2020/09/05 のログ
■アリス/ノワール > 彼の言を無視したかの様に、問答無用でブレイドを拘束する二人。
とはいえ、全く聞いていなかった訳でもなかった。
二人の少女がベッドに乗り、ブレイドの顔を見下ろす様にして、
「ええ、存じておりますよ。ブレイド……ブレイド=エッジお兄さま。
ご心配には及びません。別に、私達は貴方を尋問して、何か価値ある情報を得ようと思っている訳ではございませんので」
そう云う黒髪の少女の言葉を引き継いで、金髪の少女が言う。
ワクワクとした表情で、ブレイドの頭を撫でつけつつ、
「うんうん、ブレイドお兄ちゃんにはねぇ、『かんじゃ』っていうのになって欲しいの。
今日みたいに砦まで何か運ぶお仕事を受けたなら、その中身を教えてもらったりー。そういう感じ?」
間者。つまるところ、スパイである。
例えば、タナールまで運ばれる荷を見ただけでも、その防衛計画のあらましは大体察せられる。
勿論、ブレイドが他の任務でタナールやハデクに向かう場合でも、その情報を魔族軍に送る事になるだろう。
「勿論、永続的なものではありませんよ。
日数は二週間ぐらいでしょうか。あまり情報源を一つに頼ると、偽報を掴まされる事もありますからね」
と言って、二人は、ブレイドの顔をじっと見る。
一人は無表情に、もう一人は今直ぐ遊びたい!と言う事を匂わせる稚気に満ちた顔で。
「さて、どうします?此処で頷けば、貴女は即開放され、何なら今晩私とアリスを抱く権利もつきます。ですが……」
「断ったら、私達二人でいーっぱい、"遊んで"あげる。
ブレイドお兄ちゃんの身体ぜーんぶ、蕩かしてあげる」
さあ、どっち?と、まるで示し合わせた様に耳元で囁いた。
■ブレイド > 拘束されて天井を見上げる。
二人の少女に見下されても、やはり状況把握には至らない。
彼女たちは一体なんなのか、自分は何をされているのか。
そして…
「えっ、まっ…なっ、なんで、オレの名前…」
名乗った覚えはもちろんない。
ここに来てから一度も。
彼女らはもちろん、他の魔族にもだ。
撫でられつつ、二人の少女の顔を交互に見る。
何を言っているんだ、この二人は
「間者…って…んなこと、できるわけねぇだろ!
んなことバレでもしたらミレーじゃなくても首が飛んじまう!」
そもそも魔族に与する理由がない。
だが、少女二人はそれを見透かしたかのように条件を出してくる。
抱く権利?遊ぶ?彼女たちは…そういう役割、なのか?
囁き声に体が小さく震える。
鈴がコロコロとなるような心地よくもくすぐったい声。
おもわずコクリと喉を鳴らして。
■アリス/ノワール > 「ふふ、何故でしょうね。順当に、この砦の補給担当から聞き出したのか、或いは――この襲撃自体が、貴方を攫うものだったりして」
謎めかせる様に囁く少女。
勿論、明言してやる理由がない以上、少なくとも彼が魔族軍への協力を誓わない限り、それは謎のままである。
そして、彼は拒否した――それも激しく、命の危機さえ口走るほどに。
「だいじょーぶだよ、ブレイドお兄ちゃん」
喉を鳴らす男の顔が、ぐいと引っ張られる。
その先に見えたのは、少女の顔ではなく――胸。
齢十四の身体でありながら、確かに母性的な柔らかさを感じる胸で、ぎゅ、と抱かれ、宥められる。
「私達のお兄ちゃんになったら、そんなのぜーんぶ、忘れちゃうんだから」
それが、引き金だった。
アリスがブレイドに慈愛に満ちたハグをすると同時、ノワールの方は彼のズボンを降ろし、下着一つにさせた。
まだ、下着は脱がさず、その上からすんすんと匂いを嗅いで、
「ふふ、可愛い顔をして、中々の精気をお持ちの様ですわね……。
これは期待できますわ」
そう言うと、下着の生地越しに、優しく少年の睾丸を擽る。
指の動きにつられて動く睾丸は、まるで手で触られる果実の様。
性の源を爪先で緩く弄ばれる刺激は、甘くも切ないものだろう。
刺激を我慢しようにも、その我慢を蕩かすような声が、耳元で囁かれる。
「ほら、お兄ちゃん、たまたまがいーっぱいくすぐられてるよ?
