2016/10/06 のログ
ご案内:「タナール砦」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「────んん~む……妙ですなぁ?」

夜。
タナール砦からやや離れた、砦を一望できる小高い丘に佇む金髪の男は、額に片手を添えて砦の様子を眺めながら眉を軽く寄せつつ独り言を呟いていた。

「……第七師団の将軍サンとやらがいくえ不明になってから数日経つというのに捜索隊とかが来た感じが全く無いのだが……代わりになんかアンデッドっぽいのが詰めてるし」

砦に犇めく不死者共の姿を捉えてうへぇい、とか声を漏らしつつ。
いつからこうなのかは男は把握していないが、砦周辺の様子も探った結果と合わせ、王国軍が一切動いてないことだけは明らかだった。

エレイ > 首都から此処へやってくるまで、行軍の痕跡は一切見られなかった。
対魔族の主力が壊滅し、王国側としてはかなりの危機であるにも係わらず、だ。
王国内部で何がどうなっているのかは知るところではないが、どうやらかの将軍は随分と嫌われているらしい。

「まあ貴族連中なんかは確実にキライだろうなあーいうタイプは……顔しか見たことないけど」

男はかの将軍との面識は全くないが、どこかの遠征から凱旋した際に街角で顔だけは目撃したことがあった。
なんというか──この戦乱の世でこそ活きる、戦人(いくさびと)。男が抱いたのはそんな印象だった。
あと、確実に超ワガママだ、とも。
……人の事を言えた義理ではないのだが。

「……あのテの顔は一見早死にしそうに見えて結構しぶといからな実はどっかで生きてんじゃねぇーか?」

死んでいるのであれば、砦の中の不死者共の仲間入りを果たしているのだろうが、男はどうもそうは思えず。
カシカシと頭を掻きながら、顔の印象だけでそんな事を呟くのだった。
わざわざ確かめに行く気にはならないが。

エレイ > 「──まあ生死不明のオッサンのことはどうでもいいとして……どうするかねぇあの汚いアンデッド共」

しゃがみこんで頬杖突きながら、改めて砦に視線をやってポツリと。
男個人としては、王国と魔族との争いにむやみに介入するつもりはない。
……以前この砦に単独で突っ込んだ事もあるが、そこはそれ。
ともかくそういう訳で──砦の不死者共を男としてはどうするべきか、なんとなく決め兼ねていた。

不介入を貫いてこのまま放置すべきか。
やはり悪趣味なので全部ぶっ飛ばすべきか。

眉を寄せつつ目を糸のように細め、むぅーんと唸り声を上げながら悩み始め。

エレイ > 「……。まあなんだな、こーいう時は別に謙虚である必要もにいか」

そう言ってすっくと立ち上がった男の左眼に、チリ、と音を立てて山吹色の火が灯った。
その小さな火が、ボ、と大きさを増すと、男の背からブワッと山吹色の靄が火柱のように勢い良く吹き出る。
男の背丈の倍程度の高さまで吹き上がったそれは、すぐにスゥ、と見えなくなった。
パシ、と左拳を右の掌に打ち付け、

「──んじゃーまあ…サクッとお掃除しちゃおうねえ」

緩い笑みを浮かべてそう宣言すると、男は砦に向かって跳躍した。
男の姿は、不死者の犇めく砦の中へと吸い込まれて消えてゆく。

──直後。
ズン、と地鳴りが響くとともに、砦全体を覆うように眩い山吹色の光が迸った。
時間にして1~2秒程度。
光が収まった頃には、砦のそこらじゅうの床に乱雑に装備がバラ撒かれ、加えて謎の灰の山が残っている状態になっていて。
代わりに不死者共の姿は一切合切、砦から消えていた。

