2022/03/10 のログ
ご案内:「タナール砦」にアライダさんが現れました。
■アライダ > 魔族の侵攻を退け、ようやく人間のもとへ帰ってきたタナール砦の中を見回る傭兵女が一人。
中にはまだ人間を狙った仕掛けが残されていたり、魔物の残党が人間を食いつぶしていたりと、油断は決してできない状況で。
正規軍が砦に入る前に、露払いとして多くの傭兵が送り込まれる。
自分もまたその一人だった。
人間の死体、魔物の死体を眺めながら、砦の中をあるきまわるうち、夜となり。
砦の地下に休憩室を見つければ、重たい扉を押し開く。内装は、簡素なベッドと、炎の灯っていないランタンで。
自分の持ってきたカンテラから火を移し、部屋の中を確認する。妙な罠が仕掛けられている可能性は否めないが、夜の砦では、下手に野外にいるよりも屋内にいるほうが安全だろうと判断して。
「……少し、休むか」
どさりとベッドに腰を下ろし、安物の甲冑を外して、ふぅ、と一息ついて。
■アライダ > (募集:砦の中に残っていた魔族、もしくは同じように砦の確認に来た人間)
ご案内:「タナール砦」にグライドさんが現れました。
■グライド > (何度も、何度も何度も、奪い奪われを繰り返す砦
いつ終わるのかも知れぬ戦争の最前線たるこの場が、ひと時の平穏を得ても
きっと、束の間でしか無いのだろうとは、此処に生き残った皆が抱いて居るだろう
其れでも、せめて、一晩を明かす程度の猶予は在る筈だと、そう考えたい
砦の内部へと戻って来たころには、既に日は落ちて
重々しい鎧の兜を、漸く取り外しては、新鮮な空気を肺一杯に取り込む
既に先客で一杯の上階は、負傷者たちが詰め込まれ
それらを優先し、結果、地下へと追いやられる様にして足を進めれば
遅れて、重い扉を開く音が響くだろう。)
「……おっと、起こしちまったか?」
(部屋の中、既に明かりが灯って居る事に気付いたのは、扉を開けてから
先客の姿に気付き、悪い、と一声かける物の――他の部屋を又見付けに回るには、少々億劫だった。)
「……隅で良いから、借りれるかい?」
■アライダ > (扉の開く音で、背後へ視線をやる。まず目に入ったのは、通常のものより巨大な相手の得物。それから、かなりの重量を要するであろうフルプレートメイル。よほど頑強なタンクか、さもなくば一人で、盾も戦闘もこなす戦士かのいずれかだろう。
決して安い傭兵ではないだろう、というのはこちらの勝手な算段。相手が部屋の中へ視線をめぐらせれば、こちらの装備として、相手の前に置くのも恥じらわれるような、安物の甲冑と古ぼけた剣が目に入っただろうと。それはそれとして。部屋に現れた男には、見覚えがあり)
「……グライドか。構わない、知った顔だ。殺して犯すような真似はしないだろ?」
(悪い冗談を口にして。知らない連中であれば、眠っている間に何をされるか分かったものでは無いが。酒と喧嘩をこよなく愛するものの、話せば分かる男だとの理解をしている相手であれば、快く招き入れただろう。
会話をしたことがあるか、否かは思い出せないが、彼が戦う姿は、幾度か目の当たりにしている)
■グライド > (声を聴いて――僅かに、片眉を跳ね上げた
傭兵として生きて居ると、長い付き合いの傭兵仲間と言う物は減って行く
簡単な事だ、傭兵なんてものは、簡単に命を落とす
そういう意味では、戦場に長く居座り続けている人間ほど、覚えて居たりする物だ
許可を得れば、後ろ手に扉を閉める
兜を脱ぎ、他の金属鎧も自らの力だけで取り外しては、邪魔にならぬ様、壁際に並べ
露わとするのは、当て布と肌着の最低限が夥しい汗で張り付いた頑強な肉体
純粋な盾役だけでは無い、前線で戦闘を行う為の、瞬発力も兼ね備えた其れ
部屋の温度が、たった一人の籠らせた熱気で僅か、増したかも知れぬ。)
「……よう、今日も生きてたかい、アライダ。
はっは、違いねぇな。 第一、んなこと仕掛けたら休憩じゃあ済まねぇだろ」
(そう簡単に組み敷かれるタマでも無い癖によ、と
