2022/10/16 のログ
ご案内:「無名遺跡」にビザールキャリアーさんが現れました。
ビザールキャリアー > 【待ち合わせ待機中。ロケーション展開開始】
ご案内:「無名遺跡」にテンタさんが現れました。
ビザールキャリアー > 無銘遺跡の長い袋小路を経た先ある小部屋。
そこにその異形は鎮座していた。

時折胴体の前面に走る亀裂から無色無臭の淫気を吐き出し、小部屋、回廊に満たしていく。
探索を続ける獲物が迷い込み、淫気に蝕まれるのを待ち構えて。

……だが、その日はいつもと違っていた。
回廊に走る亀裂、粘液の残滓。一見すればゴミ、しかし獲物を見つけられる干からびた幼体の亡骸。

知っているものであれば、魔物に理解あるものであれば見受けられる痕跡を回廊には散見していて。

テンタ >  
遺跡跡で触手の探索。
ウロウロしていれば、粘液の跡が増えて来て、淫気も濃くなってきた。
この先で合って良そうだ。

「あーあー、かわいそうに……」

通路に打ち捨てられた触手生物の幼体。
それを見て悲しげな声を出す。
とは言え目当ては死体ではなく生きた触手。
あんまり気にせず通路の先を目指す。
濃くなる淫気、媚薬に耐性があるとはいえ、これ以上は吸うと良くない。
鞄から短い触手を取り出して、口を開かせる。
ガスマスクと同じ働きをするそれを口に当て、さらに進んで。

「――おー、いたいた」

辿り着いた小部屋の中を覗けば、そこに目的のものがいた。
獲物を取り込み、その数を増やす厄介な魔物、ビザールキャリアーである。
触手とは言え相手は野生、一応警戒は怠らず、しかし敵意を見せずに近付いていく。

ビザールキャリアー > 無臭無色の淫気、といえども感知する方法はある。
それは経験。周囲の状況からそれが発生していると推測した上で
己の体の反応から濃度を測定することは可能。

ただ、並の人間では、並の経験ではそれをなしえない。
それだけ、触手と関わったものにのみ感知できる体得法。

……声を、聞いた気がした。
耳もない異形は、それを感知器官で取得する。

知性もない、行動原理を刻み込まれたいわば人工的な本能だけで活動する異形、魔法生物。

魅入られたものでもない、敵意、害意を抱くでもない。

理解。

それは魔物にとって獲物から観測する未知の反応。

やがて異形は立ち上がり、改めてその巨躯を露わにしながら、
貴女へ向けて亀裂から何本も触手を伸ばしていく。

首を撫でるように、腕を絡め取るように、胸元の谷間に伸ばして触れてくる。

テンタ >  
「おっとぉ早速スか」

伸ばされる触手。
それらを受け入れ、しかし身を任せることはしない。
こちらからも腕を絡ませ、手を重ねて。

「えーと、言葉は理解、出来るスかね。キミにウチに来て欲しいんスけど」

ビザールキャリアーは学習をする、と言うことはわかっている。
しかし言葉の意味は通じるのだろうか。
自身も触手の言いたいことがわかるとは言え、彼は触手とはちょっと違う。
いつもの意思疎通が出来るかどうか、まずそこを確かめて。

ビザールキャリアー > 触手かといえば、イエスであり、ノー。
途中あった亡骸を見れば間違いなく幼体は触手。
そこから急速に成長し、触手を内包した異形へと変貌する。

通常の生物であればありえないほどの幼体から成体の変貌。
体内の”檻”に内包する無数の触手は人で言う感知器官。

触手生物ではないが、高度な器官として成立するそれは、触手同様に”意志”を受け止める。

人に誰にも証明することはないが、貴女は確かに触手の声を聴く。

―雌
―繁殖
―エラー
―エラー
―エラー
―接続
―対話
―交信

貴女の着衣に触れながら、触手が器用に留め具を外し始める。
ゆっくりと脱がせていく中で、貴女の耳に触手が潜り込む。

ぐちり、ぐちりと耳を犯しながら、本来大量の欲望を流し込むそれは貴女の意識を繋がっていく。

―願望
―用途
―目的
―要求

目的を問うてくる中、下着も丁寧に脱がせ始めて

テンタ >  
「ん、ぅ」

耳に入り込んでくる触手。
そこから彼の声が聞こえた。

「あー、ボクは街で触手屋さんやってまして。キミいい商品になるんスよ。ボク個人としても助かりまスし、荷物運びとか」

するすると服を脱がしてくる彼。
その言葉?も生き物とはちょっと違う。
なんと言うか、触手によくある雑多感と言うか、雑念がない。
欲求もあるにはあるが、それが余りにまっすぐすぎる気がする。
聞いた話では人工物らしいが、なるほどと頷ける。

