2022/01/09 のログ
ご案内:「タナール砦」にスロヴンさんが現れました。
■スロヴン > 時代どころか情勢次第で所属が変わる砦、タナール砦。
今は人間側が確保している。魔族と王国の間にあるこの場所は内装や持ち物がすぐ変わる。
四六時中破壊し破壊されを繰り返しているのだから当然である。今は煙が僅かに立ち上り
瓦礫が其処らじゅうに溢れかえっている、ひと戦終わった閑古鳥の空間になっている。
兵士たちは砦内部で設営を行っている中、静かな外周では巨大な瓦礫の山が動いていた
「………んっ、よいしょ…」
其処には巨人としては小さいが、明らかに人間の体躯ではない女が巨大な鉄の板を押していた。
この鉄の板だって元々は砦外周の巨大な正門の扉である。それに輪をかけて更に巨大な瓦礫の山を
ブルドーザーの要領で押して運び、外周から近くの谷底へ瓦礫を捨てていた。
まやかしで静かになった砦の景色から瓦礫が谷底に落ちていく轟音と土煙が響く。
女は傭兵として仕事を貰い、戦闘時も参加するが、戦闘に前で立って挑むタイプではなく
そういった人々がやらないまたはやりづらい瓦礫の撤去や物資の運搬、土木作業を主に買って出た
「よいしょ、よいしょ」
女の掛け声と反して瓦礫や運ぶものの規模は凄まじく。殆ど建物の形を保った石や木材を運んでいた。
今谷底へと捨てた瓦礫で、外周の整地はひと段落ついた所であった
「ふー…」
ご案内:「タナール砦」にハシュレイドさんが現れました。
■ハシュレイド > 「おーい、そこの…大きな人、食事もってきたから、少し休憩にしたらどうだ」
ガラガラと、少年が台車を引いて近づいてくる。
台車の上には、大きめの鍋と細かい物が色々と乗せられている様子。
「どのくらい食べるか判らないから、多めに持ってきたんだが、好き嫌いってあるかな?」
外見に対して少し偉そうな物言いだが、慣れていないのか偶に素の言葉使いらしきものが出ている。
好き嫌いを聞きながら、出来る限り大きな食器を持ってきたのか、少年にしてみればかなり大きいスープ皿と、取り皿を用意して、台車の空いている場所に並べていく。
「スープ以外に、串焼き、ベーコン、パン…あと、果物が、イチゴとかリンゴ、柿があるけど」
どれにする、とそんな顔で女性を見上げてくる。
■スロヴン > 次は物資用の馬車を用意しないといけないので、しばらく使うだろう掃除用具としての正門の扉を脇に置きながら
まだ使える馬車を小脇に抱えて、整地した道を歩いていると、自分を呼び止める声が聞こえ
ピョコっと肩を上げながら声のする方向を見た。
「え?…食事…?」
抱えていた馬車を横に置くと急に広げられる屋台に戸惑う。並んでいる料理を見下ろしながら
何だか寝物語とかで聞く森に迷ってきた人を食う怪物みたいな導入だなとしみじみ思っていた
もしくは突然食べ物が現れる東洋の不思議話とか。
「あぁ…いえ…私、自分の食事がちゃんとあるので…」
女は背中に引っ掛けておいた小さな袋を見せる。子供が背中に背負うぐらいの小さな袋だった。
「それに…休憩の号令は雇った小隊から来ますから……確かにそろそろ時間だけど」
女は作業スペースの横の日が良く当たる部分に挿した木の棒を見た。この影の形で
時間を見ているようだった。
「…小隊の日程をご存じないという事は、雇われた人ではないんですか?」
■ハシュレイド > 「ん、あぁ、小隊?の雇われじゃないぞ…いうなれば、押しかけ食料配布で、味を見て貰ってるんだけど。
あんまり人いると、相手に合わせたのができないから、遠くから見てひとりでいた此処にきたんだよなぁ」
不味ったなとそんな顔で、凄く目立ってたし、珍しい種族の人いるなって思ってたんだけど、と呟いて。
「それにまぁ、他にも色々と考えはあったんだけど」