こちょこちょ、こちょこちょ、こちょこちょーって。
気持ちいい?それとも、切ない?」
質問をしているが、答えを期待してのものではない。
寧ろ、言葉で意識を誘導して、快楽を強めているのだ。
子供じみた言い回しも、全ては男に羞恥と快楽を与えるためのもので。
■ブレイド > 「んなばかな!ただのミレーの冒険者に大仰な…」
少女たちの言うことは何がホントか何が嘘か
判断しかねるものである。
黒髪の少女は心を揺さぶってくる。
対して金髪の少女は……
「ぁ…?なに、む、ぐ!?」
何もわからぬまま引き寄せられたのは柔らかな谷間。
少女らしい香りと、温もり
柔らかな感触は母性的ではあるものの、それ以上に
この少女の性的な魅力を主張してくるようで。
「っ!?なにっ…やってんだっ!!
そんなとこっ…」
ここにやってくるまでは当然徒歩。
水浴びはできても風呂などと言ったものはない。
黒髪の少女…ノワールに抵抗もできず脱がされて、匂いを嗅がれれば
強い雄の匂い。
「ちょっと、待て…よっ…なにするつもりだって…」
下着越しに触れる指。
ゾクゾクと腰に痺れが走り、浮いてしまいそうになる。
だがその刺激は焦らすようなもので、射精してしまうほど強いものではない。
それでも受けた刺激に陰茎は反応を示し、下着を持ち上げる。
「ぐっ、ううっ…おまえ、らっ…」
なにをされる?いや、どうするつもりなのだろうか。
真意が見えない。間者にするといっていたが…断ればそのまま睾丸を潰されたり?
魔族がそのような拷問を行ってもおかしくはない。
恐怖と、快感がない混ぜになった表情を浮かべ
■アリス/ノワール > 「んー?お兄ちゃん、怖い?だいじょうぶ、ノワールは優しいよ。私の妹だもの……」
子供に言い聞かせるような声と、とんとんと背中を叩く感触。
その声に、悪意や嘘はない。
ただただ、ブレイドの不安を取り除こうとしている。
対するノワールの方はと言えば、勃ってしまった肉棒を、再び下着の上から嗅いでいたが、
「これなら、私も楽しめそうです。精々、精一杯、情けない声出してくださいね、お兄さま?」
言うや否や、肉棒の先端だけ――つまり、亀頭だけを少女は咥え込み、そしてぺろぺろと舐め始めた。
最初は、飴を転がすような動きだったが、それはやがて舌で先端を激しく掃く様な、そんな動きに変わる。
ぴちゃぴちゃと立つ水音は、その激しさを証明している。
だが、快楽を我慢しようとすると、
「よしよし、大丈夫、素直に感じて……ふぅ」
アリスが胸を押し付けて甘やかし、時には獣の耳に優しく息を吹きかけ、まるでペットの様に顎の裏を擽り、我慢しようとする力を骨抜きにしてくる。
ノワールが強い快楽を与え、アリスがその抵抗力を削ぐ――そういう意味では、凸凹コンビに見えて、二人のコンビネーションは抜群であった。
■ブレイド > 「やさ、しい…?」
そんなバカな。
相手は魔族で、自分は囚われた。
その上で間者への誘いを断ったのだ。
優しくする理由がない。
なのにアリスという少女は、その言葉通り蕩けるほどに甘やかな言葉をかけてくる。
そして、ノワールという少女も…
「何を、する気…だっ…!?」
思わず声が上ずった。
ノワールという少女に亀頭を咥えられ、驚きと舌が這い回り
口の中で転がし弄び、時に激しい口淫。
陰嚢をもてあそばれて張り詰めたところに受けた刺激は強いもので
彼女の思惑通りに情けない声が出そうになってしまう。
それを我慢していると…
「ふあっ!?く、ううぅ……なっ…なんでっ!」
アリスの不意打ち。
吹きかけられた息のせいで、我慢していた声をだしてしまう。
堪えられない。
■アリス/ノワール > 「私達はね?痛いこととか、苦しい事とか、そういうのはしたくないの」
堪えきれず声をあげたブレイドに対し、アリスは言い聞かせる様につぶやく。
その間も、ノワールの亀頭責めは続く。
快楽の中、震える身体を抱く少女の声は、何処までも慈愛に満ちて。
「だからね?手伝ってくれる人は、気持ちよくなってもらうの。
でも、手伝ってくれない人には、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ"いじわる"するの」
彼女は、執拗に亀頭だけを舐め責める。
竿には一切触らず、ただただ亀頭だけを。
「こうして、亀頭だけを責められるのは辛いでしょう?
