2021/05/11 のログ
ご案内:「無名遺跡」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 「…あれ、ここはどこなのかしら?」

白銀の鎧に身を包んだネメシスは突如として周囲が石の壁で構成された空間に居ることに気付く。
騎士団の部下を率いて無名遺跡のとある区画を探検中に土で隠されたトラップを知らぬうちに踏んでいた様だ。
足元で魔力を感じた時には既に遅く、今や孤立無援の身となった。

「はぁ~、久しぶりに凄い場所に送り込まれたものね。
さて、どうしたものかしら。」

掌に魔法で炎を生じさせ、明りにする。
炎から伸びた光は周囲を照らし、声の反響具合からここが予想以上に広い空間であることを気づかされる。

「他にも送り込まれた人とか居ると良いんだけど。」

ネメシス > 右、左と視線を巡らし。
己意外には少なくとも見える位置には居ない様子。

団員達が後から転送してくる様子もない。

「となると、私一人で解決しないといけなくなるわね。」

ネメシスは腰の剣を抜くと、左手に灯した明りを頼りに探索を開始。

「誰か、居る~~~~~?」

堂々と空間の真ん中を進み、影になっている区画へと。
空気は冷たくもなく、暑くもなく。
少々埃臭い所はあることと、ずっと石の壁に囲まれていること。
今のネメシスに分かっていることはこれ位。

状況が分かっていないだけに、眉間に皺が寄る。