2020/11/22 のログ
ご案内:「タナール砦」にミューラさんが現れました。
■ミューラ > 「はぁー。全く、面倒なのよね。争いとか起きないで欲しいんだけどさぁ。
ほんと愚か愚か。さっさと両方絶滅してくれたら私も帰れるのに」
現在は、人間が占領している砦の頂点。
緊急時には見張り台としてもつかわれるそこで、ぱたぱたと足を揺らして下を眺める天使が居た。
この砦は魔族と人族の激戦区だ。
その砦に魔族が迫ってくることを人間よりも早く感じれば。
万能の力である天力を使用し、砦に居る人間たちとの戦力差を確認する。
戦力を調整することもそうだが…、より生き物が死ぬことは天に昇っていく魂が増えることにもなる。
だからこそ、程よく両方死ぬように戦力を調整する。
「あれと、あれと、あれかな。よいしょー」
気の抜けた声と共に、遠くに迫る魔族の一群に…直上から光の雨が降り注ぎ、その力を削いでいく。
隠蔽などは施していないため…人間にもばれるかもしれないが、それがどうしたというのか。
「ふぁ…、後はイレギュラーが起きないか、見張ってるだけね」
退屈そうに眼下を眺める天使。
開戦までは後1時間と言ったところか。
そうなればこの見張り台も使われるかもしれないが、ぐだぐだ言うようなら適当にあしらえばいい。
そんな気持ちで、ワンピースをはためかせながら見張り台を占領している。
ご案内:「タナール砦」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (奪い、奪われを繰り返すこの地が
一向にどちらか一方の完全支配とならぬのは
どちらかが勝利し、敗走するだけではなく
均衡を取りつつ、争い続ける様に仕向ける
――そんな目的を持つ者たちがいるから、なのやも知れぬ
果たして其れは、神の意志なのか、其れとも悪魔の謀略なのか
いずれにせよ、今宵、そうして意図せずの支援を受けた人間側にとっては
負け戦が、少なくとも防衛の目が見える程度に良化したのは間違いあるまい
とは言え、戦況を変化させる要因なぞ多岐に渡る
一瞬で、全てが飲み込まれて仕舞う事だってさもありなん
――そんな折に、ふと、砦へと姿を現したもう一人の気配は
幸いなことに、戦況に携わる気がない故に、影響を与える存在とはならないが。)
「――――――天使の仕事というのは、随分と面倒なのだね。」
(ひらり、其れまで気配なぞ皆無であった見張台の上に、増える影
一瞬にして、影より姿を現した「ソレ」は、余りにも気安い声音で
退屈そうな天使へと声を掛けた)。
■ミューラ > さあ、後はのんびりと過ごすだけだと思っていたが。
すぐ近くに…新たに現れる魔の気配。
「何よアンタ。崇高な任務の途中の私に声をかけるなんていい度胸してるじゃない。
お仲間の敵討ち?何人か殺しちゃったみたいだけど」
じと、とした目を向ける天使。
確かに、拮抗させるために魔族の一部を殺してはいるが。
「それとも斥候?人間なんて別にどうでもいいけど、私の邪魔をしたら滅ぼすわよ」
天使には…男が何であるかは見るつもりもないし、興味もなさそうだ。
ただ、魔族であることは間違いなく…もし邪魔をするなら、と脅しをかける。
人間ならば背後に魔族が居る状況に慌てそうなものだが、天使はちらりとそちらを向いただけで…ふん、と鼻を鳴らして外の方に視線を戻す。
積極的に戦うことはしないが…もし害そうとするなら容赦はしないと。
■ルヴィエラ > (此方を見た相手の胡乱な視線に、ふ、と見せる微笑
何処か可笑しげに、されど不快が過ぎぬ程度に肩を揺らせば
ゆるりと首を横に振って見せ、己があくまで「傍観者」で在ると告げ。)
「仇、と言うほど関係の在る者達では無いのでね。
