2018/10/05 のログ
ご案内:「帝都シェンヤン:地都市場周辺」にチヅルさんが現れました。
■チヅル > 仕事の後は体が、心が昂る。
熱に浮かされたような体がふらりふらりと当てもなく彷徨う。
「――、・・・」
外に出る前はまるで病人のように荒かった呼吸も、いくらか歩き風に当たれば多少の落ち着きを見せ、
端から見ればどこからか走ってきた後のようにも見えることだろう。
しかしその瞳は欲に濡れ、火照る衝動に突き動かされているようでもある。
「もう、この際だからどこか娼館にでも行こう、かな・・・」
頭の中の地図を起こす。ここからだと一番近いところでもそこそこ時間がかかる。
とはいえこの熱、放っておけばその内堪えきれなくなるのも薄々感じていては「めんどくさい」とも言っては居られず。
「あぁ、めんどくさい・・・」
誰にということもなく呟きながら取り敢えず歩き続ける。
■チヅル > ふらり。
平民地区の一角、娼館街の通りへと姿を消すのであった――
ご案内:「帝都シェンヤン:地都市場周辺」からチヅルさんが去りました。