2020/10/24 のログ
ご案内:「タナール砦」にフリムスさんが現れました。
■フリムス > 今日も今日とて殺し合いに明け暮れる砦へとやってくると、さも散歩でもするかのように敷地内へと踏み込む。
人間から襲いかかられれば、羽虫を追い払う様な平手で頭部を血飛沫に変えていき、困惑しながら声をかける魔族には小突くような拳で腹を消し飛ばして真っ二つ。
どっちつかずの様子に戦の手が止まれば、訝しげに眉をひそめながら両陣営へと振り返り、舌打ちをしながら一瞥していった。
「何止めてんだよ、殺し合いの最中だろ。さっさと続けろや、マトモなのが出てくるまでそこでゆっくりさせてもらうからよ」
こなくそと襲いかかってくる気概でもあれば、戯れに殺すぐらいの勝ちもあろうが、殺し合いの最中に正気に戻るような雑魚と戯れる気にもならない。
顎をしゃくって早くやれと促すも、そう安々と戦は再開されず。
つまらんといいたげに嘆息を零しつつ、一足飛びで建物の上へ飛び去ると、困惑する前線を見下ろした。
そんなに欲しいなら強者自らで向いて奪い取ればいいものをと思いつつ、つまらなさそうに屋根に横たわる。
困惑が収まったところで、再び金属と断末魔の音色に鉄の香りが満ちれば、退屈しのぎの音楽代わりにしつつ、丁度いい獲物を待つことに。
■フリムス > 戦の音色が収まるのが先か、それとも待ち飽きて去るのが先か。
気付けばふてぶてしい乱入者は屋根の上から姿を消していた…。
ご案内:「タナール砦」からフリムスさんが去りました。