「もちろんキミにも悪い話じゃないと思うスよ。繁殖に使ってもらっていいスし。まぁ、いつでもって訳にはいかないスけど」

さて、どういう反応を示すかな、と彼の触手を擦りながら。

ビザールキャリアー > 言葉が、伝わってくる。
対話。かつて異形の祖を造った『-----』とはかつて行われていた交信。
貴女との対話の中で、久しく種として退化していた器官が、異形特有の急速な進化を用いて再び動き出す。

―要請を確認。
―雌は犯すもの。
―運ぶもの。
―基準を満たしていません

―捕獲を開始します
―犯します
―犯します
―孕ませます
―苗床にします
―心を取り込みます
―幸福
―幸福
―幸福

異形は噂に聞く通り、捕獲を開始する。
だが、その言葉とは裏腹に貴女は異形から”理解”と”対話”を感じ取るだろう。
その方法は一つ。雄と雌が衣服を脱いでそそり立ってすることは一つ。

その証拠に、異形は触手を擦られれば無理やりに襲うことはなく、貴女の秘所を撫であげ、首筋を触手でなぞり、
耳の中も聴覚を犯し始めて。

豊かな胸にも乳首を絡め取るように愛撫を始めるだろう

テンタ >  
「ん、んー……なんかやっぱイマイチ難しいスね……」

彼の言うことが微妙に理解しづらい。
やはり触手に限りなく似た違う生物だからだろうか。
しかし言っていることはわかるし、なんとなくでも意思疎通出来ているのもわかる。

「ま、とりあえず難しい話は後にして、えっちするスか」

目的の半分はそれだ。
鞄を下ろし、蓋を開ける。
一応念のためにいくつか持ってきた触手を何匹か腕に絡ませ、彼に向き直る。
空いた腕で口に付けていた触手マスクを外し、

「っ、ぁ♡ すっご♡ きっ♡クぅ♡♡」

淫気ガスを直に吸い込んだ瞬間、身体が一気に発情した。
耐性があるからこれで済んでいるが、常人ならばそれだけで気を失っていてもおかしくないだろう。
がくがくと笑う脚でなんとか身体を支えながら、彼の胴体に手を伸ばして。

「この中で♡ メスを犯すんスよね♡♡ すっごいだろうなぁ♡♡」

ねだる様に優しく撫でる。

ビザールキャリアー > 触手を腕に絡ませる。妨害行為、敵対行動。

一度その触手を剥ぎ取ろうとするように触手達が伸びてくるが、寸前で止まり、離れていく。

マスクを外して一気に発情してしまえば、媚薬粘液を帯びた触手が貴女の秘所を抉るようにこすり始めて粘液を粘膜に塗り込んでいく。
太ももに絡みつき片足を上げさせて、やがて乳首にも触手の先端が口を開いてしゃぶりつき、中の極細触手で扱き立てる。

明確な愛撫。それも媚薬を塗り込んで雌を堕としにかかるそれ。
逃げ場のない閉鎖空間でじっくりを行いながら、胴体を撫でられれば、目の前で亀裂が大きく開く。

胎内で蠢く無数の触手、天井から夥しく滴る媚薬粘液の雨。
中に入れば、快楽と肉欲に溺れるのみ。
正しく”彼”が言う通り”幸福”を迎えて苗床にされてしまうだろう。

―基準を満たしてください

ふと、声が聞こえる。被造物。従属者。そう造られた異形は主を欲しているかのように
そう言葉を投げかけてくる。

犯されて耐え抜いて主として己を従えろと。

テンタ >  
「――ふふ、そういうことスか♡」

基準。
先ほどから彼が行っている「基準」が何か理解した。
確かに、犯されて壊されるようでは、主には慣れないだろう。
秘所を擦られ、乳首を捏ねられ、腰がガクガクと跳ねる。
恐らく開いた口の中に入れば、こんな「愛撫」では済まないだろうと容易にわかる。