冗句に、冗句を返しては、相手が転がる寝台の隣、壁際へと背を預ける様にして、座り込んだ
水浴び出来れば良かったのだろう、が、生憎ながら戦場で、そんな贅沢は望めない。
まぁ、其の辺りを気にするような女では無い、と言うのも、凡そ判っては居る心算だ
少なくとも、傭兵としての実力は、そこいらの連中の比では無い
敵に回せば、厄介な相手、と言える一人でも在るのだ
戦場で、男連中にもまれて過ごすくらいは、通常だと思って居る)。
■アライダ > 「そう簡単に、人を殺すもんじゃないよ」
(相手の軽口に軽く笑いを返して。幾度課会話をしたのは覚えてくれているらしく。名前まで彼の記憶に残っていたのは、嬉しい誤算といったところか。
部屋の中の湿気と温度が、ぶわりと上がったようだった。おそらく気のせいではない。良い意味で男臭い、傭兵男特有の、汗と、泥と、いくらかの血の混じった匂い。近くで見れば、惚れ惚れするほどの屈強さで。
こんな場所では、水浴びのような贅沢は望めるはずもなく、自分もまた、日中の熱と汗を帯びたまま。身体のベタつきは不快だが、そんな事を気にしていては鉄火場で長生きできるはずもなく。
今は疲れた体を休めることが先決だと言わんばかりに、休憩室のベッドに、どさりと横たわったところで、どこからか水の音が聞こえてむくりと身を起こし直し。
タナール砦は、所有者が変わるたびにそのあり方を変える、まるで手慣れた売女のような場所だとは知っていたものの。これは嬉しい誤算だと言わんばかりの声色で)
――奥に風呂が無いか。風呂。
(前言撤回。戦場で風呂など望むらくもないが、向こうから風呂がやってくるのであれば話は別だと。日中の活動ですっかりベタベタになった身体がスッキリするのであれば、とでも言うように、古ぼけた剣とランタンを手に、休憩室の薄暗い壁を照らしてよくよく確認すれば、たしかに扉があり。奥からは、水の流れる音がして)
■グライド > (全員が全員覚えて居る訳では無い
だが、男よりも女相手の方が、覚えが良いのは間違いない
戦場で、何日も水浴びせずに行軍、なんてことは日常茶飯事だ
雨風が凌げる場が在るだけ遥かに良い、こんな場所でもだ
此の侭、兎も角明日の朝までに体を休めるか、なぞと思った矢先
隣から響いた女の声―――風呂? まさか。)
「―――――――………おいおい、嘘だろうよ。」
(まさかそんな、と思い掛けて。
否、確かに、魔族が占領中に、気まぐれでそんな物を拵えたとておかしくは無い
実際、耳を澄まして聞こえてきた水音に、疲れて居た事を若干忘れて身体を起こせば
照らされた扉、その向こうに、確かにそれらしき気配が在るのを見てから。
――立ち上がり、女へと向けて、軽く人差し指を立て。)
「―――――……罠かも知れんから、一応よ。」
(――まぁ、落ち着けと、そんな事を云いながら。
扉へと手を掛け、一度女に目配せをした後、がらりと開いて見せれば
其処に広がるのは、まぁ、確かに。 風呂、では在るのだろう。
十分な広さと、湯水を湛えた浴槽を携えた、紛れも無い風呂場。
砦の中とは思えぬほどに、仄かな香りすら漂い。 ――入るな、と言う方が無理だ)。
■アライダ > 「……入った瞬間溶けたりしてな」
冗談めかしながら、剣の柄を湯船に浸からせて、濡れた柄でつん、と自分の手の甲へ風呂に張られている湯のしずくを落とす。
痛みや異常は感じず、少し甘い香りがして。
万が一何かが乱入してきたり、風呂の中にトラップがある可能性に備えて、剣は手の届く位置に置いて。
「………………こんなアホなことで死んじゃ死にきれない。この程度のことで死ぬならあたしはその程度だ。今はあんたも居ることだし、イチかバチか、入る」
相手の目の前でも特段恥じらうことはなく、傷んだ上着を脱ぎ落として。
生傷の多い裸体を晒すと、足の方からぽちゃりと風呂に入り。
タナール砦でこんなことがあるなど想像もしたことはなかった。
