2023/03/13 のログ
■エレイ > 扉の向こうは、そこ自体には何もない小部屋だった。
が、更に何処かへとつながっているのであろう扉が、正面、そして左右に複数見られた。
ふむ、と顎に手を当て思案し。
「……ようやくちょっとダンジョンっぽくなってきたじゃねぇーか。よし、とりあえず片っ端から散策していくことに決定した」
フッと笑ってそう宣言すると、まずは真正面にある扉をまた蹴り開けてずんずんと突き進んでゆく。
──はてさて、この日の男のダンジョン探索が実のあるものになったのかどうかは、本人のみの知る所。
ご案内:「無名遺跡」からエレイさんが去りました。