2021/09/03 のログ
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > 無名遺跡、九頭龍山脈に点々と存在する、遺跡の総称だ。
その内の一つ、少女が居るのは、それだった。
それなりに深い、向かう途中に、何匹もの魔物を見掛けた。
…まぁ、途中の小物は面倒なので、少々小細工をして放置して来たが。

何でも、この遺跡で、魔物の討伐依頼が出ていたとか。
最近、何かと冒険者ギルドに採集依頼を出している、そんな己の式から聞いた話だ。

「………とは言え。
よもや、軽く捻ったら、消えてしまうとは…」

最深部だろう、だだっ広い部屋。
そう呟く少女は、軽く腕を組み、地面を見下ろす。
少し前までは、そこに魔物が居た。
名前は知らない、とりあえず、向かって来たので叩き伏せたのだが…
何かしら、契約を結び、ここにあった物を守るなり何なり、していたのだろう。
生死問わず、敗北の時点で、元の場所に戻るようにもなっていたらしい?
正直、細かい話は分からない。
分かっているのは、今、ここには己一人となってしまった、と言う事だけだ。

ご案内:「無名遺跡」にアズさんが現れました。
タマモ > 視線を右に、左に、そして奥に。
…あ、何かある。

「はて…?」

首を捻り、奥へと歩む。
そこにあるのは、小さなテーブル程度の高さの台座があり、その上に何かしらの箱。
そこまで来れば、軽く屈み、じーっと箱を見詰める。
つんつんと小突き、ぺちぺちと叩く。
特に、何も反応はない。

「まぁ…良いか…
しかし、こうなると、あれじゃのぅ?
もしあの後、誰かが件の依頼を受けたら…妾が、守ってるみたいか?」

そんな呟きと共に、よいせ、と立ち上がる。
改めて、軽く部屋を見渡す。

アズ > 薄暗い遺跡の中、息を潜めるように身を屈めて歩く少女が一人。
魔物の大量発生に伴い、編成された討伐隊の一人……だったのだが、この少女。
あろうことかこの冒険者の端くれは仲間の部隊から大きくはずれ、一人遺跡の中を彷徨っていた。

「なんだよー。せっかくここで手柄を上げて、大金持ちに一歩近づけると思ったのにー。
魔物どころかネズミ一匹見当たらないじゃないか。仲間達ともはぐれちゃうしさー……」

一人ぶつくさ呟きながら、少女は視界の悪い荒れ果てた道を歩く。
ホットパンツから覗く健康的な素足には擦り傷が幾つか。
ここへ辿り着く道中、何度か派手にすっころび、その幼い顔にも真新しい傷が目立つ。
そんなことを数回、繰り返していたら仲間とはぐれてしまったというわけだ。

帰ろうと思えばいつだって帰れる。
そんな強がりが彼女の足を前へと進ませる。
そして、人気のない遺跡をぐるぐるぐるぐると。
己が同じ道を繰り返し歩いていることにも気づかず、愚かにも先客の待つ部屋へと近づいていく。

「むむっ……人の気配がする。
もしかして、ギルドの仲間達……?」

鼻をクンクンと鳴らしながら、最深部のその部屋へと歩み寄っていき、足を踏み入れる。
そこで待っていたのは仲間達ではなかった。

タマモ > ぴくん、狐を模した耳が揺れる。
聴覚の鋭い少女が、何か物音を感じた時の反応だ。
その感じから、人の足音、までは分かるのだが。

「ほほぅ…侵入者か…?
あ、いや、それは妾もじゃったか」

さて、どうしようか?とも、一瞬考えたが。
この状況を考えるに…遊ぶのも、一つの手。
ふむ、と頷けば。
その己に続く侵入者、それを待つ事にした。
とは言っても、そう経たず、すぐ姿は見る事となったが。

まず、やる事は。
その侵入者が、部屋に踏み入った途端、ぱちんっ、と指を鳴らす。
すると、後ろとなった扉が、ばたん、と勝手に閉まってしまう。
それに合わせ、ゆっくりと、そちらへと振り返り…

「さて、哀れな侵入者よ。
ここに踏み込んだのが、運の尽き。
さぁ、覚悟を決めようではないか?」

とか、とりあえず、その相手に言い放つ。
要するに、自分が倒した魔物と入れ替わり、番人でも演じてみよう、と言う訳だ。
相手からすれば、堪ったものではないだろう。

アズ > そこに立っていたのは仲間ではなかった。
いや、一目でわかる。人間ですらない。
もしや、今回の依頼で討伐すべき魔物の一体なのでは……?

