2015/11/13 のログ
ご案内:「魔族の国」にマーラ・パーピーヤスさんが現れました。
マーラ・パーピーヤス > 魔族の国である事は確かなのだけど、どこの街かも分からずにやってきた少女。
多分、来た事はあるんだろうなと思う、覚えてないだけ。
この街に何をしに来たのかと問われれば、きっと首を傾げるだけだろう。
だって目的なんて無いから。

国の移動は常に徒歩、休憩する場所にと宿を探してふらふらっと歩いていた。

マーラ・パーピーヤス > 右を見て、左を見て、また右を見る。
土地勘なんて無いんだから、頑張って探さないと宿一つ見付けられない。
とてとてと歩いては、また見回す。歩いて、見回す。その繰り返し。

でもその途中、ちょっと美味しそうな食べ物を並べた露店を見つける少女。
そういえば、街に着くまで何にも食べてない。
別に食べなくても大丈夫なんだけど、美味しいものがあればやっぱり食べたい。
宿を探していた足はふらーっと露店に、人が寄ってきても邪魔にならないように少し端っこ辺りで足を止めた。
まじまじと並んでいる食べ物を見詰めている。
まるで餌を前にした子犬のように、尻尾があればきっと振っているかもしれない。