私は様子を見に来ただけ、……お仕事中の君を眺めた事は、余りなかったのでね。」
(人間達が押し寄せてくるまでは、まだ時間が在る。
まさか、既に砦へと取り付いている人外の気配があるとは思いもよらぬだろう
敵意が無いなら尚更の事だ、砦を奪わんとして居る魔族達には堪った物でも無いだろうが
ゆっくりと、歩み寄る気配が天使の背後へ近付くだろう
害意は、欠片もない。 されど、或いは――其の気配が近づく毎に
それを、覚えているような既視感を感じられるやも知れぬ
必ずしも、そうとは限らぬけれど、其れでも
するりと伸ばされた掌が、そうすることが、ごく自然な事であるかの如くに
その肩へと乗せられ、緩やかに、肌を撫ぜようとする筈だ
そこに対するは、不機嫌か、反発か、其れとも)。
■ミューラ > 「?、会った事ある?魔族に知り合いは居ないはずだけど。」
なぜかこちらを知っているような言葉。
害するつもりがない上に斥候でもないなら、こいつは何をしに来たのだと。
人間も多いこの場所では…察知や討伐される恐れもあるだろうに。
訝し気な視線を後ろに向ければ、自分に触れようとする相手の姿。
その動作に、作られた体の奥がどくりと震えた気がするが。
それも相まって…何かしているのかと警戒を強めてしまう。
「…っ、邪魔しないで、って言ったわよね。次はその手、切り落とすわよ
妙な魔法まで使って…何?魅了のショボいやつ?」
じろりと男を見る天使。
彼女のルール上、むやみに相手を傷つけるわけにはいかず。
ただ、天力で自分の肌の周りに不可視の膜を作り…肌に触れた手を押し上げて引き離していこう。
胸に感じる既視感については、相手の魔法だと感じており。
外を見るのを止め、じ、と男を睨みつける。
くすぐったがり…というより肌が敏感な彼女は。触られた感触を振り払うため、埃を払うようにぺしぺしと自分の身体を叩いている。
■ルヴィエラ > 「おや、其れは意外だね。
人間とも魔族とも関わるなら、何方にも顔が広そうな印象だったが。」
(あるいは、興味がないのか、関わらぬ様にして居たのか。
己が此処に居る事で被るやも知れぬ危険なぞ、気にも留めていない様相で
ただ、娘との会話を愉しみながら
一瞬、娘に直に触れた其の手が、娘に何かを仕掛けた訳では無い
此方を不機嫌そう睨み付けるなら、直後、離れろとばかり掌が解かれて。)
「おやおや…、何、魅了なんて物を使うまでも無いのでね。
それにしても、仕方ないとは言え、こうまで綺麗に「消されて」居るとなると
君の仕えていた主は、随分と潔癖症であったらしい。」
(――娘の瞳を見下ろしながら、やはり、娘の事を良く知って居る様な口ぶりで。
腕を切り落とす、という言葉は、決して脅しではないだろう
されど、其れを知りながら、怖気ずくこともなく再び、広げ伸ばすは両掌
まるで、娘自身に、此方へおいでと誘う様に。)
「―――だが、其れでも構わぬよ、私の娘。
例え御前が忘れても、私が忘れる筈もない。
全てを白く塗り潰されたとて、其の内側には、決して剥がれ落ちぬモノが眠って居る物だ。
……そうだろう? ミューラ。」
■ミューラ > 「知らないわね。私はバランサー。
敬って奉るならまだしも、顔を広げるなんてまっぴらごめんね」
さらりと金髪を揺らしつつ、睨み続ける天使。
「何言ってるのよ。変な奴ね…
潔癖症か何か知らないけど、もうどこか行きなさいよ」
その口ぶりに、怪訝な目を強めていく。
おいで、と示されても…天使にとっては、男はただの他人だ。
胸のもやもやは気になるが…身体が勝手に動く様な事も無い。
「誰が娘よ。不敬ね。
いつの間にか名前まで調べて…ほんっと意味わかんない。
これ以上何かするなら―――」