罠の可能性は否めないが、風呂に入りたいと望んでしまった時点でもう、術中なのだろうと。
風呂の温度はほどよい熱で、身体中の疲れが解けていくのがわかり。
吐き出した息は、今日一日の疲れをどっとこぼすようで。
「…………ああ……生きててよかった…………」
多少大げさな声が溢れただろうと。
■グライド > 「……おいおい、温まる前に、肝が冷える冗談だぜ。」
(無くはない。 何せつい先刻まで魔族の砦だったのだ。
人間を誘い少しでも戦力を削ぐために、こんなものを用意していたとしたら、割合外道だとも思うが
湯浴みなんてものは兎角今の時点では、抗い難い魅力があるのは確かだろう
先んじて入室する相手の後に続き、己も警戒しながら足を踏み入れる
己が安全かどうかを判断するよりも先、入る、と決めたらしき女が肌を晒すなら
其の肝っ玉と豪胆さに、どうにも感心すらしてしまったが。)
「……まぁ、良いさ。 そこまで言われちゃ、こんな所で細かく調べるのもみみっちい。
よう、入らせて貰うぜ。」
(先んじて、用意されて居た手桶で湯を掬い、最低限汗を流す。
其の後で、相手の了解が帰るか否かと言う辺りで早々に
肌着を脱ぎ落し、完全に裸身を晒して、湯船を跨いで
――相手の隣、身を沈める。
どんな理屈で湯が沸いて居るのかは正直知らぬし
もし湯に何か混ざっていても、もう今更だ。
一つ確かな事が在るとすれば、きっと隣の女と同じで
疲労と言う疲労が、湯の中へ一気に流れ出して、どろどろに蕩けて行く気分だと言う事だ。)
「……あ゛ぁぁ…、……タナールとは思えねぇ好待遇になっちまったな……。
風呂と良い女と、これで足りねぇのは酒くらいか…。」
(控えめに言って、最高だ。 これでもし酒が在れば何も言う事はないが。
肩まで浸かり、すっかりと弛緩し切っては、隣の女へと軽く視線を向け
湯の中、緊張が解れたからか、先刻よりも戦士では無く、女らしさを取り戻した様子を
指で作った四角の中へ、捉える様にして戯言めく)。
■アライダ > 「タナールは……、何度来ても落ち着かない場所だと思ってたんだが、こんな砦なら、何度魔族と戦っても歓迎だ……。戦場で湧きたての一番風呂に入れる贅沢なんて、生きてる間にあと何回経験できると思う?」
(答えは限りなくゼロに近いだろう。
使用済みでない湯船の心地よさは本当に、全身から疲労が抜けていくもので。
相手と目が合えば、ふ、と穏やかな笑いを向けただろうと。風呂の湯は、ややとろりと粘質を帯びており、首筋や鎖骨まで浸かると、女体の敏感な部分がツンと尖りを帯びるような、じれったい快楽を覚えて。さしずめ淫魔の呪いといったところか、性感帯をすりすりと擦るような心地よさに襲われるが、魔物の実体は無い。ひょっとすると相手の陰茎にも、似たような快楽が訪れているかもしれず。胸の先を手で抑え込むと快楽は失せたため、湯の中でのみ効果があるのだろうと)
「風呂と良い女と、酒ときたか……。こっちは、風呂と色男が揃って気分がいい。…………気分がいいついでに、一つ頼まれてくれないか」
(熱を逃がすように、もどかしい溜息を零して。相手の方へ視線をやり)
「触ってくれないか、…………、優しくてじれったいのは、もどかしいんだ」
■グライド > 「運が良けりゃあ、次もこれがありそうだが。
運が悪けりゃあ、向こうの連中に撤去されちまいそうだ。
……黙ってりゃ気付かれないか?」
(実際の所如何だろう、まぁ、恐らくは、こんな幸運はそう何度も無い筈だ
だからこそ、こんな貴重な経験と時間。 存分に堪能してやると言う気概は恐らく
この瞬間、女も己も、同じだったと思いたい。
――変調には、気付いて居た。 恐らく女も気付いただろう。
媚毒、と言う程ではない。 まるで、ほんの僅かに"そういう気"を起こさせる為の様な
作った物の戯れか、或いはそういう目的だったのかは知らぬが
女が、其の内に此方へと視線を向けてきた理由は何となく
其の言葉を聞く前に、予想出来た。)
「…………良いぜ。 ……けどよう、其れならついでに、俺の頼みも聞いてくれるか。」
