2016/05/08 のログ
ご案内:「タナール砦」にヘクター さんが現れました。
ヘクター  > 夜になっても魔族と人間の争いは続いている。
乱戦状態となり、敵か味方かも分りかねる凄惨な戦場にあって
一人喜色を浮かべた男が混じっている。
「ひひひ、活きの良さそうな者はおらんかの。」
男の目的は魔力か性欲を満たすに足る肉体の持ち主を捕まえること。 己に斬りかかってくる者がいれば触手で捕え、口の中へと挿入していく。 その光景に周囲の者は慄き、男の周囲だけ一定の空間が出来上がる。

ヘクター  > 「わしはな、お前らみたいな若い女から奪うのが特に大好きでな。」
男は口の端から涎が漏れているのも気付かぬ程に笑っている。
男の目の前には男の身体から出てきた触手に囚われ、口の中に異物をぶち込まれ、喋ることすら出来なくなっている女性兵士が2名。 他に男性の兵士も居たが、男の好みに合わなかったのだろう。 首と胴を切り離した状態で周囲に転がっていた。

ヘクター  > 触手が女兵士の身体を弄り、体液で濡らしてゆく。
限界まで開かされた口には触手が蠢き、女兵士の体液と魔力を吸い上げている。 未知の恐怖に兵士の目に涙が浮かぶと、男は口角を再度あげた。
「ひひひひひ、お前らのそういう顔がわしの身体に活力を与えてくれるわ。」

ここまで無力化できているのなら、魅了して大人しくさせることもできるが、あえてしなかった。
「恐怖で歪んだ顔を見るのはたまらんわ。 危ない橋を渡った甲斐があるというものよ。」

ヘクター  > 「しかし、お前らの仲間は随分と薄情だな。 誰も助けに来んではないか。」

触手で魔力を搾り取りながら、あたりを見渡し笑みを浮かべる。
性格には助けないのではなく、助けられないのだ。
男の周りでは未だ魔族と人間の戦闘が続いており、今宵の勝負に関しては魔族の方が優勢のようだ。
最も、事前の情報でそうなることを予測できていたからここに姿を現したわけではあるが。

「わしは人間が大好きだ。 弱い癖に何度も餌になりに来よるからのう。 いひひ、いひひひひひ。」
触手での蹂躙を続けながら全身を震わせる。 
人間が無残に殺される様を見ながらの食事は特に楽しい。

ヘクター  > 「これ位か。 あまり吸い過ぎると死んでしまうからのう。」
触手の中の女二人の反応が薄くなると、吸い取ることを止める。

「このまま捨て置いてもかまわんが、それでは遅かれ早かれ殺されてしまうじゃろうな。」
男はくくっと笑ったあと女二人を掴んだまま戦場を後にする。

どこか離れた場所で解放したのか、それとも己の家まで持ち帰ることにしたのか。 それは男のみが知ることで。

ご案内:「タナール砦」からヘクター さんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にセラさんが現れました。
セラ > 兎さんが跳ねる。首が飛ぶ。
戦場に似合わない恰好の少女が駆けると、人の命が散っていく。

「仕事中に召喚されてもこまるのだが……」

押しつ押されつの陣取り合戦の戦場に押し負けてるからと、召喚されてその場で戦闘開始。
数が取り柄の雑魚相手では戦闘経験の足しにもならぬと、剣を振りながら死体を量産しつつ、戦場を右へ左へと走り抜けてるうちに、魔族優位に戦況が傾いてきたと見て足を止め一息つく。
敵味方がぶつかり合う乱戦状態を抜ければ、敵が固まったところへ魔法攻撃が飛んだりして戦況の天秤の傾きは加速がついていく。

「勝ち戦は、やはり気分がいい」

死んだふりをしていた敵兵に剣を突き込み、とどめを刺したりしながら砦の方へと向かう前線を追いかけ、足を進める。遠目には、脳筋な一団が突撃をかましては返り討ちにあったりしているなど、統率が緩んでいる光景が見えるのがやや不安だが、まあ大丈夫だろうとの思いに、その足取りは軽い。