「いいスよ♡ えっち勝負スね♡」

腕に絡ませた触手を退かせ、その開いた口の中に身一つで潜り込む。
勝負と言うからには触手を持ちこむわけにもいかない。
心配そうに地面を蠢いて首をもたげる触手たちを置いて、何のためらいもなく入り込んだ。

ビザールキャリアー > 男であれば犯される必要はない。主以外は殺すのみ。
主として登録された者のみが従えることが出来る。

女性は、捕らえられ、苗床となり、幸福に溺れて堕ちていく。
それを凌駕する、強い主、新たな主。
異形がそれを欲しているからこそ、基準を明かし、繋がろうとする。

異形は、ずっと孤独だった。

異形の意志から動揺が感じられる。守るはずの別の個体を退かせる。
その個体から感じられる憂いの念。

だというのに潜り込んでくる貴女を、異形は触手で絡め取り、入り込んでくる動きを補助しながら導きいれる。

……中に入り込めば、亀裂が閉じていく。
体内はほのかに光を帯び、全容を照らす。それは獲物自らに痴態を見せつけて堕とす手管の一つでもあり。

一度触手が貴女から離れ、周囲を様々な触手が取り囲む。
幾重にもエグく張る雁首を帯びた生殖器。
先端にブラシ状の極細触手を備えたもの。
先端に半透明の搾乳器官を帯びたもの。
細い針を先端に有するもの。
大きな口と舌を先端に有するもの。

他にも極細から極太まで様々なサイズが夥しく蠢いて。

ゆっくりと、淫口器官が貴女の口に近づいて覆い被さり、舌を絡めとりながら媚薬粘液を飲ませにかかる。
その間もブラシ触手が胸に覆い被さり、多角的に揉みしだきながら乳首を圧し潰して弄ぶ。
極細い器官が陰核に絡みつき、別の生殖器がまたぐらを潜って秘所も尻たぶもこそぎあげて。

その間も頭上から媚薬粘液が降り注ぎ続けてくる

テンタ >  
「う、っわぁ……♡」

閉じた口。
完全に閉じ込められ、逃げ場はない。
どういう理屈か、彼の体内はうっすらと光っていて、自身に迫る触手の様々な形や大きさがよくわかる。
どれがどんな使い方をされるのか。
今からどんな風に犯されるのか。
楽しみで仕方がない。

「んぶ♡ ぉ♡ んおぉ♡♡」

口を触手で塞がれ、何か流し込まれた。
媚薬だ、とわかった瞬間、全身に触手が群がり出した。
乳首を磨くように擦るブラシ型の触手。
クリトリスを絞るように巻き付いてくる細い触手。
尻を、胸を、自身のありとあらゆる女の部分を責め立てられながら、肌は落ちてくる媚薬に焼かれ続ける。
全身性感帯になったような感覚。

「ん♡♡ ぐぉ♡♡♡ ぉおぉおぉおぉっっ♡♡♡♡」

思わず腰が暴れる様に反らされるが、当然触手は離れてくれない。
逃げ場をなくした快感が体の中で暴れまわり、あっという間に達してしまった。

ビザールキャリアー > 背中に太い触手が這い回り、背筋をなぞってくる。
脇腹を細い触手が舐め這う。太ももに絡みついた触手がくぼみを撫で回す。

女性の部分以外も愛でる愛撫。それはこれまで多くの雌を堕としてきた異形の手管。
ブラシは根元から乳房をほぐすように揉み上げ、やがて円を描くようにこね回す。
乳首も扱き、押しつぶし、乳輪をなぞる次々と変化する愛撫を施す。

クリトリスは一面をなぞるように扱き、時折きつく締め上げて充血させる。

秘所にいたっては達して戦慄けばさらに小刻みに粘膜をこそいで媚薬を塗り込む。

耳に潜り込んだ触手から

―誰も助けに来ない
―誰にも見られていない
―誰にも見つけられない

と、常套句が流れ込んでくる。

やがて、二本の生殖器が、貴女の両手に押し付けられ、周囲に複数の触手が取り囲み、脈打ち始める。
全てが、基準を満たそうとする貴女を欲して、欲望を差し向けていて

テンタ >  
「ぁ♡♡ っが♡♡♡ だめ♡♡っ♡♡ イって♡♡♡ っる♡♡ぅ♡♡♡」

達してもなお責めは止まらない。
腰が浮いたまま戻ってこない。
乳首はビンビンに膨れ上がり、乳輪も腫れたように膨らんでいる。
真っ赤に充血したクリトリスを絞り上げられ、それに引っ張られるように更に腰が浮く。
身体中の粘膜に媚薬を刷り込まれ、それが吸収されて身体中を回る。
頭の片隅のまだ冷静な部分で、あぁこれは普通なら堕とされても仕方ないな、と何となく考えて。