ただ舐めるだけじゃなくて、こうして手で輪っかを作って……」
カリ首から亀頭が、彼女の指の窮屈な輪を出入りする。
亀頭だけを責められているので、射精は出来ず、ただただ強すぎる快楽だけが男の脳を焼く。
「こうやって、甘やかしながら、ピュッピュするのだけいじわるするとね、男の子はとっても素直になってくれるんだよ♡」
嬉しそうに言う少女の表情に嘘はない。
恐らく、幾人もの男がこの拷問の前に屈したのだろう。
飴と鞭を同時に与えられ、最期には甘やかされながら射精を懇願して――
■ブレイド > 甘く、優しい、金髪の少女の耳をくすぐる声は
するりと心に落ちてくる。
亀頭を責められ、快楽に悶えるも
それを受け止め、諭すようにささやき続ける。
「うぁ…くぅ……いじ、わる…て…
は、うっ…」
アリスの豊かな胸に包まれながら彼女を見上げる。
気持ちいい、心地いい、やわらかい。
なのに…
「ぐぅっ…あっ、あっ…!やめっ・・・ちょ、まって…それっ
うあっ、あぁぁっ!!」
ノワールの舌は亀頭を舐り続け、新たな刺激も新鮮で強く跳ねるように腰が震えてしまう。
アリスによって決壊してしまったせいで、強すぎる刺激に
彼女らの思惑通りに情けない声を上げてしまって。
射精したい。
ビリビリと痺れるような快感、なのに先端だけに蓄積されて射精できない。
腰は跳ね上がるほどに気持ちいいのに、ジリジリと焦がされるような。
「やめっ……!これ、ださせてっ……ぐぅうう!!」
強すぎる快感は苦痛よりも耐え難い。
正に彼女たちによる拷問を身に受けているのだ。
■アリス/ノワール > 「うんうん、おちんちんつらい、つらーい。
でも、だぁめ。お兄ちゃんがきちんと『手伝う』って言わないと、ずっとこのままだよ?」
少女は、男の懇願を受け止める。
頭は甘やかすように撫でてやっている。
まるで、飼い犬にするように、お腹も撫でてやってるし、強すぎる快楽を堪えるために、埋める胸さえも貸してあげている。
だが、決してその懇願を聞き入れることはない。
そして、
「そろそろ言いでしょう。
カウパーもたっぷり溜まってきた頃ですしね……」
そう言うや、ノワールは少年の下着をずらし、肉棒を裸にさせる。
そして、その手を屹立している肉棒の上に掲げる。
まるで、その掌が断頭台の刃であるかのように。
「今から五から零まで数えます。その間に、貴方が『協力する』と言ったら、普通に射精させてあげます。
でも、何も言わなかったら、その時は……」
実演とばかりに、ぐり、と掌で強く亀頭を撫でつけられる。
舌とは比べ物にならないぐらいの快楽の強さ。
亀頭責めは、元々男を潮吹きさせる為のもの。
今のを続けられたら、或いはその可能性もあるだろう。
「分かりますね?それでは、ごーぉ」
よん、
さん、
と、ゆっくり数が数え下ろされていく。
少年は、それでも堪えることを選ぶのか、それとも。
■ブレイド > 「ふっ…ふぅっ…ふー…う、ぐ…あぁ…」
息が食いしばった歯の間から漏れる。
言葉は出ない。
うめき声にもにた喘ぎだけが少女の胸の中に漏れる。
アリスが触れてくれる。
頭が腹が、心地いい。なのに…
「はっ…ぁ…ぁ、やめっ…!!」
多くの言葉を考えられるほど脳が機能していない。
それは、強い快感によりさらに奪われてしまう。
言葉どころか、思考する力を。
ぶるんと、下着の拘束から解き放たれた肉棒は跳ね上がるようにノワールに突きつけられて
透明な粘液をダラダラと垂れ流す。
「うぇ…ぁぁぁっ、ひっ…ひうっ!
やっ、やめっ…まて、まって!」
なんていった?少女が数字を数えている。
なんと言えばいいか、何を言われているのか。
協力…、といったのか?
