2023/06/18 のログ
ご案内:「タナール砦」に黒仮面さんが現れました。
■黒仮面 > 月明かりも雲に隠れ、いつもよりも深い闇夜に包まれるタナール砦。
砦内所々に存在する闇の中を誰とも気付かれる事なく移動をする1つの影。
闇を介しての移動術に魔力感知の術は意味も無く、定められた目標…この砦の現在の主導者の元へと影は到達する。
そんな立場であろうとも、四六時中指導力を発揮するなんて芸当はそう出来るものでもない。
必ずどこかのタイミングで体を休める為、そこを狙えば独りの時を狙えるだろう。
例外はあろうとも、それは大体こうした状況に照らし合わせ間違う事は少ない。
影は静かに闇を通して視界と同調し、その状況を確認する。
その室内の人数は、その部屋の前の護衛の有無は。
それを確かめ、ここぞというタイミングで影は動くだろう。
■黒仮面 > 砦の状況が今どうなっているのかなんて知りはしない。
人間側が占領していようが、魔族側が占領していようが、依頼は今の主導者を蹴落とす事だ。
さっさとやる事をやって、戻る前に目に付くような玩具があれば遊んで帰るか。
どんな状況下であっても、彼の思考は平常運転。
気に入らない相手なら潰すし、気に入った相手ならこの依頼遂行のスリルから湧き上る高揚感を発散させるだけ。
その手段も多くはなく、戦うか犯すかの二択だ。
■黒仮面 > 闇を通し、それを見ていれば感じ取れる。
今、部屋には主導者が独り切り。
そして部屋の前には人影は無い。
それでは始めようか…
影が揺らぎ、その部屋の内部から影は姿を現した。
その手に握られるのは一本の短剣、その刃は獲物を捕らえ…
そうして、難なく仕事の終了を迎えてしまう。
後は当初の予定通りに、次を探るのみ。
更にそれからの時間が経った後、どうなったのかは…
ご案内:「タナール砦」から黒仮面さんが去りました。