2018/03/25 のログ
ご案内:「タナール砦」にシトリーさんが現れました。
■シトリー > 現在は人間の占領下にあるタナール砦。
その地下にある、石で作られた壁に覆われ、窓もないため空気の淀んだ牢屋。
天井からつるされた鎖に両手を上げた状態で固定され、足首にも頑丈な鎖がはめられた状態の女の姿。
いつ度かの拷問も受けたのであろう、ろくな服も身にまとわないその肌にはいくつかの傷跡があるが、不思議とその肌には汚れは目立たず。
「ふふ、人間につかまるなんて何年ぶりだろ」
少々疲弊した様子ではあるが、どこか余裕を見せる少女はそんな状況にも拘わらず笑みを浮かべ。
■シトリー > 「捕まるのはいいけど、こうしてる間暇なのがたまに傷だよね。
んまぁ、放置プレイだと思えばいいんだけど」
身をよじるように体を動かせば金属がこすれる音が響く。
見回りの看守以外であれば尋問か性処理がてらに兵士がくる以外では訪れるものもおらず。
地下であることも手伝って昼夜の感覚が乏しくなれば、自分が何日つかまっているのかもわからなくなってくる。
「私を捕まえても、対して情報なんてないんだけどねぇ。
むしろ私が教えてほしいくらいだし」
数百年封印されていた身としては、今の魔族情報など知る由もない。
とは言え、兵士たちもそれはとっくに知っているだろう。
むしろ最初の拷問で発覚した自身の不死性を使って、兵士の慰安として置かれているのは確実だった。
■シトリー > ぼんやりとしながら時折鎖をガチャガチャ鳴らして遊んでいれば地下への扉が開く音が聞こえ。
「ん、だれか来たのかな?」
コツコツと足音を立てて階段を下りる音を耳にすればぼそりとつぶやき。
現れた兵士たちの欲望むき出しの目を見れば、これから行われるだろう”尋問”に期待を込めた笑みを浮かべ。
鎖をはずされれ、いつもの尋問部屋へと連れていかれることになるだろう。
ご案内:「タナール砦」からシトリーさんが去りました。