2021/06/23 のログ
ルフィナ・エニコフ >  
「少なくともこの場ではお互いに腹の探り合いをするよりかは時間の無駄がなくていいんじゃないかしら?」

困惑する様子の相手に対し平然とした態度でグラスを軽く回し。
軽く香りを楽しんだ後にワインを口に含んで飲み込み。

「私としてむしろ、そんな噂が流れるような貴方たちが、どうしてこんなどうでもいい戦に出ているのかということの方が気になるけど?」

ネメシス > 「まあいいけど…。」

確かに探り合いをするよりは気楽である。
終始向こうのペースになっているのが気になるが、別に話していて問題もないだろう。
まだなんだか違和感を覚えているが。

「どうでもよくはないわよ。
うちは一代で武力だけで成り上がった所だから。
定期的にうちの必要性をアピールしておかないといけないわけ。
貴女が言う様に弱兵が多いんだけどね。」

グラスが減ってくるようなら従者が次に向かうだろう。
ネメシスはルフィナに視線を向けなおし。

「さっきの話だけど、腕利きが居たとしたらどうするつもりなの?」

ルフィナ・エニコフ >  
「それはそれで大変ね。
 まぁ確かに今の時代、武力は競争相手も多いだろうし、やることはやっていかないといけないか」

相手の言葉に納得したようにうなずき。
従者がお代わりを注いでくれれば礼を言い。

「別に深い意味はないけど、明日の朝まで暇つぶしに使えればそれでもいいし。
 体力ありそうなら雇って実験用に連れ帰ってもいいかなって思ってるくらいかしら」

雑兵程度消耗品としてしかとらえてないような口ぶりで質問に答え

ネメシス > 「そ、やることやらないとそれこそ御取り潰しになるでしょう?」

従者が細やかに働くこともあり、ここまでは平穏に話が進む。
だが、すぐにまた表情を曇らせることになる。

「悪いけど、そういうことならうちからどうにもできないわね。
地下牢の捕虜なら連れて行ってくれてもいいけど。」

流石に団員達を差し出すわけにはいかない。
眉間に皺を作り、首を左右を振っていた。

後は相手が望めば砦の地下牢を案内するか。
そうでなければ次の朝まで丁重におもてなししただろう。

ルフィナ・エニコフ >  
「そう、それなら後で見せてもらおうかしら」

相手の言葉にどこか残念そうに首を振り。
もうしばらく相手のおもてなしを受けた後、従者に案内されて地下牢へと向かい。

そこでネタに使えそうな捕虜がいればその場でもらい受けるだろうし。
いなければ諦めて自室へと戻っていくだろう。

ご案内:「タナール砦」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からルフィナ・エニコフさんが去りました。