「――っふふ♡ 助けが♡きたら♡♡ぉっ♡♡ しょうぶ♡♡に♡♡っぎぃ♡♡ ならない♡っ♡♡スよぉ♡♡♡っひぁぉ♡♡♡♡」

しかし、聞こえてくる声には笑って答える。
元より誰かの介入など望んでいない。
それはお互いそうだろう。
自分が耐えるか彼が堕とすかの勝負なのだ。
助けなど、興冷めもいいところなのだから。
押し付けられた生殖器を本能的に握る。
強すぎず弱すぎず、ちょうどいい力で握りしめ、指をそれこそ触手の様にうねらせて刺激する。

ビザールキャリアー > ふと、一本の触手が頬を撫でる。
それは愛撫とは、貴女を堕とす行為とは関係ない動き。

まるで勝負に臨み自分と対話する貴女を気遣うような仕草。
異形もまた、基準を満たす、勝負に正面から望み、耳から触手が引き抜かれる。

ここからは、お互いの体を使った正当なまぐわい。

淫口器官が首筋にしゃぶりついて舌を這わせる。頬を舐め、首筋に甘く吸い付き愛撫する。

痛いぐらいに勃起した乳首を今度は甘やかな愛撫で焦燥を駆り立てるように愛でる。
その一方で感度が上がって来た乳房を軽く打ち据えるようにブラシが揉みしだく。

陰核を扱いて腰を揺らめかせ、前に前に向かせるように仕向けて、乳房責めをする触手が貴女を床に横たえさせようとする。

おとなしく従うなら、背中の触手は離れて、貴女の太ももを折り曲げさせ、膝の裏に触手が潜り込んで自ら前後に律動を刻みながら自慰行為のような行動をするだろう。

まるで、貴女を性処理の道具とするような行為。
それは艶めかしく蠢く指が織りなす手淫の中でもそうで、快楽に打ち震えるように雁首が収縮し、自らもまた前後に動き始める。

周囲で欲望の滾りを見せつけるように触手達が脈打ち、粘液を滴らせる。

……やがて、生殖器が二本、貴女の前後の穴に近づいていく。
だが、待っている
身勝手に挿入することなく、貴女の言葉を待つように。

これは、勝負なのだから。

テンタ >  
「んっ♡ ふふ♡」

頬に這わせられる触手。
それに頬擦りを返す。
触手に寝かされ、自身の膝膝の間にこすりつけられる触手。
それを虐める様に挟む力を強めたり緩めたり。

「ぁっ♡♡あ♡♡ いいっ♡♡ それっ♡いいよぉ♡♡」

焦らされるような乳首の責め。
思わず甘い吐息を漏らしながら、上半身を揺らして少しでも刺激を強めようともだえる。
吐き出された粘液を口や顔で受け止め、飲み下す。
身体の中の熱が更に高まるのを感じる。

「♡♡ いれたいスか♡♡♡ 「許可」が♡♡欲しいんスか♡♡♡」

どろっどろの顔でにんまりと笑う。
おいで、と言えば、きっと彼は両穴を責め立てるだろう。
抉って、突いて、体の中から溶かされるように、堕としにかかってくるだろう。
けれど「許可」を出すと言うことは、出した側が上になると言うことだ。
彼が許可を求め、自分が許可を出した時点で格付けはほぼ決まる。
自身の二穴を両手で開いて見せながら、

「「許可」♡♡出してもいいんスか♡♡♡」

煽る様に腰を振る。

ビザールキャリアー > 膝に力を込めたり緩めたりする動きにビクビクと震えて生殖器が先走りを漏らす。
両手で扱かれる触手も媚薬粘液とは違う白濁を帯びた粘り気を吐き出し、
他の触手達も頭上からダラダラと粘液を、子種を垂らして顔を汚していく。

焦らし、悶えさせ、欲するように体を揺する睦み合うような歪んだ愛撫と懇願。
お互い相手を見ている、繋がり合っている。
そう錯覚させるような、しかしこれは試し合う凌辱。

唐突に、乳首を捕らえてギチギチと締め上げてブラシ触手が”吸引”する。

―!!