女性から見ても小柄な相手は、辺りを見渡して、苦笑する。
その目は周りの状況を確認し、女性と自分の立ち位置を確認しているようにも見える。
■スロヴン > 「料理は本職ではないんですね?何か本職に必要な事なんですか?」
本職で料理をやっているなら、普通客足が多い城塞内部へ行くはずだ。自分が戦事の専門というわけではないが
相手に合わせた料理と言っているので道楽者として料理でも振舞っているんだろうかとぼんやり考えている。
とりあえず今の所、相手への不信感ある。
「…他に考えですか?」
何か周りを見回している相手に、女はより不信感を募らせる。
■ハシュレイド > 「あ、うん、屋台とか出してたりするけど、一応冒険者だな、うん、冒険者。
屋台の売り上げの方が多いけど、俺が冒険者って言ってるんだから冒険者だ、うん」
その質問は何か琴線に触れたのか、冒険者が本職だと自分に言い聞かせているようで。
その様子は、自分のアイデンティティを押しとどめようとしているように見える。
「あー、いやね…これは今周りに人いないから言うけど、俺種族的にはこち側じゃなくて、あっち側なんだけど。
事情があって出奔して、こっちで色々してるんだよ。
あ、考えって言うのは…食事にかこつけて、その近くでお姉さんを見て見たかったんだけど」
此処の砦って腕利き多いから、種族気づかれそうで、怖いんだよね、と砦からみればその体をほとんど台車に隠す感じで立っているのに気づけるかもしれない。
「あ、ちなみに作業してるの見つけたのは偶々、取りでどっちがとってるかで何処まで近づけるか知るためにこれ飛ばして観察してたら、見えたから。
ええと、いきなり変なこと言って、ごめん」
少年が指を立てると小型の魔蟲が指先に止まり、すぐに飛び立っていく。
その後で、素直に頭を下げる。
■スロヴン > キチンと理由が聞けると、ココで女は張り詰めていた気配を解き、一つ息を吐いた
「あぁ……そういう事情でしたか…」
女は元の穏やか且つ素朴な雰囲気に戻った。手に握っていた袋を置くと
「攻城戦参加の関係者でないなら、どちらの出身でも私は何もしませんよ」
「私は戦闘というより脇で力仕事を頂いてるだけですから」
瓦礫が奈落の底にある谷の方を見ながら、飛んでいく虫を静かに見送っていた
「戦況は今更言う事も無いと思いますが、王国側が現在は取っています。」
「それと、普通に呼びかけて頂けたら…きちんと対応しますよ?」
女は何処か照れくれそうに微笑んでいた。
「して私のどんな所が気になりましたか?服はよく変わってると言われますが」
■ハシュレイド > 「そうなんだ…あぁ、力仕事してるのは見えてたから」
ほっとした様子で、微笑みながら、頭をぽりぽりとかきながら。
「王国側かー、それならある程度近くまでは活動できるかな。
あ、ごめん…食事云々も本気ではあったんだけど」
台車の乗せられている料理などはしっかりと作られ、少し香るスープもこんな場所で出すモノにしては手が込んでそうに思える匂いがする。
「あ、うん…巨人族だからってわけでもないと思うけど…胸とか大きいし、作業してて揺れるし、そのお尻も含めて、柔らかそうだなぁって。
あ、あと凄い力だなって言うのも思った」
ちらちらと、今言ったところに偶に視線を向ける、本人は隠しているつもりなのだろう。
そして、付け足す様に無難な言葉を述べる。
■スロヴン > 「素性を言ってくれました。今度はお世話になります。今日は自分の食事で勘弁してください」
高山地帯で自給自足の生活をしていると食料も含めた資源と自分の体調の管理は結構気を遣う。
身体についての言及を受けると、少し驚いたように呆けた口で頬は僅かに桃色をしていた。