ズザッ、と男の両脇の石畳が切れる。
これは彼女のルールだ。
警告しなければ相手を傷つけられないという。
違和感は感じているものの…それが何かは彼女にとっては判然としない。
だからこそ、警告の際も…命を奪わない程度に傷つけるのではなく、周りの地面を傷つけるばかりで。
「刻むか摺りつぶされるか、選ばせてあげるわ」
その不快感…
自分は覚えていないのに、相手にだけ一方的に知られているという状況から苛立ち。
くるりと男に向き直り…子供のような怒りを向ける。
■ルヴィエラ > (さて――実際何処まで相手が「戻された」か
実際にこの目で見てみるまでは判らなかった訳だが
――完全なる漂白、という訳では無いよう、か
此方に際して、決して手を出さぬのは、彼女のルール
己から害さぬ限り、という規律に縛られたままで在るなら
やれやれ、と、僅かに肩を竦めて見せ。)
「――――御前が悪い訳ではない。 其れは加護なのだからね。
さて、とはいえ、娘に磨り潰されて仕舞うのはご免なのでね
余り強引な対処は講じたく無かったが、少し切欠は与えよう。」
(此方へと向き直る天使に対して、応じる様な言葉を返しながら
されどその実、向ける瞳に敵意は欠片も宿らぬ
警告が、実力での排除へと変わるよりも前に、先んじて
再び其の両掌が、今度は娘の頬を包む様に触れようと伸ばされ
――其の身体を抱きしめると同時、呼気を奪う様な口付けを
その身に――自らの魔力を、緩やかに、流し込もうとするだろう
全てを忘れ、元通りに振る舞う天使の、其の内側に眠るほんとうの色を
目覚めさせんとする、様に)。
■ミューラ > 警告はした。これで尚、ちょっかいを出してくるようなら。
目の前の相手一人殺す程度、造作も無いと敵意を強める。
「……ほんっと、変な奴ね…、ま、その生意気な態度…、一時間ぐらいは覚えててあげるわ。消えなさ―――」
息を吐いたのも束の間。
ぎぎ、と空間を歪ませ、相手を摺りつぶそうとした直後。
瞬きの間に、相手の顔がすぐ近くにある。
それどころか、自分の唇に何かが触れ…そこから、どろりとした何かが流し込まれる感触。
知っている。
この魔力を、少女は知っている――
(離れなさい……!)
とはいっても、すぐにそれが目覚めるわけでもなく。
わずかに残された時間で、抵抗を示す。
殺すのではなく、弾き飛ばすように天力を殻のごとく展開し。
その接触を解こうとするが…
「っ、は、…っ!?♡、お前、何を…今すぐ殺して、解かなきゃ…」
自分が自分でなくなる感触。
弾き飛ばしたとはいえ、近くに居るだけで胸が高鳴り、頭に靄がかかる。
少女の纏う装束が、乱れた映像魔動機のようにブレていく。
相手を殺そうと、天力を収束させた直後。
ずくん、と腹を裂かれるような感覚と共に、その場に蹲ってしまう。
そして、その口から漏れるのは…
「る、ルヴィエラ、さま…、っ♡、ち、が、何、言って…。
はぁ、ぅ……、何、これ…っ、♡ころす…絶対、ころす…ぅ…♡」
知らぬはずの名を少女の口が吐き出す。
彼女の装束が、黒を基調とした娼婦服のように変わっていく。
体のラインにぴったりと沿い、けれど乳房と蜜口は曝け出す造りの装束。
ふわりと浮かび始めていた天使の羽と輪も黒く染まり始めるが…
未だ、黒い魔力は足りぬ状態…蹲った無防備状態ではあれど、完全に思い出してはいないようで。
■ルヴィエラ > (口付けの中、娘の中に残した魔力が、其の身を侵食して行く
――否、其れはむしろ、其の身にまとう偽りを
ゆっくりと剥がして行くに近い行為だろう
攻撃に移らんとした娘が、反射的に攻撃では無く拒絶めいて
身を引き剥がし、距離を取る
其れでも、たった其れだけの事で娘に現れた変化は顕著だった
