2016/04/04 のログ
ご案内:「魔族の国」にネスさんが現れました。
ネス > ...........

(光の無い瞳。3ヵ月前の貴族であり吸血鬼であり、魔王であった彼女とは思えないほど窶れた姿。ボロボロのフリルドレスに、ボサボサの赤髪。一体何があったのか思い出せないほど消沈している精神。そう、彼女は記憶をなくしており、ただただ、吸血鬼の運命である吸血行為による人間の殺害を続けこの数ヶ月生きながらえていた。自分のことさえも思い出せないまま、魔族の国をさまよっていたが、自分を知っている人間に会えそうになかった)

.....ふぅ、

(疲れたのか、森の切り株の上に座り、誰かに見つけてもらうのをじっと待つ。もしかしたら自分をよく知る人間や魔族に出会うかもしれないから。そんな淡い期待を胸に抱きつつも夜は更けていき、やがて朝になる。何故だか、朝日は嫌いで、日の届かない森の影へと入り込む)

ネス > ....

(立ち上がり、朝日に目を細めながらも再び自分を知るものを探す旅へと出掛ける。空腹や、疲労で以前の様に翼で空を飛ぶことも出来ないくらい魔力は底をついている。思い腰を上げ、ボロボロの足で森を跡にした......)

ご案内:「魔族の国」からネスさんが去りました。