自分の頭より大きな乳房はコレも大きい乳首が浮き上がっている薄い布に包まれている。
確かにコレは目立つと、自分の乳房や目線を受けていた巨尻をもちもちと撫でる。
ちょっと砂埃が付いていたのでついでに払ったりして
「や…やわらかそう…?」
「そう、ですかね?」
先ほどとは打って変わってもじもじと困ったように、恥ずかしそうに顔を赤らめていた
■ハシュレイド > 「うん、判った。
あ、一応王都の平民地区に近い貧民地区で屋台してるから、近く来たら何かごちそうできると思う、店不定期だけど」
先ほど持っていた食事はかなり少なそうに見えた事を不思議に思いながら、素直にうなずく。
少年の視線は少し動くと揺れる胸や、撫でられて震えるお尻を見た後、すぐに視線を外すのだが、気づくと再び見ているような、そんな動きで。
女性にしてみればわかりやすく、本人は期近れていないと思っているのであろう。
「うん、えーと、作業してる時もすごく揺れてるし、今も少し体動かすと揺れるし…。
その、すごく大きいよ、頭とかすっぽり埋まりそうに見えるし、その…すこし、汗かいてる?」
体格的に思い切り見上げる感じになるのは必然、女性が普通にしているとみえない胸の裏なども少年の視点からは思い切り目に入るだろう。
むしろ、少し離れていないと胸しか見えそうになく、その為か少年は普通の人に対するよりも少し距離を取っている様子。
■スロヴン > 「え?…あぁ……こういうお仕事の最中でしたから」
乳房の裏の蒸れを少し拭うとむっ………ちりと乳房がひしゃげて乳首が一瞬上向きにつき上がる
ひしゃげる巨大な乳房の肉の動きはいやらしい物であった。
「高山地帯はいわば寒冷地なので…酷く乾燥してるから雪は降らないけど…」
「やっぱり王国の方まで降りてくると真冬でもまだ過ごしやすいですね」
因みに前面と同じだけ鋭角のハイレグの衣服は背中も同様で尻肉は完全に、腰背中まで殆ど剥き出しになっている。
女は気にしている様子もなく振り返り、少し残っていた瓦礫を手に持ち谷の方へ投げると
レンガ8個分ぐらいの大きな石の塊はあっという間に見えなくなるほど遠くへ放り投げられ飛んで行った。
その際に少年に見せつける尻肉が柔らかく揺れる。
照れているような表情は相変わらずであった。
「そして…その…私の身体が気になって…それだけ、です?」
作業をする為に置いておいた荷物を手に持ちながら相変わらず困ったように小首をかしげて
少年に問いかけた
■ハシュレイド > 「んっ…あ、うん、一人でいっぱい動かしてたみたいだし」
その胸の動きに、息をのむと、慌てて頷き、見てたから、と咳払い。
「俺とかこの時期かなり寒いんだけど、凄いしやすいんだ」
瓦礫を投げる動きで見える背中や、尻の動きに視線を取られ、しっかりと見ながら、少し考えて。
「仲良くなって、触ってみたない…じゃなくて、その契約とかできないかなって。
契約相手を直接どうこうするんじゃなく、その特性を借りるっていう魔法が、あるんだ。
あと、触って…あ、これ最初にも言っちゃってた」
問いかけに本音がかなり漏れたのか、触るが二回ほど混ざるが、契約の方が本題ではあるらしい。
そう言った後で、何かに気づいたのか。
「今すぐじゃなくても、いいんだ…んー、まず話して仲良くなりたかった、感じかな」
いきなり契約などというのは、会話できる相手にはまずかったと気付いたらしい。
■スロヴン > 「それが一番得意ですから…」
明らかに身体を見られているとこんな格好をしているとはいえ改まっていて
やはり恥ずかしそうにもじもじしていた。逆にそれがいやらしく肉が動く事になっているのだが
契約という話、そしてその内容を聞くと娘には思い当たるフシがあった
「私は神と同じ時代にいた巨人なので、多分呼び出せないと思います」