(――両腕を、湯の中、女の体躯へと伸ばす。
其の身体を、己が元へと抱き寄せてやり、相手が抗わぬなら掌で、其の乳房を包む
湯に擽られるのでは足りぬと言う其の肌に、指を沈め、芯を捏ねる様にして根元から解してやりつつ
其の身を、自らの腰上へと座らせれば。)
「……奥まで、飲んで置いてくれるかい? ……これじゃあ、生殺しも良い所でよ。」
(――太腿に、秘裂に、押し付ける様にして触れさせる、熱塊。
女が感じているような刺激では、熱塊には余りにも足りぬ、と
未だ、緩やかに膨れ上がる最中、既に、下手な男の其れよりも長大な砲身を
女の胎に収め、飲み干してくれ、と――先刻よりも近い距離
肩越しに、女の耳元で、誘おうか)。
■アライダ > 「そうだな……。うちの偉い術者に気づかれたら、あっという間に解体されそうだ」
(相手の言葉には、半笑いで同意し。相手の腕が自分の体を捕まえてくれるのであれば、自分からも、足を開いてその身体にまたがっただろうと。
相手が自分の身体に与えてくれる心地よさに、頭の奥がじぃんとしびれていくようで。うっとりと溜息を零して、相手のくれる快楽に身を委ねていると、奥がうずき始め。湯の効果ではなく、好みの男が自分の身体に触れてくれているという事実が身を火照らせて。耳元に囁かれる低い声に、小さく笑いをこぼして)
「……こっちの望みばかり叶えてもらってる……」
(相手の切っ先が触れた場所に、ぬるりとした感触があっただろうと。とろとろにとろけた内側は、相手の亀頭を飲み込み)
「っ……は、……♡」
(思わず満足げな甘い声を漏らし。まだ亀頭までしか挿れていないのにこの質量感なのかと思えば、奥まで呑んだ時どうなるのだろうと、震えるほどの予感があって)
「……グライド……、このまま、奥まで……。私も、欲しい……」
■グライド > 「あー、そりゃあ間違いねぇ。
けしからん、とか大した事無い理由で潰されるだろうよ。」
(肌を重ねると、疲労が溶け出した分、湧き上がるのは純粋な欲。
其れだけ、体力的にも余裕が出て来た、というのも在るだろう
元より、良い女、と言ってのけた言葉に嘘は無い、そんな女の裸身が目前に在って
寧ろ、何も思わぬのなら、雄として如何かしている。
始めは緩やかに、搾る様に乳房を根元から指で括り、先端へと向けて、丁寧に擦る
乳輪に沿って円を描いて擽り、先端の尖りを指で挟んで捏ね出して
慣れている、と女自身にも思わせる手管で愛撫を施しながら――熱塊を、押し込んで行こう。)
「……俺の望みでも在るんだ、問題無いだろうよ。」
(――僅かに浅瀬で、亀頭を前後させる。
慣らす様に、女の胎が吃驚せぬ様に、己が熱塊へと構えさせてから
――――ずる、り
濡れた砲身を押し込み、開いた雁首で粘膜を甘く掘り起こしつつ、奥へ、奥へ
女へと、強烈な圧迫感と摩擦。 深い挿入感を齎しながら。
程なくして、其の先端が余りにも容易に、女の奥へ。 子宮の口へと、到達するだろう。
鈴口が、酷く正確に、子宮孔の窪みを捉えて、嵌り込む。
揺すり立てる様に初めは、子宮を捏ねて、そして其の内に、ぎちりと、深く押し上げ、圧し潰す様な圧を掛けては
其れでまた、予感できる筈だ。
この雄が、雌を、堕とし、孕ませ慣れている、と)。
■アライダ > (男の熱量を、深いところで受け入れて。背中が快楽に震え、あまりの圧迫感と熱量に、悲鳴が上がりそうになる。
どれだけ彼が女に慣れているのか、噂程度には聞いたことが合ったが、体感するととんでもないもので。
指先が与えてくれる快楽、愛撫は甘く心地よいくせに、子宮を押し上げる熱量の凶悪さは、何物にも変え難く。
まぐわいは一晩中続き、夜が明ける頃には、性も根も尽き果てて、女は気絶してただろうと。
ご案内:「タナール砦」からアライダさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からグライドさんが去りました。