腰がガクガクと震えるものの、拘束されたまま。
逃げることはできない。
きもちいい、きもちいい、きもちいい
あまりに気持ちよすぎて何も言えない。数字が、数え降ろされていても。
■アリス/ノワール > 当然、待てと言われても数を数えるのはやめない。
ノワールも、それからアリスも、じぃとブレイドの顔を見ていた。
まるで、何かを期待するかのように。
それが、どちらかは解らなかったが。
とにかく、結果的に答えは一つだった。例え少年が望んだ答えで無くても。
さぁん、
にぃ、
いぃぃち、
「ぜぇろ。……まさか夢心地でしたか?私もアリスお姉さまも、どっちもお兄さまより子供体型なのに。全く、」
無様で可愛いですね、とほんのちょっぴりだけ愛の籠もった罵声を浴びせて。
そして、アリスに目配せすると、アリスは頷き、ドレスの釦を外した。
そうすれば、中から年相応……にしては少し育った、2つの果実が見えて。
「アリスの生おっぱい、甘えていいよ」
布越しでは味わえない、しっとりとした肌の感覚。
そして、まだ未熟で桜色の乳首。
そこに、ブレイドの顔を導き、ぎゅ、と抱きしめてやる。
今から起こる地獄から、少しでも守ってあげると言わんばかりに。
対するノワールは、まるで事務的に、手続きは終わったとばかりに、
「それでは」
――執行。
ノワールの薄い掌が、容赦なく亀頭に押し付けられ、グリグリと撫でくりまわされる。
それは先端だけが熱く蕩ける錯覚さえ帯びる、強力な快楽だ。
アリスは何も言わないが、今までよりも強く、ブレイドの身体を抱き寄せている。
「さぁ、無様に、射精ではなく、潮吹きでイッてしまいなさい。……ダメお兄さま♡」
最後の声は、今までにないほど甘やかな声で。
ブレイドに絶頂を促すのだった。
■ブレイド > 「はっ…あぅ…え、だって、こんなっ!ぁ…ぅ…」
力も奪われ、絶えず与えられる苦しいまでの快感。
思考を正常に保てるわけがない。
少女の愛しげな…聞き分けのない子供にかけるような
言葉に、つらそうな表情を。
だが、アリスの双丘が晒されれば
彼女の言葉にしたがってしまう。
それほどの、魔力があった。
「はぁ…ぅぅ…アリ、ス…」
執行人の一人でもある少女。
彼女の名前をついに口に出し、その胸元に頭をあずける。
カウントダウンは終わった。
何が怒るのか、何をされるのか。
今味わっている快感以上のなにか…それに耐えるために
幼く色づく少女の乳首に口をつけて
そして、それは襲ってきた。
「っ!?んんんっ!!むぅっ…ううううぅうう!!ぐ、あ…ぅううっ!!」
四肢は拘束され動けない。
暴れたいほどに強い快感なのにアリスに抱かれているために体を動かすこともかなわない。
気持ちよすぎる。腰が抜けそうだ。それでも意識は手放せず…そして
「ぐぅうううっ――――!!」
ノワールの手の中。こね回される亀頭が、そして腰が、痙攣するようにふるえて
まるで小水を漏らすように少女の手に、吹き出す
精液ではない、潮を。
少女にあまく、あまく罵倒されながら。
■アリス/ノワール > まるで、噴水の様に溢れ出る潮を、ノワールはうっとりとした表情で眺めていた。
アリスはと言えば、イッたばかりで震えるブレイドの頭を優しく撫で続けていたが、
「そろそろ、お姉さんごっこも飽きたでしょう?アリスお姉さま?」
そう呼びかけられ、アリスは「そんな事ないよ」と言った。
「ブレイドお兄ちゃん、可愛いもの。……でも、うん。今度は逆も試したいかな」
そう言うと、アリスはブレイドの身体から乳首を外し、ベッドを降りて――今度はアリスがブレイドの股の間にやってくる。
「お邪魔しまーす……えへへ♡ブレイドお兄ちゃんのおちんちん、間近で見るとおっきいね」
ちゅ、と根本にキスするアリス。
待ちに待った竿への刺激だが、そこまで強くないキスでは、絶頂までには届かない。
対し、ノワールの方も、ブレイドの横に来た。
先ほどとは逆のパターンだ。
「私は、アリスお姉さま程優しくはありませんので。
……それにしても、甘えた表情ですね。そんなにアリスのおっぱいが恋しいのですか?乳離れした五歳児の方が、よっぽど大人ですよ?」
ヘンタイ、と今一度言う。
そして、アリスの方が親指と人差し指でOKサインを出すと、ノワールはぺろりと舌なめずりして。
「お姉さまの乳首をあれだけ味わったのですから……お兄さまの乳首も苛めてあげないと、不公平ですよね?」
■ブレイド > 体から一気に力が抜ける。
なのに下腹の疼きはいまだ収まらない。
イッたはずなのに、全然満たされない。開放されない。
