2017/06/25 のログ
クロエ > 「そっか――それならまぁ、聞くこともないかな。話すつもりなさそうだし。
 でも、それでボクから話が聞ける、っていうのはちょっと甘すぎやしないかな?」

それに、情報といっても話せることはないけれど、と内心呟く。
指揮官という立場であれば重要なものを抱えているだろうが、立場としては一兵卒の少し上だ。
現場で指揮官の指示を受けながら、部隊を指揮するのが関の山という階級で得られるものは途方もなく少ない。
故に、男の言葉は半ば建前だろう、と勝手に判断する。そうでなくても変わらないのだから。

少女の中に刻まれた数多の凌辱。その全てを見抜かれる。
その体は、純潔を失ってからそれほど時間がたっていないのに、場末の娼婦よりも調教が進んでいる状態だ。
それほどまでに、少女が恨みを買った貴族子弟とその周囲が執念深く、悪辣だという証明でもある。
男の魔力で発動した刻印は、元々少女の子宮を同種族しか孕めない物から魔族や魔物等の異種族をも懐妊できる物に作り替えて、妊娠の確率を著しく跳ね上げる代物だ。
一度用済みになったそれが再発動する――その時の効果は、少女には想像のつかない何かだ。
ただ一つだけ明確なのは、改造するときに感じた、子宮に直接焼鏝を押し当てられるような強烈すぎる熱が、もう一度子宮の表面を焼いていることだった。

「あっ、ひっ――うぁ、ぁあっ、あづっ、ぁ、ぐぅううっ……♪や、けるっ、し、きゅうぅ、やげ、りゅうっ……♪」

体は焦熱を快楽と激痛の二つに分割し、その両方を脳髄に流し込む。
快楽に蜜を吹きこぼし、激痛に悲鳴をあげさせ、子宮表面の刻印はより深度を増していく。
そのまま影に飲み込まれた少女は、男の言葉など頭に入ることなく、闇に意識を委ねてしまって。
次に目覚める頃には、寝ぼけたような夢うつつで肉棒をあてがわれ、一糸纏わぬ裸身をさらしながら股を開いている姿勢――無意識で雄に媚びたとしか言えない、無様な格好だった。

ルヴィエラ > (実際の所…少女の推測は、半分以上正しい。 殆ど建前以外の意味を持たない先刻の言葉は
其れが本当であろうと無かろうと、彼女の此れからの行く末には一切影響しない
ただ、ひとつだけ違うとすれば、別に欲しかったのは指揮官クラスの秘匿情報でも何でもなく
――ただ、己が館の娘を、こんな所まで連れてきた者が誰なのか、と言う一点であり
そして、やっぱりそれは、少女とは何の関係も無い物なのだ、と言う事。)

―――……お目覚めかな? それとも、まだ理性は弾けたまま、かな?

(囁く声音が、少女の眼前で響き渡り、其の理性の在り処を問う。
其の掌が、少女の後頭部を優しく撫ぜ、そして其の唇へと口付けを重ねる
意識を失う前に感じていた、人間の脳髄が受け止めるには強烈に過ぎる感覚は
きっと、今は落ち着いている筈だ――其の代わりに、少女の下胎奥へと、其の子宮へと
先刻までとは、或いは、其れまでに散々堪能させられてきた体感とは異なる
――純粋に過ぎる、快楽と発情の熱を孕んでいる事に、気付ける筈か。)

キミが無意識の間に、少しばかり弄らせて貰ったよ。 何、随分とこう…節操の無い見目だった物でね。
さて、中途半端で苦しかっただろうが…そうだね、もう、さっきみたいな心配は無いだろう
私にも少々予想外だったが…、……まぁ、元々魔術の素養には秀でて居たようだからね。

(果たして、其の発言が何処まで少女に届いているかは判らない
けれど、いずれにしても、此れだけは確かだろう。 其れまでの少女の経験なら
此の儘身体を貫かれれば――あの子宮を焼く淫紋が発動している状態で、貫かれたら
快楽と同量の苦痛が脳髄を焼き焦がして、壊れかねないだろう、と。