……その後、スッキリした顔で砦の王国側の門から出ていく金髪の男の姿を、見た者がいたかどうかは定かではなく────

ご案内:「タナール砦」からエレイさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にサクヤさんが現れました。
サクヤ > 月影の下、少女は身軽に跳ね飛び、進む。
いつも通りの忍び装束を纏い、しかしいつもよりも静かな雰囲気を纏って。
行く先には魔族と人々が取り合いをし続けている砦がある。
今夜の仕事は、何やら巷で話題になっている色々を受けての、砦の調査だ。
正直、何が起きたかなんて言うのは、少女にとっては興味のない事。
ただ、忍びとしての素養や技術を最も生かせるから引き受けただけ。

「――ん、すごいなぁ。大きな砦がぽっかり穴開けてる」

想像もつかない力が、ここで猛威をふるったのだろう。
こじ開けられた、とでも言うべき大穴を見ながら呟いて。
そしてそのまま、ひっそりと静まり返った砦の中へと滑り込んでいく。
人がいれば助けろ。魔族と遭遇した場合は任せる。それが依頼主からのオーダーだ。
とりあえず、第一任務の潜入は半ば成功の様子で、次は内部の調査だ。
地図を頭に覚え込ませながら、黒い小さな影が跳ねた。

ご案内:「タナール砦」にクラリッサさんが現れました。
クラリッサ > タナール砦で大規模な戦闘があったと聞いて様子を見にやってきたが、いろんな意味で修復が大変そうだと思いつつ指令室でどうやって修復するかの算段をしている。

「まあ、人海戦術ですかね~」
緩衝地帯とは言えちゃんと砦として機能してくれないとこちらも困る。
時機を見て修理しようと思っていた矢先何者かの気配を感じる。

「あらあら、様子を見たいのはお互いさまですね」
砦の壁から触手を出して侵入者を捕まえようとして。
捕まえればそのまま指令室へと招待する。

サクヤ > ぴくん、と狼の聴覚が僅かな音を捉えた。
壁面がただの石ではなく、何かに変わる様な雰囲気。
同時に伸ばされた触手を、少女は寸での所でかいくぐる。

「――っ、わ、罠って感じじゃなさそう、だねっ!?」

とん、ととん、とステップを踏んで数本をよけると、腰の刃を抜き放った。
炎をエンチャントした短刀――炎月を威嚇する様に横に薙ぐ。
そうして、数本を相手取るが、しかし少しずつ追い込まれていく。
なにせ相手は半ば無尽蔵。やがて、触手の一本に絡めとられてしまうと。

「ひゃっ!?な、は、離せ、離せってばぁっ――!?」

ずるり、とどこかに引きずり込まれてしまうのだった。

クラリッサ > 侵入者を指令室間で触手で引っ張て来れば目にしたのは小さなミレー族の少女。
思わず立ち上がり目を輝かせて。

「まあかわいい!お名前は?こちらへは何をなさいに来ましたの?触手の経験はありますか?もしよろしければ私の触手を産んでみませんか?私はクラリッサと申します、一応魔王をやっております!さあ、早速産んでみません?とっても気持ちいいですよ!それとも無理やりの方がお好みですか?」

よほど好みだったのか手を握って早口にまくしたてる。
表情からしてものすごく嬉しそうだ。

サクヤ > なんとなく肉色っぽいトンネルを抜けた向こうには、何やら綺麗なお姉さんがいた。
母親、というイメージをいくつも重ねて行った結果とも言えそうな、母性の塊。
物腰の柔らかさは姿に相応で、流石の少女も一瞬毒気を抜かれた。
同時、始まる捲し立てには目を丸くしながらも。

「ちょ、ちょっと待ってほしいんだよっ!?こ、ここには中の調査に来たけど、その、触手とか産んだ事ないし、
 ちょっと抵抗があるっていうか、その、む、無理やりだって嫌なんだけどぉっ!?」

不意打ち気味な驚愕の連続に、敵対するという意思が拍子抜ける。
かと言ってこの場は抜け出したいし、だけど目の前の女性を傷つけるのは何となく憚られる。
所謂、母親に反抗して傷つけてしまう感覚――そんな錯覚を受けるのだ。
結局、隠し刀に手を伸ばすのを躊躇した少女は、ふと思いつく。