そんな気持ち。
「あっ――あぁ…う…なん、だ…なに、が……」
陶酔するように、ぼやけた視界のなか、離れていくアリスの胸。
柔らかく、暖かく包み込んでくれる少女の乳房が離れていく
ノワールが言うように、だらしない表情だったのだろう。
だが、それを気にする思考もできないままに
隣に来たノワールを今度は変わりに見上げる。
アリスとは違い、細い体。
だが、その少女性は強い快感に晒された体にはそれだけでも刺激が強い。
たとえ肌が見えなくても自身を弄んだ少女の姿はそれだけで想起させるものなのだ。
「な、おれ…なにを、され…」
少しだけ怯えた声。だがしかし、アリスの目の前、その肉棒はピクリと持ち上がり
■アリス/ノワール > くすくすと、黒髪の少女は笑う。
最早、降参を告げるだけの意思が残っているかも怪しい。
甘えられるアリスはもう居ない。居るのは、先程責めぬいた彼女のみ。
「ふふ、本当に貴女、18歳ですか?そんな小娘二人に本気で怯えちゃって。
……でも、そんなに怖いなら、お姉さまのおっぱいの代わりを差し上げましょう」
そう言うと、ノワールは自分のスカートに手を潜り込ませ、黒い布切れを取り出した。
それは、少女の下着。先程まで、彼女が履いていた――微かに湿気のある、布。
それを、ひらりとブレイドの鼻の上に置く。
「それじゃあ……行きましょうか、お姉さま」
そして、始まる。第二幕が。
ノワールの良く整えられた爪が、少年の乳首の先を、カリカリと引っ掻き始める。
両方とも、同じ速度、同じスピードで。
痛みのない程度の速度だが、その分誤魔化しのない純粋な快楽が、少年を襲う。
「それじゃ、こっちも"いじわる"しちゃうよー」
そして、アリスはと言えば、先程勃たせる為に弄られた睾丸。
そこに狙いをつけた。
アリスは、睾丸の内一つを口で咥え、もう一つをたぷたぷと指で突っつく。
「おひぃひゃん、おいひぃ……♡」
くちゅくちゅと口の中で弄ばれる睾丸。
今度の"いじわる"は、徹底的な玉責めであった。
■ブレイド > 黒髪の少女の声。
責め苛むような、罵倒するような…
でもどこか慈悲を感じる声。
「な、なんで…」
少しだけ意識が戻ってきた。
そういえば名前もいつの間にか知られていた。そして年齢も。
結局少女たちは答えてくれなかったが…おそらく今回もその答えはもらえないだろう。
だが、思考を巡らせることで、途切れかけた意識が繋がっていく。
しかし、それも少女たちには見透かされていていたのだろうか。
黒い薄布
乗せられる。
甘く香る少女の匂い。そして味。
繋がりかけた意識をかき乱す。
「うぁ…うっ…!」
そして、ノワールの合図とともに始まる愛撫。
普段は刺激されることのない箇所。
なのに、少女の手で…目覚めていく。拓かれていく。
体が快楽に焼かれていることで感じやすくなっているのか。
だが、それだけではなかった。
合図は、アリスに対してのものだったのだから。
「こっち…ってぇぇぇぇっ!!」
ぞわりと、背筋が泡立つ。
睾丸感じる強すぎる刺激。ぬるりとした感触。
彼女の口の中、きゅうっと収縮していく。
気持ちよすぎる。精液で満タンになったそれを口で、指で刺激されてしまっては…たまらない。
■アリス/ノワール > 「もうイッてから大分時間が経ってるのに、まだ降参しないんですか?それは意地?それとも……こうされるのがお好きだから?」
前回は、アリスの胸の中に埋もれていた男。
それは、確かに羞恥心を擽るものだったが、同時にある種の隠れ場所でもあった。
隠れ場所――つまりは、顔を隠すための。
上に黒い布が乗っているとは言え、今はもう、顔を隠すことはできない。
そして、ノワールもわざわざ、責めながらもブレイドの顔をじぃっと見ている。
「仮にも王国軍の依頼を受けられる程の力を持つ身でありながら、なんて無様な顔をするのでしょう。
自分よりも二回りも小さな娘に虐められて、甘えて……ふふ、お目々が潤んでますよ?うるうるおめめ、かわいいでちゅねー……ふふ」
アリスの"甘えさせ"とは違う。
少年を貶め、心を蝕み、罵られた反骨心すら飼いならす。
寧ろ、アリスに甘えてしまったからこそ、此処での言葉が甘く刺さる。
「おちんちんびくびくしてる……。
しゃせーさせてはあげられないけど、ちょっとだけ可愛がってあげよっと」
対するアリスは、今度は剛直に目をつけた。
ノワールとは違い、あちらこちらを移り気に責める方が好きなのかもしれない。
「ほら、つん、つん。ぴく、ぴくってするの可愛い~♡」
