2022/03/10 のログ
ご案内:「無名遺跡」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > たまの小遣い稼ぎとして、冒険者達による探索が行なわれる事も珍しくない。
という事は、別に古くから組んでいたパーティばかりが挑むという必要も無く、適当に話を持ち掛け、報酬は山分けか見付けた者勝ち、そんな取り決めと集まりがあれば。
数人組んでいざや出陣、今回の報酬は見付けた者勝ち。
剣の腕に自信があると称される兵士、
仕事上得意だから問題は無いのだと言い張っている鍵師、
数回遺跡の中に探索して成果を上げたベテランの重戦士

「…………さて」

そして、引っ込み思案でありながらも話に誘われたのならば、と治療師が一人。
意気揚々と進み、罠仕掛けを避け、内部に生息する魔物を倒し、一時的な休息を挟み。
気が付けば全員が散り散りになって今に至る。

「……とりあえず、合流……しないと、だけど…」

抜け出す事の方が大事なのだと本能が理解しながら、半ば強引に隈された義理として。
一人静かに足を踏み締めるのは、見覚えのある通路ではなく更に深くへと――

ご案内:「無名遺跡」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にハレスさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」からハレスさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にアライダさんが現れました。
アライダ > 古代遺跡を一人で探索する女が一人。

今回依頼されたのは、古代の財宝の発掘。
襲いかかってくるトラップを、古びた剣で壊したり、脚に物を言わせて振り切ったりしながら、遺跡の奥深くまで進んでいく。

迷宮のようなこの場所で、一体何に遭遇するかは知れたものではないが、女は引き返そうとはしない。

「今日のはいい稼ぎになりそうなんだよ……」

依頼額を思い返し、アライダはちろりと唇を舐める。
この洞窟から何かを持って帰ることができれば、ディーラーが良い値段で買ってくれる事になっていた。