2016/03/14 のログ
シャルロット > ひとつ、またひとつと部屋を巡っていくうちに、
セラは貴人が使用していたであろう、比較的豪奢な内装の施された
部屋にたどり着いた。

その部屋には先客――といっても残敵掃討のために送り込んだ、
友軍の小隊が既に踏み込んでおり、中に残っていた敵兵を殲滅しおえたところのようだった。

『セラ様、逃げ遅れた貴族の女らしき者を捕縛しました。』

と、その小隊の指揮官らしき小鬼が縄に繋がれた女をセラの前に引き出す。
地味ながら腕の良い仕立て屋の作とわかるコルセットドレスと、黒いシルクのタイツ。
艶やかな黒い髪と切れ長の鋭利な瞳……。

「くっ…………。」

その女は既に『覚悟』を決めているのか、魔王たるセラをきっと睨み付けて。

セラ > 「ほほう。これは、なかなか……よくやった」

捕縛された状態で引き出された女を眺め、口元をにんまりと歪めてよくぞ捕まえたと小鬼を褒めてから、じっくりと女の全身を改めて眺めて身なりの良さは確かに貴族っぽいが、さてどの程度の地位か。どの程度の情報を握っているのかと、その価値を値踏みし。

「心折れてない様子はいいが、どこまでもつかな?
 まずは名前。そして、何者かを訊こう。答えないというのなら、相応の態度をこちらも取らせてもらうが」

覚悟を試すように剣の切っ先を胸元に突きつけ、女の瞳を覗き込むように見つめながら問いかける。

シャルロット > 胸元に剣を突きつけられ、小さくびくりと震えてつばを飲み込む女。
しかし、それでもまだ委縮することなく、寧ろまるで挑む様に。憎悪に満ちた瞳でセラを見つめ返して。

「……魔族になど、名乗る名はない。」

ぴしゃり、とそれだけを言うととセラに向かって唾を吐きかけた。

『……拷問いたしますか?』

そばに控える、小隊長がその光景を見て女を威圧するように言葉を発する。

セラ > 「この状況で、そのような言葉を吐けるとは」

恐怖を感じてないわけではない。だが、恐怖に心折れるどころか憎しみを糧に言い返してくるとは、肝が据わっているなと目を細めて女を見据え。吐きかけられた唾を小さく展開した障壁で弾き。

「名前すら名乗らないのであれば、名も無き女として扱おう。いや、名前を必要としない人以下のモノとして扱いが、お望みかな?」

ここまで反抗的な態度を見せて、まさか丁重に扱われるとは思ってもいないだろうと獲物の抵抗を愉しんでるように薄い笑みとともに、突きつけた切っ先でコルセットドレスの胸元をひっかけるようにして切り裂き。

「そうだな。拷問するのもいいが、この手合いだと自分への苦痛は存外耐えそうだ。仲間がいたなら、そいつを代わりに責めるのもいいが。いないのなら、快楽で責めたほうが効果がありそうだ」

ないなら、手持ちでどうにかするが。そっちの方の用意はあるかと小鬼に訊ね。

「対応を変えてほしかったら、さっさと態度を変える事だ。媚びる態度を見せれば、気持ちが変わるかもしれぬぞ?」

最後通牒とばかりに、女に言葉をかける。

シャルロット > 「……な、名乗ったところで、お前たちのヒトへの扱いなど知れている。
 知っているぞ。魔物はヒトを遊びながら殺すのだ――。」

明白に迫る死の予兆に、震えながらもその態度まではかえじとばかりに言葉を吐くが、
次の瞬間、切っ先でコルセットドレスを裂かれ、形の良い乳房が外気にさらされて。

「うっ…………。」

一瞬おののき、気恥ずかしそうに眼をそらすがすぐにセラに挑みかかる様に、視線を返すシャルロット。
この女貴族は死だけではなく、魔族による凌辱も覚悟しているようだった。この女は覚悟している。
しかし『死んでやる。しかし、魂までは折れてなる物か。』と。殆ど無言ながら、彼女の視線はありありとそう語る。

『この女以外は護衛の兵士のみでしたが、それらは討ち果たしました。
 敵ながらあっぱれ、最後まで抵抗をやめなかったものですから。
 ……申し訳ございません、拷問具以外は今の手持ちには。』

セラ > 「なるほど。だがお前たちも捕らえた魔物をどう扱うかを考えれば、文句は言えまい」

さらけだされた乳房をわざとらしく、じっと見つめ。剣を引くと代わりに手をのばし、乱暴な手つきで掴み。

「死の覚悟はできているようだが、身を穢される覚悟はできているかな? なかなか、いい体をしているようだが。わたしが与えると言えば、彼らにこの身を穢されるぞ。
まあ、味わうのならわたしが最初に味わうが」

ゆっくりと味わうように胸を揉みながら、顔を寄せて囁きかける。

「なるほど。では、拷問だな。まあ、不要な苦痛を与える趣味はなし。快楽系の拷問具があれば、もってこい。
まずは、下ごしらえといこう。死の覚悟で、苦痛には耐えられるかもしれぬが、快楽にはいつまで耐えられるか見せてもらおう」

小鬼の回答にならば仕方なしと頷く。
覚悟の決まった女の眼差しに、このまま殺しては負けた気分になる。魂まで穢して堕としたほうが楽しめると、方針を決め。
欲情を誘う淫気を発散し始めながら、柔らかさを愉しむように乳肉を揉みこみ。胸の先端を嬲るように、指先で転がすように弄ぶ。

ご案内:「タナール砦」からシャルロットさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からセラさんが去りました。