指先で、ほんの少し押すだけ。
それだけでも、ブレイドの肉棒は強く反応する。
だが、射精に至らないための力加減は完全に抑えている様で。
更に、
「お兄ちゃん、アリスといっぱいキスしよーね♡」
肉棒に愛おしげに落とされる口づけ。
前回とは違い、今度は連続したキスだ。
何度も、何度も。断続的な、だけど一瞬だけ吸い付くような。
それが、亀頭から裏筋、睾丸までランダムに落とされる。
「お兄ちゃんがお手伝いしてくれるまで、アリスはキスキスちゃんになっちゃお♡ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ♡」
それは花の蜜を吸う蝶にも似て。
幾度も、幾度も少年の我慢汁を吸い上げるのだった。
■ブレイド > 「はぁっ…ちが……くぅっ……」
少女の香り…いや、少女の下着を乗せられたまま
ノワールの蔑むような言葉を聞く。
だが不思議と、耳をくすぐる声は心地よく甘やか。
無様な姿を晒し、それを指摘され、馬鹿にされても
見つめる少女の瞳、声、匂い、味…どれもが自身の牡を刺激してくる。
それは全て、少女たちの狙い通りか。反論すらもままならず
ノワールの言葉を受け入れている。
「ふ、ぇ、あぅ…のわ、ーる…あり、す…」
射精できない苦しみ。
こんなに張り詰めているのに、快感は与えられているのに…
肉棒をつつかれるだけで、陰嚢が射精をしたがるように収縮し
もはや痛みすら感じるほど。
そんな中で、自身に快楽という地獄の苦しみを与え続ける拷問官。
彼女らの名前が脳に焼き付いてしまった。
うわ言のように漏らしながら、アリスの口づけを受ける。
「あうっ!あうっ、あっ!あっ、ああっ!」
恥も外聞もないような嬌声が響く。
アリスの唇が増えるたびに、弾けるような口づけの音が響くたび…
もう、耐えられない
「…する、なんでも…する、からぁ…」
■アリス/ノワール > 心も、身体も蕩けさせられ、ようやく放った降参の言葉。
それを聞いて、アリスはようやく口づけをやめた。
そして、ノワールもまた、乳首責めをやめていて。
「ようやく、口に出しましたね。
勿論、貴方が何でもすると言った以上、もう"いじわる"は抜きです」
そこでノワールは、今まで見せたことのない表情を見せた。
それは、笑顔だ。それも、アリスと同じ様な、慈しみ甘えを許すような表情。
「良く頑張りました。大丈夫、貴方に残った微かな罪悪感も感じられないぐらい、気持ちいい事してあげますから……ね?」
よしよしと頭を撫でる少女。
姉妹の血とでも言うべきだろうか。
今まで罵られた分だけ、その表情はギャップがあるはずで。
「さあ、もう拘束具は要りません。そして……」
拘束具を取り外し、ノワールが手を引いて上体を起こさせる。
ベッドの上には、二人の少女が居る。
甘えさせ蕩けさせる少女と、甘く責め苛む少女。
二人の、拷問官。
二人は、まるで包容を受け入れるように、手をブレイドに向けて広げ伸ばしている。
「それじゃあ、らすとくえすちょん!
『どっちに甘やかされてしゃせーしたいですか?』」
甘やかされてか、苛められてか。
尤も、選ばれなかったもうひとりも結局参加する事になると考えると、これはどちらの手でイカされたいかという問いに近いが。
■ブレイド > ついに吐き出してしまった言葉。
だが、それも仕方がないこと。耐えられるはずがなかった。
この二人に何人の兵士が籠絡されたのか。それは知らなかったが
並の男が彼女らに抗うことはできないと本能的に悟っていた。
それもしかたのないこと…今まで自身を弄び馬鹿にしたような口ぶりであったノワールの
優しげな笑顔。
それを見ただけで心が悦びに支配されてしまったのだから。
「う、ぁ…ノワール…オレ…もう…」
罪悪感、自己嫌悪当然ある。
だが、黒髪の少女に撫でられれば、それも忘れられる。
起こした体は快楽の本流に耐え続けたせいか
疲労している。
だけど、こちらに向かって伸ばされた手
どちらに
こちらに選ばせる。
それは、完全に堕ちた証をしめさせるということ。
自分の欲望を吐き出させるための誘導。
もちろん、どちらにもしたい。どちらもほしい。
当然。
落とされしまった以上、そう考えるのが自然。
だが、見せられたギャップ、だからこそ、先にほしいとおもってしまったのは…
「…の、ノワール…」
伸ばされた手に引き寄せられるように身を預けて。
■アリス/ノワール > 「あら」
と、少しばかり意外そうに少年を見る。
恐らく、この状況でノワールを選ぶ者は、多くはないのだろう。