亀頭が、膣肉を押し開いて行く。 そして、次の瞬間には、十分に少女へと
貫かれるのだという予感と猶予を与えてから――肉の楔が、其の身体を一息に貫いて行く
一種の、カウントダウン、苦痛への宣告にも等しい其の蹂躙が、まるで初めから知っているかのように
少女の子宮孔を、ずぐんっ...と、強く押し上げ、拉げさせて押し潰せば

――其の瞬間に、其の脳髄へと流し込まれる。 そして、子宮へと弾け出す強烈で、鮮烈な
――幸福さえ感じられるだろう、雌の喜悦が、其の全身を、支配して行く
其の全身に刻まれた、大小様々な淫紋の姿は、消えている。
代わりに、其の数多の淫紋を全て内包し、より強力なる魔力を放つたった一つの淫紋が
少女の子宮と下腹の表面に、移り変わる様に、次々と浮かび上がっては消えて行くのだろう
魔力を注げば、其れだけで望む淫紋の力を引き出せる、一種の整理整頓

けれど、其れを可能にしたのは。
子宮を焼き尽くし、稼動に稼動を重ねた挙句に
其の存在そのものを、人ならざる段階へと創り替えてしまった
――魔族、或いは、淫魔と同格に変容した、子宮の御蔭、か)。

ご案内:「タナール砦」からクロエさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からルヴィエラさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にルヴィエラさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」にクロエさんが現れました。
クロエ > 闇を超えた先、問われる言葉に目を覚ます。
身動きをしようとしても、丁寧な拘束は身じろぎを許してはくれない。
この闇そのものが、凌辱者たる男の力だからなのだろう。

「――っ……一応、落ち着いて――ん、むっ……ぷふぁっ、強引、だね」

迫る口づけを受けながら、少女は冷静だった。
何をされたかはわからないが、少女の子宮は焼けるほどの熱ではなく、緩やかな火照りを帯びている。
じわりと汗ばんだ体は先の脂汗とは違う心地よいもので、少女特有の甘酸っぱい匂いが混ざっていた。

「……どういう意味かはわからないんだけど、あの焼ける様なのがないなら。
 あんなのずっと続けられたら、さすがに耐えられないかなぁって思うし。
 ――で、ここからは、君に凌辱される時間って訳か。どうしようも、ないけどさ」

秘所に宛がわれている肉棒は、今まで受け入れてきた中でも一番の剛直。
子宮の疼きが、体の熱が、男による凌辱を望んでいる。それは、今までの調教の集大成。
少女の精神はそれを望んでいなくとも、体は確かに雄の気配を感じ取り、喜んでしまうのだ。
その期待を満たすかのように、男の肉棒が抉るように入り込んだ。
体の奥――降りつつある子宮をもう一度押し上げられるかのようにして、屈強な質量が秘所を穿つ。
同時に弾けるのは、痛みでも苦しみでもなく、純然たる快楽。極彩色の火花で。

「ひ、ぁあっ――は、ぅんっ♪な、にこれっ!?あ、たまっ、とろけ、りゅっ――♪ 
 んふっ、ん、んぅうっ♪く、ぅんっ――ひ、ぁあっ♪ぁ、ふ、ぁあっ♪」

下腹部には今まで刻み込まれた淫紋が全て浮かび、それを統合する一つ――真の淫魔に刻まれた成長する刻印が残る。
魔力によってその効果と形状を変化しながら、しかし宿主への過度な負担を軽減する刻印。
少女にかけられた様々な呪いが整理整頓されると共に、悦楽によって堕落させる為のものに磨き上げられていく。
こうして少女の体はある程度の余裕を得るが、先程の活性化で固着してしまった子宮への改造は、もう戻すことの出来ない段階へと至っている。
性欲の増進、あらゆる種族の妊娠、魔物や魔族の誘因等の力を持つ魔障の子宮は、同時に少女の魔力を引き上げる器官ともなった。
突き上げられ、捏ねられる度に響く快楽を味わいながら、少女は法悦の喘ぎをこぼす。
犯されて純粋な喜びの喘ぎを零すのは、今までで初めてのことだった。