「わ、分かったからちょっと落ちついてってばっ!……その、ボクに、この砦の事教えてくれるなら、その
 クラリッサ、の、お話、聞かなくも、無い、けど……どう?」

捕まってしまった以上、抜け出すには取引か武力行使が必要で。
直観的に勝てそうにない事を理解した少女は、早速取引を申し出た。
幼いなりをしていても、忍びとして確かに強かなのである。

クラリッサ > 「えーそりゃあ確かに最初は怖いかもしれませんけど、一回してしまえば癖になってしまうぐらい気持ちいいのに」

中の調査に来た、というのは本当だろう。
火事場泥棒には見えないし身のこなしは確かにプロのそれだ。

どうせここがどうなったかぐらいは教えてもいいかな。
そう思って。
僕っ子なのもまた個人的にツボだし。

「分かりました、では私の知っていることはお教えしましょう」
そう言えばソファに座ってなぜか用意していたお茶とお菓子をテーブルに置いて。

「ささ、どうぞお座りください」
お茶には当然のように媚薬が仕込まれているが。

「最近の話なんですけど…第7師団とか言ういけ好かない人間の軍団と、ロザリアさんって言うこの辺りの城に住んでいる吸血鬼の子が派手に戦いまして、結果第7師団は壊滅したそうです」

サクヤ > 「こ、怖いわけじゃないんだけど、その、ぬるぬるするのは苦手なんだよぅ」

忍びとは言え、根は少女。ぬるぬるする触手とは基本関わり合いになりたくないのが本音だ。
とはいえ、身のこなしだけですっかり実力を看破されているのだから、完全な拒絶は無理に等しい。
なぜか解放されると、出されるのはお茶。明らかに怪しい。怪しすぎる。
絶対に媚薬の類が入ってるよなぁ、とは思うが、この場の支配者は目の前の彼女。
それならば、ここは飲み込むしかない。――であるなら、と視線を向けると。

「……これに、エッチなお薬入ってるの分かってて飲むから、サービスしてほしいなぁって。
 この砦の簡単な間取りとか、さ?だめ、かなぁ?」

教えられた後で変えられてしまえばそれまでだが、こちらとしては報告に耐えうるだけの資料がほしい次第。
その後で間取りが"変わってしまった"場合は、責任など取らなくていいのだ。
ふぅ、と息を一つ吐くと、意を決してお茶に手を伸ばす。子供っぽい見た目故か、お茶は甘めで美味しかった。

「ん、第七師団……確か魔族と戦う専門の、ってやつだっけ?それが、壊滅しちゃったんだ
 通りで、この砦の調査を急ぎで依頼してくるわけだねぇ。見つけたら救えって言われてる様なものだし」

こく、こく。お茶を飲みつつ、話を伺う。半分ほど飲めば火照ってくるのが感じられて。
じわり、じわり、と腹の中が蕩けていくのを感じながら、腿をこっそりすり合わせる。
少女は隠しているつもりだが、顔はすっかり赤くなっていて、発情は簡単に見抜けてしまうだろう。

クラリッサ > 「あ、ばれてましたか、じゃあはい」
あっさりばれたがそれはまあいい。
1枚の紙を渡して。

「間取りとしてはこんな感じですね」
どうせ修理の時に少し変えるしこれは渡しても問題無い
彼女もそれは織り込み済みだろう。
だから彼女も媚薬入りと知ってお茶を飲んでいるのだろう

「そうそう、その後ロザリアさんがアンデットを配備していたはずなんですが…誰かが退治したみたいです、私が知っているのはここまでですね」

知っていることを全部話すと媚薬が効いてきたようでもじもじとしている彼女を見れば自分も服を脱いで豊満な乳房を晒し。

「我慢できなくなったらこちらへいらっしゃい、いっぱい甘えていいですから…そう言えばお名前は?」

サクヤ > 「匂いでわかるもん。これ、お茶以上に甘い匂い強いし、どれだけ入れたのさ」

舌に感じる甘みも大半が媚薬の物。鋭敏な味覚と嗅覚は、より鮮明にそれを捉える。
差し出される紙は素直に頂くと、懐にしまう。忍者服の謎収納機構である。
後は甘い薬染みたお茶を舌の上で転がすと、きゅぅぅ、と子宮が疼き始めて。
アンデッドについての話も頭の中に叩き込むと、そろそろ飲み込んだ媚薬が辛くなってくる頃合い。
結局お茶は殆ど媚薬だったらしく、強烈な、狂おしいまでの発情が少女の中に渦巻いている。
目の前、母性の象徴である豊満な胸元にくぎ付けになると、ふらふらと近寄ってしまいながら。

