2016/08/27 のログ
ご案内:「北方帝国シェンヤン「八卦山」」にハナビさんが現れました。
ご案内:「北方帝国シェンヤン「八卦山」」にカナムさんが現れました。
カナム > 「もう…無理、死ぬ…」

石の化け物との修行からその後、ハナビお姉ちゃんに修行をしてもらうまでは良かった
あたらしい力とか面白そうな事沢山とか思ってたんだけど…現実は甘くなかった

「なにこれ…修行?地獄の間違いだよ……」

もう一歩も動けない
指先すら…こんなに疲れたのは師匠との修行時代以来だ
第二の師匠、うわ…嫌な単語が頭に浮かんできた

ハナビ > 「大丈夫、まだ喋れてるし」

瀕死のカナムを見下ろしながら平然とそんなことをのたまう妖狐娘。
当人はというと飴ちゃんを舐めながらのんびりと過ごしていた。

「まだ初日だからゆっくりだけど、慣れてきたらもっと量が増えるから、早いうちになれたほうがいいよ といっても」

かがんでカナムに視線を近づけていく。尾をぱさりと揺らし、のんびりした表情を浮かべていて。

「カナムは基礎ができてるから、難しい部分の修行と基礎反復だけなんだけどね」

カナム > 「お姉ちゃん…虫の息って、知ってる…?」

なんか恐ろしい事言わなかった?
話せなくもなったら本格的にヤバいんだからね?

「これが…ゆっくり?」

ゆっくりって何だっけ?
あ、お姉ちゃん飴舐めてる…いいなぁ甘い物欲しいなぁ

「その難しいとこが、問題なんだよね……あぁ、ごめんお姉ちゃん起き上がれない」

ハナビ > 「うん、虫さんだって息しないと死んじゃうものね」

こくこくと頷き、さて次はどうしようかなーっと修行メニューを考えるも・・・物欲しそうな顔を見て。

「ん? 飴食べる? ・・・あ、これ最後の一個だった」

カバンをごそごそあさってみるが、甘味ものはこれがラストだった。あとでシェンヤンに戻って買い足さないと、と決意しつつ。
体が動かないというカナムをしょうがないなぁ、と抱き起こし。

「じゃあ、これで我慢してね」
お姫様抱っこのように抱えるとあむっ、と唇同士を触れ合わせて、舐めていた飴玉を口の中に押し込んでいく。

カナム > 「あ、はい……」

うん、分かってないみたい
こっちの状態を伝えるのに失敗したみたい…

「…なら仕方ないよ、うん」

最後の一個なら仕方ない
折角抱き上げられてもぐったりしかできない
あぁ…でも何だか心地よくて回復も早まりそう

「んぇ?むぐ……美味しい」

キスと同時に飴玉を押し込まれた
甘いのと気持ちいいのとで…さっきまで地獄だったけど今は幸せだよ

「お姉ちゃんって自然にこういう事して…エロいよねやっぱ」

ちょっと元気になった
甘い物と誰かに甘やかされるのってやっぱ最高

ハナビ > 「ボクは元々淫魔だもん 今更キスくらいで気にはしないけどね・・・気に入った相手には」

くすくすと笑いつつ、抱き抱えたまま尻尾で包み、そのままテントの中へと連れて行く。修行も大事だけどアフターケアはもっと大事だ。

「とりあえず手の傷と筋肉痛を取らないと明日から続かないからね・・・傷は傷薬でいいとして、体はマッサージするしかないかな」
寝袋のうえにうつ伏せに寝かせると、凝り固まってる部分をグリグリと指で押していき、柔らかい体を押し付けながらほぐしていく。

「浸透勁は体が柔らかくないと力がうまく通らないから、硬いのはNGだよ。筋肉も関節も常に柔らかくすること・・・あとで柔軟もしないとね」

カナム > 「淫魔、か…まぁ気に入ってもらえてよかったよ」

気に入られてるみたいで良かった
抱えられたままテント…あぁ、修行は今日は終わりって実感できる

「筋肉痛はマジで何とかして…傷は薬つけてくれたらすぐ治るし」

傷はすぐ治るけど筋肉痛、これが厄介
再生力が高いとはいえここまで体を苛め抜いたら流石にね
マッサージ…色々柔らかい身体が当たって肉が解れるのとは別で気持ちいい

「んー硬くはないと思うけど柔軟なんてあんまりやらないし、どうだろ…できるだけ解してねお姉ちゃん」

動きが硬い訳では無いからそんなに身体がカチコチなんて事は無い
でも浸透勁を覚えるにはしっかり柔らかくしないと
お姉ちゃんのマッサージが効いてきたのか身体も楽になってきた
気持ちいいしこのまま寝ちゃっても……