ルヴィエラ > (闇の中――其れは、影を操り闇を支配する、外界と隔絶された己が領域
全ての影へと、暗闇へと繋がるこの空間は、言わば世界と世界を繋ぐ狭間の様な場所なのだろう
暗闇の筈、けれど互いの姿や周囲に散乱する衣服や所有物を視認する事は可能
其れこそ、影の中へと未だ飲み込まれているかのような感覚を、覚えさせるやも知れない)

―――そもそも、此処まで連れてきた時点で強引だから、今更じゃないかな?
――……ふふ、どうやらそうらしい。 余りキミ自身の事を考えて刻まれた物ではない様だからね。
最悪、廃人と成り果てても可笑しくない辺り、刻んだ者の意図が知れる訳だ。

(口付けは、ただ柔らかく交わされる。 拒む、或いは抵抗する様相を見せない娘に微笑みながら
其の身体を蝕んでいた淫紋の効果、効力から、色々と推測できる事を紡いで行こう
今は、己が力によって全ての淫紋が、少なくとも娘のみを苦痛側に蝕まぬ様に創り直している
解呪しようと思えば可能だ、けれど其れをしないのは「其の方が面白そうだ」から以外の何物でもない
結果、少女の身体に残る淫紋は、以降其の身に刻まれるやも知れぬ数多の淫紋全てを内包し
一つに統合する――まるで、魔術書の1頁から、望む魔法を呼び出すかの如くに
成長する淫紋と言う、一つの完成された術式が、少女へと刻まれたのだ

それが、娘にとって良い事なのか、其れとも悪い事なのかは――今は、まだ判らないだろうけれど。)

そうだね、言っただろう? キミの様な子は、可愛がってあげたくなると、ね?
ただ、そうだね…一つ訂正させて貰おうか、別に私は、陵辱で在るとは一言も肯定していない。
―――……ただ、愛でてあげるだけだ。

(互いの腰が、密着するまでには至らない。 子宮孔を押し上げ、子宮を拉げさせる程に押し潰しても尚
熱塊の根元は余裕を残す程に――ただ、長大で、人の其れとは違うのだと知らしめる
其の裸身を腕の中へと抱き締めてやれば、まるであやす様に其の体躯を支えて
ぐりゅっ、ぐりゅっ、と、まるで子宮の具合を確かめるかのように、何度も何度も亀頭で奥を捏ね回しては
生まれ変わった其の子宮が歓喜する度に、少女の下胎に浮き上がる淫紋が、深く明滅するだろう
そうして、少女へと、自らの変化を予感させ終えれば。 ――熱塊が抜け落ちる寸前まで大きく腰を引き
そして次の刹那、再び、ずるんっ...! と、強烈な挿入感で粘膜を掻き乱し、子宮を抉って
――快楽神経、細胞、性感帯、何もかもを隈なく暴き立てる様な抽挿を、受け止めさせに掛かろう)。

クロエ > 闇の中に、しかし自身の身に着けていた服や魔剣だけが浮いている。
それは中々不思議な光景だ。魔剣は念じれば仕舞えるが、それを見せるのも癪な気がして。
だから少女は、唯々諾々と犯される。どうせ、過程がどうあれ結末は一緒なのだ。

「まぁ、確かに今更だけどね――そう、だね。ボクを苦しめる為のものだから。
 子宮の奴は、ボクが壊れようが死のうが構わないって感じの相手だっただろうし」

口づけの柔らかさは、今までの経験で数度しか与えられなかったもの。
拒む素振りを見せないのは、その方が早く終わるから。所謂割り切りの一種だ。
淫紋の効果は少女の中で再定義されて、苦痛を与えないものに書き換わる。
これだけのことができれば解呪もできるはずだが、そうするつもりが無いのは理解している。
男の刻み込んだ紋章は、これまでに刻まれた、そしてこれから少女に刻まれるであろう淫紋を全て包括する刻印となる。
白い肌に刻み込まれた、曲線を中心にデザインされたハートとそこに絡むツタのような文様。
左右対称のそれは、一見すると装飾的で、しかしハートが子宮を、ツタが卵巣を彷彿とさせるもの。
紫に近いピンクのそれは、魔力を通せば望む刻印の力を引き出せる、強力な呪いだった。

