2022/03/20 のログ
キャサリン > 「どうも最近、ふるいませんわねえ……」

ぶつぶつと独り言を言いながら回廊を歩く人影は、女のもの。
仲間はおらず、独り。
普通の人間なら一人での行動は推奨されないが、女は普通の人間ではない。
今の状態だと凄まじいパワーの持ち主、などということはまったくないが……
普通の人間より圧倒的にタフだ。
特定の手順を踏まなければ死を与えられない、そういう存在ゆえに。
それがどう単独行動に繋がるかといえば──

一人で財宝をゲットすれば、分け前を独り占める。

その一点に尽きる。
そうして、女はずかずかと進んで行くのだが、気付けば無味無臭の気体を、
無警戒に吸い込んでしまっていた。
足がふらつき、体勢をわずかに崩したのは崩れた壁のすぐ近く──
それが何を意味するのかは、すぐに明らかとなるだろう………

ビザールキャリアー > 気配を断ち、姿が風景に溶け込んでいた異形は、獲物が近づいてくると亀裂から触手を伸ばす。

―強い魔力で構成された肢体を有する獲物。それは異形にとって絶好の糧でもあり。

催淫性の強い粘液を帯びる触手が手足に絡みついていく―

ご案内:「無名遺跡」からキャサリンさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にキャサリンさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」からキャサリンさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からビザールキャリアーさんが去りました。