2019/11/24 のログ
■サタナキア > 「なるほど、随分な神性を宿しているようだ。…気に入った。
そのクソ生意気な態度を改めるまで、お前を甚振り続けよう。」
彼女がその身に宿して、打ち出そうとした力を認識すると、その身に秘めたる神性を、更に深く感じ取ったようだ。
とはいえ、その攻撃が届く事はなく、瘴気の力に打ち消される。
売り言葉に買い言葉、やれるものならと言われたのもあってだろう、
瘴気の棘に貫かれて、倒れた体を見つめると、血も出ず、切れもしていない事が分かった。
「……お前は、思った以上にサンドバッグに適した体をしているようだ。」
長く伸びた金色の髪へと指をかけて引きずり上げてこちらを向かせてやる。
そして、華奢な体であるのに、まるで傷つかず、しかし悲鳴は上げて苦しむ様子を見て、
残忍な笑みを表情に湛えて言い放つと、ひょいと片手でその体を宙へと投げ上げて…
「お前を飼ってやりたいのは山々だが…、」
投げ上げた体を…鋭利な棘にまみれた、太く硬い瘴気の塊が、拘束具として四肢を絡めとる。
その体に、棘が刺さる事はあるのかは分からないが…少なくとも、多大な苦痛を伴い、
宙吊りと串刺しの痛みを四肢に与えながら、自らの前に吊し上げてやり。
「もう少し肉奴隷としての身の程をわきまえさせてやらねばならんな。
ほら…今のお前の姿だよ。」
尻を、胸を、顔を…全て前向きにさせる、キツく、そうでありながら卑猥な姿勢を強要させる。
両足を広げた状態で上向きに吊るし、
両腕は両足と尻の間に置かせて下向きにしてく繰り上げ、まさにサンドバッグ兼肉便器ですとばかりの姿勢に。
その姿を、魔法で作り出した鏡面に映し出してやり、嘲って。
■ミューラ > 下位側であるとはいえ、純粋な天使である彼女の神性は…それこそ、中々出会えないものだろう。
傷つかないものの、痛みは感じるという体。
その体は、幽霊を相手にしているかのように棘を抵抗なく通すものの。
感じるであろう痛みは、増幅されて天使に伝わる。
全身を貫かれる痛みが水増しされてぶつけられるとなれば。
それは、耐えられるものではないだろう。意識を失わなかったのが奇跡に近い。
「だ、れ…が……、ブタ如き…!」
彼女の衣服も、その神聖な力で構成されているのか。
瘴気を受ければ、穴が空き、奴隷のような姿になっていく。
天力を集中しようとするものの痛みによってそれは集約する端から霧散していく。
「なに、して…っ、ぃ、ぐ…っ!!、はなじ、なさい…っ!」
力も当然入らず…拘束具で宙に吊るされ。
更にその拘束具にも棘があるとなれば、遂に身体が拒絶反応を示したのか、勝手に涙が溢れ出はじめる。
痛みによって集中できず、身体の動きすら封じられれば。
本当に、加減を誤って死ぬ、などということのない、理想的なサンドバッグへと仕立て上げられていく。
「――――――っ!!!」
ただ、人間を模した体は折れていても、天使の気概はまだ折れてはいない。
ぺ、と…天使とは思えぬ所作で、唾を男に吐き出し。
…男の調教は、まだ始まったばかりだというのに、挑発を繰り返し。
その顛末は、森の奥へと葬られるのだろう。
ご案内:「タナール砦」からサタナキアさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からミューラさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にヴァレリアさんが現れました。
■ヴァレリア >
「あらまあ」
戦場に似つかわしくない、呑気な声を漏らすのは白髪の少女
砦は今は魔族が支配下に置いているのだろう、入り口付近には魔物が徘徊している
この場に似つかわしくない紅いドレスを纏い、砦の前にぼんやりと立っていた
「ちょっと話が違っちゃってるけど、うーん、王城のほうで品物を引き取ってもらえるのかしら」
そう、ダイラスの商工会の人間として今日は王国軍が収めているハズの砦に、
食料などの補給品や、慰安用のミレーなどを納品するため、人間…つまりはマリーとしての姿で訪れたのだが…
数日の道程の間に砦の支配権が入れ替わってしまっていたようだった
ご案内:「タナール砦」にシルヴァさんが現れました。
■ヴァレリア > 「さてどうしようかしら」
ぼんやり、ここから王城までとなるとダメになる食料品も出てくる
できれば此処か道中で処理してしまいたい…王国軍の駐屯地がそういえば近くにあったっけ、などと考えを巡らせる
少女の風貌は人のそれだが醸している雰囲気は人為らざるもの
それらを感じることが出来る砦の魔物たちは、少女の姿を目にしても襲いかかろうとはしていなかった