炎のような、昂る感情が貴女に伝わるだろうか。
獣欲。雄の本能。支配欲。

貴女を対話するメスとみているからこそ、それまでなかった、否、それまで制御されていた”雑念”が溢れ出す。

煽るように腰を振り、くつろげられる二穴を見せつける両手に触手が絡みついて抑えつける。
贅肉などあろうはずもない筋肉繊維の塊が両腕を拘束し、口の中に別の生殖器が唐突にねじ込まれる。

ごぶりと濃厚な媚薬粘液を吐き出しながら喉奥まで一気に。
だが、窒息することはない、気道を封じられているのに呼吸ができる。
それは気化した媚薬粘液が肺を満たし、呼吸に代替となっているから。

代替となっているからこそ、貴女の呼吸は全て淫気に置き換えられ、全身の血液に淫猥な感情が満ちていくだろう。

そのまま、気道を犯し、律動を刻み、ほぐし、調教しようというように蠢いていく中、
気道がまるで膣孔であるように快楽を見出せるようになるだろう。

これは勝負。礼儀はあれど敬いは不要。
煽る貴女を屈服させようというように、指にまで極細触手が絡みつき、無理やりさらに粘膜を広げさせようとしながら、
二本の生殖器が”ごりゅ”と前後の穴を一気に打ち上げる。

端から見ればまるで生殖器に貫通されたような光景。
その中で異形の生殖器は一気に子宮口を打ち上げ、下腹部が大きく膨れるほどに”蹂躙”を開始する

テンタ >  
「ぁ♡♡」

支配欲が伝わってくる。
その瞬間、触手腕を絡め取り、乳首を咥えこみ、口の中にねじ込まれた。

「っぐぉ♡♡ぶ♡♡ごぇぁっ♡♡♡♡」

肺が、いや全身が熱い。
気体の媚薬が肺を満たした。
肺は己の意思とは無関係にそれを取り込み、あっという間に全身に送り込む。
暴れようにも腕を触手で抑えられ、身動きが取れない。
喉がぼこりと膨れ上がり、瞼が大きく見開かれ、眼球はぐるんとひっくり返る。

「ぅ♡♡♡げぇ♡♡♡ ごぶ♡♡げぁぉっ♡♡♡♡」

ごりゅんごりゅんと喉を触手が何度も往復する。
鼻から吐き出された粘液を噴き出し、身体がびくんびくんと跳ねる。
苦しいのに、呼吸は出来る。
矛盾した感覚と、喉が作り変えられたような感覚。
そうこうしている間に、下半身の二穴に生殖器がねじ込まれた。

「げ♡♡♡ごぉ♡♡ぼ♡♡♡ごぅおっ♡♡♡♡♡♡♡♡」

衝撃で腰が浮く。
自分で浮かしたのではなく、二本の触手に子宮を突き上げられ、その衝撃で浮かされたのだ。
腹から全身に広がる衝撃で絶頂し、その絶頂の余韻で更に絶頂。
中も外も、文字通りの全身を媚薬に付け込まれ、血管を流れる血液すら全て媚薬に置き換えられたのではないかと言う感度。
喉も尻も膣も、限界まで広げられた状態で、しかし尚その快楽を味わう余裕を示すように、その穴をぎゅうと締めて見せる。

ビザールキャリアー > 乳房から、ブラシ触手がゆっくりと離れる。貴方の視界の外でねっとりとした粘液が糸を引き、
触手と乳房から離れていく様を他の触手が眺めるように。

やがて、最初に姿を現した搾乳触手が入れ替わるように、覆い被さる。
乳房を震わせるように吸引し、ブラシ触手がわき腹に張り付く。
更に別の触手が腹部に、脇に、二の腕に、太ももに、指先に、次々と覆い被さっていく。
まるで触手で出来た服のように貴女を包み込み、全身を舐めしゃぶり愛でる。