邪気は感じられない。
しかし、油断はできない。
少女は腰に下げられた短刀へと手を伸ばし、息を殺す──が、しかし。
目の前の魔物(と思わしき少女)の指から発せられた音と共に背後の扉が閉まると、少女──アズは有無を問わず魔物へと飛びかかる。

「先手必勝ッ!!
可愛い顔して油断させようたって、ボクは騙されないんだから!!」

猫が毛を逆立て身体を大きく見せるように、両手を高く揚げ、短刀を振り下ろす。
しかし、アズの細い腕では大した速度も出ない。戦闘に慣れているものならば、簡単に躱すこともできるだろう。たとえ当たったとしても、その力では石を砕くことすらできない。
それでもなお、先手を打った自身が負けるわけがないと、自信満々な表情を浮かべている。

タマモ > …あれ、女の子?
相手を見た、第一印象はそれだった。
そして、目の前にした時、ある程度の実力も見て取れる。
どう見ても、実力を隠して…なんて風には、見えない。
まぁ、一応、油断はしないが。

「さぁ、さっそk…おぉっ!?」

ゆっくりと、身構えて…と、考えていたのだが。
どうやら相手さん、そうさせてくれないらしい。
いきなり跳び掛かり、その手に握る短刀を振り下ろして来るのだ。
動き自体は見えている、が、せっかくなので、焦った様子で、紙一重でそれを避ける。
…ただし、その際、軽く伸びる手が少女の腰に触れ。
気付かぬ程度の、軽い力を流しておく。

「おっとっと、あっぶないのぅ。
口上くらい、述べさせても良い、そう思うんじゃがなぁ?」

とん、床を蹴り、少し距離を空ける。
その動きもだが、少女には、そう実力に差がないようなものとして、見せていた。
自信過剰な性格であれば、調子に乗って追撃でもしてくるだろう、と。

アズ > アズを油断させる少女の鈍い動き。
そして慌てふためく姿に、アズの調子は益々上がる。
空中で身体をしならせ、短刀を鮮やかに振り回す。
まるでダンスでもしているかのよう。

しかし、その刀身が少女に当たることは一切ない。
リーチが短すぎるのだ。

「クソッ……!!
ボクより鈍ちんの癖にすばしっこい魔物だ!!」

体制を整えるために一度距離を離す。
あれだけ的確に相手の隙を突いた(つもり)のに、どうしてかすり傷一つ付けることができないのか。
舐められているとは一切思うこともなく、今度は真正面から一直線。

フェイントの一つも入れやせず、アズは短刀を構えて突っ込む。
半ば自棄になっているのか、冷静な判断とは言えない。
少女を目掛けて振り下ろされる短刀も、さっきの奇襲時よりも遅く、それは肉眼で容易に捉えられるほどの速度だった。

タマモ > のらりくらりとした、しかし、攻撃を確実に回避する動き。
それに加え、少女の動きも、技量も、リーチも足りないのだ、当たらないのも仕方がない、と言えよう。
そして、何気に回避する度に、少女の体のところどころに触れ、流す力を溜め込んで。

「ふむふむ、語り合いは不要か。
まったく、困った女子じゃのぅ」

肩を竦め、軽く溜息を一つ。
何度目の回避だろうか、今度は少女から、距離を置けば。
次に行うのは、無謀な真正面からの直線攻撃。
すぅ、と瞳が細められる。

「まぁ、この結果は、お主が招いた事じゃからな?」

そして、にっこりと笑みを浮かべれば。
ゆらり、体を軽く揺らし…逆に、こちらからも真っ直ぐに突っ込む。
回避ばかりしていたのだ、そうそう予想もし難い行動、と思われるが。

短刀を身を半歩ずらして回避すれば、とんっ、と少女の下腹部へと軽い掌底を打ち込み、今度は直接に力を叩き込む。
溜まりに溜まった力に連動させたそれは、一気に少女の全身の感度を引き上げるものだ。
それこそ、今、普通に着込んでいる衣服や下着等の直接肌に触れるもの。
それ等さえ、快楽に繋がるものとなるだろう。
もっとも、力の一つ一つは小さいもので、それなりに抵抗は出来る代物ではあるが…さてはて。