「くひっ、んっ♪ボクから、すればっ――んぅっ♪望まない、交わりな時点でっ♪
 ん、くぅっ……凌辱と、一緒なんだけどっ――ぉおおっ♪し、きゅうっ、ばっかりっ♪
 ひんっ、ん、んぅうっ♪んひっ、ぃ、ぁ、ぉ、ぉおおっ♪お、ぐっ、くる、ひっ♪」

最初は快楽を教え込むような攪拌で、次いで奥を掘削するような刺突で。
肉を打つ音が響き、少女の体がひくひくと震える。声にも余裕がなく、喘ぎは獣じみたものへと変わって。
爪先がぴんと釣ったように伸びて、そのまま持ち上がる。絶頂を予感させる動きは、跳ねる白魚のようだった。

ルヴィエラ > (一種の、諦めにも似た様な感情が娘の中から垣間見える。
自分が壊れない為の、恐らくは防衛本能の様な物なのだろう
望まぬ陵辱に晒され続けた娘を何度も見て来たが故に、察するのは早い
だから――それでは、面白くない。 否、そんな相手を揺さぶるのは、面白い
娘の、其の蒼の瞳を覗き込んだなら、其の額へも口付けを軽く触れさせてやり
――腰の動きを変える。 ただ強く腰を叩きつけ、一気呵成に子宮を追い詰めるのではなく
絶頂へと押し上がり、両脚を強張らせる娘の様子を伺いながら
一瞬突き上げを緩め、そして唐突に激しく子宮を突き崩し、絶頂へと至る寸前で又緩める
緩急と共に、絶頂へと至らせない寸前で弄びながら――子宮を、其の発情を煽って行こう
既に戻れぬほどに変質してしまった其の子宮は――まだ、目覚めてすら居ないのだから、と)

―――まぁ、過去の事には触れないで置こう、私の関わる事ではないからね。
……けれど、そうだね…、……其の過去の経験のせいで、そんなに頑なに為られてしまうのは勿体無い。
改めて、教え直してあげよう。 ……抱かれると言う事が、交わると言う事が、本来どんなに幸福なのかを、ね。

(ふと、片掌が娘の腰裏へと滑り落ちて、子宮の裏側を捉えて行く
次の刹那、キィン...と淫紋が輝きを増し、呼応するような明滅を繰り返して――新たな力が、刻まれて行くか
其れは一種の契約の様な物だろう。 其の子宮の存在を娘ではなく、己が掌握し、統べる物
其の淫紋の起動と共に、絶頂も、排卵も、妊娠も、己が命じる儘となる強力な隷属の証
但し、強力な力で在るが故に、今の娘を上回る魔力を持つ存在で無ければ起動すら出来ぬ其れを
己からの、贈り物として、受け取らせて行けば。)

さて、それでは一つ試してみようか…、……嗚呼、でも、其の前に…。
……改めて、名前を教えて貰えると嬉しいんだがね、お嬢さん?

(そうして、改めて、問いかけるのは――先刻は聞くこと叶わなかった、娘の名
当然、決して絶頂へと導いてやらぬ中での問いだから、名乗らなければ如何為るのかは。
そして――逆に言えば、名乗ってしまえば、如何為るのかは、きっと少女も判っている事だろう)。

クロエ > 少女が抱いている感情は、確かに諦めだ。防衛本能であり、経験故のもの。
望まぬ凌辱に強引な責め苦、その全てが作り出した、少女が折れないためのクッション。
覗き込まれる瞳――そこに映る自分の表情が蕩けているのを理解する。
腰を叩き付けられればそれだけで上り詰めそうになり、掻き回されれば焦れるような悦楽が満たす。
気持ちいいのが悔しくて、しかしそれが気持ちいいことを認めざるを得なくて。
これ以上の快楽を得たら、騎士としての自分が壊れてしまうような気がして少女は震える。
絶頂の寸前で止められる経験を何度も繰り返されると、今まではぎちぎちしまっていた秘所が柔らかく解れて男の物を受け止めるようになる。
鍛え抜かれた体がもつ締め付けと、少女特有の弾力と、娼婦のようにこなれた柔らかさが同居する。
目覚めてすらいない子宮は、しかし目覚めさせられたら致命的だからと首を振る。