まるで、貴女が幼い頃に”助けてくれた”触手のように全身を包み込んで。

しかし前後の穴は苛烈に交互に打ち上げる。
貴女が締め付ければぶるりと震えて膣襞を連なる雁首でこそぎ押し広げ、己の形を、熱を覚え込ませて屈服させようとする。

―欲しい
 
支配欲が伝わってくる

―欲しい
―欲しい
―欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい

制御が乖離し、貴女に欲望をぶつけてくる。たとえ貴女が主とならなくても、異形は永遠に貴女と共にあろうとするだろう。

まるで求愛行動のように、穴を締めては時折緩むのに合わせて、貴女の鼓動に合わせて律動が刻まれる。

その見た目は、全身を侵してその身に吸収しようとするような、凄惨な様相だというのに。
だが、興奮し過ぎていた。
本来何度も種付けをして雌を屈服させる異形。

たとえ、勝負の意図を学習しても、その欲を抑え込むには、支配欲が暴走していて。

―繁殖

やがて、三つの穴を犯す生殖器がごぼりと膨らみ、

飛沫を迸らせる。

直後、爆ぜる。幾度も、幾度も、熱が、質量が、欲望が胃袋に、尻穴に、子宮内目掛けて濁流が流れ込んでくる。
雄の欲望、異形の願望、貴女を欲する渇望。

異形の射精は時折抑えようとするように止まるが、それでも堪えられず噴射する。
その最中で、絶頂するようにブラシ触手が貴女の全身をすすり上げながら

テンタ >  
「ん♡♡ ごぉ♡♡♡ んぅ♡♡おおぉぉおおおぉ♡♡♡」

性感帯と化した全身を触手に包まれ、容易に一段上の絶頂へ押し上げられる。
同時に自由も奪われているので、それを逃がすことも出来ずただひたすらに溜まっていくだけだ。
気が狂いそうになる快楽。

「ぶ♡♡ごぼっ♡♡♡げ♡♡ぅぁ♡♡お♡♡♡♡」

欲求と共に叩き付けられる快感。
ほんの僅か、搾りかすの様に残った理性で、かわいいなぁなんて考えて。
彼が一心不乱に腰を振る少年のように見える。
それもすぐに快楽に塗りつぶされてしまうのだけれど。

「♡♡♡ ♡♡♡♡♡♡、っ♡♡♡♡♡♡♡」

そして胎内に吐き出される精液。
まず子宮内、少し遅れて口から肛門までもあっという間に埋め尽くされ、結合部から入りきらなかったそれが漏れてくる。
腹はぼこりと膨らみ、喉すら更に一回り大きくなった。
身動きは取れず、言葉すらも発せられない。
それでも、その意思だけは彼に伝わるだろう。

ボクのとこに来るならいいスよ、と。

ビザールキャリアー > 濁流のような、欲望を包み隠さず押し付ける、肉欲を駆り立て、雌に堕とし、自由を奪い、
ただただ絶頂を煮詰めて全身に巡らせるような淫辱。

ただの人間であればとうに発狂している、そうでなくとも快楽に魅入られ自ら腰を振り異形のつがいに堕ちていく。

長い長い射精の果て、異形が間隙ほどの余韻を帯びた中、伝わってくる意志。

―……

―……

―了承

その意志を返せば、ゆっくりと、全身からブラシ触手の群れが離れていき、
喉から生殖器がずるりと引き抜かれ、尻孔からも離れていく。

最後に、名残惜し気にゆっくりと、貴女の膣内から生殖器が引き抜かれていく。

それから、貴女が呼吸が落ち着くまで待つように、周囲の触手がその動きを止める。

……貴女がしゃべる余裕を取り戻したなら、再び二本の生殖器が貴女の秘所の前に鎌首をもたげるだろう。

だが、今度は自ら襲い掛かることはしない。
いつの間にか、頭上から降り注ぐ媚薬粘液の雨も止んでいた。

貴女の”待て”が終わるのを待つように、異形は貴女に忠義を示す。

テンタ >  
「ご♡♡♡ぷ♡♡♡ごぼっ♡♡ぉ♡♡♡」

口から触手が引き抜かれ、身体の中を埋め尽くした精液があふれ出す。
がっぽり開き切った尻からも膣からも似たように粘液が垂れ流され、しかし腹は膨れたまま。
子宮はともかく、腸から胃袋まで埋め尽くされた精液は、そう簡単には流れ出ない。

「――っ、げほっ♡げぅ♡ ご♡♡ぶぉ♡♡ っ♡♡はーっ♡」

嘔吐。
しかし出てくるのは白く濁った粘液だ。
それを吐き切り、久しぶりに「空気」を吸う。
媚薬に犯された喉と気道は、それだけで何度も軽い絶頂に達する。
いくら耐性があるとは言え、全く効かないわけではないし、抜けるにも時間がかかるのだ。