アズ > アズの放った猪突猛進なその攻撃も、恐らく相手は躱すであろうと半ば諦めていたのだが……。
突然こちらへ向かって全力疾走の少女を前に、アズは驚きの表情を浮かべる。
が、しかし。一度前へ向かって走り出した体を簡単に止められるわけもなく、アズは少女の懐に向かって吹っ飛んだ。

「ッ……!!!」

耳元で囁かれた言葉。
そして、その可愛らしい笑顔。
少女の発するオーラに物怖じしたアズは一度体を引こうと、地面を蹴った。
しかし、間に合わない。短刀も軽くあしらわれ、少女の手から発せられたとは思えないほどの力で下腹部を殴られる。その刹那、視界はぐるりと一周し、気づけばアズの体は地面に転がっていた。

何が起こったのかわからないまま、呼吸も忘れて目を大きく見開く。
受け身も取れず、その衝撃をまともに受けたのだ。起き上がろうにもショックを受けた身体ではいうことすら聞かない。
それでも何とか腕を地面に付き、立ち上がろうとしたその時だ。

「……はっ、あ……ッあああっ!!」

全身を刺されるような刺激。
痛みじゃない。もっと甘く切ない……そう、快感だ。
服や下着が擦れるだけで、居ても立っても居られなくなるほどの快感が、アズの体を駆け抜けていく。
衝撃。痛み。そして快感。そのコンボですっかり動けなくなってしまったアズは、少女をキツく睨みつけながら口を開く。

「はぁ、あぅ……ボクの身体に、っひ、あっ……何を、したぁ……!!」

タマモ > 「おぉ…派手に飛んだものじゃ」

少女の突進の勢いを利用した、カウンター気味の軽い掌底。
だったのだが、思ったよりも威力はあったようで、少女は地面に転がっている。
うん、次からはカウンターは止めて、直接打とう、そう考えながら少女の側に。

近付けば、ちょうど立ち上がろうとする姿が見えるのだが…
しっかりと、力は発動したらしい。
それは少女の反応で、よく分かる。
自然と、浮かべる笑みを深めながら。

「はてさて、何をしたと思う?」

体に走る刺激で、動けないのだろう。
こちらを睨み付け、問うだけの少女へと、そう答えれば。
かくん?と首を傾け、問い返し。
軽く片手を振り上げると、すぱぁんっ!と、派手な音が立つ程に強く、尻を打つのだった。

アズ > 「はっ……ぅ、身体が……おかしいっ……」

全身を突きさすような刺激。
動けば動くほど、微弱な快感が全身を走り、下腹部へと集まっていく。
刺激は時間が経つ毎にその強さを増していき、彼女の口から洩れる息遣いもより甘いものへと変わっていく。

憎まれ口を叩く元気だけは残っているので、楽し気な少女に悪態はつくものの。
結局立ち上がることは愚か、短刀を握り締めることすらできない。

「ボクの身体……元に戻してよっ……これじゃ、まともに戦えないッ……ひっ」

もう闘いなどとっくのとうに終わっているというのに、アズはそれでも立ち上がろうとしていた。
全身が熱く火照り、もうまともな思考もできていない。
下半身が疼いて溜まらない。今すぐにでも掻きむしって楽になりたいくらいなのに。
負けず嫌いな性格が不幸にも彼女を奮い立たせていた。

しかし、そんな不屈の精神も、少女の掌から放たれる衝撃によって簡単に折れてしまうのだが……。

「あっひぃぃぃ……!!? あっ、あっあぁ……?」

尻に打ち付けられた少女の掌。
普通なら感じるのは痛みだが、感度が上げられているせいかアズはだらしがない声を上げながら呆けてしまう。
脚の付け根に湿り気を感じ、自分が軽く絶頂を迎えてしまったことに困惑の表情を隠せない。

タマモ > 「ふむふむ、おかしいか…おかしいなぁ?
して、体のどこが、どうおかしいんじゃ?」

些細な動きでも、刺激となる体。
快楽が強まり、甘く乱れ始める吐息。
それを知らぬ者でなければ、見てすぐ分かるもの。
にも関わらず、そんな問いを、少女へと向け。

「いやいやいや、言うたばかりじゃろう?
これは、お主自身が招いた事、とな?
ほれ、頑張れ頑張れ」

ひらひらと手を振りながら、そう伝えるも。
くすくすと愉しげに笑う様子は、少女にどう映るのか。
と、そんな言葉のやりとりを、行うものの。
引っ叩かれた尻肉の衝撃に、達し、惚けた様子となる少女。
それさえも、気にした風もなく。
再び振り上げられる手が、ぱんっ、ぱしぃんっ!と、今度は立て続けに、左右の尻肉を打ってゆくのだ。