「――ん、ボクの事、ちゃんとお外に帰してくれるなら教えてあげる。
 サクヤ、だよ。ボクの名前――よろしく、って言うとちょっと変かな?」

魔族が相手でも偏見を持たない少女は、柔らかそうな胸に顔を埋める。
もふ、むぎゅ。そのまま、今は離れて暮らす母を思い出しつつ、少しだけ甘えてしまうのだった。
こうして甘えている間だけは、されることを受け入れよう。そんなつもりでいた。

クラリッサ > 「ふふ、たーくさん」

茶と媚薬が2:8ぐらいのブレンド。
当然媚薬そのものも超強力。

飲めばたちまち股を濡らす代物だ

「サクヤ、よしよしいい子ですね…いい子ですからお洋服は自分で脱ぎ脱ぎしましょうね」

胸に顔をうずめたサクヤを見て優しく頭を撫でながら服を脱ぐように命じて。
「ふふ、おっぱいも飲みますか…サクヤ」
乳首から母乳が溢れる。
この母乳も強力な媚薬成分が含まれていて。
既に周りは肉の部屋と化し、触手が周りを取り囲んでいる

「脱ぎ脱ぎしたら好きな所に入れてあげますからね、ちゃんとおねだりしましょうね」

サクヤ > 「だよ、ねぇ――ん、ぅっ♪」

媚薬が体に回れば、すっかり発情しきった様子を隠せなくなって。
胸元に顔を埋めたまま、促されるままに乳首を咥えて、甘い乳液を吸い始めた。
服もしゅるりと脱いでしまうと、格納の術式でしまい込んで。
甘い甘い快楽の沼に沈み込む予兆を感じながら。

「あの、その……お、お尻なら、好きにして良いから。
 前は赤ちゃん出来ないから、ね?」

強力な避妊の術式を宿した秘所と、無防備な尻穴。
そのうちの、弱い方の穴を差し出すと、期待に心を弾ませる。
彼女に穿られ、嬲られ、排泄すら管理される。そんな、みじめな悦楽がほしかった。

クラリッサ > 「はいはい、サクヤはお尻が大好きなんですね」

自ら尻穴をおねだりするサクヤに授乳させながら
小さな触手でサクヤの尻穴を限界まで広げて

「いっぱい広がるんですね、もうお尻はすっかり開発済み、いやらしいサクヤですわ」

小さい体だがすっかり開発済みの淫乱。
ますます好みで嬉しくなってしまい。

広がった尻穴のサイズギリギリの触手で一気に直腸まで貫いた。

サクヤ > 「だ、大好きじゃ、な、ぃぃぃいいっ♪」

ぞりゅうぅううっ、と触手が直腸を一気に抉った。
胸に顔を埋めているからこその、見えない場所からの一撃。
それは性感帯として育てられた腸粘膜を悉く抉り、少女の頭に火花を散らす。
それでもなお、触手をきゅぅきゅぅと美味しそうに咥え込むと、腸粘膜がねっとりと絡みつく。
性に秀でた蕩けた名器が、きつめの締め付けを持って触手を搾り取ろうとする。

「んぅっ、ふ、ぅんっ♪お、ひりっ、ほじほじ、これ、きもち、いっ♪
 んひ、ぃ、ぁ、ぁあっ♪おっぱいも、あまあま、なの――ん、むちゅっ♪」

こく、こく、と甘い甘い液体を飲み込みながら、尻の穴をささげる。
それは、非常に背徳的で、強烈な快楽体験だった。