「あっは♡ こんなにだして♡♡ まだしたいスか♡♡」

自由になった腕で膨れた腹を撫でる。
ぐい、と押せば尻から勢いよく精液が噴き出る。
食べ過ぎた日の夜の様な満腹感と排泄感。

「ふふ♡ いいスよ♡ 帰るにしても、夜遅くないと街がパニックになるスから♡♡」

このまま彼を連れて帰ったら、色々と面倒くさいことになるのは目に見えている。
それまではここで「検品」するのもいいだろう。
ついで、ではないけれど、彼の子を孕んで帰れば増やす手間も省けるし。

「じゃあ、キミはボクのものスよ♡♡」

両手で両穴を拡げて誘う。
長髪するような先ほどとは違う、受け入れるような蕩けた笑顔。

ビザールキャリアー > 自分に相応しい主、とはいえ媚薬に犯されてそれに蕩けているのは変わらず。
生殖器を引き抜いて呼吸するだけで身を震わせても適応していく様は異形の本能から見ても”つがいにしたい”存在で。

胎内で、子宮の奥で”着床した”ことが何故か分かるだろう。
それに続いて、排卵が止まらない。
いくつも胎内で粘液に卵子を明け渡し、着床し、その卵子が粘液を吸収していく。
さながら培養液、さながら羊水の代替。

そういったもので埋め尽くされた臓腑はそれを吸収し、栄養として満腹感は実際に帯びていくだろう。

苗床にする、その性質を考えれば、母胎を活かす為の栄養源なのだから。

―了承

貴女の蕩けた笑顔と共に受け入れてくれる貴女の両穴に、今度はゆっくりと、押し広げるように、
雄の質量が実感できるような挿入を始める。
それと共に淫口器官、唇と舌を備えたそれが貴女の唇に近づいて啄むように接触してくる。
まるで餌をねだる雛のように何度も啄んで、やがて唇を奪ってくるだろう。

その最中でも、貴女のお腹を撫でるような触手、
絶頂の余韻を抑えるように控えめな愛撫をする触手、
その一方で気分を昂らせるように乳房を優しく愛撫する触手が体を包む。

貴女に飼育され、庇護されるのではなく、守り、従う従者としてその身を案じるように

テンタ >  
「ぅ♡ぁ♡♡ これ♡ っすっご♡♡」

彼との子供が出来たことが分かった。
どういう理屈かはわからないがとにかくわかってしまった。
それだけでゾクゾクするほどの快感が背中を走る。

「ん♡ いいこ♡♡」

口へ伸ばされた触手へ、軽く口付けを交わす。
ほぼ同時に体内へ押し込まれる生殖器。
腹の中の精液を押し退け、押し出された精液がまた口から吐き出された。
さっきまでのような堕とす意図を持ったものではなく、優しく、恋人にするようなそれ。
同時に身体中をまさぐる触手からも、それが伝わってくる。

「ん♡♡ ちゅ♡♡ まだ夜まで長いスから♡♡ たっぷり出して♡たくさん孕ませるスよ♡♡」

腹の中の子供はどのぐらいで育って、どのぐらいで生まれてくるのか。
それを知る意味もあるが、今は自身に「懐いた」この子と満足するまで愛し合いたい。
自分からも腰を振りながら、彼との「子作り」をたっぷりと楽しむだろう――

ビザールキャリアー > 普通の獲物、雌、媚薬粘液と徹底した凌辱の中で堕ちた存在であれば、
そこに歪んだ母性を見出し、自ら進んで苗床となるように洗脳されてしまうのだろう。

たとえ解放、救出されても自らの意志で異形の元に戻ってくるほどに。
それほどに、子を孕むことを実感させる感覚は快楽と充足感を与えてくる。

従う貴女へ今や寄り添うように、甘えるように触手達はゆったりとした快楽を共有する。

やがて、子供の知識なども孕んだ実感のように、再び耳に潜り込んだ触手から
感覚が伝わってくるだろう。それもまた、つがいへと堕ちた母胎へ流し込まれる情報のようで。

夜までお互い楽しむ程に交われば、貴女の意志に従い開放するだろう。

そして貴女の身なりを整え、街に向かう際も付き従い、その身を守る。
途中現れる魔物もその尋常ならざる膂力で制圧し、空から襲ってくる魔物、
それこそ触手を餌にするような鳥型の魔物さえ手の平一杯に掴んだ無数の小石を
散弾の如く放ってハチの巣にして迎撃してしまう。

