2023/02/20 のログ
ご案内:「タナール砦」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ >
タナール砦 昼 天候 晴れ

人間側が現在占領しているタナール砦
メイラは、アスピダへと戻る前にではなく、今回タナール砦に対する物資補給の為
攻略部隊とは別の補給のそれに参加していた。

道中 獣 盗賊 物資に対する略奪や人の列に刺激された何かと対峙することはあったものの
辿り着いてからは至って普通 攻略ではなく維持されている場所への参加の為か
砦の内部の広い空間にて、いくつかに分かれて談笑しながらも整備点検している中
大剣擬きである剣身を両手で持ち上げ、剣身の様子を眺めながらまだ落としきれていない血を拭う。
錆や血脂が小さな罅を侵食しないよう、溶けた脂だって塗り付けている。

その重量級の代物は、メイラと共に訪れた補給部隊よりも
砦の維持する部隊の、特に生き残った若手の眼を惹いているだろうか。
伝説でも魔でもない 古臭い鉄の塊 昔から幾度も登場しながら扱う者が少ないだけの分厚い鉄板。


        「最近、砦がまた活発化したと思えば 今は静かで結構ですわね。」


戦いたがりではない
傭兵とは違い、物事が起こった瞬間に奮起する為か
ギザ歯も三日月を深く描く口元も、今は緩やかで、鋭さはあるものの
それは狂戦士というよりも、怪力令嬢と呼ばれる貴族令嬢の口元を現すような白さが目立つ。

多用する鉄塊の手入れを終えたのならば、少し乾かしておくかのように岩部にでも寝かせ
その傍で鎧を身に纏うまま、晴れた外の、少し湿っぽい空気が下りていくのを肌で感じている。

ご案内:「タナール砦」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。