり、後はそうさな、
 鈴口に突っ込んで射精を堰き止めたり………試しにしてやろうか?ん?」


摩擦を止めた尾がペニスの根元付近に集い、ハート型の先端が鈴口の窪みをつんつんと小突く。
それで男がどう反応するか見物とばかり、少女の両手が頭から頬を包み込んで上向かせ。

ヴァルガン > 「ふ、はぁっ……。あー…あー……だしたい…だしたい…。
もっと、もっとざーめんだす…ちんぽ、いらいらする…」

二度も、人外の精液を撒き散らしておきながら…男の肉棒は、一寸たりとも縮む事は無い。
それどころか、次の射精を求めて。びくり、びくりと跳ね回る始末。一度出せば、二度も出せば理性が戻る…という男の儚い幻想は、既に消え果ていた。

「……すん、どめ……?あ、いや、いやっ!
だせないのは、いやっ!やめ、やめろっ!おかす、おかすっ!ざーめんだすっ!」

しかし、少女が告げた言葉と、纏わりつく尻尾の意味に、常人の数倍程の時間をかけて気が付けば。
半狂乱、と言わんばかりに首を振り、叫び、拒絶の意志を示す。無駄な事、と分かっていながら、肉棒に自分の手を伸ばして、しゅこしゅこと扱こうとさえしている。

けれど、少女の両手が男の顔を包み、その整った顔立ちを真正面から視界に捉える事になってしまえば…。
抵抗する動きは、全く無いだろう。少女に魅入られてしまったかの様に。

ライア > 「そうかそうか。まだチンポがいらいらするか。
 あとどれだけの回数と量をこなせば、お前の理性は取り戻せるのだろうなぁ」


試しに数えてみるのも一興かもしれない。
既に二度。まだまだ夜の時間は長いのだ。この一晩で男はどれ程の痴態を見せてくれるのか、少女は楽しみで仕方がない。


「んん?嫌か?ザーメンを吐き出さなくても女は犯せるだろう?気持ちいいだろう?
 射精するまで腰を振って、射精させるまで腰を振らせて――――
 嗚呼、そんな姿のお前も見てみたいなぁ」


必死な形相の男に比べ、少女は終始愉しそうである。
目が合えば、淫魔の魅了が男の思考と理性を侵すだろう。
だがその力は抗うのも一興、とばかりに弱めにしてある。
最も今の男の様子を見るに、わざわざ魔眼を使わずとも付き従ってくれそうではあるが。


「もっとチンポがいらいらするだろうが、我慢させた分の解放感はさぞや気持ち好かろうて。
 私はな、そんな男の姿を見るのがとても好きなんだ。
 今のお前の顔も好きだぞ。嘗め回してやりたくなる………」


―――れ、と少女は徐に舌を出す。唾液に濡れた赤舌。
ソレは最初は下唇を覆う程度の一般的な長さであったが、更にれろり、と伸び、
次第に蛇のように細長く、そして先端が双つに割れて――――男の頬を、舐め。

ヴァルガン > 「あ、あア……きもちいい…?きもちよくなりたい……。
おかす……おかしてやる…すんどめでも、なんでもいい…ちんぽ、ちんぽつっこんで、まんこにつっこんで、やるぅ…」

必死に拒絶の意志を向けていた男は、少女の瞳に吸い込まれる様に茫然とした表情を浮かべた後……こくり、と小さく頷くのだろう。
元より、既に掻き消えるばかりしか残っていなかった理性。
常人ですら抗いきれぬ程のサキュバスの魅了に、逆らい切れる訳も無い。
だらしなく涎を垂らしながら少女を見上げる男の表情は、他の者が見れば嫌悪感を示す程に、だらしなく歪み切っていた。

「あ、あふ…あまい、あまいィ…。それ、それで、しゃぶって、ちんぽ、しゃぶって…。おま、おまえのてで、しこしこして、ちんぽぺろぺろ、そして、まんこ…まんこに、ざーめんそそぐぅ…」

頬を舐める少女の舌が、魔の者である事を示す様に割れて、伸びて、頬を舐めても。
そんなことは、些細な事だと言わんばかりに、嬲る様な少女の舌を受け入れるのだろうか。
少女の舌先から香る、淫魔の体液の匂いに溺れ、頬を擽る舌先の感触に震え。

……そして、肉棒への次の刺激を。次の快楽を。
へこへこ、と腰を揺らしながら、理性の欠片も無いたどたどしい口調で求めるのだろう。

ライア > 頬を舐めた少女の舌が、目許、額、鼻筋、そして唇に至る。
だらしなく口許を汚す涎を舐め取り、男の下唇を舐めた後、少女の舌が退いて。


「欲望に正直で実に良い。
 お前を美味しくいただけるならば、私自らの奉仕も辞さぬぞ」


つまりはお前の言う通りにしてやろう、と少女は今此処で漸く膝を折った。
屈む際に男の唇に口吻けたのは、愛玩動物に示すような触れ方に似て。
そうして少女はしゃがみ込む。視線の高低差が変わり、男が見下ろし、少女が見上げる番となる。


「嗚呼…酷い臭いだ。ザーメン塗れの臭チンポめ♡
 ビキビキにチンポをおっ勃てよって、こんな凶悪なシロモノをよう持て余したなぁ…♡」


躊躇いなくペニスに顔を近づけ、すんすんと臭いを嗅いでは少女の舌が先走りを舐め拭う。
尻尾は根元と絡みついた儘、先端も鈴口の矮孔を擽らせ、
そして、少女の細い繊手が、蛇の様な舌が、男の巨根に触れんとする。
見せつけるように尻を高々と持ち上げながら、だ。

ヴァルガン > 頬、目許、額、鼻筋、唇。
愛撫にも似た少女の舌先の動きに、荒々しい迄の吐息で応える…それしか、出来ない。
男の思考は、もう快楽を貪る事。射精する事だけでいっぱい。
それでも…例え愛玩動物と戯れる様なものであっても。
少女の唇が、唇に落とされれば。

「………な…まえ……なま、え…なに…。
おれ…おれ、ヴぁる…ヴァルガン……ただの…ヴァルガン…」

触れる様な口付にも、其処に僅かな人らしさを。快楽に溺れるだけではない行動に、霞む様な理性を取り戻して。
しゃがみこんだ少女を見下ろして…ぼんやりとした口調で少女の名を尋ね、自らの名を告げるのだろうか。
尤も、男が取り戻した理性で出来る事はそれだけであり、それすらも……。

「…ひっ、ひぐっ!はやく、はやくはやくはやくっ!
はやくなめろっ!しこしこしろっ!きつい、つらいっ!
ちんぽ、いらいら、むりだからっ、はやくっ!」

喘ぐ、叫ぶ。
少女から与えられるであろう快楽を求めて、幼子の様に、叫ぶばかり。
高々と持ち上げられた視線に、血走った視線を向ければ…その柔らかな臀部に、武骨な掌で触れようと手を伸ばして。

ヴァルガン > 【後日継続予定】
ご案内:「魔族の国―淫魔の領地―」からヴァルガンさんが去りました。
ご案内:「魔族の国―淫魔の領地―」からライアさんが去りました。