その後は時折貴女に甘えるように体を求める屈強な守護者は、
貴女にその後忠誠を尽くして身を捧げるだろう。

ご案内:「無名遺跡」からテンタさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からビザールキャリアーさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > 九頭龍山脈、麓付近で見付かった、無名遺跡の一つ。
普段はこう、気紛れに来ている訳なのだが。
本日は、一応、目的があってやって来ていた。

『新しい遺跡が見付かって、まだ手付かずらしく。
そうした場所には、大体良いお宝があるから、行って下さい』

…とか何とか、富裕地区を任せる式からの、そうした連絡。
どうせ、子蜘蛛でも使って調べたんだろうが、なぜ己が行かねらならない?と。
そう言いたかったが、反論が面倒そうだったので、仕方なく引き受けた。

「………まぁ、誰かしら来る前に、さっさと終わらせねばのぅ。
前みたいに、どこぞの冒険者?とか何とかと、かち合うなんて、ご免被りたいものじゃ」

やれやれ、と肩を竦めながら、長い長い通路を歩く。
確かに未踏か、適当に巡っているが、どの部屋も、誰か踏み入った形跡はなかった。
まぁ、幸いなのは、罠っぽい罠はないし、魔物は居たが大したものでもない。
…が、今だ、これと感じる手応えは、感じられない。
さて、こんな通路を見ると、そろそろ終わりも近いか。
そう深くはないも、最奥っぽい、それらしい雰囲気の扉。
その扉へと、両手を添えれば…すぱーんっ!と、豪快に開け放った。

タマモ > と、扉を開け放った訳だが、いそいそと、扉を閉めて戻す。
己の後から、誰かしら来ていたら、少々面倒なのだ。
誰か来ていた、と言う証拠は、なるべく隠蔽しておきたい。
とは言っても、そうしたものを調べる専門職、それを連れていては難しいが。
それでも、上手い事いけば、それが誤魔化せ。
やって来た気配を感じられれば、後の対処、その選択肢が増えると言うものなのだ。

…もっとも、選択肢とは言っても、そう多くはなく。
隠れてやり過ごすか、ラスボス装うか、見知った相手なら交渉の余地もある、そんな程度か。
大体は、二番目の、ラスボスでも装う感じになるだろう。
楽しめなさそうなら、さっさと叩き潰せば良いし。
楽しめそうなら、楽しめば良いし。

そんな事を考えながら、とりあえず、部屋の中を、ぐるりと見渡す。
守り手は…居ないが、それなりに広い部屋で、机や椅子、棚が並んでいる。
ぱっと見て分からないが、持って帰れそうなのは、本とか、そこらの箱の中身とか、その辺りか。
なので、適当に、部屋漁りを開始する少女であった。

タマモ > やり方は、いつも通りだ。
見て、何か感じた物、それを持って帰る。

「さて、始めるとしよう」

まずは、ごそごそと、袖から風呂敷を取り出せば。
ばっ、と床へと大きく広げ。
そして、適当に、それらしい物を手に取ってみる。

「………ふむ…ふむ…
これは…要らん、これも…お、これが良いかもしれん?
で、これも…要る、こっちは…」

一つ一つ手に取り、ぴくん、と何かしらの反応があれば、ぽいっ、と広げた風呂敷の上に投げ込む。
無ければ、元にあった場所へと戻す、そんな感じだ。
時に、そのままの現物、時に、箱を開けたりして、その中身を。
こうして、次々と要る物、要らない物の分別をしてゆく。

タマモ > 「………よし、終わった」

と、そんな言葉を呟き、風呂敷へと視線を向ける。
それなりに、時間は過ぎた後か。
そこには色んな本や宝石類、装飾品やら、大きくない装備品等があった。
もそもそと、風呂敷を包み、よいせ、と背負う。

「そう言えば、誰じゃったか…便利な袋を、持っておったな。
便利、便利ではあるんじゃが、あれはあれで、手に入れた感が薄れるんじゃよなぁ…」

背負った風呂敷包み、それを一度見遣り。
思い出したように、そうぼやく。
さて、ここからは、帰路に…な訳なのだが。
ふと思う、ここまでの道は、多少の分岐点はあったが、ほぼ一本道。
その途中、誰とも出会わなければ…

まぁ、何だかんだ言ったところで、その時はその時か。
そう考えれば、そのまま、部屋を出て行こうとするのだ。

ご案内:「無名遺跡」からタマモさんが去りました。