だが、それは一瞬のこと。ノワールの手は、少年の身体を緩く抱きしめて、
「……本当に、どうしようもないお兄さまですね。
良いですよ、快楽拷問吏ノワールが、貴方の面倒を最後まで見ていてあげます……♡」
紅潮する頬は、サディスティックな感情か、それともそれ以外か。
だが、どちらにせよノワールはまた、元の無表情に戻る。
そして、自分の黒髪を何度か手で撫ると、それを少年の欲望に緩く巻きつけていく。
「折角私を選んでくれたのです。
おちんちん全体で、私を感じさせてあげます」
そして、その状態で、緩やかな手コキを開始する。
動きはゆっくり。だが、巻き付いた髪の上から手で擦る事で、髪が肉棒を撫でる感触が追加される。
手の温かみと、しゅり、しゅりと髪が肉棒の上を滑る感触。
だが、
「選ばれなかったのはざんねん。でも、少しぐらいいたずらしてもいいよね?」
その背後から、更にブレイドを抱きしめる少女。
言うまでもない、アリスだ。
背中に当たる、確かな感触と、そして頬や首筋に落とされる口づけ。
「ほんとーはもっと甘やかしたいけど、今回はノワールちゃんに譲るから、ちょっぴりだけ、ね?」と囁いてはいるものの、ノワールとは違い遠慮なく抱きしめられる。
対する姉も、少し嘆息しただけで、そこまで怒ってもいない。
いつものことらしかった。
「……全く。良いでしょう。それでは、最後は二人で虐めるとしましょう」
そう言って、手の速度を早めていく。
少しずつ、少しずつ、彼の精を出口に導いていく。
震える身体をアリスが抱きしめ、そして最後は二人、少年の耳元で。
「「全部……出しちゃえ。ヘンタイお兄さま(ちゃん)」」
と声を揃えて甘く罵るのだった。
■ブレイド > 少女に抱かれると、悦びに震えてしまう。
彼女の見せた笑顔はそれほどまでに刻まれてしまった。
無論アリスもそれは同じなのだが…
「ぁぁ…あぁ…ノワール…」
心が折れそうになるほどに追い詰められた体と頭は言葉をうまく紡げない。
ただ、二人の名前が頭を埋め尽くしている。
紅潮した頬のノワールのかわいらしさ
魅了されてしまった。
肉棒に絡みつく髪と指、それだけで精を吐き出しそうなほどに
「ぐうっ!はぁっ……あっ…ノワール…それ、きもち、い…」
拘束はない。
存分に体を戦慄かせる。
感じたことのない感触と細くたおやかな指…
暴発しそうだ。
だが、その意識は背中に押し当てられる柔らかさに遮らえる。
「アリス…アリス…ごめ、でも…」
二人ともほしい。してほしい。
二人に何度も、溜まりに溜まった…焦らされ続けたぶん吐き出したい。
体を預けながらキスに反応して肉棒が跳ねる。
そして…左右から。
獣の耳は音に敏感。
それを両側から、可愛らしい声が脳まで揺さぶる。
そのしびれは体を伝って、吐き出される
「あ…、ああっ、ノワール…アリス…うあ…ぁァっ、イッ…う、うううっぅっぁ…!!」
射精。
ノワールの手の中で、勢いよく暴れまわる肉棒から、何度も白濁が飛び散る。
■アリス/ノワール > 完全に堕ちた。少なくとも、これで二週間の間は、少年は魔族の手先だ。
無論、魔族軍側には捨て駒にするつもりも、期限切れの後に処分するつもりもない――此処まで堕ちてしまった以上、例え一度手放した所で、再び堕とし直せる公算は高い。
その時はまた、ノワールとアリスが、彼を責め苛む事になるのだろう。
だが、今はそれより何より。
「一杯出ましたね、お兄さま。ふふ、髪が孕んでしまいそうですわ」
ふふふ、と馬鹿にしたような――それでいて、何処か恍惚とした表情でノワールが髪についた白濁を指で弄び、舐めた。
アリスの方も、「ノワールちゃん、ずるーい!」と言って、吐き出された物をぴちゃぴちゃと手で拭い、それを舐める。
二人の少女が、自分の白濁を自ら舐める光景――異常ではあるが、この二人にとってはそれが当たり前なのだ。
だから、
「……魔族によって砦が占拠されている現状、直ぐに王都に戻ると不自然に思われる可能性がありますね」
ノワールがつぶやく。その言葉自体は尤もではあったが、しかし何処かその目は妖しい光を湛えていた。
そして、アリスもまた、わくわくとした感情を隠そうともせず、
「つまり、後何日か、お兄ちゃんと遊べるの!?」
そう。魔族にとっては、人間は搾取の対象。
例え一時的に仲間になっても、そう簡単には開放してくれないのだった。
当然、見た目通りの年齢ではない彼女達には、まだまだ少年を虐め、甘やかすための手管がたっぷりと残っている。
射精直後の二人にじりじりとにじり寄る二人。