「ひゃふっ、ぅ、んんっ♪そんなの、望んでないってばっ――ふ、くぅうっ♪
 きもちい、けどっ、こんなの、ボクが知っちゃっ――ひ、ぐぅうっ♪」

腰裏に進んだ手が、新しい淫紋を刻む。初めて刻まれる、彼の力。
契約、とはいえ少女の承諾などなく一方的に施されるそれは、彼の前では子宮の全てを自在に操られてしまうもの。
少女自身の魔力も淫魔の子宮で底上げされており、並大抵の相手では起動できない術式は、確かなものとして子宮の裏を彩った。
表面と裏面、両方に紋章を刻まれた子宮は、内臓を透視出来れば卑猥なことこの上ないものになっているだろう。
今程腹の肉と皮がありがたいと思うことはきっとこれ以降もないだろう。

「っ……生憎、あの紋章で子宮を焼かれても、まだ壊れてないボクだよ?
 行き先が地獄ってわかってても、我慢しちゃうんだから、無駄、だよっ。
 それと、紳士ぶるなら、君が名乗るほうが先だと、思うけどね?」

懸命の強がりを言葉として投げつける。
名乗ってしまえば致命的。だからこそ口を閉ざして。
恐らく最終的に名を口にしてしまうのだろうけれども、従うのは矜持に反するからと跳ね除ける。

ルヴィエラ > ―――……そうだね、今は、だ。
だが、キミが望もうと望まなかろうと、私は教え込む心算だからね。
それに何より、キミはもっと知って置くべきだ。 ――今の自分が、どんな状態なのかをね。

(ふと、少女の背後で影が、ぐにゃりと其のカタチを変える。
まるで一本の触手染みた形状で娘の全身を這い回っては
其の尻孔へと掠めた所で動きを止め――括約筋を、ゆっくりと押し開くか
変えられたのは子宮だけでなく、多岐に渡る様だ。 腸粘膜も、いまや妙な魔力に染まっている
触手の太さも無理の無い程度に留めながら、ずるりと腸管を影で満たしてやれば
――其処が、余りにも鋭敏だと把握しているかのように、ゆるゆるとした微細な抽挿と振動で
子宮の裏側辺りまでを、びりびりと刺激して愛でるだろう

――暴虐と共に、少女の理性や尊厳を奪うのではなく
まるで、其れまでの調教と陵辱によって頑なになった其の心と身体を、懐柔して行く様に)

――うん、矢張りまだ勘違いをしている様だ。
そもそも、キミを壊そうとする輩と私を、同列に扱おうとするのが間違っている。
だから、私は決して頑なではないよ、キミが其れほどまでに知りたいと言うのなら教えてあげよう

―――私の名は、ルヴィエラ=ヴァーンハイル
是非、覚えて置いてくれ給え。

(ずりゅっ、と、腰を大きく突き込んで行きながら――名乗る、己が名
果たして、覚えが在るだろうか。 ハイブラゼールにて、貴族の要人や騎士すらも通うと言われる
高級娼館の主――其の存在の特殊性故に、誰からも手を出されていない「繋ぎ止められぬ者」
そんな雄が、自らの立場を危うくするやも知れぬ中で、名を名乗る事を
さて、少女は如何受け止めるだろうか)。

クロエ > 「初対面のボクに随分とご執心のようだけど、何が目的なのかな?
 ん、ふぅっ――く、ぁあっ♪お、教えてくれなくて、いいしっ!
 ひぃいっ、ん、んぅうっ♪お、しりっ、や、ぁ、ぁあっ――おかし、く、にゃる、ぅうっ♪」

忍び寄った触手のような影が、少女の尻穴へと入り込む。
幾度もの調教で開発と拡張を施された肉穴は、触手を銜えこんでも柔軟だ。
秘所とはまた違う、ねっとりとした粘膜が全体を締め付けるような感覚が触手へと与えられる。
腸粘膜も媚薬を纏った刷毛による研磨を受けて、強引に性感帯を開発されていて。
魔力と媚薬に満たされた結果、鋭敏すぎる感度になった肉穴は二度と元に戻ることはない。
粘膜をかき回し、奥のぷっくり熟れた肉ボタンを押しつぶされると、少女はあっけなく絶頂に震えた。
もはや条件付けと言えるほどに教え込まれた快楽は、どんな場面でも変わらずに少女を高みに押しやるのだ。