アズ > 「体が熱くて……ひッ、服が擦れるだけでっ……気持ちよくなって……あッ
わけ、わかんないっ……ボクの身体、どうしちゃったの……あぅ」

額には汗が浮かび、必死に自分の状況を訴えるその声は上擦っている。
両手はキュッと地面を抉り、何とか刺激に耐えようとしている必死さが伝わるだろうか。
今すぐにでも自分で慰めたい衝動に駆られるが、それを後一歩のところで理性が抑えている。
些細なきっかけが一つでもあれば、性欲に溺れた猿のようにみっともない姿を晒すことになるだろう。

「くっそぉ……ボクは、こんなことじゃ、負けなッ──あッ、あっああぁ……!!
ひぐっ、あっ……やだっ!! お尻、おひりぃ……叩かないでぇ……!!」

憎い笑顔が眼前に突き付けられるも、反撃などできやしない。
ましてや尻を叩かれる度に強い快感が全身を駆け抜けていき、起き上がることも叶わない。
既に下着の中は大洪水となっていた。アズの潜在的なマゾ気質が、知らず知らずのうちに「もっと酷いことをしてほしい」という願望へと変化していることに、アズ自身はまったく気づいていない。
自ら尻を突き出し、犬の様な息遣いで少女を見つめる己の姿を客観的にでも目視しない限り、アズが自覚することはないだろう。

タマモ > 「服が擦れるだけで、気持ちよくなって、か。
ふふ…ならば、そんな服、脱いでしまった方が良さそうじゃのぅ?ん?」

己の問いに、わざわざ正直の答える様子に、笑みを零したまま。
後一歩の距離に近付き、その耳元に唇を寄せ、囁き掛ける。
耐えたければ耐えれば良い、それだけ、体は擦れる快楽に苛まれるだけなのだ。
まぁ、脱いだら脱いだで、痴態を晒す事になるのだろうが。

「ふむ、負けない、か?
違う違う、完全敗北じゃろう?
ほれ、言ってみるが良い。
お主は、こうして尻を引っ叩かれ、気持ちよくなってしまう。
もう敗北を認め、情けなく、その尻を丸出しにして、妾に突き出すんじゃ」

言葉だけの反抗、視線を確かめるように、少女の表情や、叩いた尻へと向けながら。
見せ付けるように、今度はゆっくりと手を上げて、ぱぁんっ!と、強めに尻を引っ叩く。
更にもう一度、続けてもう一度、そうして何度も尻を打っていき。
手を止めぬまま、言い聞かせるような口調で、少女へと敗北宣言へと導くような言葉を伝える。
もちろん、それに反抗し続ける姿も、面白いだろうし。
従順に従う姿を見せても、それはそれで面白いものだろう。

アズ > 「……っ服を、脱ぐ……?」

服を脱げばこの微弱な快感から逃れられる。
体の火照りだって収まるかもしれない。
もういっそのこと、ここで全部曝け出してしまえば楽になれる。

チリチリと痺れるような快感がアズの思考能力を徐々に奪っていく。
理性も限界が近いのか、アズは衣類に手を伸ばし始めていた。

「ひゃあっ、あっ……あッ、ぐっ……負けない……負けて、堪るか……ッあぅ、ひぃぃ……!!」

口の端から涎を垂らしながら、アズは足に力を込めて耐え続ける。
この間、既に両手で数えられるほどには絶頂を繰り返しており、ショートパンツの上から与えられる刺激にもどかしさを覚え始めていた。

服の上からなんかじゃなく、直接されたら……そんな想像が、アズに残されていた僅かな理性を崩す。

「ちが……ッ、認めたくなんてないのに……ボク……ボクッ……」

気だるげに上半身を起こしたアズは、ベストを脱ぎ去り、タンクトップを宙へと放り投げた。
既に蜜で濡れ切ったホットパンツも、膝丈まで下ろし、その白い体を少女へと見せつける。
人並みには育った胸と、愛液でべとべとに汚れた下半身。
下着がその役割を果たしてはいない。