2015/11/06 のログ
■オルヴァ・フォンローク > 歩兵の制圧が鈍れば、そこに飛び込み敵の首を刈り士気をあげ。
一度、二度と剣を閃かせば、砦内の壁を赤で彩る。
そこに老若男女の区別なく平等に剣を振り下ろす。
「正規軍はどうも錬度不足が鼻に付く。
しかしあまり実家も頼れませんね、今回も結局は爆攻部隊を借りてしまった」
歩を進めるたびに赤い絨毯を敷く。
剣で突くと思えば蹴り穿ち、拳で殴ると思えば剣が飛ぶ。
巧い、虚撃をつかい巧妙に最速で命を絶つ。
「正味、高位魔族がいないだけでこうも楽に成るとはね。
まあ、私は魔族に対して有利な手段があるという事もありますが……聞こえてます?」
運悪く絶命できずに首から血を流す魔族に声を送る。
それは長年の友人に話しかける様で先ほどの剣鬼の姿が幻想の様だ。
■オルヴァ・フォンローク > 「ふむ、捕虜になっていた兵士ですか?。
うーん、個人的には思うところはないんですがね。
それも敵として殺しなさい。」
屋上に立ち、周囲に目をひからせながら部下に命ずる。
魔物を宿してる可能性や神聖都市から一々神官を呼び寄せる
訳にもいかない。
「ああ、それから。今回のお楽しみはなしです。
私の隊で魔族の捕虜は全て王都に送ります。
残りは任期までしっかり防衛、要警戒するようにお願いしますよ」
そう言って、屋上から離れ隊をまとめる。
王都に送る魔族達を拘束させ、脚の腱を切り、死体の処分を手配。
やれやれと首を振り、血と死臭で薫る砦を去っていく
ご案内:「タナール砦」からオルヴァ・フォンロークさんが去りました。