「んいっ、ひっ、んんっ♪ふぁ、ぁ、ぁあっ――そん、なの、知らないってばっ!
 は、ひぃいっ♪お、くっ、じゅぼ、じゅぼって、や、ぁ、ぁあっ♪く、ふううっ♪
 ルヴィ、エラ――覚えて、おく、けどっ……う、ぁ、ぁあっ♪ひ、んんっ♪」

秘所と尻穴の絶頂では質が違うのか、子宮の熱が収まる様子はない。
あるいは逆に、尻穴での絶頂が少しずつ少女にとっての普通に変わってしまっているのかもしれないのが不安の種ですらある。
名を名乗られたら、例えどんな相手でも名乗り返すのが騎士の礼儀。
それはこの場でも当てはまるから、少女は悩んだ末に、快楽に喘ぎながら。

「君が、ボクの名前をっ、悪用、しないならっ――ひひゃ、ぅんっ♪
 ボクは、クロエっ……それ以上は、言えない――ひ、ぁぅっ、んんっ――♪」

名乗る。それは騎士としての自分を保つため。自分を自分たらしめる為。
もはや騎士という概念に縋りついているような状態だが、少女にはそれしかない。
酷く危うい状態で、薄氷の上を踊るかのように、少女は男の腕の中で囀り悶えて、震えていた。

ルヴィエラ > 目的? だから教えた筈だよ、面白そうだったから、だ。
そして、単純に私の好みだったから、だ。 ……他に、大層な理由が必要かな?

(尻孔で絶頂する――いとも呆気なく、簡単に。
決して強烈な抽挿ではない筈の触手の先端が、奥の熟れた弱点たる肉粒を捏ねただけで
まるで、そう言う仕掛けの様に全身を震わせ喘ぐ姿に、それはそれで、と愉しげに笑みを向けた
ならばと趣向を変え、触手の先端が、其の肉粒を甘く押し捏ねて、押し潰したままと為ろう
其の状態で、ぐりゅぐりゅと子宮の裏側を擦り上げ、別の刺激を送り込む
腸壁越しに、感触が伝わるだろう子宮の裏壁を、もし少女が意識出来たなら
自らの子宮が、ぷっくりと重たげに、其処に震えているのが判るだろうか)

―――……さぁ、少なくともキミの立場を貶める様な事はしないが、ね?
ありがとう、クロエ、其れで十分だ。 では…、……早速、試してみる事にしよう。

――――……目覚めなさい、クロエ。 淫魔たる其の子宮を…、……私に、捧げるんだ。

(――どくりと、其の胎奥で子宮は大きく拍動するのが判る筈
まるで、其の言葉に呼応するかのように、少女の意思では儘為らない子宮が
其の胎奥で、炉心の如くに、甘く、甘く――灼熱する、か
得た名を雁字搦めに絡め取れば、契約は更に強く結ばれて

――そして、不意に、少女の卵巣が、大きく蠢き出すか。
強烈な熱を帯びる器官が、次第に膨らみを帯びて行けば
まるで雄の陰嚢の様に収縮と膨張を繰り返して、淫靡な脈動を始めるだろう
本来、人間の卵子は酷く小さく、そして命の欠片としては頼り無い程のモノだ
けれど、既に人の其れでは無くなっている娘の卵巣が、今、産み落とそうとしている物は
魔力を帯び、人の其れよりも遥かに強く生命力に溢れる、卵管よりも大きな――魔の、卵子

小粒の硝子球程度の大きさたる其れは、目覚めたばかり故か、暴走染みて幾つも成熟する
ぼこり、ぼこりと卵巣が蠢くのは、まさに今其の器官の中で卵子が生産されているからだろう
卵巣もまた、人間の其れよりも大きく強靭となり、淫魔の其れと形容するに相応しく
そして、其の排出を担う卵管は、柔軟さに富んで排卵時に苦痛は感じさせぬ筈

そうして、卵巣から、ゆっくりと初めの卵子が、顔を覗かせる、其の刹那
卵巣の出口が大きく開く感覚と共に――強烈な、快楽が。
人では味えぬ背徳の悦が、巻き起こって行くのを、教えてしまえ)。