それが、捕食に至る寸前、ノワールは呟いた。
「大丈夫、仲間になった以上、吸い殺したりはしませんよ。……きっとね」
■ブレイド > もはや逃れられない。
堕とされた。魅了された。二人魔族の少女に。
彼女たちの考えは…正しい。
特にこの少年は一度絆されてしまった相手を無碍にすることができない。
睦み合う。それは愛し合うことだ。
だからこそ、少女たちにも強い感情を持ってしまう。
「はぁつ…でも、ノワール……アリス…オレ、まだ…」
たっぷりと吐き出した。
彼女が言うように、黒い髪にまとわりつく白濁は
通常では考えられないほどの量。
それでもなお痛いほどに張り詰めた肉棒は、少女たちを求めている。
当たり前だ。
まだ少女たちの体を味わっていない。
牡としてそれは当然。
抱きたい。
ノワールを、アリスを…。
彼女らの囁きは耳に届かない。いつまでここにいれるのか
いつまで彼女たちに遊んでもらえるのか
もはや、絞られ捕食されることすらも望むように、少女たちに手を伸ばす――――。
ご案内:「タナール砦」からアリス/ノワールさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にアリス/ノワールさんが現れました。
■アリス/ノワール > 今は魔族が占拠している砦、その地下牢。
そこが、二人の部屋であった。
三人がけの大きなベッドが、本来拘束台や拷問器具が置かれている場所に置かれていて、石の床や壁、天井に至るまで綺麗に掃除されていた。
……金髪の少女の手によって
「おそうじー。おそうじー。ふふふーん♪」
モップで土や埃、それから血や体液を綺麗に拭いていく。
その様を、ベッドの上に腰掛けて眺めている長い黒髪の少女は、呆れた表情を隠そうともせずに、
「よくもまあ。飽きもせずに毎日毎日掃除ができますね。アリス姉さん」
「えー?お掃除したら気持ちがいいでしょー?」
「綺麗な場所で生活するのは快適ですが、掃除自体にさしたる意味は見いだせませんわ」
そうかなー?と言いつつ、金髪の少女は黒髪の少女の足元を拭こうとするが、それを黒髪の少女の足がモップを抑える事でガードした。
「ふにゅ!?お掃除の邪魔しないでよノワールー!」
「別に昨日もやってたし、何でしたら朝もやってたでしょう、掃除。
それより、そろそろ『お兄さま』のお迎えをする準備を整えたらどう?
流石に埃まみれの汗まみれでは、『お兄さま』も幻滅してしまうのではなくて?」
「あ、そか……。そうだよね、お掃除後だと、もしかしたら匂ったりするかも……」
お兄さま。それは、この部屋に送られてくる、拷問の被害者を指す。
金髪の少女アリスと、黒髪の少女アリスは、この部屋に送られてくる者を甘やかなる性的尋問にかけ、籠絡する事を役割としている。
だから、アリスにとってはその『兄』に性的な魅力を感じてもらうことも立派な仕事なのだ。
「んー、今からじゃお風呂は間に合わないよね。
濡れタオルで身体だけでも……ノワール、お水出してー」
今はノワールしかいないとはいえ、躊躇なく全裸になって身体を拭き始める。
ぷにぷにとした身体、発達途中のおまんこ、その全てが惜しげなく外に晒されている。
ご案内:「タナール砦」にリアさんが現れました。
■リア > (魔族が占領している砦。
その上空を空を飛びながら眺めるリア。
インキュバスである彼にとって、飛行は簡単なものであり、偵察気分で見ることも可能だった。)
「珍しいな…こんなにも魔族が集まるなんて…。」
(赤い宝石のように綺麗な目で砦の様子を見ていた。
魔力を感知し、魔力的能力を持っているルビーの様な瞳には砦に群がる魔族達の魔力を観察していた。
大抵の種族は微量でありながらも、人間相手なら敵わない様な力に持ち主が多かった。
そんな時に、地下にある部屋を見つけた。
正確には地下の部屋に住むふたつの姿を感知し、部屋を見つけたのだった。
明らかに強いふたつの存在に気づくと、これはラッキーだと思った。)
「丁度、魔力を貯めたかった所だし…丁度いいかも。」
(呑気なことを言えば、空を8の字に飛び回る。
気づいた魔族に狙撃されてはわざと喰らい、偽物の傷を付けて落下する。
その後、檻に閉じ込められてはそのまま地下牢へと運ばれていき、双子の前へと連れていかれる。
貴族らしい綺麗な服装に赤と黒のリバーシブルマント。目元が隠れるほどの前髪をしており、貴族のおぼっちゃまっと言うような見た目をしていたのは明らかだった。
まるで家かのように静かな寝息を立てて、檻の中で丸くなる。)