ハナビ > 「うん、毎日してあげるよ ただカナムは武術家じゃなくて戦士だから・・・・・・うーん・・・・・・泣かないでね?」

さらっと何か不穏なことを言い残したあと、体を起こして柔軟が始まる。
それはもう、拷問に近いものであったが・・・。戦士と武闘家では使う筋肉も柔軟性も異なるため、普段使わないところまで柔軟されるのである 

「さて、それじゃ・・・やろうか」
足を開かせて、熱を持つ石を関節部に当てて常に温めながら伸し掛るようにして柔軟が始まる。だいたい30分から1時間くらいの拷問タイムであった。

カナム > 「泣かないでってどうい゛ぃっ!?」

柔軟、身体をぺたーんとさせて筋を柔らかくする運動
そう思ってたらいきなり拷問が始まった
痛いのと筋が引き千切られるんじゃないかって感覚が止まらない

「お姉ちゃん!ヤバい、これ絶対ヤバい!!」

適切なやり方でやってくれてるのは分かるけど痛いかどうかは別問題
ろくな抵抗もできず伸ばされ押され引っ張られ

たっぷり一時間十何された後にはまたナメクジと化したカナムの姿が

ハナビ > 「うん、こういうこと ボクも最初は半泣きだったっけ」

うんうんと頷きながらも容赦なく柔軟していく妖狐。
その悲鳴を聞いてどことなく恍惚の笑みを浮かべている。

「大丈夫、ヤバくても切れはしないから。筋肉は意外と丈夫にできてるんだよ」
切れないギリギリのラインを攻めつつ、徐々に可動域をあげていく。
1時間後にできたナメクジをドキドキした顔で見つめていた。

「うふふ、それじゃ今日の修行はこれでおしまーい。カナムは何かしたいことある?」

カナム > 「…お姉ちゃん、したい事ができる様に見える?」

ナメクジになったまま動けない
いや、本気出せば動けるかもだけど立っても生まれたての小鹿になる気がする
けどお姉ちゃんを見返す為にも何とか四つん這いに
手足が震える
それはもう超震える

「お姉ちゃん、今更だけど…何でそんないい顔してるの?」

拷問中は顔を見てる余裕もなかったけど今見ると滅茶苦茶エロい顔してる
もしかして…苛めて喜ぶタイプ?

ハナビ > 「うーん、なんか尻尾が二本になってから、他人の痛がってる時とか嫌がってる時って・・・」

じーっとカナムを見つめて、そこからプルプルしてる様子をみると、満面の笑みを浮かべて。

「すっごいドキドキするの。もっと苛めたくなっちゃうけど、カナム相手だから我慢我慢」

指をぺろっと舐めて艶かしい表情を浮かべてから、くすっとウインク。さぁ、ねよねよー、と軽く水浴びして汚れを落としてからカナムの隣に寝転び。

カナム > 「あ、よく分かったよお姉ちゃん」

笑顔には笑顔で応える
何だか妙な言葉が聞こえた気がするけど気のせい気のせい

「ちゃんと修行つけてくれるなら別に…」

いいよって言いきる前に水浴びに行っちゃった
何となくモヤモヤしつつ寝床へ
赤ん坊みたいにゆっくり張っていくしかないのがちょっと辛い

「はぁ、この瞬間が幸せだよ…温い」

お姉ちゃんが居ると毛布も要らないぐらい温かくてめっちゃ寝やすい
それに何だかいい匂いするし、安心できる…のかな?

ハナビ > 「山だから急に寒くなるからね。こうしてたほうが暖かいよ」

カナムを抱き寄せると尻尾と体毛で包むように抱きしめて。その上から毛布をかけておく。これで急に寒くなっても多少は平気だろう。
ただちょっと個人的な趣味で、抱き寄せるときに筋肉痛の部分をくいくい触ったりしたりもしているが。

「そういえばカナムって男の人とエッチしたことあるの?」
寝る前に始まる修学旅行めいたトークが始まる。いきなり地雷を投げつける天然狐娘はしれっとした顔で問いただしてきた。

カナム > 「うん、暖かくてフワフワで……」

うつらうつらと舟をこぐ
暖かくて安心できてなんて眠くならない訳ないじゃん
何がツンツン触られててそのたび声が漏れたりしちゃうけど

「ぶっ…何言ってんのお姉ちゃん?」

よーし整理しよう
僕は男
よし、おかしい

「僕男とやる趣味なんてないよ?」

ハナビ > 「え、でもボクも女だけど、女の人とエッチしたことあるし、男の人を犯したこともあったよー?」

あれ、何か間違ってるかな? と首をかしげつつずずい、と顔を寄せて。

「カナムはそういう経験ないの? 女の子みたいに可愛いからそういうこともあるかと思ったけど・・・ボクがやっぱりおかしいのかな?」

うーん、と悩んだ顔をしつつ、尻尾でカナムをツンツクツンツク、無意識にいじり倒していく