「古い転身の魔術ですよね?私は魔術が定義づけられる前の開闢の時代の巨人だから…」
「現存する術式だと私は認識できないと思います。昔私ではないけど同族と契約した人が」
「呼び出そうとした時、探した相手が見つからずにそのまま【帰って来なくなった】事がありました。」
「私はどうか分からないけど、でもその割に私は身体が頑丈で防御力が高く怪力というだけで」
「難易度の割に旨みが無いのでお勧めできないです。」
古いだけでありふれた力だけを持っていた事が、今日まで自分が生きる為の助けになった。
娘は困ったように自分の乳房をゆるく揉みながら
「だから、その…触りたいという事だけしか叶えられない、です。」
■ハシュレイド > 女性の動きに目を取られん、「しばし見つめて居た後で。
契約関係の話になると、その顔が少し引き締まる。
「そうは見えないけど、そのクラスの巨人なんだ、流石に驚いた。
というか、食事とか少ないのもそこら辺が関係して…?」
その話が事実であれば、存在力の桁が値は過ぎて、力の一部すら無理だろうと納得を得る。。
「個人的には、このサイズだからさ、怪力とかはすごく魅力的だけど、うん。
あんまり言っちゃいけなかった事なんじゃ?」
そしてその事実は秘匿するべきことなのでは、と首を傾げる。
しかし、次のかなえられる事柄を聞くと、それもどこかに消えたのか。
「ぇ、触って良いの?」
思わずと言う感じで、近づくと、足元から女性を見上げる。
その視線の先には大きな胸しか見えず、けれどその胸を見て、唾を飲み込み…伸ばした手は胸に届くかどうかで、身長差が倍以上在る現状、胸の高さは少年から見るとかなりたかい。
■スロヴン > 「そう見えなかった通りです。繋がるのが難しいだけで力は平凡です。」
怪力よりも本質としては頑丈である種の巨人なのだが、どっちにしろ防戦一方になる
能力の娘と繋がるのは旨みはあまり無いと言える。
「食事は、単に清貧質素を心掛けているだけです。身体を動かすにはコレでも十分な量です。」
「私も最初はそう思っていました。でも今神でも魔神でも別界にいる存在は少ないです。」
「神話時代の絶大な力を見てきた世代なので…こう言ってしまうと失礼かもしれませんが」
「凄く気を付けるべき相手ではないです。」
娘から見てみると魔神も神も、この世界に生きる人間と差して変わらないという風だった。
また目の色が変わる少年に少し物怖じして、少し慌てた様子を見せた
「えっえっ?」
そんなにすごく触りたかったのか、わたわたと慌てると大きな乳房が
少年の眼前でだぷだぷと揺れ、手を少し延ばしていれば、かなりの重みある乳房が少年の手に沈む
「ぁっ……」
ご案内:「タナール砦」からスロヴンさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からハシュレイドさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にエリンさんが現れました。
■エリン > 今日の僕はタナールを出入りする隊商の護衛の一人として砦にやってきていた。
王国軍の旗が翻る砦の中は物々しい兵士や傭兵を多数見かけ、スーツ姿の僕はかなり浮いていた。
タナール砦に送られると聞いた僕は最初のうちはとても怖かったけど、砦内は落ち着いていて。
「魔族がいつも襲ってくるってこともなんだか忘れてしまいそう。」
依頼主の商人は今日一日砦内に留まるらしくて。
暇を持て余した僕は許可を得て砦の中を見て回ることにした。
回廊の窓から外を眺めると、初めて見る景色が広がっている。
方角からすると、魔族の国の方らしい。
ご案内:「タナール砦」からエリンさんが去りました。