その姿が、まやかしであったかのごとくにいびつに変化し
現れては消えを繰り返す黒の装束、堕ちた証
意識ばかりが未だ天使のまま、変わらず己を糾弾してはいるが
抵抗の気配も失せ、蹲るばかりとなった其の姿を見下ろしながら
ゆっくりと、また、歩み寄り屈み込んで、其の顎先に指先を添えて上向かせ。)
「ころす、等とは久方ぶりに聞いたね。
だが、随分と可愛らしい音色だ。 口癖のように私をなじった事も在ったが
今となっては愛しいばかりでね。」
(緩やかな、言葉と共に、再びの口付けを重ね
そして今度はその体を、ゆっくりと抱え上げて――見張り台の上
まるで周囲に、遅い来る魔族や人間達へと見せ付けるかのように
とは言えまだ戦況は接触前、まだ誰も、気付く者は居ないだろう
其の身を石造りの柵へと押し付け、片掌が、其の腰元をやんわりと撫ぜ上げれば
――娘の下腹、その奥底で、心臓の鼓動の如くに脈打つモノを感じられる筈だ
天力を引き出す源泉たる子宮が、生き物の如く淫蕩にうねり、跳ね上がり
娘自身の体が、娘自身に訴える様に変化して行く――想い出せ、と
いまだ、偽りの姿を払い除けるに至らぬのは、薄れた力のせいか
なら、とるべきは、為すべき事は一つだけ
口付けを解き、娘の瞳を酷く間近で捉えながら
――娼婦の如き堕落の証、隠されもしない秘裂へと
静かに押し当てる、熱のカタチ――魔の、威容を。)
「―――――……知って居るんだろう? 私が何者かを。
ミューラ、愛しい娘。 ……さぁ、もう一度呼んでご覧、私の名を。」
(――――ゆっくり、ゆっくりと、熱塊が娘の胎に押し込まれて行く
其の形も、悦も、孕む魔力も。 何もかもを、懐かしく、刷り込んで行きながら)。
■ミューラ > 大したことはされていない、と体は告げる。
単純に、魔力を流し込まれただけだ。
魔法は使われていないことを…天力を使って察知するも。
それ以上は、上手く天力が使えない。
いや、使おうとはしているのだが…別の力に置換されているかのように収束できない。
「いと、しい…って、なにを、いってぇ…♡、ふ、ゃ、んっ♡あ、ああ…!」
喉を震わせて声をあげようとすると、何故か媚びるような、甘い声になってしまう。
今すぐ頭を垂れて服従したい。
そんな思いに、小さな体が満たされていき。
腰元を撫でられただけで…びくん、とその身体が跳ねる。
体の奥…子宮が熱く潤み、相手を求めてしまっていて。
「し、しらない…、しらない…ぃ……♡♡、は、は……、や、め…、やめな、さ…っ♡」
ざわざわと、身体が変わっていく。
もはや、抵抗しているのは口だけだ。
しかし…魔の熱を押し当てられただけで、少女の足は勝手に開き…見張り台に背を預けて。
じんわりと滲む愛液がぐちゅりと音を立ててしまって。
「ひ、ぁ…♡、やめ、は、ぁぁぁあぁあああ……っ!!♡♡」
ずぐん、とそれが入ってくる。
知らないはずなのに、知っている感覚…
その熱が急速に…純粋であった天使の身体に回っていく。
輪と羽は黒く染まり…夜闇の輝きを表し始め。
表情は、険しいものから…とろん、と陶酔した視線と、緩んだ口元に。
目じりは下がり、吐息は熱く…腰も、より深く繋がろうと押し付け返してしまう。
「あなた、さま…♡、ルヴィエラ、さまぁ…♡♡、んっ♡、いつの間にか、寵愛を、いただいてしまっています…♡
しっかり、ご奉仕しますね♡」
くい、くい、と腰を押し付け。
膣肉は確かにその熱を咥えこみ、しゃぶり始め。
犬の様に舌を出しながら…かつて躾けられた少女は、それを思い出し。
逆に平常であった時の記憶は彼方に押しやられたのか…不思議そうにしながらも、その狭くぬかるんだ膣肉を押し付け、寵愛を受けようとしていく。
ご案内:「タナール砦」からミューラさんが去りました。